羅刹は今日も夜に舞う   作:槙 秀人

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改めて、申します!

お気に入り登録してほしいえ!!


さて、今回は!!

 ・炭治郎、鱗滝さんの元へ!
 ・獪岳、十二鬼月討伐!

です。

どうぞ!!







半世紀ぶりの柱

<<炭治郎視点>>

 

 正直、驚く事ばかりだった。禰豆子が鬼になってしまった事もそうだけど、オバ(叔母)ちゃんが禰豆子を斬ろうとした剣士?を知っていた事も、鬼殺隊という組織にオバちゃんが所属している事も!

 あれ?オバちゃんって大きな会社の社長さんじゃなかったっけ?

 えっ!?掛け持ちしてるの?鬼は夜にしか活動しないから大丈夫だって?

 それって、昼は会社で夜は鬼殺隊って事?オバちゃん、ちゃんと休んでる?心配するなって言われてもそんなのムリだよ!!

 確かに今はそれどころじゃないけどさぁ…

 

 鬼は日光を浴びると塵になってしまうという事で、オバちゃんが木材で俺が背負えるようにと箱を作ってくれた。

 でもこれ、小さすぎて禰豆子が入れないんじゃ?

 と思ったら、禰豆子が小さくなって箱に入った。

 そういえば、最初俺を襲った時は体が大きくなったっけ。

 

 

 疲れたら、オバちゃんが箱を持つからと言ってくれたけど、それはダメだ!

 俺は男で長男だ!だから禰豆子は俺が運ばないといけない!!って言ったら何故かすっごく怒られた。

 俺の頭は硬いのに、オバちゃんの拳はそれ以上だった。コブが出来たのなんて初めてだ!

 それと、お姉さんがイヤなら名前で呼べと言われた。俺にはよくわからないけど、禰豆子が頷いていた。

 

 禰豆子の入った箱を背負って、飛鳥さんに連れられて山をいくつか超えた。

 

 夜になり、禰豆子は箱から出て一緒に歩いていた。

 あと一山で目的地という所で、オバ…飛鳥さんが突然立ち止まった。

 

 お堂に明かりがついている。

 

 

「この中に…悪鬼が居る!」

「えっ!?」

 飛鳥さんがお堂に向かって歩き出す。俺と禰豆子はその後をついて行った。

 血の匂いがする!!?

 飛鳥さんがお堂の入口を開け放つと、そこには人を貪る者が居た!

 

「なんだ?ここは俺のナワバリだぞ!俺の餌場を荒らしたら…許さねぇぞ!!」

 

 人喰い鬼だ!

 

 禰豆子は大丈夫か?と思って見てみると、眉間に皺を寄せ不快そうな顔をしていた。鬼を睨んでいるようだ。

 よかった!やっぱり禰豆子は人喰い鬼じゃない!!

 

「妙な感じがするなぁ…おまえらまさか人間か?」

 鬼が飛鳥さんに襲い掛かった!!

 

「うおっ!!」

 オバちゃんが鬼の手を取り一本背負い!!そのままお堂の外に投げ飛ばした。

 すかさず頭を殴られたぁ!!?またコブが出来たよ?

 あ、オバちゃん言ったからか!!

 

「武術が出来んのかよ!めんどくせぇ!!だが、女子供じゃ鬼には勝てねェなぁ!!」

 あー…あの()、何てことを…

 

「女だから何だってェ?」

「むー!!」

 禰豆子も怒った?

 

「えっ!?」

 禰豆子の飛び蹴りで、鬼の頸が捥げたぁ!?

 

 こ…殺してしまった!!あーでも、相手は悪鬼だからいいのか?

 

「炭治郎!伏せろ!!」

「動いた!!?」

 信じられない!!首が捥げた鬼の体が俺に襲い掛かって来た。オ…飛鳥さんがそれを蹴飛ばした!!

 

「ふざけんな!鬼が混ざってやがんのかよ!なんで鬼と人間がつるんでんだ!!」

「喋った!!?」

 首だけになったのに!?

 

「言っただろ?鬼は日光にあたるか日輪刀で首を斬らなきゃ死なないってね!」

 

「なっ!?まさか、鬼狩り!!?」

 また鬼の体が襲い掛かって来た。飛鳥さんは懐から短刀を取り出し、ヒノカミ神楽の舞を舞う!

 短刀が鬼の体を斬りきざむ!!

 

「がぁ!!何だァ!?体が焼けるように熱いィ!!?」

 鬼の体が崩れていく…

 飛鳥さんはそのまま鬼の頭に向かい、その頭も斬り刻んだ!!

