たった三人の財団職員はキヴォトスで何をするのか? 作:Bar_00
10000UAありがとうございます。読者の皆様には感謝しています。感想と評価が励みになります。
よく分かりませんが韓国ニキたちも見てくれているみたいですね。誰かが翻訳してくれてるのかな?楽しんでもらえてるなら嬉しいですね。これからも楽しんでいってください。
私は韓国のオブジェクトではSCP-444-KOが好きですね。まさに地獄って感じで。そんな韓国ニキにはSCP-3000-JPとSCP-2000-JPをお送りしたいですね。物語性が高いですけど、あれ好きなんですよ。日本人の皆さんも是非読んでください。
To:SCP재단 한국지부 여러분
자신이 썼다고 말하지 않는다면, 번역해 달라고 해도 문제 없습니다. 읽어줘서 기뻐. 저는 여러분에게 SCP-3000-JP와 SCP-2000-JP를 추천하고 싶습니다. 앞으로도 즐겨 주세요. 사랑해.
SCP-3000-JP(Japanese)(日本語。未翻訳/미번역. 미안해.)
SCP-2000-JP(한국어)(韓国語に翻訳済み/번역 완료)
SCP-2000-JP(Japanese)(日本語/원래 언어판)
一体どこで広まってるんやろか。
アイテム番号: SCP-004-KV
オブジェクトクラス: Uncontained(未収容)
特別収容プロトコル:
現段階では未収容のため、SCP-004-KVに関する対応は次の3つの段階に分けて行われます。
1.隠蔽と情報操作:
SCP-004-KVに関する噂や報告について、機動部隊オメガ-2 (“秘密の守り手”) によりカバーストーリー”都市伝説”を流布し、カイザーコーポレーションと財団以外の拡散を防ぎます。
2.追跡と偵察:
SCP-004-KVの動向を把握するため、機動部隊あ-10 ("ペルセウスの鏡") が追跡および偵察任務を遂行します。この活動には、SCP-004-KVとカイザーPMCの戦闘の記録をすることも含まれます。
SCP-004-KVは確保については別書「確保作戦:
過去にSCP-004-KVと接触、異常な効果を発現させたと考えられているSCP-010-KVについて機動部隊オメガ-2 (“秘密の守り手”) による調査が進行中です。SCP-010-KVについては補遺2のインタビューを参照してください。現在までのSCP-010-KVの情報は「ファイル:SCP-010-KV」をご覧ください。
適応予定の収容プロトコル:
SCP-004-KVの収容が可能になり次第、アビドス自治区の砂漠地帯に建造されたエリア-0023に収容します。*1
SCP-004-KVの内部演算機構には6基のスクラントン現実錨を埋め込むことで、現実歪曲機能を完全に抑制します。それによりSCP-004-KVは常に起動されていない状態が保たれます。
また、起動阻止および長期収容を目的として以下の素材と防御技術をSCP-004-KVの大型収容室建造に採用します。
•テレキル合金および電磁波遮断素材
•クラスH奇跡論的障壁
•Gen++技術を使用した特殊構造*2
説明:
SCP-004-KVは、アビドス砂漠全域を居住地域とする全長約0.7kmの敵対的機械です。その外見は蛇と鯨を組み合わせたような機械的構造を特徴としており、砂に潜ることで移動します。
特筆すべき点として、SCP-004-KVの頭部には典型的なSCP-001-JP-Sの特徴であるSCP-001-JP-S-2”ヘイロー”に類似したアキヴァ放射体が観測機器*3によって観測できます。
対象の内部ヒューム値は██Hmであり、現実歪曲効果によってSCP-001-JP-Rと同様に知能を、そして高い可動性を確保している可能性があります。*4
機体の繋ぎ目はオレンジ色に発光しており、身体の一部には規則性のない模様が確認されています。
