「邪魔をする」
「いらっしゃい悠仁、でも良かったの?食材まで買わせちゃって」
「問題無い、むしろお前に買わせた場合の方が怖い、それと台所を借りる」
そう言い鹿目悠仁(宿儺)は台所へと入っていく
「(そういえば、同年代の異性を家に上げるのって初めてじゃないかしら)えっとね、悠仁台所を使うのは構わないのだけれど、あまり部屋見ないでくれると助かるわ、そこまで綺麗に掃除出来て無いし」
「そうか?言う程では無いと思うが、まぁ良いもう昼になるからなそこまで凝ったのは出せんがいいか?」
「えぇ、心配無用よこっちが食べさせて貰う側なんだし」
そんな会話をしながら、およそ三十分後、悠仁が料理を持ってリビングへとやって来た
「熱いから気をつけて食えよ」
そう言って差し出して来たのはホワイトソースの掛かったオムライスであった
「へぇ、本当に美味しそうなオムライスね、何というか意外ね」
「ほう、何がだ?」
「いやね、悠仁貴方のその凶悪な人相から出てくる料理がふわふわなオムライスだなんて信じられないだけよ」
「死にたいのならそう言え、巴マミ」
「マミ」
「?」
「だから一々フルネームで呼ばないで、友達でしょう?」
「そういう縛り、、、契約だからな」
「分かってはいるわ、でももう少し砕けた態度の方が私は嬉しいわ」
「はぁ、分かったこれからマミと呼ぶ、それよりも早く食べねば料理が冷める」
「ふふ、ありがとう悠仁」
食事を終え、一息付くと悠仁はマミに語りかける
「マミ、ソウルジェムの調子はどうだ?」
「大丈夫よ、悠仁のお陰で濁り一つない状態を保ててるわ」
やはりな、と悠仁は確信する。ソウルジェムに触れた事によって悠仁はソウルジェムどういう道具であるか理解した
「(ソウルジェムとは魔法少女の本人の魂が具現化し外に現出したもの、故に魔法少女の精神状態によって濁り等が生じる。牧歌的な平和のある日本で産まれた少女に命懸けの魔女との戦いは相当な負担を強いているはず、その上濁りは一度生じたら魔女の落とすグリーフシードなる道具以外で除去する方法無いというまさに負のループだ)それは良かった、今後も様子を見るが構わんか?」
「良いわよ、寧ろこっちがお願いしたい位の話だし、、ねぇ悠仁貴方の持つ力については何も聞かないわ。 でも、他の魔法少女にも話しちゃダメ?」
「あぁ駄目だ、まだ実験の段階である上に他者に俺の力が知られて面倒が増えるのは御免被る、俺が守りたいのは家族であって魔法少女では無い」
「そう、、よね、ごめんなさい貴方の事も考えずに言ってしまって」
ソウルジェムの濁りに対しての干渉は思いの外簡単であった、縛りを結んだ事により魔法少女は悠仁の術式、呪力を観測することが出来る、向こうが観測出来るならこちらも観測出来ると考えられる。観測出来きるなら干渉も可能である、ならソウルジェムに宿る濁り、負のエネルギーを吸収若しくは反転術式による浄化もやれない事は無い
「(呪いを糧とする俺ならあの程度のエネルギーは吸収した所で何の問題も無い、呪いを糧とするのは魔女もやっている事。他者に出来て俺に出来ない事なぞ無い)気にする必要は無い、それよりもマミ、契約の事忘れているんじゃ無いだろうな?」
「忘れてなんかいないわ、確か『鹿目悠仁の事を他者に秘密にする代わりに私の友人になってくれる』って言う契約だったわね」
「そうだ、意図的で無くとも破ったのなら相応の罰が下される。無論この俺もな」
「別にそんな契約しなくても話して欲しくないなら、悠仁の事キュゥべえにだって話さないわ」
「悪いが俺が無条件で信頼するのは家族だけだ」
「そう、なら仕方無いわね。でも不思議まだ悠仁と会って一ヶ月しか経っていないなんて」
巴マミと鹿目悠仁が接触したのは、偶然の出来事であった、それは巴マミがキュゥべえの庇護が無くなって初めて一人で魔女と戦う事になった話である
「くっ、何て数なの?! 全然銃を構えられない」
魔女は己の影から生み出した茨の鞭を無数に召喚し、更に盾役に使い魔2体を前衛に置く事で鉄壁の布陣で攻撃仕掛けていた
どちらか一方に意識を割けばもう片方から攻撃を受けるハメになる
「なら!!」
マミは逃げ回りつつ自分が立っていた地面に仕掛けを施し、使い魔2体を罠へ誘導
「「!?」」
突然、地面から飛び出して来た黄色のリボンに身体を絡め取られた使い魔2体はそのまま動けなくなる
魔女本体に銃を構え一気に仕留めに掛かる、何丁も銃創り出し魔女の無数に思えた影の茨を撃ち抜く。次第マミの方が優勢となり完全に目の前の魔女に意識を向け撃ち倒そうとしていた瞬間だった
ビリ!
音のした方を見ると使い魔の1体が拘束を破り、眼前に拳を振り上げ今にもマミへと殴りかからんとする姿があった
「きゃっ!!」
魔女に意識を向けすぎていたマミは使い魔の攻撃をモロに受けてしまう
「くっぅ、ハァ、ハァ」
立ち上がる処か息をするのもままならず、魔女と使い魔両方の攻撃によって息絶える、そう確信した瞬間
「全く、朝市で生きの良い魚を買って良い気分であったに」
とても低い男の声であった、観ると桃色の髪を短く切り揃え顔面に刺青?がある、悪人面の男が買い物袋らしきものを肩からさげて、ウンザリした表情をしている
「逃げて!?」
マミは咄嗟に叫んだ、明らかに魔法少女では無く一般人。巻き込んではならないとマミの良心からの声が自然と出てくる
「女、誰に向かってモノを言ってる?」
魔女が茨を男に振るおうとする、もう助からない、助けられないと苦悶の顔を露わにしたマミに次の瞬間とんでもない光景が広がる
「【解】」
魔女の茨がバラバラになる、それと同時に2体の使い魔達もバラバラになり消える
「えっ?」
「食前に適度に運動でもするとしよう」
男はまるで歩道を歩く様な軽い足取りで魔女へと近付いていく
「谿コ縺励※繧?k莠コ髢!」
魔女は意味不明の言語を口にしながらマミと戦っていた時の倍以上の茨を生み出し男へと襲いかかった
「ノロい」
全ての茨が先程と同様に切り裂かれバラバラになる、男は欠伸しつまらなそうな顔をしながら言う
「もう良い、死ね」
そう告げた途端魔女はバラバラとなりグリーフシードを落としてこの世から消え去った
戦闘難しい
聡明な宿儺様や天才的な戦闘センスを持つマミ様を書けない
誰か書いて下さい