 

 

 

「飛鳥殿。その子が炭治郎ですかな?」

「はい、この子達の事をよろしくお願いします。」

 いつの間にか現れた天狗の面を着けた人は、お堂で亡くなっていた人たちを埋葬していた。

 

「儂は鱗滝左近次だ。飛鳥殿に、お前たちの事を託された。」

「竈門炭治郎と言います。妹は禰豆子で…」

「炭治郎!妹が人を喰った時、お前はどうする!」

 

「妹は人を喰いません!」

「!!?」

 

「でももしも妹が人を喰ったなら!俺が一緒に死にます!!オバ…飛鳥さんに貰った短刀で、禰豆子の顎を斬ってそのまま俺は腹を斬ります!!」

「うむ。合格だ!しかし炭治郎!!それは絶対にあってはならない事だと肝に銘じておけ!罪なき人の命をお前の妹が奪う。それだけは絶対にあってはならない!わかるな?」

「はい!」

 

「では、これからお前が鬼殺の剣士になれるかどうかを見極めさせてもらう。妹を背負ってついて来い!!」

「はい!」

 

 

 

<<飛鳥視点>>

 

「飛鳥殿。この子はこれまでどんな暮らしをしていたのだ?結構本気で走ったのに遅れずに着いて来よった!!」

「はぁはぁ…ぎ…ギリギリでし…た…けど…」

 

「まあ、竈門家は少し普通の家とは違いますからね」

「あー…なるほど!!」

 いやいや、私の事見て頷かないでほしいのですが?

 

 

 こうして、炭治郎の鱗滝さんの元での修行が始まった。私は週に1度、様子を見に来る事にした。

 とりあえずこの後、産屋敷に行こうかな?

 

 

 


 

<<獪岳視点>>

 

 クソったれ!!雷の呼吸の剣士が、雷にやられちゃ情けねぇだろがっ!!

 

 周りには、俺より下の階級の隊士達が二十数名、体から煙を出して倒れている。痙攣している隊士も数名見える。

 

「な~んだ!オメェも柱じゃねェんだな!そんな奴が何人来たって無駄なんだよ!俺ァ!十二鬼月なんだからよォ!!」

「「!!?」」

 倒れている隊士達が驚いている。それもそのはず。

 鬼の外見は前髪が長すぎて目が隠れている。目に書かれている数字を見る事が出来ねぇ!!

 

 それにコイツが本当の事を言っているとも限らねぇ!!まぁ、十二鬼月だってんなら、俺にとっちゃ願ったり叶ったりなんだけどな!

 

「フンっ!オメェが、十二鬼月だぁ?」

 鼻で笑ってやったら証拠を見せて来た!

 

「オラ見ろよ!この眼の文字をよぉ!!」

「「!!?」」

 

「下弦の…!」

 鬼の左目には、『下参』の文字が刻まれていた。

 

「「「下弦の参!!?」」」

 

 

「俺は雷蜥蜴(らいとかげ)!!承知の通り『電撃』を操る十二鬼月様だァ!!」

「…」

 

「さっき見せてもらったが、オメェが使うのは雷の呼吸だろ?俺はその呼吸の事を、あるお方に教わった!!全部の型を知ってるゼ!!」

「へーそうかい!!」

 こいつがバカで助かったぜ!わざわざ回復時間をくれるとはな!!

 

「どうだ、回復したか?」

「!!?…なんだ、バカかと思ったらワザとかよ!!」

 

「オメェに絶望ってヤツを与えてやろうと思ってな!!通じねぇ技をやってみな!!」

「じゃあ行くぜ!!」

 知らねぇ型を食らいやがれ!!

 

 雷の呼吸 拾ノ型!!

 

「!!?」

 

 俺は天元さんに造ってもらった玉を雷蜥蜴の頭上に投げつけた!

 電撃がその玉を貫通する!!

 

 ― パァン!! ―

 

「!!?」

 玉が破裂して中から花びらが飛び散った!!

 まあ、その玉はどのみち爆発すんだけどな!!

 

 そんじゃ、行くぞ!

 

 雷迅一閃(らいじんいっせん)

 

 

 

 


 

<<隊士(獪岳と同期)視点>>

 

 雷の呼吸 拾ノ型 雷迅一閃(らいじんいっせん)

 

 すごいっ!!

 

 鬼の頭上に跳躍し、そこから宙に舞った花びらを足場に、鬼に向かってジグザグに進んで行く!

 十二鬼月の電撃も獪岳さんには当たらない!!

