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さて、今回は!!
・炭十郎亡きあとの竈門家について
・飛鳥の育手訪問
となっております。
どうぞ!!
兄が亡くなった途端に疎遠になるのもあれなので、竈門家に訪れる間隔を徐々に広げておりました。
現在は、10日にいっぺんくらいかな?最終的には月2回くらいにすればいいかしら?
一応お土産(食料品)を持って来てるから、迷惑がられてはいないと思う。たぶん…
子供らも、だいぶ落ち着いてきた感じがする。
ただ、以前よりも炭治郎に甘えている感じを受ける。私には甘えて来ないのにねぇ…
やっぱり父親が亡くなった影響は大きいらしい。
私はというと、竈門家に来なくなった代わりに、各地の育手の所を回っている。
会社の仕事のついでだよ?どっちがついでかわからんけども…
善逸君にも会った。
なんか懐かれたけど、兄弟子の獪岳君は不機嫌そうだった。
聞くと、最終選別に出る許可がなかなかもらえないらしい。
ま、私が帰る頃には許可してもらえたみたいだけどね。
<善逸視点>
「獪岳、善逸、今日は昼過ぎに客人が来る。お前達にも合わせる事になるじゃろうからそのつもりでな」
獪岳と一緒に鍛錬の準備をしていると、じいちゃんがそう言った。
「俺達にも?じいちゃん、こんな山奥まで誰が来んの?」
「先生と呼べ、この馬鹿が!」
「痛ぁっ!」
俺がじいちゃんって言うと、いつも獪岳に頭を殴られる。いくらじいちゃんから注意されても止めてくれない。
「獪岳。すぐに手を出すのは改めた方が良いと言ったじゃろう?」
「申し訳ありません先生。このバカが全く学習しないので」
「だからって、なにも思いっきり殴らなくたって…」
「あぁっ?」
「なんでもないです…」
「来るのは、鬼殺隊の相談役になられた方じゃ。隊士の育成強化の為に全国各地の育手の所を回っておるらしい。儂の評価もあるやもしれん。弟子達の話も聞きたいと手紙には書いてあったからの」
じいちゃんが俺の質問に答えてくれた。
「俺達にも話を聞きたいって?」
「しばらく泊まっていかれるらしいから、話は鍛錬の後になるじゃろう。じゃから今日は、鍛錬の前に家をキレイに掃除するのじゃ」
別にそんなに汚れて無いと思うけどな?
掃除をしていると、じいちゃんが寝所に仕切を作っていた。
「じいちゃん、その仕切は?」
「先生だ!!」
「痛ぁっ!」
「相談役は女性じゃからな」
「「!!?」」
「えー!女の人?まじで!?綺麗な人かな?それともカワイイ系?」
「うるせぇ! 騒ぐな!!」
「痛ぁっ!」
また殴られた… バカになったらどうすんだよ!!
掃除を終えると、いつものように石を入れた籠を背負って走り込みへと向かった。
走り込みが終わり、じいちゃんに稽古を付けてもらっていると、相談役って言う人がやって来た。
じいちゃんとあいさつした後、早速俺達の修行の見学を開始した。
うわぁ…キレイな人だなァ~!めちゃ俺好みィ~!!
あっ…獪岳が俺を睨んでる…。
あの人も見てる事だし、俺も頑張って修行しようっと!!
<獪岳視点>
「獪岳君。君は、壱ノ型が出来ないんだね?」
「…」
俺達の稽古をしばらく見ていた相談役とやらが、休憩に入った途端に俺に声をかけてきた。
痛いとこを突きやがる!!
「獪岳は壱ノ型だけが上手く出来ず、逆に善逸は壱ノ型だけしか上手く出来ずという感じでの…。育手としてはなんともお恥ずかしい限りですじゃ…」
先生が肩を落として説明している。弟子としては不甲斐ない。何で俺は壱ノ型だけ出来ねぇんだ!!?
「善逸君が他の型を出来ないのはなんとなくわかるんですけど、獪岳君はどうしてなんでしょうね?」
「えー!俺の理由はわかるのぉ~!!?」
「うるせぇよ!!」
オメエはちゃんと稽古しねぇからだろうよ!!
「ねえ、獪岳君。壱ノ型、やって見せてくれる?」
「は?出来ねぇって言ってんだろ!?」
「これ、獪岳!!相談役になんて口の利き方をしとるんじゃ!!」
「何をどう改善したらいいのか見てみたいのよ。だからまずやって見せてくれない?」
先生にも言われて、俺は渋々出来ない壱ノ型をやって見せた。
「…」
クソったれ!!何であの
「つまり、獪岳君は居合が苦手なんだね?」
「…そうだよ!悪ィかよ!!」
「じゃあ、それを練習すればいいんじゃない?」
「ずっとやってるよ!!だけど壱ノ型が出来ねぇんだ!!」
当たり前の事を言ってんじゃねぇよ!!そんなもん、ずっと練習してんに決まってんだろ!!
「これでやってみ!」
「!!これは?」
相談役は、俺に刀を渡してくれた。
「軽っ!!?」
「鞘の滑りも良くしてあるの。居合練習用の刀だよ!」
「そんなものが…!!?」
先生も驚いている。っていうか、居合練習用の刀なんて…そんなモノがあるのか?
