呪いの王人になる   作:カリカリベーコン蒼海

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植物サンプル様、大枝豆もやし様、ソーシロー様、ラジワフ様、セクション様、slothful-soma様、誤字報告ありがとうございます!
確認が足りてねぇ、それしか言えませんが皆様が呆れ果てる程誤字を見逃してしまいます。お助けくだせえ!!

あっ本編入ります


第十二話

休日、鹿目家を離れ裏梅の自宅にてキュゥべえから得た情報と能力を精査する

 

「宿儺様、如何でしょうか?」

「収穫は大きい、アレらの企みや拠点の星の位置だな」

「叩きに行きますか?」

「いや、幾ら俺でもアレらの星まで行くのは至難。精々、干渉を受けない様にする位だ」

「では準備致します」

「そう急くな裏梅。妨害せずとも俺達に害は無い」

「左様ですか」

 

アレらの目的たる、宇宙の寿命を延ばす事。現時点で十数億年は先の話、確かに此方にもメリットはある。

が、気に入らん事も事実。現状よりマシにする方法は一つあるが知りたい事柄は知れた、放置で良い。

マミに関しても仮に魔法少女の力を失おうと、力を授ける手段はある。

 

「裏梅、式神化した肉体に異常は無いか?」

「はい、以前より呪力出力等が上がるだけで無く、呪術の練度も上昇していると感じます」

「ならば良い、昂太朗と莉子は呼んでいるか?」

「後、20分程で着きます」

 

裏梅と出会った時から考えていた案、それが他者の式神化。

理論上は出来る。俺が符で土台を作り、其れを魂に付与する

言ってしまえばコレだけ、強いて言えばある程度器としての強度が欲しいのが難点。それさえどうにか出来れば式神化が可能。

しかし赤児や幼児では器の適正はあっても肉体の強度が足りず早晩に死ぬ、

かと言って十分成長した奴に施しても反乱される恐れもある、縛りで従属させるのは出来るが今世では家族の悲しむ事は極力避けたい。

あの二人を被検体に出来たのは幸運だった、裏梅を安全に式神化し、更に二人は呪術師の才を持っていた。

二人との出会いは魔女関連、そういう意味ではあの獣はよくやった。

当初は色々悩んだものだ、昂太朗は指示は聞くがあの手この手で両親と関わりを持った。莉子は考えるよりも先に手が出る、母さんと気が合いそうな予感がしたので会わせはしなかったが正解だろう。

昂太朗は置いておいて、莉子の魔法少女になった妹の仇討ちは以前までなら協力出来たが、今となってはどうする事も出来ん。

莉子は馬鹿だが悪くはない、ダメ元で説得を試みよう。

過去に耽っていると二人がやって来る。

 

「やぁ、悠仁。君に会える今日に感謝するよ」

「呼び出した理由は何だ?午後から約束があるから早めにしてくれよ」

 

宿儺に挨拶し、震えている昂太朗

肩まで伸ばした桃色(・・)の髪のポニーテール、華奢な骨格と中性的な容姿で女性と勘違いされる事も多々ある。

腕を組みながら敬語を使わず最初から本題に入る莉子

筋骨隆々で身長は184cm、プロの格闘家が数人掛かりでボロ負けした程、近接戦闘に天賦の才を持つ。

 

「貴様ら宿儺様に対し何たる態度だ、加えて昂太朗、宿儺様と同じ髪色に染めるとは、死にたいのか?」

「それを言うならそっちもでしょ、白波だけ悠仁の真名を言えるんだからコレ位許して然るべき」

「やり合うなら勝手にやってくれよ、帰るわ」

「待て、相変わらず纏まりのない。あの獣が持っていた情報を共有する、今後の方針にも関わる話だ」

 

自分勝手な連中に辟易しながら、キュゥべえの目的、宇宙の寿命等、一部伏せつつ伝える

 

