あと、グノーシアアニメ化おめでとう!
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師走。この月の24日を迎える今日、学園都市キヴォトスは大変賑わっている。
この日だけは爆破事件も、銀行強盗も、七囚人による事件もなく。ただ平和だ。
街では華やかな装飾で彩られた街並みを見ることができ、耳を澄ませば聞こえるクリスマスソング、スイーツ店ではクリスマスケーキが並べられ、少女たちは各々クリスマスイブを満喫していた。とあるトリニティの生徒4人はクリスマスケーキの入った袋を持って楽しそうに談笑、また銀髪の必死そうに何かを探すゲヘナ生徒と赤髪の気だるげな生徒は商店街にあるクリスマス限定プリンを求め、ミレニアムではパジャマパーティーの準備を始めていた。
毎日が事件だらけのキヴォトスでも、この日だけはその騒がしさも鳴りを潜め、クリスマスムードに包まれている。
「"よし、今日の分も終わった!"」
シャーレの先生は自身の目の前にある大量の資料とパソコンに映った『完了』の画面を嬉しそうに見ながらそう告げる。
「終わったかの、先生。丁度妾も先生に頼まれていた仕事を終わらせたところじゃ」
聖夜の前日。今日の当番は竜華キサキ。
「"本当にごめんね、キサキ。こんな日に当番を任せちゃって。本当にありがたいよ"」
先生は頭を下げながらも感謝を伝えてくれる。
「別に良い、妾も暇じゃったからな。それにしても本当に良かったのかえ?」
「"?"」
「明日の当番のことじゃ、クリスマスに一人寂しく仕事とは……お主が良ければ妾が明日も担当してもよいのじゃぞ?」
「"ハハ、冗談でもそう言ってくれると嬉しいな、でも大丈夫だよ。生徒たちにクリスマスを楽しんでほしいしそれに……明日だけは私にしか出来ない重要な仕事があるからね"」
「……別に冗談というわけではないのじゃが」
キサキが先生に聞こえるか聞こえないか曖昧なくらい小さく呟いた言葉先生は遮って話を振る。
「"そう言えば、キサキってクリスマスに欲しいものとかはあるの?ほら、サンタさんからのプレゼント的な"」
「欲しいもの?特にある訳では無いが……どうしてそれを?」
「"えっ?単純に疑問……というか、ほら!私も先生だからさ気になるんだよ。生徒たちがどんなものを願うのかさ"」
「妾だけに聞いたわけではないのだな?」
「"うん!会った生徒全員に聞いてるよ!"」
この言葉に自分だけに向けられた言葉ではないことにキサキは少しガッカリした。
「そうか、なら妾は……そうじゃな『愛の籠もった手作りのマフラー』なんかどうじゃ?」
「"サンタさんの手作りって事?"」
「まぁ、そうとも言えるな」
先生は少し考えた後に「"今年は寒いしね、いいと思うよマフラー。……きっとサンタさんもプレゼントしてくれるよ。キサキはいい子だからね"」
「"って、もうこんな時間だったのか。キサキ、もうすぐ周りも暗くなってくるから今日はもうやることも無いし終わり!山海經まで少し遠いけれど送っていこうか?"」
「いや、妾は迎えを用意しておる。先生の手を煩わせる心配はない」
「"そっか、じゃあ良い夜を……少し早いけどメリークリスマス"」
「メリークリスマスじゃ、先生」
キサキは誰よりも早く先生からの『メリークリスマス』を貰って帰宅する。
「門主様?どうしました、なんだか浮かれてる様子で……なんかいいことでもありました?」
帰りの途中、運転をする玄龍門生徒にそう聞かれた。
「なに、大したことではない。……そう言えばなのだが、こんな話を聞いたことはないか?『クリスマスのサンタクロースの正体は連邦生徒会長がこなしていた』という都市伝説を」
「それ、聞いたことありますよ。でも今年はどうなるんでしょうねぇ、何せその連邦生徒会長が失踪してるんですもん」
そう。この都市伝説を信じるとするのならば今年は『サンタクロースがいない年』……じゃが。
「もし、都市伝説が本当なら今年のサンタクロースは誰がやるのかの?」
「誰って……連邦生徒会のリン行政官とかですかね?あとは……先生、とか?あ、そう言えば先生がクリスマスプレゼントに何を頼んだか聞いてきませんでした?」
「おぬしも聞かれたのか」
「はい!因みに門主様は何と答えられましたか?」
「……内緒、じゃ」
「気になるぅ!教えてくださいよ門主様!」
「その話はもう終わりじゃ。しっかり前を見て運転せい」
「くっ、興味心を刺激されまくりですよ」
その後は帰ったあとの予定など他愛もない話をしながらキサキは玄龍門へと帰っていくのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「"よし、キサキも帰ったし、やりますか……!"」
キサキが帰ったことで一人になったシャーレの先生はシッテムの箱に手を伸ばす。
