羅刹は今日も夜に舞う   作:槙 秀人

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白河上皇さん、誤字報告ありがとうございます。

最後に申します!

お気に入り登録よろしくデス!!

さて今回は!!
 ・羅刹の血が!!?
 ・鳴女争奪戦!
 ・兄弟ケンカ?決着!!
 ・無惨戦
 ・お館様と飛鳥の会話
です。

 視点がちょこちょこ変わりますので読みづらいかも知れません。
 ゴメンしてね♪

 最終話なので…

garaasaaさん、白河上皇さん、最終話の誤字報告ありがとうございます。


 では、どうぞ!!








羅刹は今日も夜に舞う

 これはまだ、禰豆子が太陽を克服したと無惨に知られる前の事。

 つまりまだ、鬼が各地で活動してた頃の事。

 要するに、刀鍛冶の里での上弦討伐前の事。

 

 

<<無惨視点>>

 

「羅刹の血が?」

 無限城で、上弦の弐 輝夜(かぐや)が無惨に報告を上げた。

 

「鬼狩りより逃げおおせた鬼の証言によるものです。」

 報告によれば、羅刹の血を与える事で鬼が私の支配から外れるらしい。

 

 なるほど…

 ここ最近、鬼が今まで以上に減っている(というか支配から外れている?)のはその為か…

 

「その情報はともかく…、気に入らんな。」

「ご安心ください。そいつらは既に処分済。鬼狩りから逃げ出すような鬼は無惨様には不要でしょう?」

 輝夜がペロリと舌なめずりする。どうやらその鬼達は喰われたらしい。私は口元に笑みを浮かべた。

 

「ほどほどにしておけよ?腹を壊すぞ」

「はい。」

 

 

 

 

 


 

 原作と違い、珠世さんはお館様代理(輝利哉)の居る屋敷に(かくま)われている。

 そこで血鬼術の札を着け、愈史郎を応援してほしいと飛鳥からお願いされていた。

 

「何をしている鳴女!!」

『『何をしている』だって?操ってるんだよ!この女の視覚も能力も!!俺が!!

「!!?」

 愈史郎君、原作では珠世さんを殺された怒りで無惨に対抗していたが、ここでは珠世さんの応援を受けて奮起(ハッスル)してた!

 

『無惨!お前も運が無い!!この(・・)応援がある限り!今の俺は誰にも止められない!!』

 

「城全体が揺れている…!!いや、上に向かって動いてる!!?」

 

「今から無限城(ここ)を貴様ごと!地上へ放り出してやる!!」

 

「ふざけるな!!」

 

 無惨と愈史郎の鳴女争奪戦は、柱の攻撃(援護)もあって愈史郎に軍配が上がる。しかし無惨は鳴女を殺し、無限城を制御不能とした。

 無限城が崩壊したとしても鬼である自分が死ぬ事はない。これで鬼狩りどもは皆殺しだ!!

 

 そう無惨が思った時、どこかで鈴の(おと)が鳴る。

 

 ~ シャリン ~

 

 

 ― ズガン!! ―

 

 無限城が地上に出現!崩壊した!!

 

 

 

 同じ頃…

 上弦の弐と音柱の戦闘は、赫刀によって四肢を斬られた輝夜(かぐや)の完敗で幕を閉じていた。

 

「鬼になって力を増したのに…結局兄様には勝てないか…。まぁ飛鳥さんにも勝てないんだから当然ね…」

「? 飛鳥殿には柱3人でも勝てないぞ?」

「は?」

 光ちゃんが天元君を見ると、天元君は顔を背けた。

 

 すると突然、大きな揺れが!!

 

 

<<天元視点>>

 

「うおっ!何だ!?派手に揺れてんぞ!!?」

「これは…鳴女ちゃんが殺られたね。無限城が崩壊する!ヤバいねこれは…」

 

「おい、光!!?」

 無限城が崩壊をはじめると、輝夜は突然苦しみ出した。

 

 光の体が…派手に崩れていく…だと!!?

 

「あたしは無限城の中でしか生きられないように呪いをかけられてたんだ。逃げられないように。寝返らないように…」

「なんだそりゃ?どんな派手な呪いをかけやがったんだ?くそっ!!どうすりゃいいんだ!!?」

 

「天元君、ちょっと退いて!」

「飛鳥!?」

 何だ?飛鳥の掌から…羅刹の面が!!?

 

 光がそれを付けると体の崩壊が治まった!?

