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さて、今回は!!
・実弥くんと鬼の口論
・柱合会議で隊律変更案の確認です
どうぞ!
「私は不思議に思うのですよ。何で人間だけが特別なんですか?」
「てめェ…!何が言いてェ!!」
「何で鬼は、忌むべき存在なのでしょう?」
「人を食うからだァ!!」
「人間
「!!」
「質問を変えましょう。鬼が人間以外のモノを食べているなら、それで問題ないですね?」
「問題ねェワケねェだろがァ!鬼は…人を殺すだろォ!!」
「人も人を殺しますよ?」
「!?」
「結局のところ、あなた達鬼狩りは『鬼は悪』だと決めつけて、鬼を殺しているわけですよ。」
「鬼はなァ…!俺の家族の
「おやおや、それこそおかしな話ですね。あなたが殺した鬼達は、あなたの家族を殺した鬼ですか?」
「そんなの関係ねェだろうがァ!!」
「まったく話になりませんね。それはすなわち八つ当たり!!」
「なんだとォ!てめェ!!」
実弥君と鬼とでは話にならなくなってきましたねェ…。しかしこの鬼、『
確かにね?
普通は煽られて
実弥君は怒りを力に変えられる。相手を強くしてどうするつもりなんだか…
しゃーねーなぁ!
とりあえず、私が鬼と話をつづける事にする。
「質問させてもらっても?」
「…どうぞ」
「理鬼さんと言ったかしら。あなたは何処に住んでるの?」
「「は?」」
何で2人して、頭の上のはてなマークを浮かべるの?
「日本よね?あなたも元は人間だったから知っているでしょうけど、今の日本は法治国家よ!」
「!!?」
「さっきのあなたの質問に戻るわね?人を食う事は?」
「ま、まさか…法律違反…なのか?」
「そうね。死体損壊罪に問われる事になるわ。」
まぁ、死刑にはならんけどね
あ…、鬼が膝から崩れ落ちた。メンタル弱っ!!
「そう…だったのか…」
あらあら、ずいぶんと自分の理論に自信があったのね?基本的なところがスッポリ抜け落ちてたみたいだけど…
「もう一つの質問に答えるわね。人間以外のモノを食べて生きている鬼が居るならば!!」
「…居るならば?」
「その鬼は、鬼狩りから保護すべき対象になるでしょうね!」
「「!!?」」
「どうやって見分けるってんだァ?そんなもん分かんねぇだろうがァ!!」
「あらそう?じゃあ、それが見分けられたら、保護対象でいいのね?」
簡単なんだけどな?気配がまったく違うんだもの!!たぶん匂いも違うでしょう。
「うぐッ!!…あ…ああ!!ちゃんと見分けられたらなァ!!」
実弥君、言質とったからね!
「よし!こっちの考えは正しかった!!」
ちょっと理鬼くん?あなたは何をガッツポーズしてんの?
「あなたは対象外だけどね!」
「!!?」
令和の時代じゃあり得ない事だけど、鬼殺隊には違反すると斬首になるという隊律が存在する。明治時代とかそういう問題じゃないね。まぁ、記録を見る限りでは斬首にされた者は居ないけどね!
そもそも政府非公認の組織なんだから、斬首とかしたら普通に殺人なんですが?
でもあれか!最終選別で隊士に成れずに命を落としている子も大勢いるし(これは減らすつもりでいるけれど…)、隊士になっても任務で命を落とす子も多い。(これは隊士の訓練方法を見直して改善しようと思っている。要するに隊士の質の向上だ!!)
要するに、鬼と戦うという事は、常に命の危険があるという事だ。
隊律を守らない隊士が一人で死ぬのは構わない。けれど仲間に危害が及んではたまらない。その隊士が原因で他の隊士が怪我を負ったら?もしくは死んでしまったら?
命がけで戦う組織だからこそ、規律もそれ相応のモノが求められたというのは理解できる。
けどね?
今日は、柱合会議が開かれる。私が参加するのは2回目だ。
柱合会議は定期的には半年に1回ほど開かれている。とはいえ柱も任務があるので、一同に会する事は稀。前回の参加者は5人だった。任務で2人が欠席で、一人は飲んだくれてて欠席で…
お館様が私の事を集まった柱に紹介してくれたんだけど、2人ほど、すごーくイヤな顔をしていたヤツらが居た。そう、土柱の大地山さんと森柱の栗本さんである。2人ともアラサー独身男子でございます。
とりあえず相談役として、飲んだくれて欠席した柱を説得(?)し、今回出席となったので面目躍如はハタシタヨ?