 

 あれこそまさしく雷だ!!

 

 ってか、花びら足場に出来んの!?ほぼ空中駆けてんじゃん!!

 

「バカなっ!!?拾ノ型だとォ!!!」

「まだ、試行錯誤中だけどな!!」

 

 

 ― ザンッ― 

 

「「やった!!鬼の顎を斬ったァ!!」

 

 ― ダン ―

 

「がぁっ!!」

 

「「えぇっ!!?」」

 

 鬼の顎を斬った後すぐ、獪岳さんが地面に激突した!

 

 

 

 


 

<<獪岳視点>>

 

 カッコわるっ!!地面に激突しちまった!!

 

 あ~…だから、飛鳥さんは飛び上がった後、真下じゃなくて斜めに進めって言ってたのか…

 

「ふざけんな!!雷の呼吸は『陸』まででしょうがっ!!」

 顎を斬られて鬼が文句を言っている。

 

 こいつ、ホントに知ってやがったんだな…

 

 鬼は崩れて塵になる…

 

 そして、俺も口から血を流して気を失った。

 

 

 

 

 数日後…

 

 半世紀ぶりに『鳴柱』が誕生した!!

 

 

 

 


 

飛鳥:オリ主(転生者)

 嫌いな言葉

  女だから!女のくせに!など卑下する言葉

  →まぁ、好きな人はいないでしょうね

  オバちゃん ← こう呼んでいたのは炭治郎だけ

  お姉さんはムリっぽいので、飛鳥さんと呼べと言いました。

 実は夜、内緒で禰豆子に剣技を教えてる。※鱗滝さんも知りません。

 

 

炭治郎:原作主人公、飛鳥の甥

 原作通りに鱗滝さんのところで修行に入る。

 呼吸を覚えるのに1年。しかしまだ、全集中の呼吸をうまく扱えていない。

 岩を斬る修行に突入した。

 

 

禰豆子:炭治郎の妹、飛鳥の姪

 鬼にされたその日に無惨の呪いは解けている。

 原作では2年間寝ていたが、2ヶ月寝た後、起きている。

 

 

鱗滝左近次:育手、元水柱

 義勇、錆兎と真菰の師匠

 炭治郎と禰豆子をまかされた。

 禰豆子が家事を手伝ってくれるのを最初驚いたがすぐさま受け入れた。

 さすが元水柱!!思考が柔軟です!

 「そういえば、鬼と一緒に暮らした事なんてなかったなぁ~…」

 でしょうね!!

 

 

獪岳:ついに鳴柱に就任!

 雷の呼吸を使いこなし、新しい技も追加した。

 漆ノ型を獪岳が考えました。、

 捌ノ型は善逸が『火雷神(ほのいかづちのかみ)』

 そして開発中(まだ完成していない。だから失敗した。)の

 技を使って十二鬼月を倒しました。

 

 

雷蜥蜴:下弦の参(オリジナル十二鬼月)

 電撃を操る鬼。

 雷の呼吸の技は、黒死牟に教わった。

 ※桑島慈悟郎の足を斬ったのは黒死牟。

 「陸までしかねぇハズなのに拾ってなんだよ!ふざけんな!!」

 

 

 

大正コソコソ?話

 

「だからよー!!何でオメェは新しい型考えてんだよ!!」

「えー!!だって、兄貴が『漆ノ型』を考えたら、『捌ノ型』は俺が考えるでしょ?」

「まだ陸ノ型が出来るようになってねぇだろが!!『玖ノ型』まで考えやがって!!俺が考えた2つ目の技が『拾ノ型』になっちまったろ!!」

 

「二人共、よくぞここまで成長した!!」

「へへっ!」

 

「へへっ!!じゃねぇよ!!オメェはまず基本の6つの型を覚えんかい!!そんなんじゃ継子にしてやんねーぞ!!」

「えっ!?俺のこと、継子にしてくれんの?」

「だからさっさと基本の型を覚えて隊士になりやがれ!!」

「え~!!?」

 

 ちなみに善逸君、壱ノ型以外も出来るようになっていますがそれ以外は原作通りでございます。

 実は陸ノ型も出来ないのではなく、出来るようになると最終選別に行かされるので、それがイヤで出来ないフリをしているのかも?

 でも、『捌ノ型』を作ったのは、獪岳と一緒に戦いたいと思ったから。

 彼が柱になる事を喜んでいますし、継子にすると言われて嬉しく思うのですが、鬼はやっぱり怖いのです。

 

 さて、この先どうなる?

 

 

 

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