実力至上の学校に入学しました(いいタイトルが浮かばないので仮題) 作:シュンちゃん
再び呼び出しを食らった俺は、放課後になると一直線に職員室に向かった。こういうのは早く終わらせるに限るものだ。
「来たか」
今日は既に茶柱先生が待ち構えていた。俺を認識すると職員室から出てきた。
「今回も指導室に来てもらう。付いてこい」
そう言って昨日と同じ様に指導室にやってきた。中には1人の男性が待っていた。
「理事長、連れて来ました」
「茶柱先生、ご苦労さまです」
理事長と言われた男性は立ち上がり、俺の前に立った。
「君が飛鳥巡君だね。初めまして。当校の理事長の坂柳成守です」
「はぁ...飛鳥巡です...。あの、理事長先生が一体なんの御用ですか?」
「我々高度育成高等学校は君に謝罪しなければならない事がある」
聞けば、俺が最低クラスのDクラスに配属されたのは『暗殺教室』の当事者である事、殺せんせーによってE組の皆が洗脳されているという根も葉もない噂のせいだという。高校側は入念な調査の結果その可能性は限りなく低いと断定していたが、その調査も疑わしいものであると突っぱねており、賛成派と反対派に別れたらしい。結局はDクラスに入れるという事で何とか納得させたとの事。
「本来なら君はAクラスに問題なく入れる成績だった。しかし、世論を気にする者や理解を示さない者達のせいでDクラスに配属せざるを得なかった。本当に申し訳ない」
そう言って理事長先生は頭を下げた。
「頭をあげてください。理事長ともあろう人が一介の学生に頭を下げないでください」
「だとしてもだ。我々は正当な評価をせず、こちらの勝手な都合で評価をねじ曲げてしまった」
「...まぁ世論がそう言っていたのなら仕方ない部分もあると思います。それに俺はDクラスでも気にしていませんよ」
俺はただ学生生活を楽しみたいだけ。どこのクラスに入ってもそれは変わらなかっただろう。
「そう言って貰えるだけでもこの場を設けた意味はあったようだよ」
理事長先生と別れて帰路に立つ。端末が鳴り確認する。
『右脚の筋肉に緊縮を確認出来るタイミングがありました。蹴るつもりでしたね?』
律が俺の全身図を出しながらそう言ってきた。
「どうやってチェックしてんの...?」
『乙女の秘密です♡』
じゃあしょうがない。
「実際蹴りつけるギリギリだったよ。俺達の事を『被害者』なんて言ってたら本気で蹴ってた」
『暴力はいけません!』
「元殺人用プログラムが何言ってんの...」
『しかし聞いていた限りでは巡さんの事を『1人の学生』として認識しているようでした』
「実際そうだろうね。だから俺も蹴らずに済んだ」
『理事長を蹴ったなんて停学じゃ済みませんよ?最悪退学も有り得ます』
「わかってるよ。やるならカメラのない、大人のいないところでやるさ」
『本当に分かっているのですよね?』
理事長の腹の中は分からない。しかし今のところは口にした言葉を信じるしかないだろう。
いいネタ思いついたのですが、頭痛くなったので没にします。でも多分どこかで作るかも?