今回は現役柱全員が一同に会する。柱の数は義勇君が水柱となって9人となった。甲に昇格後、鬼の討伐数が50を超えたからである。
ちなみに義勇君はまだ、十二鬼月を倒していない。
お館様に聞いた所、柱の人数制限は特に無いらしい。年齢制限も特にないが、鬼と戦える年齢は30代が限界と言われており、生き残った多くの隊士が30代で引退している。柱も同様ではあるが、育手になっている者が多いらしい。
閑話休題。
「お館様のお成りです」
閉められた襖に向かってあまねさんが声を出す。襖の向こうで - ザッ - っと砂利の音が聞こえて静かになった。恐らく柱達が整列した音だろう。そして襖が開けられて、お館様とあまねさんが歩き出す。
私は別の襖から出て部屋の隅に座り頭を伏せる。
「よく来てくれたね。私の可愛い
お館様が柱達に声をかける。
「柱が一同に会するのは久しぶりだ。新しい柱も加わった。こうして皆の元気な顔を見れる事を嬉しく思うよ」
「お館様におかれましてもご壮健でなによりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます!」
「ありがとう、槇寿郎」
いつものように挨拶が交わされ、その後、柱達の任務の報告と共有すべきと思われる内容などが話された。
そして、本日最後の議題…
「今日は相談役から、隊律について皆に聞きたい事があるらしい。飛鳥」
そう言って、お館様が私に視線を向ける。
「本日は柱の皆さまに、隊律の改変案についてご意見を伺いたいと存じます!!」
<槇寿郎視点>
「まず1つ。隊律と言われておりますけれど、現在は最終選別通過者に口頭で伝えているのみで、隊士によってはその認識が曖昧です。命に関わる事にもなりますので、これはマズいと思います。なので隊律を書面にしたモノを隊士に配布します。」
これには反対意見は無いだろう。実際、俺もそう思ったものだ。
唯一懸念があるとすれば、その書面が外部に漏れた時だが、まぁそれは書面の内容を隊士しか分らないように工夫すれば済む話。記号や隠語を使えばどうとでもなる。
「2つ目に、隊士の処分が重すぎます。命をかけて任務にあたるわけですから隊律違反があった場合にもそれなりに重い処分を課すべきとは思いますが、その場で斬首は重すぎます。拘束・裁判を一番重い処分とすべきです。※裁判後の斬首は有り得るものとする。」
この改変案も妥当だな。そもそも斬首された隊士など聞いた事が無い。これは脅しに近いものだと思っている。それにしても、さすがに斬首が行き過ぎか…。それを理由に辞める隊士も居ると聞く。これにも反対意見は無いだろう。
「そして3つ目!鬼は全て悪として扱われるのは、正直どうかと思います。」
「「!!?」」
「我らは鬼殺隊だぞ!鬼を殺してこそだろうが!!」
大地山が吠えた。隣の栗本が大きく頷いているのが見える。
なるほどな…
お館様から知らされてはいたが、飛鳥殿の事がよほど気に入らないと見える。改変の内容も聞かず、真意も確認せず、彼女の発言をあたかも失言のように責め立てるとは。
あいつらは元々士族の出。それゆえか女性隊士へのアタリがキツイ。カナエの事も良く思っていないようだし。
鬼殺隊は実力主義だから表立って文句は言っておらんようだが、飛鳥殿は任務で実力を示していないからな…
しかしまさかあの
あ、ヤバい…目から汗が!!
「先日、下弦の参が羅刹に狩られました。その現場に居合わせた『甲』の隊士からの報告に、鬼との問答に考えさせられる事があったと書かれておりました。すなわち、『人を食わない鬼』は殺さなくてもいいのでは?と…」
「はぁ?バカか!?誰だそいつ!!」
「不死川実弥隊士です。」
「「!!?」」
「なんと!あの鬼嫌いで有名な実弥がか?」
不死川か…
俺もウワサに聞いている。なんでも鬼殺隊に入る以前から鬼を何人も殺していたという。
素手で…しかも一晩中殴り続けて、日の光をあてて殺すという離れ業…
聞いた時、どんだけ鬼を恨んでんの?と、驚いたのを覚えている。その彼が言ったのであればその言は重い。
「私も…それは思います。保護すべき鬼は居るのでは?と、考えるようになりました。」
「カナエ殿!!?」
行冥が驚きの声を上げる。俺も同じく驚いた。胡蝶姉妹は鬼を深く恨んでいたと思ったが?彼女の口からそのような言葉を聞くとは思わなかった。
「それで、飛鳥は隊律をどのように変更すべきと考えているのかな?」
「はい。鬼殺隊が滅するべき鬼は『悪鬼』とさせて頂きたいと考えています。」
「その『悪鬼』とは?」
「人を食べている、もしくは食べた鬼です。そこからは人を
「人を食べない鬼など居るのか?」
「そもそもそんなの現場で判断できんのかよ!」
「判断できない場合には、その場での階級最高位の判断に委ねるべきと考えます。」
「「!!…」」
さすがはお館様が任じた相談役だな
<飛鳥視点>
「ところでどうして突然、隊律の改変なんて地味な話が出て来たんだ?」
「改変の一番の目的は隊士に対する処分の緩和です。現在、隊士の数は減少傾向にあります。最終選別の改善を行っていますが、急な回復は望めません。ですからいたずらに隊士の数を減らしてしまう可能性のある隊律を少し緩和しようと考えました。」
脅しか何かは知らんけど、流石に斬首はやめようよ!