『先生、今日もお疲れ様です!』
『……いよいよ明日ですね』
「"アロナもプラナもお疲れ様。明日の夜は大忙し……私は皆にプレゼントを配らなくちゃだからね"」
そう。『サンタクロースの正体』は歴代の超人、連邦生徒会長だったのだ。
『連邦生徒会長の仕事の一つですね。それにしてもここには学園にして数千の、しかも一つ一つに平均200〜300、三大校にいたっては1000人を超える生徒さんがいます。学校を抜けた生徒さんにも配ると言ってますし……一人で生徒全員にプレゼントを届けるのはいくら先生でも不可能じゃないですか?』
「"アロナ、私は生徒全員にクリスマスを謳歌してほしいんだ。その為なら不可能という文字は今日この日だけ私の辞書から消えるんだよ"」
『何言ってるんですか!?』
「"知ってるかいアロナ。ここは二次創作の世界だよ?作者の気分次第でどんな不可能も可能になるんだ"」
『すっごいメタい発言ですね!?ぷ、プラナちゃんも何か言ってくださいよ!』
『先生、その……私たちも期待していいんですか?』
『プラナちゃん!?』
「"期待していいとも!まずは手始めに!"」
先生の体がシッテムの箱の中で眩く光りだす。
その眩しさに目を覆ったアロナとプラナ。次に目を開けるとそこには……
「"……久し振りだね、A.R.O.N.A"」
『ッ!?先……生……』
二人の目の前にプレナパテスが現れた。……サンタクロースの仮装をした。その隣には赤鼻のトナカイの格好の梔子ユメもいて「ひぃん!私もいるよ!?」と言っている。
「"私一人では不可能でも、私達なら可能だ!"」
先生は再び眩い光を何度か放つ。
「"セルフコラボ三銃士を連れてきたよ"」
『セルフコラボ三銃士……ですか?』
「"記念すべき最初に投稿したシリーズ『グノーシア×ブルアカ』の先生とクロス先の人たちだよ!"」
「(グノ先)"よろしく。私は……いいか、こっちからモモ、沙明、セツ、ラキオだよ"」
「精一杯努める、よろしく頼む」(一応主人公の軍学生モモ)
「イェア!メリークリィスマァス!今日はクリスマスイブだってな、セツ、どうだこれから俺とこれからしっぽり」 (下ネタ軟派男、沙明)
「しない。何度言えばわかるんだ、私は……はぁ、もういい。私はセツ中尉、皆よろしくね」(汎性(性別を持たない)の現役軍人セツ)
「はぁ、どうしてこんなところに、全く記念日だのなんだの非合理的なものボクには理解できないね。ここに呼ばれた理由も謎だ。ここにいるメリットもないようだしボクは戻るよ」(ロジックブッパの汎性の学生、グノーシア界(ネット)のアイドル(笑)ラキオ)
「いや、駄目だ……と言うか無理だ」
「は?……なら僕はシャーレに残る。僕の他の4人でなんとかすればいいンじゃない?僕はあいにく運動は得意な方じゃないンでね」
「……ラキオ、上からの指示だ(メタ)」
「……そうか、そう来るンだ。ハッ、まぁいいよ僕にはどうしようもないらしいしね。こんなことならコールドスリープしている方がよっぽど有意義だなんて思う日が来るとは。ああ、なんて無駄な時間なンだ、ここまで来ると逆にこの無駄な時間に興味後湧いてくるよ」
「(グノ先)"ま、まぁ私たちはゲヘナ自治区付近を担当するよ"」
『なんだかすごく濃い面子ですね……』
「"これで終わりじゃないよアロナ!そして次!グノーシアクロスが止まってる最大の理由にして一番バズった二次創作の先生だ!"」
「今日だけは生徒にクリスマスプレゼントを届けないと死ぬぜ!」
『本当に誰ですか!?』「誰だお前はッ!」
『アロナですよ!?先生ですよね!?何で私のことがわからないんですか!?』「なるほどッ!」
「"寿司を食べないと死ぬぜ!とのクロス二次創作の先生だね。本来であれば寿司を食べ続けないといけないのを生徒にプレゼントを届けないと死ぬ体になったっぽい……クリスマス仕様だね!"」
『先生さっきからおかしくなってません!?』
「"おかしくなってないよ!(8徹目)"」
「"それじゃ最後、恋愛系二次創作の巻き込まれ体質先生だよ!"」
「(恋先)"この中じゃ一番マトモかな……?取り敢えずトリニティ周りをを担当するよ"」
「"じゃあ、プレナパテスとプラナはアビドスをお願い。私は山海經とミレニアムに行くから寿司を愛する先生はレッドウィンターとアリウス付近の学園を頼みます"」「やぁってやるぜ!」
かくして先生たちは聖夜の前日に集結したのだった。
そして時は進み、クリスマス当日の夜。
アビドス→プレナパテス先生
ゲヘナ→グノーシアクロス先生
トリニティ→恋愛先生
アリウス→寿司を食べないと死ぬぜ!クロス先生
ミレニアム→今作の先生
前書きでも書きましたが、この5人の先生がプレゼントを届ける話は時系列とかは特に無いです。気になる話から読んでいただいて構いませんので!