「ふ~ん、そっか〜。あんまり興味無いかな」

「つまりどうゆう事だ?」

「ド低脳が、お前の妹を魔法少女にし、戦いに巻き込んだ奴は殺せないと言う事だ、分かったか蛮族」

「ハァ!?フザケんな!アタイは妹の仇を取るって決めてんだ、お前らがやらねぇなら一人でやる」

「ん~~、辞めといた方が良いよ莉子ちゃん」

「何でだよ!!」

「どう言ってあげれば良いかなぁ、莉子ちゃんは強い、だけど相手は雲よりも高い所に居るからどうしようも無いんだ」

「っち!方法はねぇのかよ」

「無い、宿儺様がそう仰っただろうが!諦めろ」

「クッソぉ…」

 

下を向き、拳に握る込むあまり血が滲む。

ここで癇癪起こして暴れないだけでも成長したのもだ、頭は少々悪いが、裏切る事は無く、分からなければ俺に報告出来る配下だ。

代案で納得して貰う他に無い。

 

「莉子、お前の妹を魔法少女から人に戻す方法が見つかった。復讐する代わりには出来んか?」

「!、………………分かった」

「すまんな、この後治療にいく。暫し待て」

 

莉子を別室に誘導し、宿儺、裏梅、昂太朗の三人がリビングに残る。

空気が変わるのを肌で感じるも笑みを絶やさない昂太朗、

其れを見た裏梅が部屋の温度をドンドン下げていく。

 

「裏梅抑えろ。昂太朗、何か言う事は無いか?」

「鹿目家の護衛はキチンと全うしたよ!後はお義父さんの手料理を食べたのとまどかちゃんの宿題を手伝った位かな」

「鹿目知久は貴様の義父では無い、宿儺様やはり二体とも処分致します」

「落ち着け裏梅、護衛の件はご苦労だった、しかし父さんやまどかに接触しろとは言っておらん」

「悠仁がイケズだからちょっとした意地悪、巴マミだっけ?悠仁の手料理を何度も食べてる奴」

「マミは俺の友、お前は配下、扱いに違いが出るのは当然だ。それにマミは俺の真名や来歴までは知らん」

「なら僕は君の恋人に立候補するよ」

 

恋人立候補発言した途端、裏梅の堪忍袋の緒が切れた

一瞬にして昂太朗が立っていた場所に氷が発生する

裏梅の動きを読んでいた昂太朗は避け、懐からベレッタNANOと言う拳銃を取り出す

 

「やめろっ!」

 

宿儺の覇気の篭った言葉に動きを止める二人。

冷や汗を流す、((『『やり過ぎた』ってしまった』))、ここまで合わなかった心中が合致する。

 

「昂太朗、勝手が過ぎるなら式神化を解く。後は分かるな?」

「分かってるさ、戦力を欲しない今なら問題無いって事でしょ、でも少し……少しだけで良いからご褒美が欲しい」

「貴様っ!話を聞いていなかったのか、宿儺様の御手を煩わせるなら私が!」

「裏梅、その心意気は良い。が、まだ昂太朗の式神化は解かん」

「出過ぎた真似を致しました、申し訳ありません。」

「よい、褒美……か、………………………………俺の料理一回分」

「っ!!」

「ありがとう!悠仁!」

「話は終わりだ、莉子の妹の元へ行く」

 

宿儺は思う、今世の戦いはコレで終局であると。宿儺自身に他の魔法少女達を救う気も無ければ、宇宙の寿命もどうでも良い話。

家族と平穏無事に過ごせる確信を得た今、大きな行動する必要は無いのだ。

 




宿儺様はそう感じておられますが、無論まだまだ走って頂きます
裏梅がちょいキレやすいですかね、昂太朗がヤバ目なのは育った環境と呪術師の才を持っているから
ここに来てまたオリキャラです、呪術廻戦の天内理子と名前が被りますが漢字違うからお見逃しぉ、物語を壊さぬ程度にしますが何卒お許しをぉ


ファンパレで遂に宿儺様をお迎え出来ました!
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