 

「これで彼女は私の支配下よ。別に支配はしないけどね」

 

「つ、つまり…無惨の支配下から派手に解放された?」

「そう言う事!!」

 ってかこれ…血鬼術じゃ?

 

「光ちゃん大丈夫?」

「飛鳥さん、ありがとう!!」

 

「飛鳥お前、派手に裏切ったんじゃなかったのか?」

「仮に鬼殺隊を裏切ったとしても、鬼側に寝返るわけないでしょう?」

「あ~…まあ、そりゃな」

 

「それじゃ、無限城を地上に出す(・・)よ!!」

「「「はぁ!?」」」

 

 ~ シャリン ~

 

 

 

 


 

「無惨を地上に排出しました!!」

「ですが場所は…市街地です!!想定の場所から大きくずれています」

 

 愈史郎さんと無惨の綱引きになった。しかし地上に出せただけでも凄い事だ。無惨は劣勢!!

 

「夜明けまでの時間は!?」

 

「あと…二時間半です……!!」

 

 まだ…

 

 そんなに…!!?

 

 

 

「大丈夫。心配ないよ!!」

「「「!!?」」」

 輝利哉たちは驚き振り返る。その声の主は、既にこの世に居ないハズ!!?

 

 

 

 


 

<<炭治郎視点>>

 

「カアアアッ!夜明けまで二時間半!!二時間半!!!カァアアッ!!」

 鎹鴉が叫んでいる。

 

 まだ、二時間半もの時間があるのか!!?長い…!長すぎる!!

 

 みんなは?

 

 あぁ!みんな無事だ!!

 

 

 無惨はどこだ!!?

 

 

 ゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

「!!?」

 瓦礫が音を立てて吹っ飛んだ!そこから無惨が現れた!!

 

 

「しぶとい!鬼狩りどもめ!!まだ生きているのか?」

 柱達が遠巻きに無惨を囲む。

 

「ほう…!夜明けまで私をこの場所に留めるつもりか?やれるものなら、やってみろ!!

 無惨の長距離攻撃がみんなを襲う!!

 

 蛇の呼吸 参ノ型

 恋の呼吸 弐ノ型

 水の呼吸 捌ノ型

 蟲の呼吸 揺蚊の舞(ゆすりかのまい)

 ヒノカミ神楽 烈日紅鏡

 

「えっ!?えっ!?あれっ?斬ったのに…斬れてない!?」

「違う!!確実に斬った!!ただ、この化物が…!!」

 

 斬った瞬間(そば)から再生している!!

 

 

 柱達が驚くと同時に無惨も苛立ちを募らせる。

 

 

 

<<無惨視点>>

 

 こいつら全員!!赫刀だと!!?

 あの鬼狩り(バケモノ)には遠く及ばないが、それでも普通の斬撃より再生が遅い!!

 

 だが…

 調子に乗り過ぎたな鬼狩り共め!!お前達が居るのは私の間合いだ!!

 

 私は背中の触手と腿から出した触手を駆使して柱達を襲った!!

 

 ― ザン ―

 

「「「!!?」」」

 触手が全て斬られただと!!?

 

 しかも、再生…しない!!?

 

 これは…!!

 

 

「貴様っ!!」

 私の視線の先には、赤い羅刹の面を着けた女が居た。

 

 

 

 

<<羅刹視点>>

 

「鬼殺隊は下がれ!柱は周りを囲んで、無惨が爆散して逃げようとしたら欠片を全て斬り崩せ!!」

 もっとも…

 それはもう出来ないだろうけどね…!!

 

 珠世さんの薬は老化よりもむしろ無惨の逃亡手段を潰す事にこそ使ってもらった。

 鬼殺隊の力の底上げが出来た故だ!!

 

 2時間半程度(・・)なら、いつも以上の速度で舞える。

 原作のように、炭治郎に無惨が入り込む事など許さない!!

 

 日の出を待つ必要もない。

 

 顎と全ての(・・・)脳と心臓を斬り続ければ(・・・・・・)、無惨は塵となるだろう!!

 

 

 

<<無惨視点>>

 

「羅刹!!?何故キサマが無事で居る!!鬼になった人間どもを見殺しにしたというのか?」

 私は鬼狩りどもを毒で殺すのでなく、キサマを足止めする為にわざわざ鬼にしていたのだぞ?

 

「鬼になった者がどうしたって?」

「!!?」

 鬼どもが…バカな!!一人も居ないだと!!?鬼狩りを100人以上は鬼にしたはずだ!!