「実は、いろんな刀を試作してもらっていてね」
その中の一つの刀との事。練習用なので、鬼との戦いには使えないらしい。
作った刀が思った通りの仕上がりなのか?
それを確認したいという事で、俺と相談役は先生と
そこで俺は、相談役からとんでもない事を言われる事になる。
~ ~ ~ ~ ~
「覚悟が足りない?」
「ありていに言えばね。」
「どういう意味だよ!」
「君の根底にある考え方だよ。『生きてさえいれば』っていう考え方は生物として当たり前だと思うけど、『いつか勝てる』っていうのは違うと思うよ?」
「!!?」
なんでそれを…?俺はこの人に言ってねェぞ!?
「逃げてるヤツに『いつか』は来ないよ」
「俺が…逃げてるって言いてェのか?」
「その証拠に、君は壱ノ型が使えない。あの技は、刀を鞘に納めたまま相手の懐まで踏み込む技だからね。居合が失敗したならば、危険に身を晒すだけ…。捨て身という訳では無いけれど、隙があるのもまた事実。」
その通りだ。だからこそ、神速の踏み込みと高速の抜刀術がこの壱ノ型の肝だ。
確かに、他の型は刀を抜いた状態で使う技…
「なら…!壱ノ型を使えるようになってやるよ!!俺が逃げてねぇって証明してやる!!」
俺は一人で吠えていた。
そんな俺に…
「うん、
相談役はそう言った。
その日俺は一日中、居合の練習に明け暮れた。
正直、図星だった。自分でも気づいてなかった事だった。相談役…飛鳥さんは、それを見事に言い当てた。スゲェ頭に来たけど、気持ちが落ち着いてくるとなぜかスッキリしている自分がいた。
夕飯は、飛鳥さんが作ってくれた。
善逸が先生の事をまた『じいちゃん』って言ってたけど、何故か怒りが湧いて来なかったのも驚きだ。
客が居るからなのか、自分でも良く分からない。
数日後…
俺は突然、壱ノ型が出来るようになっていた。
「飛鳥殿!!本当にありがとうございますじゃ!!」
「何で先生が頭下げてんだよ!?俺の事なのに…」
「だからこそだよ。獪岳君は桑島さんの愛弟子なんだから!」
「えっ!で、でも先生は…俺と善逸二人で後継者だって…」
「それは、獪岳君が壱ノ型を使えず、善逸君が壱ノ型だけを使えるって状態だったからだよ。まぁ、君の奮起を促す狙いもあったかもだけどね?」
「そ、それは…」
桑島さんが狼狽えている。獪岳君の目を見るに、私の言った事が図星なのだと気づいたようだ。
「雷の呼吸の育手は他にも2名ほど居まよね?2人を彼らに預けなかったのはなぜですか?」
「他にも雷の呼吸の育手が?」
「5大流派の一つだよ?使い手は水が一番多いけど、雷の呼吸の使い手も多いんだよ。育手の数は少ないけどね?」
最終選別後に呼吸を変える子も結構いるんだよね。
本当なら、育手の育成もしないとダメだと思うんだけどな?
「受け持ったからには隊士になるまで責任を持つのが育手じゃからの」
「ちがいますよね?彼らを…特に獪岳君を手放したくなかった」
「……そうじゃ!悪いか!!」
「と、いう事らしいわよ?」
「…」
獪岳君、顔真っ赤!
その後、獪岳君は善逸君の面倒をよく見るようになり、全ての型ではないけれど、彼も他の型も使えるようになったとの事。
育成強化に貢献出来たのは嬉しい限りだけど、この3人の物語は原作とは乖離する事になると思う。
ちなみに善逸君の性格は原作そのままなので、炭治郎との絡みにあまり変化は無いかもだけど…
確実に、獪岳君のルートは変わったと思う。もしかして、半世紀ぶりの鳴柱が誕生するかも知れないね?
まぁまだ隊士にもなってませんけど…
飛鳥:オリ主(転生者)
鬼殺隊相談役として隊士育成強化の為に、全国の育手のところを行脚している。
今回は元鳴柱、桑島さんのところにおじゃま~!!
※今後全国行脚の話を書くかは不明です。
炭治郎:原作主人公 オリ主の甥
父が亡くなって、兄弟達に絡まれる?事が多くなっている。
桑島慈悟郎:育手
元鳴柱
今回、獪岳君とやっと?意思疎通が出来た。
稲玉獪岳:桑島の弟子、善逸の兄弟子
善逸の事を根性無しのクズだと思っているが、実は違う。
自分の居場所を奪われる事が怖い為、善逸を受け入れられないでいた。
本人も気づいていないが、飛鳥が自分を理解してくれた事で彼の中の何かが変わった。
桑島の気持ちを初めて理解する。
我妻善逸:桑島の弟子
原作主要人物
飛鳥の顔はドストライクだったらしく、メッチャ懐いた。
飛鳥がお願いすると、修行も頑張った。
※実は禰豆子は飛鳥似です。