お気に入り登録してやんせ!!
さて、今回は!!
・進行役デビュー
・後の柱の最終選別
となっております。
どうぞ!!
おかしいぞ? いや… おかしくないのか? もしかして…
いやいや、やっぱりおかしいよ!!
ねえ、なして?
「皆様。今宵は最終選別にお集まりくださり、ありがとうございます。」
前回まであまねさんが述べていた口上を、なして私が述べている?
どうして、あまねさんの立つべき場所に私が居んの!?
「「この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出る事は出来ません。山の麓から中腹にかけて、鬼共の嫌う藤の花が1年中狂い咲いているからでございます。」」
そして前回まで私が述べていた口上を、輝利哉君とひなきちゃんが声を合わせて述べている。
うん。こっちは正解だよ!もともと
えっと私…輝利哉君があまねさんの隣に立つまでの間って事で進行役やってたハズじゃ?
なんで、私と子供らなん?
「「しかし、ここから先は藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。この中で七日間生き抜く。それが最終選別の条件でございます。」」
「なお、敷地内には鬼殺隊の隊士達が、皆様の監視役兼護衛として配置されています。皆様が、棄権の意思を示した時、重度の負傷など命が危険に晒された時、明らかな不正行為があった時。以上三つに該当しない限り、隊士は姿を見せる事はありません。あくまでも緊急時の備えとご理解ください。」
「「「では、行ってらっしゃいませ」」」
進行役の口上を聞き終え、出発していく参加者たちを見送り、監視役も敷地内へと散っていく…。
わたしにゃ見慣れた光景ですけどね?
今回は参加者が53名と結構多め。まぁ、2回目の子も居るみたいだからね。
なので監視役も大人数である。
「どうでしたでしょうか?飛鳥さん。」
山を降りながら、輝利哉君が私に聞いて来た。
「良かったと思います。とても始めてとは思えませんね。」
「はい!輝利哉と2人で声を揃えられるようにたくさん練習してきました。隠の方々にもご協力いただきまして、大勢の人の前でも緊張しないように練習したんです。」
私が答えると、今度はひなきちゃんが嬉しそうに話してきた。
なるほどね。けっこう練習したみたい?しかも大勢の隠の協力を得て、緊張しないように練習してたとは…
「それは、お館様の指示で?」
「いえ、輝利哉が考えました。」
あら、凄いじゃない。とても5歳の発想とは思えないわね。
でもあれか…
産屋敷家の子供達は幼いころから上に立つ者としての教育を受ける。
30歳くらいまでしか生きれないのなら、昔の武将の半分くらいしかないんだもんね…。
12、3歳で結婚する事になるし、そこまでに精神的に大人にならなければならないのだから、そういう発想も身に着くか…。それに基本的に男子が継ぐけど、もしもの時には女子が代る。ひなきちゃんも輝利哉君同様大人びている。
「それでその…及第点でしたでしょうか?」
「ん?」
「えっと…母上から、飛鳥さんから及第点をもらえたら、次回から私たち二人で最終選別を進行しなさい。と、言われてまして…」
「へー!そーなんだぁ…」
ちょっとあまねさん?私なんも聞いてませんけどォ!!?
っていうか、2人が不安そうな顔して私を見てるんだけど?
しかもこれ、どっちか分からんぞ!?
及第点がもらえるかどうか不安がってるのか、それとも及第点をもらってしまい、次回から2人で進行しなくちゃならない事が不安なのか…。
あ~でも、どちらもって事もあり得るか…。
ってかさ!これってマヂであまねさんの
ちがう?
「2人はどうしたい?次回から二人で進行するのはまだ不安?」
「「…」」
2人が顔を見合わせる。まぁ、質問に質問で返した形だからねェ…
しゃーねーなぁ!!
「じゃあ、こうしましょう!及第点はあげるけど、進行はまだ2人だけじゃ不安だと
「「!!」」
2人が顔見合わせ笑顔になった。やっぱまだ不安だよね?
「はい!!ありがとうございます。」
「次回もよろしくお願いします!」
うんまあ、まだ今回終わってないけどね?
ちょっと、保護者な気分を味わいました。
まさかこれ…狙ったのかな?
ちなみに今回の参加者には、見知った顔が二人居た。
<獪岳視点>
「皆様。今宵は最終選別にお集まりくださり、ありがとうございます。」
マジか!
相談役って、最終選別の進行役まですんのかよ!!いや、別に嫌じゃねぇけど…むしろ嬉しいけど!!
