実力至上の学校に入学しました(いいタイトルが浮かばないので仮題)   作:シュンちゃん

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短いのはいつもの事なので初投稿です。


15話

テストまであと1週間、となるところで神室さんからまさかの情報。なんとテスト範囲の変更があったようだ。Aクラスは今朝発表されたらしいが、佐倉さん曰く何も聞かされていないとの事。怠慢か?変更後の範囲を聞き、早急に範囲内の勉強に切り替える。でもその新しい範囲も難しい訳じゃない。基礎と応用ができていれば問題ない。ちなみに俺は5月に入ってから1日しか登校していない。ほぼずっと部屋に篭って絵を描いて、勉強を教えて、夜中にコンビニに買い出しに行って、早朝に軽く走り込みをしてを繰り返している。佐倉さん以外のクラスメイトに会うと喧しいのでなるべく人の居ない時間に外に出ている。端末には堀北さんからの大量の不在着信が溜まっていた。多分学校に来いって内容だと思う。出席点をポイントで買っているので評価は落ちないし、そもそも減るポイントさえないのだから自由にさせて欲しい。更には、引きこもり2日目でクラスメイトの櫛田桔梗さんが凸してきた。普通に迷惑だし佐倉さんも来れなかったので勉強を見ることも出来なかった。それ以降もウチに凸って来るので、佐倉さんの部屋に集まる事になった。部屋の場所を教えてもらい、スペアキーも貰い、下校時間前に部屋に入って待つ様になった。...危機管理大丈夫か?俺男の子なんだよな...まあ律に監視させるってことで納得させられた。女って怖い(今更)。帰りは佐倉さんの部屋からロープを吊るし、俺の部屋のカーテンレールに固定しそこを伝って戻っている。訓練の技術が役に立ってます。

 

テスト3日前、佐倉さんからあるプリントを受け取った。どうやら今回のテストで出題される問題は去年以前から変わっていないそうだ。この過去問があるから茶柱先生はあんな意味深な言い回しをしたという事か。これを暗記出来ればどんなバカでも赤点にはならないだろう。しかし、このテストの問題...俺が教えている2人なら余裕で高得点が取れるような問題ばかりだった。2人の心配もいらないだろう。

プリントと一緒に手紙も渡された。どうやらラブレターらしい、彼女宛ての。差出人に心当たりが無いか聞いたが、当人は全くないとの事。そもそもここに来てから関わった男が俺だけで、だから俺が書いた物と思ったらしい。気持ち悪いので一旦俺が預かる事にした。内容は...とてもじゃないが口にするには勇気がいる程キモかった。

 

テスト当日...およそ2週間ぶりに学校に来た。クラスメイトどころか他クラスにまで変な目で見られている。まぁテスト期間に入ってずっと休んで、テスト当日に顔を出すなんて普通じゃないだろう。堀北さんとかめっちゃ睨んでくる。怖っ。でも仕方ない、自分でやったことだ。甘んじて受け入れよう。

「飛鳥、勝負は覚えているな?」

「もちろん」

挨拶もなく幸村が声を掛けてくる。でも今回に限っては決着つけられそうにない気がする。過去問がありますしおすし。

HRが始まり、茶柱先生の問いかけに対して平田は自信満々に返答した。そりゃあ今回に限っては過去問見て暗記すればいいだけだし、逆に見てみたいよ。赤点。

 

テストもつつがなく終了し、後は採点を待つだけ。何やらヤンキー君の様子がおかしかったがまさか暗記していないとかじゃないよな。

 

そしてテスト返却日。ボードにはクラスメイトの名前と点数が張り出された。




ダラダラしてしまいそうなので一気にテスト終わらせました。
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