SDな奴らと行くしかない旅   作:どうしようもない人

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書くしかない(使命感)


本編
伊達じゃない奴


この世界にはポケットモンスター、縮めてポケモンがいる

 

そんなポケモンも今では全世界に1000種類もいるらしい

 

危険なポケモン、美しいポケモン、かわいいポケモンもかっこいいポケモンもいる

 

同時に、そんなポケモンと絆を深め、お互いを高め合うトレーナもいる

 

これは、そんなトレーナになることもなくのんびりしようと旅をしているとある男の物語

 

「今日も快晴、鳥ポケモンも元気に飛んでるなぁ」

 

この男は海月レイ

ある日突然ポケモン世界に産まれるというテンプレでこの世界に来て以来特に夢もなくふらついているだけの少年だ

今年で17歳にもなる彼だが、未だに相棒となるポケモンを持っていない

その理由は

 

「パラドックスポケモン捕まえてぇ〜!」

 

この男は機械好きであった

いつも機械な見た目のポケモンを好み

ゲームでも、鋼タイプのポケモンや機械でできた未来のパラドックスポケモンなどを特に好んで使っていた

そのため彼はカントー地方で生まれたにも関わらずパルデアで旅をしている

彼は、最初のポケモンを初めて見た時一目惚れしたテツノブジンにしようとしたからだ

彼の親ははじめは反対していたが、普通に生きてきて特に我儘も言わなかった自分の息子がこんなにも必死になってお願いしてきたのだから聞き入れるべきではと思い旅を応援する形で送り出した

そんな経緯で始まった旅だが、すぐに問題は訪れた

 

あ、大穴入れないじゃん

 

初歩も初歩のところで挫折

彼の旅は終わりを告げた

...が諦めきれず旅をしているのが現状

せめて一体でも誰でもいいからパラドックスポケモンを捕まえたいとふらついている

 

「はぁ〜...何かの間違いで目の前に未来のパラドックスポケモン出てきてくんないかな〜」

 

今日も今日とてさんぽ中

そんな中彼には一つの施設が目に入った

 

「工場か...」

 

工場だ

いかにもな見た目でそびえ立つそれはきれいな見た目でまだ建ってから間もないことが伺える

 

「ちょっと見ていくか」

 

彼はこの世界の工場が好きだった

見に行けば様々な鋼タイプのポケモンが見れるからだ

何度工場見学を楽しんだか覚えていない

家でさえネットで工場の動画を見るくらいだ

彼の機械好きが伺える

 

「よっと...ここが窓か...って暗!」

 

入口や近くに人がいないので窓から様子を見てみると中は夜のように暗かった

それに駐車場も車がなく

どこか廃工場らしさがあった

 

「...もしかしたら野生の鋼ポケモンがいるかもな...」

 

その胸の中に伝説の鋼ポケモンやパラドックスポケモンがいたりして、という希望も持って

 

「よし入ってみるか!」

 

入口に行きドアを開ける

案の定中はきれいだが薄暗い

かろうじてドアから入ってくる光と窓の光があたりを少しだけ照らす

 

「見えなくはないな...」

 

「しっかし、今思えば...ゴーストタイプの巣窟寄りだなぁ〜」

 

こんなところにいる鋼タイプなんていないかと思いつつ探索を進める

 

「こういうとこはアイテムが落ちてるんだよな〜」

 

少し歩を進めると

 

バタン!

 

「は?」

 

振り返るとドアが閉まっていた

 

「そのへんの石をストッパー代わりにしていたけど、軽かったか?」

 

そう思いまたドアを開けようとすると

 

 

 

 

背中に殺気を感じた

 

「っ!」

 

急いでドアから離れる

そこを赤いレーザーが通り抜ける

 

「あっぶな!あれ、これってメタルギアだっけ?ポケモンだよね?なんでこんな殺意増し増しなの?レジェンド?」

 

疑問が駆け抜ける彼の心を、また殺気が襲う

 

「またっ!」

 

咄嗟に避けるとさっきいた場所に焼けたあとがあった

 

「怖っ」

 

「...っていうか一体誰が!」

 

撃ってきた方向を見る

暗い暗闇に緑の光が2つ見えた

光は目のような形をしているのが分かるぐらいだった

 

「人か?こんなところで何を...って、はぁ!?」

 

暗闇から出てきたのは

 

 

 

「...」

 

こちらを見つめる小さなνーガンダムでした

 

「...君何でここにいるの?」

 

純粋な疑問

小さくね?とかなんで撃ってきた?とか他に聞きたいことはいくらでもあった

そんなものは消えた

今はただこの状況に理解したかった

 

「...」

 

「あぁ、そうだよな。君からしたら俺のほうが侵入者か、そうか。ごめんわかったからそれ降ろして?敵対する気はないから、な?」

 

こちらにライフルを向けるν−ガンダムを説得しようとする

 

「...」

 

「降ろしてくれるんだ...助かる、ついでに警戒も緩めてくれ...はしないか、分かった」

 

ライフルを降ろしこちらを睨んでくるνを観察する

見た目はSD...緑の光に黒いハイライトが見える

サイズはピカチュウくらいか?顔くらいはあるな

武装はよく知ってるν−ガンダムと変わりはなさそう

フィンファンネルもある...か

 

「ていうか、君ポケモン?モビルスーツとかじゃないの?」

 

「...?」

 

「あ、よく分かってないのか」

 

「...」コクコク

 

「意思疎通は可能...と」

 

「...」ジー

 

「ん、なんだ?」

 

「...」

 

「あぁ、何もしないってというか君を見れただけで十分だし」

 

最初こそ驚いたが今では興奮状態だ

だって前世で死ぬほど見たロボットが目の前にいるんだ

気分はアルセウスを見たウォロと変わらん

最高にハイっ!ってやつだ!

