たった三人の財団職員はキヴォトスで何をするのか?   作:Bar_00

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ChatGPT君が軍事知識関係で役に立ちすぎる件。私は素人なので何か間違っている点があったら感想で指摘してください。一部、注釈で改変点が示されているところがあります。


追記:感想欄のアドバイスを閲覧し、文章を改善しました。

追追記:感想欄のアドバイスを閲覧し、文章を改善しました。


戦闘用航空機

 

 

機動部隊ニュー-7("下される鉄槌")概要

 

機動部隊ニュー-7は大規模な軍事戦力が必要な際に結成される大規模戦闘部隊であり、さまざまな財団機動部隊を吸収、そして優秀なエージェントから構成されます。航空機、戦車、自走砲、兵員輸送車両などの機体、車両を有します。今まではカイザーPMCへの襲撃の際に一度結成されています。

 

戦力

 

総戦闘員:

およそ700

 

特殊装備:

 

・航空機(機動部隊あ-13("渡り鳥")*1*2

 

主力部隊はレシプロ単発複座戦闘機*3であるP-51(マスタング)の40機から構成される機動部隊あ-13("渡り鳥")です。爆撃換装機として10機のP-51を主力とします。

 

これらの機体は防砂処理を施されています。

 

補遺:飛行船の建造会社から人材が引き抜かれ、設立された航空部門はキヴォトスの特性*4のため、戦闘機開発/製造に対するノウハウと搭乗員が不足していました。

 

そのため、整備性の高く、コストも低いアメリカ産レシプロ機から部門の技能習熟をはじめ、F-16等のジェット戦闘機の量産を目的としています。予算の都合上、現在の搭乗機体はP-51に限定されており、数は[機密事項]*5です。

 

 

注: 現在のエリア-0023の滑走路は非常に小規模であり、一度の出撃は██機に限定されます。SCP-004-KVの対空戦闘能力は強力なものですが、知能が非常に高いため航空機よりも近く、地上部隊のスクラントン現実砲弾の効果を警戒すると予測されおり、被撃墜率は非常に低いと航空部門は予測しています。*6

 

 

 

・車両部隊(戦車/自走榴弾砲/兵員輸送車両)

 

雑多な種類の混合部隊です。運送系財団フロント企業の財団職員*7によって操縦/運転され、そのための訓練を受けています。

 

ほとんどの砲弾はSCP-004-KVのために製造されたスクラントン現実砲弾であり、貫通性が高く、当たった敵の内部構造での周囲2×2×2mの現実性を固定化します。

 

SCP-004-KVの駆動エネルギーの発生妨害や頭部にある演算装置の一部無効化が見込まれます。しかしながらSCP-004-KVは高度な知能を有し、演算装置が巨大であるため、一発のスクラントン現実砲弾では無効化できないと考えられています。

 

 

 

・タイプブルー

今回のために機動部隊あ-9("ランプの魔人)が結成されます。当部隊の部隊員はタイプブルーに限定されています。

 

機動部隊あ-9はSCP-004-KVのエネルギー発生妨害を試みつつ、奇跡論攻撃を加えます。*8今回の作戦に限り、EVE保管容器の持ち出しを許可し、EVE回復手段として用いることが認められています。

 

 

 

注: ニュー-7隊員や使用備品はSCP-010-KVに感化されないようAIや電子機器の使用が極力禁じられています。そのため、AIとリンクした迫撃砲や電子化された最新戦車が使用できません。

 

 

 

 

 

 

エリア-0023、アビドス砂漠の大規模軍事拠点の滑走路にて。

 

機動部隊あ-13、”渡り鳥”の隊員たちは、無音で冷たい空気の中、飛行機のコクピットに座っていた。耳をつんざくようなエンジン音が轟く中、隊員たちは緊張と興奮が入り混じった心地に身を任せている。戦闘服を着たまま、前席と後席の搭乗員が互いに軽い会話を交わしていた。

 