「なるほどねェ…そりゃ鬼殺隊にとって地味に大事な話だな」
「処分についても斬首になった隊士はそもそも
久しぶりに柱合会議に出席した煉獄さんが言って周りを見回した。私を嫌っている大地山さんも栗本さんも、最年長の煉獄さんの言葉に
「現場ではその場の最高位の判断が優先される。という事であれば、俺たち柱に異存はない。そもそもそんな鬼に会う機会は滅多にないだろうからな!」
柱の人からすれば、今までと何も変わらない
「では、この件はこのまま飛鳥に任せて問題ないね?」
「「御意!!」」
まぁこれは、今後の布石なんですけどね?
私としては、了承されるのであれば、あとはどうでも良いのですよ!
「では、
その後、とりあえず口頭で伝えられていた隊律を書面に起こし、柱の方々の連盟とお館様の承認をもらって冊子にしておきました。
念のため二部ね!
※一部は書庫に保管しました。
飛鳥:オリ主(転生者)
旧姓:竈門
年齢:19歳
特技:ヒノカミ神楽、武術全般
呼吸:日の呼吸 全集中常中
能力:映像記憶、サイコメトリー
役職:会社の社長、鬼殺隊相談役
2月に外食業界に参入しました。
『西藤食堂』※大衆食堂
『れすとらんて西藤』※洋食中心
のそれぞれ1号店がオープン
不死川実弥:階級甲の隊士(後の風柱)
十二鬼月と対峙したが、羅刹に横取りされた。
相手を言いくるめたり、言い負かす事に喜びを感じる
言い負かした相手は、鬼であっても従えて自在に操る事が出来る。
珍しく剣術が達者でしかもかなりの腕前だった為、不死川は顎が斬れずに問答するハメになっていた。
実は心は打たれ弱い
煉獄槇寿郎:炎柱
飛鳥と話をした事で任務に戻り、柱合会議にも出向いて来た。
実は現在、飛鳥の強さを鬼殺隊で一番知っている人物?
大地山誠:土柱
飛鳥を嫌っています。
心の声:相談役って柱と同格なんだろう?
なんで柱の俺らより高い場所に居んだよ!!
栗本茂人:森柱
飛鳥を嫌っています。
心の声:女のくせに!偉そうにしやがって!!
頭が良いフリしてんじゃねぇぞ!!
胡蝶カナエ:花柱
原作とは違い、鬼を可哀そうな生き物と思うようになったのは飛鳥と出会ってからの事。
自分の使命も鬼を狩る事とは別にあるのでは?と思い始めている。
悲鳴嶼行冥:岩柱
胡蝶姉妹を助け、彼女らの決意を確認して育手を紹介した手前、彼女達を密に見守る。
鬼に対する心境の変化にいささか驚いている。
宇髄天元:音柱
名前は出てませんが発言してました。
飛鳥と仕合った事のある数少ない隊士の一人。
ちなみに彼女が西藤グループの社長さんという事も知ってます。
冨岡義勇:水柱
柱合会議では一言も発しませんでした。
いいのかそれで?
ちなみに真菰ちゃんは無事に継子になったそう。
その他発言の無かった柱達
風間恒次:風柱 ※行冥と同い年
蟻塚果林:砂柱 ※飛鳥と同い年
この二人は飛鳥の事を嫌っていません。
むしろ、飛鳥の境遇(旦那の顎を斬った事)に同情すらしています。
<明治コソコソ?話>
以前、『ズバット』の話をしましたが…
歌の中にセリフというか名前を叫ぶところがあるのですよ。
ハイ、そーです!オリ主の名はそこから取りました。
まあ、その『飛鳥』は苗字ですがね
(その人のフルネームは飛鳥五郎です。)
しばらく、いろいろ準備で終わりそうな気配?
(現実世界ではなく、この話の中の事ですよ?)
なんか、読んでてつまんなかったらすんません。