まじまじとν−ガンダムを見ていると

その後ろになにか光が近づいていた

 

「避けろ!」

 

「!」

 

言葉と同時に避けるνと俺

そこを青いレーザーが通り抜ける

 

「今度は何だ?」

 

レーザーが飛んできた方向を見ると

何かが蹴りをかましてきた

 

「いったぁ!!」

 

硬いものを腹に受けドアまで吹っ飛ぶ

一応ドアと衝突することは避けることができたのでそこまでダメージにはならなかった

 

「何なんだよ...!」

 

目を開け状況を確認するとそこには

KRSVをこちらに向ける

マインドαがいた

...こんどはACですかそうですか

 

「わけわかんね〜この工場」

 

命の危機に言う言葉じゃないのは許してほしい

だって訳分かんないじゃん

急にν−ガンダムが出てきたと思ったらこんどはマインドα?

なにこれポケモン世界じゃなくてスパロボ大戦?

あの工場スパロボ大戦の世界につながる扉?

だったら、このマインドαがSDな見た目なのも頷ける

 

さ〜てこんなこと考えてるうちにフルチャされちゃった

あぁ...ここで終わりか

 

「...!」

 

「...!?」

 

「え?」

 

最後に至近距離でKRSVのフルチャを見ようとしたらマインドαが撃たれていた

邪魔をしたのはν−ガンダム

 

「え?なに、ガンダムファイト?」

 

そのまま撃ち合いに移行した2機を見て俺は困惑した

 

「...!」

 

「!...!?...」

 

「νが押してるな...やっぱポンコツか」

 

戦闘はターン制のように見えた

アニメのように回避も行っているがマインドαは避けれてない

一方避けれないことをいいことにファンネルを撃ち込むν

 

「かわいそ...蹴られた俺が言うことじゃないけど」

 

「...!?!?」

 

「...!」

 

「あぁーこれスタッガーかな...?ひるみみたいなもんだろうけど」

 

あまりにも一方的な戦い

マインドαもレーザーオービットで応戦するが

νのアムロが乗っていないにも関わらず化け物な回避でかすりもしない

...が

 

「...!?...!」

 

「...!...!?」

 

急にマインドαがこちらに向かってKRSVを撃ってきた

こいつ卑怯だな

だが、別におれはこいつのトレーナーじゃないし

こいつも俺はどうでもいいはず

...避けれないか

 

「ほんとに終わったな...」

 

迫りくる光の眩しさに目を閉じる

いつ来るのかと怯えていると

 

「来ない?」

 

「...」

 

目の前には盾を構えKRSVを防いでいるν−ガンダムがいた

 

「ν−ガンダム?何で」

 

「...」

 

目で訴えてくる

俺を使えと

 

「!分かった」

 

「...!?」

 

「覚悟しろポンコツ!俺の命、8000コームじゃ済まないぞ!」

 

「...!」

 

「ν!まずはファンネルで囲め!だが動かし続けろ、錯乱作戦だ!」

 

「...!」

 

「そしたら、ライフルで狙い撃て!狙うはコア部分だ!」

 

「...!?!?」

 

「いいぞ!確実にダメージが入ってる!」

 

「...」

 

「あぁ、トドメだ!バズーカを決めてやれ」

 

「...!?!?!?」

 

マインドαがバズーカを喰らい壊れる

膝をつきシャットダウンした

 

「...勝ったか」

 

「...」

 

「うおっびっくりした」

 

気がついたら目の前にν−ガンダムがいたのでつい驚く

 

「...」スッ

 

「ん?これ...プレミアムボールか、くれるのか?」

 

「...」ブンブン

 

「違うのか」

 

「...」スッ

 

「もしかして、捕まえてほしいのか?」

 

「...」コクコク

 

「そうか...」

 

目の前の存在を見る

明らかにポケモンじゃないはずの存在

でも...

こちらをまっすぐと見つめる2つの目を見る

 

「パラドックスポケモンがいるならお前らみたいなポケモンがいたっていいよな」

 

「...!」

 

「これからよろしくな?ν−ガンダム」

 

「...!」コクコク

 

投げたボールに当たり3回転後カチッという音がなる

 

「おめでとう!君はν−ガンダムを手に入れた!...ってな」

 

さっそくボールから出す

 

「...!」

 

「おう、よろしくな」

 

向けてきた銃口にグータッチする

 

ここはポケットモンスター、縮めてポケモンの世界

 

この世界にはいろんなポケモンがいる

 

だが、まだまだ謎が多いポケモンはたくさんいる

 

なら、こんなポケモンがいたっていいはずだ

 

彼らはきっと、ポケモンに当てはまるはずだから




次回「仲間集め」
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