「おい、『トム』、さっきから緊張してるように見えるぞ。初陣だからってビビってんのか?」

「はは、余裕だよ、『クルーズ』。ただ、ちょっとだけ実感が湧いてきたってだけさ」

「実感? 今更すぎるだろ。俺たち今までずっとシミュレーションばっかだったからな。すげー楽しみだ!」

「おいおい浮かれるなって言われたろ?まぁまさか、こんなに早く実戦が来るなんて思ってなかったからな」

 

それぞれが初めての戦闘を迎える心情を口にしながら、戦闘機は滑走路を行き来していた。機体の後部に取り付けられた対砂対策のシールドが光を反射し、しばしば目を引く。そのすぐ先には、隊長であるリーダーが先に待機している。彼の指示を受けるまでは、全員が静かに整列して待つしかない。

 

突如として機内の無線が鳴り響き、隊員たちは一斉に無線機に耳を傾けた。

 

「こちら、リーダー。作戦の最終確認を行う。準備はいいか?」

「了解!」

一斉に返事が返る。

 

その後、P-51のリーダーの冷静な声が響く。

 

「今回の目標はSCP-004-KVだ。あれは相当タフな敵だが、俺たち(航空隊)の任務はただ一つだ」

 

()()()()()()()()()()()()

 

「地上の戦車部隊や迫撃砲、自走砲たちの一部がスクラントン現実砲弾を使う。俺たちが空中からの攻撃を継続し、相手の処理能力を飽和、そんでいつかは現実砲弾が演算装置にぶち込まれるって寸法だ」

 

「俺たちは10機づつ出撃し、空からミサイルを発射し続ける」

 

「こっちにも迎撃ミサイルは飛んでくるだろうが、地上部隊が対空機関砲や対空ミサイルで撃ち落としてくれる。熱光線は厄介だが、マニューバで避けつつ地上部隊が顔面をぶちのめすのを待つ」

 

「地上部隊の胸を借りる気持ちで行くぞ」

 

リーダーの言葉が隊員たちの心を引き締めた。目の前の戦闘機が微かに揺れ、空気がわずかに震えたように感じる。その一瞬が、訓練から実戦への移行を感じさせた。

 

「『トム』、準備オーケーか?」

「おう、いつでも行けるぜ」

 

それぞれの機体の中でそれぞれが意気込む声が飛び交う。10機のP-51(マスタング)が、これから飛び立つのだ。残り30機のP-51は交代要員として待機(お留守番)だ。交代要員な友人の悔しそうな顔を思い出して笑ってしまった。すぐに順番が回ってくるだろうに。まったく、どいつとこいつも空が好きなんだ。

 

「それじゃ、行くぞ! 野郎ども、出撃!」

 

エンジンが目を覚ます瞬間、プロペラが咳き込むような音を立てた。やがて銀色の刃が勢いよく回り始め、低い唸り声が次第に大地を揺るがす咆哮へと変わる。マーリンエンジン特有の轟音が滑走路に響き渡り、空気を振動させる。

 

トムは計器盤を確認し、滑走路へ向けて機体を動かした。複座化されたP-51のシルエットが、滑走路上で朝の光を浴びながら徐々に速度を上げていく。その長いキャノピーが反射する光は、まるで翼がさらに広がったかのようだった。

 

「スロットル全開」

 

トムの低い声が通信機を通じてクルーズに伝わる。

 

機体が加速し始めると、エリア-0023の滑走路の白線が目の端を高速で流れ去る。P-51のタイヤが滑走路を捉える振動が激しさを増し、やがて主翼が地面を離れる瞬間が訪れる。

 

複座機に改良された機体は、その新しいバランスを見事に保ち、滑らかに上昇を始めた。地上の整備士たちが見上げる中、P-51は雲間を縫うようにして、朝陽が差し込む空へと向かう。

 

空はまだ、薄暗い朝の始まりを迎えたばかりだったが、その下で繰り広げられる戦いはすでに始まっていた。

 

隊員たちは、飛行機の中で背筋を伸ばし、静かな緊張感を体内に刻みながら、SCP-004-KVとの初接触に向かう。

 