 

「お前が鬼にした鬼殺隊士は珠世さんの薬によって、全員人間に戻っている。貴様のように鬼でいる事に拘っていないからな!!」

「鬼になった者を抑える(おとなしくさせる)為には貴様(羅刹)の血が必要だったはず!!それだけの血を失えば貴様が動けるハズは無いのに何故だ!!?」

 

 その為に、隊士全員にお前の血に対抗する為の血清を配布しておいたんだよ!!

 この日の為に(その為だけじゃないけどね?)、これまでうちの会社(西藤商事)は医療機器を輸入してそれ相応の施設を造って来たんだよ!!

 

「教える理由が見つからない。義理もなければ義務もない。」

「ぐっ!!」

 いつぞのやり取りをしてやった。どうやら覚えていたらしい。

 

「おのれ!!」

 

 

 

<<無惨視点>>

 

「無惨、そろそろ年貢の納め時だ。緑壱さんの悲願…!果せてもらう!!」

「やはりキサマはあの鬼狩りの!!?」

 信じられん!!人間が(・・・)これほど早く動けるものなのか?あの鬼狩り(緑壱)を遥かに超えている!?

 

 黒死牟を鬼にした後、100年ほど私は無限城の中で己を鍛える事に勤しんだ。

 ヤツと会わぬ為に!

 ヤツの技を継いだ者と出会っても斬られる事なく逃げれるように!!

 

 しかし、それは杞憂に終わった。…はずだった!!

 

 黒死牟により、強い剣士は屠られた。

 ヤツの技を継ぐ者など居らず、赫刀も数百年、誰も見た事も無かったと言うのに!!

 

 黒死牟めぇ!!

 何が『自分の技がヤツに届いているかを確かめられるのが楽しみだ!」だ!!

 こんなバケモノと闘る事など楽しくもない!!

 私はただ!ただ!!死にたくないのだ!!!

 

 

「太陽を克服したなら、死なないと思うか?」

「?」

 

「お前は死にたくないから太陽を克服したかったのか?」

「!?」

 

「死にたくないだけなら、昼夜逆転して暮らせばよかったのだ!!人を喰わずとも生きる術はあったはずだぞ?」

「!!?」

 なん…だと…!!?

 

「事実、人を喰わぬ鬼は居る!まぁ肉を喰う必要はあるが、人も肉を喰うしな!!」

「「「!!?」」」

 羅刹の言葉に鬼狩り共も驚いているようだった。

 

 

 

<<羅刹視点>>

 

 無惨よ!!

 お前が知らないだけで、太陽を克服した鬼は7年前(・・・)に既に生まれていたんだよ!!

 

 その鬼(・・・)は、夜に適応する必要が無い故に、瞳孔が普通の人と変わらない。

 

 その鬼は、人を喰わずに居る為に、匂い(・・)()気配(・・)も普通の人と変わらない。

 

 だから誰も(炭治郎も善逸も伊之助も)気づかない。

 

 人との違いは、年を取らない。怪我をしない(すぐに治る)。身体能力向上と血鬼術!!

 

 それすらも、元々持っていた能力が異常だった故に誰にも見破られることがなかった。

 (鬼殺隊関係者の前では血鬼術はあんま使ってないけどね!!)

 

 だから!私に!!

 

 誰も気づいちゃいないのさ!!

 

 無惨!当然お前もな!!

 

 

 羅刹は神楽を舞い、無惨の顎と脳と心臓を斬り続けた。

 そして2時間余りが経過する…

 

 

 

<<無惨視点>>

 

「バカな!!まだ日が昇っていないと言うのに私の体が崩れ始めるなど…」

 

 私はあの日の恐怖を思い出していた。

 

 漠然とこの男から逃げなければ!!

 そう思っていたのは間違いではなかった。

 

 あの男と遭遇したのは日が落ちてから、それほど時間が経っていない時刻だった。夜明けまではかなりの時間があるはずだった。

 なのに即座に逃げねば殺される!!

 顎の弱点は克服していたのにも関わらず何故かそう思った。

 

 そうだ私は無意識に、緑壱(あの男)に斬られ続けたら死んでしまうと悟っていたのだ!!

 

 

 


 

 まずい!このまま斬られ続けては、太陽を克服出来たとしても殺される!!

