実力至上の学校に入学しました(いいタイトルが浮かばないので仮題) 作:シュンちゃん
クラスポイント内訳を修正しました。これ5月1日時点でした
思い立ったが吉日。という言葉がある。知っての通り何かをしようと思ったらすぐ行動に移すのが良いとされる諺だ。別にそれは趣味や勉学だけでなく、世の中のあらゆる物事においてその通りだと思う。環境によってはすぐ出来ない場合もあるが、そのために準備くらいは出来るだろう。とにかく行動あるのみ。何もしなければ何も変わらない。まあ変えたくないならやらなければいいだけだけど。
結局、佐倉さんはストーカーと戦う選択をした。状況を打開するために前に進む事を決めた。とは言っても相手はストーカー。はっきり言って異常者である。彼女1人をストーカーと相対させる訳には行かないので、俺が付き添い、神室さんには近くに隠れて撮影して証拠を抑える、所謂囮作戦みたいなものだ。熱烈なストーカーなので多分佐倉さんからの呼び出しに応じてくれるだろう。一般人だとは思うが、ここは日本の未来を担うエリートを育てる教育機関だ。その敷地内で働いているという事は何か特殊な訓練でも受けているかもしれない。今出来る万全の準備をしておこう。と言ってもあるのは対センセー用ナイフくらいだけど。無いよりマシって事で。ペチンペチン。
「とにかく大事なのは、相手を煽って手を出させる事。多分、相手は否定的な事を言って置けば逆上するんじゃないかな。『迷惑だ』とか『気持ち悪い』とか」
「い、言えるかな?」
「言いたいことははっきり言って現実を叩きつけてやった方がいい。それにやるって決めたんだろう?変わるって決めたんだろう?これはその第一歩だ。ここで躓いてなんていられないよ」
「まるでストーカーは踏み台みたいな言い方ね...」
「いいじゃないか、踏み台。佐倉さんが変われるきっかけになるんだ、ストーカーも本望だろう」
今日はもう遅いので、作戦の打ち合わせは明日の放課後からということにして二人を帰した。佐倉さんにはなるべく俺と一緒に行動するように言っておいた。敷地内ならどこかでストーカーに見つけられるかもしれないし、付き合っているとか噂でも流れれば勝手に鬱憤や嫉妬心を募らせてくれるだろう。
夜が明けて翌日。教室に行くとまたヤンキー君に睨まれた。怖いのは顔だけだ。果たして彼には今後活躍の機会はあるだろうか?勉強も出来ない。バスケも出来ない。自制心も無い。無い無い尽くしだ。自業自得とはいえ哀れに思う...ことは無いな、うん。とりあえず無視しよ。
どうやら睨んで来るのはヤンキー君だけでは無いようだ。クラスポイントやプライベートポイントが欲しいクラスメイト達にも恨めしそうに俺を睨んでいる。しかしただ睨んでも何かが起こるわけではないのでそれもスルーする。何かをしたいなら動くべきだ。そもそもクラスポイントが無くなったのもヤンキー君のせいなのだからその目は彼に向けて欲しい。
クラスポイント内訳
Aクラス1004
Bクラス745
Cクラス590
Dクラス0
審議の結果でDとCはポイントが異なります。