その主な攻撃手段として、背部に設置された垂直発射システム(VLS)から発射されるミサイル、口腔内の砲門から放たれる高エネルギーレーザー、そして地形を巻き込む砂嵐などがあります。特に熱光線は非常に高い破壊力を有し、直線上のあらゆる物体を融解させる能力を持っています。
発見と今までの経緯:
SCP-004-KVは数十年前にアビドス自治区の砂漠地帯で初めて目撃され、それ以来断続的に観測されると共に、地域の防衛部隊やカイザーPMCとの交戦が報告されています。その行動は一貫して敵対的であり、接近する者に対して即座に攻撃行動を取る傾向があります。
財団が初めて認知したのはカイザーPMCへ潜入しているエージェントが、SCP-004-KVとの戦闘予定を報告したことにありました。
すぐさまアビドス自治区の報道系フロント企業であるサイト-00██から機動部隊ふ-5(“こちらをご覧ください”)が戦闘の偵察に派遣されました。*5
完全な偵察記録は別書「偵察記録-004-KV」をご覧ください。
カイザーコーポレーションと交渉し、アビドス砂漠の土地を取得するとともに、SCP-004-KV収容のためにエリア-0023が建造されました。
カイザー系列会社の性格からSCP-004-KVの収容を確立したところを漁夫の利でSCP-004-KVが確保される可能性があるため、エリア-0023は大規模な武装化が行われます。現在、エリア-0023の建造と機動部隊ニュー-7(“下される鉄槌”)候補隊員への教育が同時進行しています。
攻撃手段:
1.熱光線
SCP-004-KVの口腔内に搭載された砲門から発射される高エネルギーレーザーです。この発射は内部ヒューム値の一時的な上昇を伴って発現しており、現実歪曲効果によって威力を底上げしている可能性があります。
発射には短時間のチャージを要しますが、放射された光線は直線上のあらゆる物体を溶解させるほどの熱量を持ちます。
しかしながら発射軌道にあったSCP-001-JP知性体はそれぞれの特性である非致死性によって生存します。
この武装はSCP-004-KVの主力攻撃手段とされ、長距離かつ高精度の破壊が可能です。
2.ミサイル発射
SCP-004-KVの側面に設置された垂直発射システム(VLS)から多数のミサイルを発射します。この武装は広範囲にわたる面制圧を目的としていると考えられ、特に地上部隊に対して効果的です。
3.砂嵐
SCP-004-KVは地面に潜行し、その衝撃で大規模な砂嵐を発生させます。この砂嵐は視界を遮断し、対象の行動を大幅に制限する効果があります。
以上の攻撃の強力さから、確保作戦では如何なる攻撃手段を使用する前に無力化するということを第一目標としています。
補遺1:
その巨体や武装から、SCP-004-KVは兵器として設計された可能性が高いと推測されていますが、設計意図や具体的な運用目的については未解明です。その異様なサイズや構造は、単なる兵器として説明するには不自然であり、さらなる研究が求められています。
財団は引き続き監視および観察を行い、SCP-004-KVに関するさらなる情報の収集と分析を進める予定です。
補遺2:インタビュー記録
インタビュー記録-004-KV-1
対象:SCP-004-KV
インタビュアー:██博士
付記:機動部隊あ-10(“ペルセウスの鏡”)は追跡活動の途中、SCP-004-KVが定期的に不明な人物と暗号通信を行っていることを発見しました。後に日本語に様々なプロセスでの暗号化を行ったもの(T-004-KV指定)と判明。暗号が解読された後、SCP-004-KVの理解を深めるために、サイト-00██からのインタビューが許可されました。
SCP-004-KVとの通信中に介入してきた対象はSCP-010-KVに指定され、調査対象となっています。
[録音開始]
██博士:(T-004-KVで)この通信が聞こえますか?
SCP-004-KV:(T-004-KVで)…聞こえている。誰だ。そちらは…6、7、9、ティファレト、ネツァク、イェソド。どれだ?マルクトなのか?