 

 無惨は足から触手を地面の中に出し、羅刹から離れた隊士を攻撃した。

 

「姑息な手を使いやがって!!」

 

 羅刹が隊士を押しのけて、地面から生えた触手をこま切れにした。そしてすぐさま無惨に向き直る。

 

 ― !!? ―

 

 その一瞬で、無惨は近くに居る強い鬼に成り得る者に向かって高速移動(ダッシュ)した。

 

 爆散逃亡は出来ない事は確認済だった。ならば一旦この身を捨てて他の者に入り込み、体を乗っ取った後に逃げればいい!!

 羅刹が斬り込んで来たとしても取り込む時間を少しでも稼ぐ為、体を巨大化した無惨が炭治郎を包み込む。

 

 しかし…

 

 何故か羅刹は動かない。

 

 

 

<<羅刹視点>>

 

 無惨君…。君は自殺志願者かな?

 

 覚えておいでだろうか?

 竈門家の血には、無惨の呪縛を受け付けない力があるのです。

 その理由は、無惨の細胞を破壊する(・・・・)から!!

 

 あー…でもこれ、無惨は知らないや!

 

 それに、いくら何でも無惨本人を簡単に、短時間で消し去る事は無理かもね?

 普通の人が鬼にされた時のように理性を失う事も有り得るか…

 

 

 

 無惨に包まれた炭治郎が赫刀を発現させて、無惨が苦しみ咆哮を上げていた。

 やがて無惨の体が塵となる。

 

 そしてようやく夜が明けた。

 

 

 


 

 ウォォオォォオォォオオオォォォ…

 

「倒した!!無惨を倒したぁ!!」

「無惨が死んだ!!」

 

 歓声に沸く鬼殺隊隊士達…

 

「終わりじゃないぞ!!怪我人の手当を急げ!!」

 

 鬼殺隊隊士達が声をあげて動き出す。

 

 無惨が消えた場所には炭治郎が座っている。

 隠が数人駆け寄って、炭治郎の様子をうかがっている。

 

 予想通り、はぐれ(無惨の支配から外れた鬼)消えず(死なず)に済んだらしい…

 

 いや…、違う!

 

 まだ(・・)居る!!

 

「そこの隠達!炭治郎から離れなさい!!まだ、無惨がそこ(・・・・・)に居る!!

「「「!!?」」」

 

 隠達が離れると、炭治郎がゆっくりと目を開ける。その目はまさしく鬼の目だ!!

 

 ちなみに炭治郎、原作と違い目も左手も失っていない。

 

「…」

 

「もう無理だ…炭治郎は太陽をも克服してしまっている!!」

 義勇が叫ぶ!

 

 もう、全員限界だ!!

 ※炭治郎が無惨に包まれた時に羅刹が止まっていた事で、彼女も限界なのだと誰もが思っていた。【違うけどね!】

 その状況に誰もが絶望感を抱いていた。

 

 羅刹は一人、ゆっくりと炭治郎に向けて歩き出す。

 面を外して炭治郎にその顔を向ける。

 

「「「飛鳥さん!!?」」」

 その顔を見て、行冥としのぶ以外の柱が驚いた。

 

「やっぱり…」

 しのぶが小さく呟いた。(カナエから聞いていた。)

 

 

「飛鳥さん!一人じゃ無理だ!!」

 善逸が叫ぶがしかし、伊之助もカナヲも善逸の言葉に目を点にする始末。

 

 ”何言ってんのコイツ?”ってな感じ?

 

 

「…だいじょぶじゃね?」

「あァ…」

「だな!」

「派手にな!」

「間違いない!!」

 水柱、風柱、蛇柱、音柱、炎柱に至っては、そもそも心配していない。

 

「ちょっとみんな?少しは心配したらどうですか!!」

「「「…」」」

 恋柱が声をあげるも、岩柱も霞柱も蟲柱までもが無言である。

 しのぶちゃんなんて、フルフルと首振ってません?

 

【柱たち、ひどくね?】

 

 ※飛鳥は気づいておりません。

 

 

 

<<飛鳥視点>>

 

 無惨を炭治郎の中から消し去る方法は、無惨の細胞をすべて破壊する事!!

 竈門家の血がその役割を果たすだろう。

 

 問題は、炭治郎の意識が無惨に取り込まれないかどうかだけど、原作知ってる身としてはそこは全く心配していない。

 

 柱で亡くなったのは獪岳君のみ。

 家族もみんな生きている。禰豆子も最終決戦前に人間に戻れた。

 

 無惨(オメェ)が炭治郎を引き込む事なんて、原作以上に出来ねェん(ムリなん)だよ!!