「『クルーズ』、お前の後ろ、問題ないな?」

「問題なし、『トム』。お前の前方はどうだ?」

「…相変わらず、空は広いな。あの映画みたいにジェット機じゃないのが残念だが、やっぱり楽しいわ」

 

少しだけ緊張がほぐれたその時、無線が再び鳴り、リーダーの指示が続いた。

 

「全機加速し、目標に向かえ」

 

その言葉と共に、隊員たちは再び緊張感を取り戻し、空の先に目を向けた。

 

 

 

 

戦闘タイムライン

 

 

6:00 – 戦闘開始

 

機動部隊あ-10(“ペルセウスの鏡”)がSCP-004-KVを捉え、地上部隊が派遣される。戦車/自走砲//装甲兵員輸送車部隊がSCP-004-KVに向けて接近。ロケット砲部隊の奇襲攻撃2分後、機動部隊あ-13 ("渡り鳥")のP-51(マスタング)の10機がSCP-004-KVに接近し、空対地ミサイルを発射する。

 

 

 

 

『トム』と『クルーズ』二人はマスタング機体のコクピットに身を沈め、背筋を伸ばしながら、サングラス越しに砂漠の広がる景色を見つめていた。無線の向こうでは、あれこれと確認が飛び交い、彼の周囲でも緊張の空気が漂っている。だが、その全てが彼の中で一つの共鳴となっているのは確かだった。無線から流れる声に耳を澄ますと、リーダーの冷静な指示が響いた。

 

「P-51全機、準備は整ったか?」

 

「問題なし」が期待されていた分だけ唱えられるのをリーダーが確認した。

 

「よし、いつでも行けるな」

 

無線を通じて聞こえる仲間たちの声が、わずかながら心を落ち着ける。だが、それもつかの間だった。地上部隊が到達し、作戦が一歩前進したことを知らせる報告が届いた瞬間、トムの心臓は一気に高鳴った。

 

「目標まで残り10km。各機、戦闘準備!」

 

彼はハンドルを握り直し、指先で機体を微調整した。視界に広がる砂漠に、敵がある。通常のレーダーにはないが、機体に積まれたPTA(可搬奇跡量測定器)に巨大な反応がある。

 

それがどんな形なのか、トムにはわかっていた。SCP-004-KV、あの巨大な蛇型機械が待っている。

 

その時、彼の目の前の砂漠の地平線が、急激に揺らぎ始めた。どこかで爆音が響いたかと思うと、砂漠がわずかに震えた。地上部隊が砂の中で寝ている野郎(SCP-004-KV)を叩き起こしているのだ。

 

「来たな…!」

 

 

その瞬間、砂漠の地面が一瞬で裂けるように、SCP-004-KVが動き出した。その体は、砂の中に沈み込みながらも、怪物のように滑らかに動き、まるで無敵の存在のようだった。

 

それは映像記録で見たアノマリーそのものであり、『ゴジラ』に近い存在だった。

 

地上部隊の多連装ロケット砲、自走砲、迫撃砲が続々と砲撃を開始するが、あまり効果がないようである。

 

 

SCP-004-KVは戦車隊に対して熱光線を吐こうとするが、頭部で空対地ミサイルが爆発した。

 

優秀な”ビナー”はそれが何であり、何を目的としており、どうすれば落ちるかを瞬時に計算した。それにとって戦闘機は部屋で飛び回る蚊のようなもので、とても鬱陶しくなることは目に見えていた。

 

トムは瞬時に身構えた。一瞬()()()()()()()()()

 

004の対空ミサイルか?いや違う。あっても地上部隊が撃ち落とす。飛んできているがそこまでの脅威ではない。

 

 

この悪寒はなんだ?

 

 

警告音はない。熱光線!!!!

 

 

「トム!マニューバ(空中機動)!」

 

クルーズからの指示が飛び込んできたが、トムはすでにその姿を視認していたし、分かっていた。

 

地上部隊のロケット砲を無視して、SCP-004-KVの熱光線が空を切り裂き、まっすぐに彼のマスタングに向かってきたのである。熱光線だけは地上部隊も撃墜できない!