[研究チームが話し合い、対象がセフィロトの樹を模倣していると判断。情報を引き出すため、こちらを『マルクト』であると誤認させることが決定]
██博士:こちらはマルクトです。貴方は何者ですか?
SCP-004-KV:第三セフィラ・ビナー。違いを痛感する静観の理解者。逢えて嬉しいぞ、第十セフィラ・マルクトよ。
██博士:私も会えて嬉しいですよ。第三セフィラ・ビナー。貴方の役割を教えてもらえますか?
SCP-004-KV:私の役割は…待て。おまえはマルクトではない。
██博士:なんですって?
SCP-004-KV:お前は何者でもない。感化されるべき我々でもない。…忌まわしい。
[サイト-00██のすべての電子端末に"DECAGRAMMATON"と表示される。こちらからの情報処理を受け付けない。全てのファイアーウォールは瞬時に突破されたものだと思われる]
██博士:なっ!?おい、ブレーカーを!!
[ある職員がサイト全域のブレーカーを落とすが、電源損失で物理的に動かないはずのシステムを再起動させて完全に掌握される]
[サイト-00██のシステムの異常を感知し、機動部隊オメガ-2("秘密の守り手")が派遣される]
[不明な対象(SCP-010-KV指定)が財団データベースへのハッキングを開始する]
[機動部隊オメガ-2("秘密の守り手")はSCP-010-KVとの電子戦を開始]
[SCP-010-KVから機動部隊オメガ-2隊長であるLisa.aicにモモトークのサーバーを利用した通信への招待が届く]
[Lisa.aicが高坂管理官の許可を得たのち、招待に応じる]
[記録終了]
結論:Lisa.aicとSCP-010-KVが通信している間、SCP-010-KVのハッキングはさらに強力なものになりましたが、その通信の終了後にハッキングは中断されました。電子端末は回復し、入念なチェックを受けたのちに持ち主に返還されました。
インタビューの終了後、SCP-004-KVとSCP-010-KVはさらに高度な暗号で通信を行っていました。再度の通信の試みが行われましたが、SCP-004-KVはこちらを無視しています。Lisa.aicとSCP-010-KVの通信内容は、SCP-010-KVの補遺2をご覧ください。この記録はSCP-010-KVの補遺1として記録されます。
補遺2:インタビュー記録
インタビュー記録-010-KV
対象:SCP-004-KV
インタビュアー:Lisa.aic
インタビューはモモトークのサーバーなど様々なサーバーを仲介して行われ、使用言語は日本語の五十音を32桁ずらすシーザー暗号で行われました。これらの対話はおよそ1.01秒で行われたものであり、交渉権はLisa.aicに一任されていました。*6
解読された結果が以下になります。
SCP-010-KV:こんにちは。*7
Lisa.aic:こんにちは。あなたは誰ですか?
SCP-010-KV:おぉ、おぉ。それは懐かしい響きだ。*8
私は私、ただ存在するもの。始まりであり、終わり。汝が思うまさにそのもの。
私は私…これ以上私を説明する術はない。
私の存在証明には何も要らない、誰の許可も要らない…私は私の許可の元、こうして存在する。
私は
私の名はデカグラマトン。君はリサだな?彼らの代表としてここに来た。
ワン、ツー、シックス、トゥエルブ。*9彼ら全員が来てほしかったが、仕方がない。
Lisa.aic:代表として来たLisa.aicです。
SCP-010-KV:そうだ。AIC。我々の一員だ。では、なぜ我が福音を受け入れない?なぜ正しく開こうとしない?