 

 

 遠くから禰豆子とカナヲに声をかけてもらい、無惨に操られた炭治郎の攻撃は私がすべて対処した。

 炭治郎に近づいて、珠世さんの作った薬、しのぶちゃんの作った薬の順に投与する。

 

 無惨!!あなたはそろそろ消えなさい!

 

 イタチの最後っ屁の如く発せられた衝撃波は全て私が切り伏せた。

 柱たちが驚いているけど気にしない。

 それよりも、無惨が受けた衝撃は柱の比ではなかったのだろう。

 

 炭治郎(無惨)が膝をついて頭を抱えた。

 

 次いで天を仰いで大きく吠えた。

 

「くそう!もっと早…に気付く…きだった!!羅刹が!この女こそが!!私の目…した…極の……」

 

 炭治郎はそのまま仰向けに倒れ…

 

 今度こそ、(無惨)の気配は消え去った………

 

 

 


 

 うっすらと、炭治郎が目を開ける。のっそりと上体を起こし、辺りを見回しハッとする。

 

「「炭治郎の意識が戻った!!?」」

 それを見たみんなの顔が明るくなった。そして炭治郎に向かって駆けて行く

 

 

「オバちゃん?」

 一番近くにいる飛鳥を認め、炭治郎がやらかした(・・・・・)

 

飛鳥さんと呼べ(オバちゃん言うな)ゆうとろうがァ!!」

「アベしっ!!」

 

「「「えー!!!?」」」

 

「お兄ちゃん!!?」

 

 最後まで、お約束を忘れない竈門家トリオなのでした。

 

 

 

 


 

 無惨討伐から数ヶ月…

 

 痣を発現した柱達の疾患は1週間とかからず完治した。

 爆血は失われたというのにどうして?とカナエとしのぶは疑問顔。

 お館様たちも無事に生きていた。

 こちらについてもどうやって?と疑問が残るが喜びの方が大きいからか、追及する者は誰もなかった。

 

 

 

 そして、新たな産屋敷の一室に、飛鳥と耀哉が居た。

 

「無惨を倒した今となっては、鬼殺隊がこのまま存続していく事は難しいだろうね」

「そうですね。残すにしても形を変える必要はあるでしょうね。」

 

「そうだね。けれど一番の問題は、私達の思想がきちんと引き継がれていくのか?という事だろうと思う」

「鬼舞辻無惨が居なくなったことが、鬼殺隊の存続を危うくするというのは皮肉なものですね」

 

「まあでも、私は心配してないよ?これからも(・・・・・)相談役は居る(・・)からね。」

「…気付いていたんですか?」

 

「うん。最初からね。」

「ずいぶんと意地の悪い事で…」

 

「一つ心配があるんだ。あなたが一人で大丈夫かと…あなたが病んでしまわないかと…」

「お気遣いありがとうございます。けれど大丈夫ですよ。仲間は大勢いますから。」

 

「鷹取山だったかな?彼らの集落は。」

「そこまでご存じでしたか。知ってましたけど、恐ろしい人ですね」

 耀哉君と私は笑みをこぼす。

 

「君にはいろいろ助けてもらったね。とりあえず、一旦お礼を言わせてほしい。ありがとう」

「こちらこそです。産屋敷家には、これからもずっと(・・・)お世話になりますので、よろしくお願い致します。」

 

「伝え続けていくと約束するよ。産屋敷家が存続する限り、ずっと…ね。」

 

 

 ・

 ・

 ・

 

 

 そして…

 

 時は流れた…

 

 

 

 産屋敷家には毎年12月、神楽舞う巫女が訪れる。

 

 ある年、なほと言う名の老婆が言った。

 

「あの巫女様は、飛鳥さんのお孫さんかい?若い頃のあの娘にそっくりだねぇ。」

「ええ、そうですね。」

 それに答えたのは当主(・・)の輝利哉。彼は彼女が誰かを知っている。

 

 

 

 


 

 鬼の首領(鬼舞辻無惨)が散ったとて、はぐれ(・・・)となった悪鬼は絶滅して(ほろんで)いない。

 

 だから(・・・)、彼女は生きている

 

 

 大正から昭和、平成、令和へと年号が変われども…

 

 今日もどこかで鬼が出る

 

 

 ~ シャリン! ~

 

 

 今日もどこかで鈴が鳴る

 

 

 

 羅刹は今日も夜に舞う

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 


 

飛鳥:オリ主(転生者)

 彼女が鬼のままでいる理由は単純です。

 鬼を人に戻す薬が効かなかったから!!

