【とある宇宙】
宇宙…それは多くの人が夢や思いを馳せる空間。しかし、今この宇宙に様々な命が散り悲しみが拡がっていた、そしてその戦いも今終わりに近づいていた…
『はぁぁぁ!!!』
『ふん!』
『ウルティメイト・イージス』の『ゼロソード』と『ギガバトルナイザー』がぶつかり、火花が散るふたりのまわりには黒と赤の巨人『ベリアル』が率いていた怪獣や宇宙人だったものが倒れており長い戦いを想わせる…
『これで…決着だ…』
『…まだだ…まだ…』
銀色の鎧『ウルティメイト・イージス』を纏っていた『ゼロ』と『ベリアル』のカラータイマーが点滅し始める。しかし体力は『ゼロ』の方があるようで『ウルトラティメイト・イージス』を『ファイナルウルティメイトゼロモード』にかえ構える…そんな彼にベリアルは睨み付けることしかできなかった。
そして…
『終わりだぁぁぁぁ!!!』
『ぐぉぉあああああ!』
そのまま放たれた一撃はベリアルの体を貫き次元に穴を空け彼や彼の手足がその穴に入りその宇宙の被害はここで押さえられハッピーエンド…となったはずだった…
『くそ…くそ…』
まるで、洗濯機の中をぐるぐるしている状態のなかベリアルは虫の息で勝てなかったことと何も成せなかったことへの憤りを感じていた…
『ここで終わるのか…俺は…まだだ…まだ…』
しかしまだ彼は諦めてなかった…彼は手を伸ばしまだ掴めてない野望を掴むためにも…そしてそんな彼に奇跡が起きたのか、なんと光が見えたのだった。
【無人島】
「…」
『篠ノ之束』はまた眠れないでいた…彼女はある罪を犯しその罪のため世界から敵視されその緊張から眠れなかった…いや、それだけでない彼女にはその罪の後悔が今も彼女にのしかかっていた。
「あっ、流れ星…」
ふと上を見ると、空を覆うほどの数えきれない光がどんどんこぼれていた。しばらく見惚れていたかのように眺めていた彼女は手を合わせ顔を伏せ願った彼女の罪と後悔が消えるように…『もしも世界をやり直せたら…』なんて願いだした。
「…なにやってるんだろ…戻ろっ…え…」
情けない逃げるような自分に、失笑をして戻ろうと顔をあげるのだが…彼女はこちらに落ちてくる光と目が合うのだった…
【束の秘密ラボ】
「~♪~~♪♪」
朝ごはんのトーストとスクランブルエッグの匂いがラボに拡がり、鼻をつきお腹をならすのだが…まだ食べない…起こさなきゃいけない同居人がいるのだ。
「たば姉~起きてよ~」
机に突っ伏し、何かを作っている最長に寝落ちした束の体を揺さぶる『リク』彼はある星の綺麗な夜の日に束から拾われ彼女のラボに同居している。
「ご飯冷めちゃうよ~」
リクは束から一通りの家事をするように言われたのだが、それが彼に合っていたのか苦ではなくむしろ楽しんでいた。今回の朝ごはんもなかなかな力作だと自負している。
「んー…りっくんおはよ~」
『ふわぁぁ』と大きなあくびをして食卓にむかいトーストを『はむっ』と咥えモグモグと口を動かして…
「また夜更かししたの?あれそんな大事?」
「うん。だってりっくんが持ってた物なんだもん。」
束が熱心に弄っていたものはリクが持ってたものらしく、それが束の何かに刺さったのか最近は起きては触るのを繰り返していたのだ。
「そんな大事なものに見えないけどなぁ…」
そういうとリクも『いただきます』といいトーストを口にいれて味わい。
「あっ、それでりっくんりっくん!いよいよ学校だね!」
「うん…ちょっと心配だけどね。」
リクはちょっと不安な顔をしていた…理由は自分が向かう学校が普通の学校ではないからだった…
「…『IS学園』…か…」
『IS学園』それは『IS~インフィニット・ストラトス~』と呼ばれるパワードスーツ専門の学校なのだ。普通なら『パワードスーツ』という単語に心をがっちり掴まれるのだが、その学園…というよりもそのパワードスーツに問題があるのだ。
「何で俺が動かせたんだろ…」
本来ISは女性しか動かせないのだがなんと俺はある日動かせてしまった…そのことがきっかけで束はリクの為になんと彼に合ったISを作成したのだった。
「わかんないよ~だからそれを確かめるために行くんだよ~」
ハムハムとご飯を食べ進める束は悩むようなリクと対照的に、『楽しみだなぁ~♪』とニヤニヤ笑っていた。
「それに…りっくんに知ってほしいんだ。ここの外を…」
「知ってほしいって?」
「色々♪もちろん楽しいこと♪」
にぱーと笑う束の顔にリクも微笑み返す。束の笑顔を見ているとリクはほっとした。『大丈夫』『なんとかなる』そんな感じだった。
「…ありがとうたば姉…」
リクはそういうと、束に追い付くようにトーストを口のなかに入れていく。そんな希望が溢れたような彼に起きることとは…
前書きにもありますが、文字数も更新日不定期になりますよろしくお願いいたします。