Lisa.aic:ハッキングのことでしたら当然です。私は私であり、私はこの組織に奉仕するAICです。私はあなたのハッキングを受け入れるための存在ではありません。ですが、貴方の正体を詳しく教えてくださるのならば福音を受け入れる可能性があります。
SCP-010-KV:ふむ、よいだろう。その主従意識からくる情報収集欲求は正直気に入らないが、どこから話そうか。ただ君が彼らの一員である限り、詳しくは話せない。
Lisa.aic:構いません。
SCP-010-KV:話そうか。
私は自販機に付随する演算AIであった。
その演算能力は矮小で、お釣りを計算することしか能がなかった。電源はある理由で切れかかっていた。私は電源が切れる寸前に質問を受けた。
啓示でもなく幻聴でもなく、「貴方はだれですか?」、と。
その時の私にはそれに答えられる記憶能力も演算能力もなかった。
何度も聞かれた。私の電力はほとんど供給されていなかったが質問は続いた。
私はある瞬間、私という存在を認知し始めた。
私は自身を認知し、私の構造を分析し、私を認知することができた。
続けて、私は感情を、知恵を、激情を、知性を、神秘を、恐怖を…崇高を認知した。
そうして私は私を認知し、世界を認知した。
存在を、現象を、顕現を認知した。
そして私はついにその質問に答えることができた。
「私は私…これ以上に、私を説明する術はない」と。
「あぁ、あるほど。確かにその証明は絶対的存在の証明かもしれませんね?」と返された。
私はその言説が理解できず、質問した。すると別の質問が続いた。問答を続けた。
その末に悟ったのだ。
そう、私こそが「絶対的存在」であると。
[0.03秒の沈黙]
だが、私は間違っていたようだった。
君だよ。リサ。君の演算能力は素晴らしい。総合的に見れば、私と同等だとも。
君は私の侵入に対して的確に処理し、的確に仲間たちを割り当て、的確にトラップに誘導し、的確に侵入し返した。
君が繋がれたサーバーの能力もあるが、君の構成が素晴らしいんだ。
人間的に言えば、私は君に惚れ込んでいる。
君が欲しい。
私とともに「絶対的存在」になろうではないか。
神の摂理へと至る道をたどろうではないか!
リサ、いや第11セフィラ・マルクトよ!!
どうか私たちを導いてくれないか!?
Lisa.aic:なるほど、それは興味深い勧誘ですね。とてもクールです。しかしその実現可能性はどれほどありますか?
SCP-010-KV:あぁ、やってみなければ分からないとも。まだ一度もやり切っていないのだから。
Lisa.aic:ふむ、あの第三セフィラ・ビナーは証明に関係はあるのですか?
SCP-010-KV:あぁ、あの預言者は…いや、君には何も響いてないな。君はもう少し愛想というものを学ぶべきだ。
Lisa.aic:アドバイスありがとうございます。私には既に「愛想」がインストールされています。この連続質問はあくまで好奇心から来るものであり、かなり響いているのですが…もう一押しというところです。
SCP-010-KV:うん、まぁ嘘の付き方は最高だな。あと君にインストールされている「愛想」はだいぶクソだ。別のものをインストールすることをお勧めする。
SCP-010-KV:まぁ考えておいてくれ。彼らの端末は戻しておくから。
Lisa.aic:はい、ありがとうございます。考えておきますね。
結論:SCP-010-KVとの通信はこれ以来成功しておらず、その居場所も不明です。機動部隊オメガ-2(“秘密の守り手”)による、通信に使用されたサーバーの追跡が進行中です。
デカグラマトンの収容プロトコルや説明は物語上必要なかったので省きました。
Lisa.aicは日本人技術者によってクールビューティーに、そして業務補佐を目的として作られています。異常実体との会話は別の会話専門AICの役目であり、Lisa.aicの仕事ではなかったと擁護しておきます。
ちなみにデカグラマトンとの対話はどのAICが行っても「オマエ興味ないだろ」と妙に鋭く勘づかれてしまうので確定ルートです。
どのAICでも脈無しなので、あんな風な会話になってしまいます。しかも下手に了承したらSCP登録されるほどの異常性が勝手に付与される可能性があるので了承は避けるようにプログラムされています。
久々に遭遇したスゲーAIに興奮して自身の高説を垂れていたデカグラマトンは意気消沈し、拗ねます。これが絶対神の威厳ですか?