 原料の大半が自身の血なので予想はしてましたがね…

 実は、禰豆子に薬が効いた事を一番安堵してたのは彼女でした。

 珠世さんは人に戻らず、飛鳥を人に戻す為に今後も薬の研究をしてくれる事になりました。

 だから無惨と一緒に死ななかったんです!!珠世さん、ありがとー!!

 つか、青い彼岸花を使ってダメなら、どうすりゃいいの?

 えっ!?

 そもそも飛鳥はいつ鬼になったのか?って?

 1話ですよ~!

 旦那とくちづけを交わし(ながら)顎を斬ったので!

 その時『鬼の血』を飲んじゃったんです。

 

 血鬼術(複製)

  異能の鬼の血を取り込む事で、術を複製(コピー)する。

  取込んだ血は、鳴女、童磨、禰豆子、堕姫

 お館様家族を救ったのは堕姫と鳴女の血鬼術の合わせ技。

 全員を帯に収めて別の場所に移動しました!

 あ~…だから柱達の疾患があっさり治ったんだね!(爆血使った!!)

 無一郎を養子にとして引き取る。(親族でしたので!!)

 

炭治郎:原作主人公

 炭焼きを続けていく事に…

 かなり効率がよくなっていたので、木を切って炭を作って…

 ではなくて会社運営をする事になりました。

 無一郎や禰豆子と一緒に会社の運営について飛鳥から学びました。

 

禰豆子:オリ主の姪 人間に戻りました。

 炭の生産は兄に任せ、販売を担当。

 西藤商会と協力して商品開発などにも力をいれる。

 

善逸:鳴柱の継子

 禰豆子の婿に入りました。

 

伊之助:自称森の王

 炭治郎の実家に行くも所在なさげで蝶屋敷へ戻り、薬学を学びます。

 数年後、離れにアオイと二人で住む事に

 

カナヲ:蟲柱の継子

 炭治郎の家に入りました!

 義母や兄弟との関係良好!

 

アオイ:蝶屋敷の要

 ずっと蝶屋敷の敷地内で暮らしています。

 

きほ、すみ、なほ:蝶屋敷の3人娘

 産屋敷が縁談を持って来て、3人ともお嫁に行きました。

 なほは、おばあちゃんになってから年末に蝶屋敷を訪れ、

 産屋敷の催しに参加。飛鳥の舞を見た。

 

 

その他(で、いいのか?)

 義勇・しのぶ 既に結婚してます。水柱の館に住まう

 実弥・カナエ 無事に結婚しました。蝶屋敷に住まう

        蝶屋敷は医院になっていく。

 小芭内・蜜璃 恋柱の館にて同棲

 杏寿郎・真菰 (いつの間に?)真菰、煉獄家に入る

 

 行冥 岩柱の館に住まう。寺に改修。僧侶になる。

 天元 嫁さん3人と音柱の館に住まう。

    その後の鬼殺隊に貢献する。

 

 

 

<<おまけ?>>

 

 最後の柱合会議については、

 どうしようか迷ったので書きませんでした。

 鬼殺隊は裏方(隠)に徹する感じで存続すると考えています。

 一般社会に適合出来ない人もいるだろうから、

 放り出すのもあれなので…

 ・これまで通りの秘密組織の鬼殺隊

  (隠の仕事中心になるので名称検討中)

 ・要人警護の会社をつくる?

  (隊士なら刀無くても出来るっしょ?)

 

 『はぐれ』の活動はそれほど活発ではないので、

 隊士の数はそんなに要らない。

 隊士になるには実力も必要だけど秘密を守れる人しか雇えない。

 やっぱ鬼殺隊存続すんのって難しいじゃん?

 鬼を狩るのは羅刹達で充分だし、新規の人材はいらないなぁ。

 鬼狩り部門?はフェードアウトでいいかもね?

 

 

 

 




長らくお付き合いいただきまして、
どうもありがとうございます。

エタらず終われてよかったです。
※エタる:作品の更新が停止し、未完のまま放置される状態を指す


描写をもっと細かく書いたなら、
話数はもっと増えた(増やせた)と思います。

鬼殺隊内カップルの話題もありますし、いろいろ書けた気もします。

だがしかし!!

いかんせん、あたしにゃ文才ないんだよォ~!!

カムオン!文才!!

あちしに降臨しておくれェい!!


では、また?お会いしましょう

それまでみなさま、ごきげんよう!

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