 

「クソッ!」

 

トムは瞬時に高度を上げ、機体をひねって回避行動に入った。空気の流れが鋭く肌を切り裂く。P-51の操縦席で全身の筋肉が引き締まり、緊張の中で全神経が集中した。

 

 

トムは横に回避しようとするが、既にビナーのレーザーは彼を補足し続けている。

 

「ダメだ、回避が間に合わない!」後部席からクルーズが叫ぶ。

 

脱出するか?いや、

 

「ミサイルを捨てろ!!」

 

クルーズはその要求に反射的に応え、二つのミサイルを捨てた。

 

トムは右手で操縦桿を引き、軽くなったマスタングは急上昇する。その瞬間、熱光線が機体の下を掠めて通り過ぎ、ほんの一瞬だけ命のやり取りを感じた。

 

P-51他機が次々と空対地ミサイルを発射し、ビナーの頭部を正確に打ち抜いた。

 

その威力に動揺するビナーによって熱光線は急速に衰える。

 

 

最高だ!とクルーズは仲間たちを褒め称えた。

 

「全機帰投」

 

全てのミサイルを撃ち終えた10機は翻し、帰投する。次の10機が交代でミサイルを持ってきたのが見えた。

 

そこまで来てようやくトムは緊張を解くことができた。

 

 

 

 

6:10 – 第一航空隊が帰還。第二航空隊が出発。

 

地上部隊がロケット砲などによる砲撃をSCP-004-KVに向けて再開。スクラントン現実砲弾の搭載車両が準備を整え、頭部に向けて二度目の砲撃を行う。しかしながら出現時に散布された砂埃の影響で頭部演算装置に命中しない。*9

 

機動部隊あ-13の第一航空隊が帰還し、補給する。第二航空隊が既に出発。

 

 

 

 

 

6:15 – 砂嵐発生

 

一方、SCP-004-KVは地面に潜り、巨大な砂嵐を発生させ、視界が大幅に制限される。これにより地上部隊の砲撃が困難に。第二航空隊がこの砂嵐をかいくぐり、ミサイル攻撃を行うが、SCP-004-KVはすぐに位置を変え、砂の中で移動を開始。エリア-0023の対空レーダーに北東から総数不明な航空戦力が出現する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
機動部隊あ-13はシミュレーションを用いた大会を開いており、その上位入賞者が財団内でも数少ない戦闘機への搭乗権利を得ます。これはあ-13全体の練度向上に大きく貢献しています。

*2
本作戦は機動部隊あ-13の初任務です。

*3
単座から複座に改良済み。機銃は現代的な航空機関砲1基。他にも現代的な改造と再設計、軽量化が施されている。

*4
キヴォトスでは対立している非隣接自治区へ行くのに、他の自治区を経由する必要があるため、外交上のリスクにより戦闘機開発は行われませんでした。並びに連邦生徒会によって開発は禁止されています。

*5
作者メモ:本当は50機しかない

*6
財団航空部門と軍事部門は戦闘機運用のノウハウを持たないため、軍事部門はこの見解に懐疑的です。

*7
フロント企業の職員は財団職員がほとんどである場合と、上層部だけが財団職員である場合の2パターンです

*8
本当は…?

*9
SCP-010-KVに感化されないようAIや電子機器の使用が禁じられているため、練度の低さから有視界での射撃に限定されています。





キヴォトスに戦闘機出てこないのはこんな理由なんじゃないかっていうのを推測してみました。関係ない自治区は頭上に爆弾積んでる航空機を通らせたくないよね、って感じです。

財団が使う機体こそ古いレシプロ機ですが、現代風に改良されており、優秀なレーダーなどがついてます。A-20の主翼下には空対地ミサイルも付いてたりします。

航空機の発進の描写はまったく分からなかったので少しGPT君に手伝ってもらいました。

疑問点があれば感想で教えてください。次々回で原作開始時間に進みます。

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