着物姿の飛鳥さん、キレイだなぁ…!
「なお、敷地内には鬼殺隊の隊士達が、皆様の監視役兼護衛として配置されています。皆様が、棄権の意思を示した時、重度の負傷など命が危険に晒された時、明らかな不正行為があった時。以上三つに該当しない限り、隊士は姿を見せる事はありません。あくまでも緊急時の備えとご理解ください。」
「「「では、行ってらっしゃいませ」」」
そんな丁寧に『行ってらっしゃいませ』なんて言われたら…
こりゃあ、頑張らねぇとならねぇな!!
※許可は出たものの、最終選別までにはまだ期間があり、飛鳥は何度か桑島の所を訪れて、二人に稽古をつけていた。
(善逸はまだ、全ての型が身についておらず、許可が出ていません。)
俺は緩んだ顔を両手でパチンと叩き、気合を入れた。
<蜜璃視点>
怪我をして、2人の鬼に襲われそうになっている子を発見!!監視役は現れない。
私が助けてあげないと!!と思ったんだけど…
- 雷の呼吸 -
どこからともなく声が聞こえた。
「壱ノ型 霹靂一閃!!」
「ぎゃっ!!」
「参ノ型 聚蚊成雷!!」
「ぐあっ!!」
すごいわあの人!私、雷の呼吸って初めて見た!!
一瞬で1人を斬って、すぐさま回転斬りで2人目を倒した。見えないところから一瞬で距離を詰められるのは凄いと思う。
私もあの技、教わろうかしら?
「骨は折れてねぇみたいだが…。おいお前!!まだ
「ま、まだやれる!3年修行してやっと許可が出たんだ!!」
「…腰が抜けてんじゃねぇか!ダメだな。今回はもう辞めとけ!そんな状態で続けても命を粗末にするだけだ!」
「で、でも…」
「選別はなにも今回だけじゃねぇ!何度でも挑戦出来る!今回は対峙した鬼がどんなモノか確かめに来たと思えばいい。」
「う…うう…!!」
「…」
「監視役の人!居るんだろ?こいつ棄権するからよろしく!!」
その人が木の上に向かって声をかけると隊士が2名現れた。そしてケガをした子が連れて行かれた。
「やる気があるなら…次回がんばれ!」
その人は連れていかれる子に向けてつぶやいていた。なんかカッコ良くない?
あ、こっち向いた!!
「あんたは…チラリ、心配なさそうだな!」
私の刀を見て、既に鬼を倒していた事に気づいたのだろう。この人すごく落ち着いてる。
歳を聞いてみると同い年だった。なんか勝手に年上だと思ってた!!良かったぁ!余計な事言わなくて…!!
「お互い頑張ろうぜ!!」
「7日後、無事に会いましょう!!」
結局、今回の最終選別通過者は7名。42名が棄権した。
人数が多かった事もあり、残念ながら参加者4名が亡くなった。
もちろん、獪岳君と甘露寺ちゃんは無事通過しました。
飛鳥:オリ主(転生者)
甘露寺ちゃんが居たので終了後、通過者にはすぐに食べれるようにと食事を準備した。
※飛鳥は煉獄家にて甘露寺と会っています。食べっぷりも見ています。だから食事を用意したのです。
飛鳥は料理を作っていたので見れなかったが、他の6名が呆気にとられるほど、勢いよくご飯を食べていたらしい。
輝利哉君とひなきちゃんもビックリしたってさ!
輝利哉:産屋敷家の長男(次代のお館様)
今回の最終選別から進行役に
あまねから課題として、飛鳥から及第点を貰う事を言い渡されていた。
ひなき:産屋敷家の長女
今回の最終選別から進行役に
二人は以前から、飛鳥と一緒に進行役を任される旨を言い渡されていた。
母と飛鳥の約束(二人がとなりに立つまでの間、飛鳥がお願いされていた事)は知らない。
稲玉獪岳:桑島の弟子、善逸の兄弟子
飛鳥のおかげで、桑島や善逸の愛情を知る事が出来た獪岳は、原作と比べてかなり素直になっています。
昔の事(寺の一件)もきちんと話しており、飛鳥も一緒に聞きました。
原作で書かれていた事と違う感じではありますが…(この件は次話で…)
甘露寺蜜璃:後の恋柱
原作フリークの方は目をつむってください。
甘露寺ちゃん、17歳ではなく15歳です!!