亡国の剣~LostTechnology正史異聞   作:アツ氏

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あとがき(と弁明)+「戦乙女のバラッド」

 弁明の意味も込めてのあとがきですが、まず最初に謝ります。

 ごめんなさい、ラストを変えてしまいました……。ディートハルトがヘスペリアの防衛に成功してしまうんです。これは実際の正史とは異なります。その後の展開は言わずもがなです。テレザがファーブニル竜騎士団の情報を掴んでしまう辺りから、やっべー……、とは思ってたんですが、そのまま突っ走っているうちに収拾がつかなくなってしまい……ま、まあ二次創作だし、正史「異聞」ってつければいいかな、などと姑息なことを考え……原作者様、ツィッターで紹介までしていただいたのに、本当に申し訳ありません。面目次第もございません。(その後問題があれば対処いたします)

 ……と、いうわけで、本作をお読みになる方は、正史のアナザーストーリーとして捉えていただけると、よろしいかと思います。読んだ後に言われてもアレだとは思うんですが。なんじゃい、あのラスト、納得いくかボケ! とか感じていらっしゃる方もいると思いますが、最初に謝ったので、それで許してください。

 私はロステクファンのご多分に漏れず、帝国の表ルートで絶望したくちであります。なにこの救いのない展開……とその夜は枕を濡らしました。アグネスがかわいそうだよう、Dさん生き返ってよう、とうなされもしました。ですので、その後の裏ルートの実装には、DとAの活き活きとした姿に感極まりまして、またも枕を濡らしました。ロステクに出会ってからというもの、もう私の枕はびしょびしょです。

 話を戻しますと、裏ルートには本当に救われましたが、帝国存続でハッピーエンドってのもあったらいいな、というのは裏ルート実装前から妄想していたことで、その妄想が今回の作品のラストに結実したと思い、個人的には満足しているのです。ゲスどもを駆逐できましたしね。そういう意味では、個人的感情を満たすための二次創作の域を出ませんが、それ以外に目的などありません。

 私にはアグネス、ディートハルト以外にも好きなキャラがたくさんいて、その筆頭がアデリーナでした。あの憂いをおびた眼差しにノックアウトされ、いついかなるプレイ(ゲームのです)をするときも、彼女を探し、彼女を雇い、彼女を育てました。しかも結構強いですから、ますます好きになるわけです。

 アデリーナのストーリーほしー……でも作ってください、なんてあつかましいことは言えませんので、苦しみまして、苦しんだ挙句、じゃあ小説でも書くか……ちょうど時間あるし……ということで書き始めたのが、この「亡国の剣」です。更新速度が速かったのは、今書かないと一生書けないかも……と焦りまくったところもあります。まあ、今は携帯でも添削できるので、大まかな流れを一気に書いちゃって、載せちゃってから出先でもちまちま修正して……みたいな事を繰り返したので、他のことをしながらでも、割と時間に融通が利きました。文明はすばらしいですよ! ヒッサーちん!

 で、せっかく正史にもアデリーナが出たことだし、それに向かっていく流れで書いてみよう、ということで、アデリーナが帝国に仕官して、リビュア戦に参加するまでの時系列でもって、ストーリーは構成されています。ただし、確認不足で、第一次リビュア戦と、ヘスペリア防衛戦の順序が前後しています。それに気付いたのは第六話ぐらいまで書いてからで、気をつけてはいたんですが、これといった修正方法も思い浮かばず、泣く泣くそのまま突っ走りました。

 それ以外には、テレザ、バルドメロ、ラッセル、ジミーetc...いろんなキャラを出させていただきましたが、列伝やキャラ絵の印象などをベースに、かなり自由に生い立ちや性格などを展開させています。特にテレザとバルドメロの暴走ぶりは予想を超えてしまい、やっベー……と思っていましたが、彼らがいなければ最後まで書けませんでした。本当に、ここまで妄想を刺激してくれるロステクの魅力的なキャラ作りには敬服しています。

 昔からRPGが好きで、小学生のころは兄が持っていたロードス島にはまり、小説を書き始めたきっかけもそんな剣と魔法の世界に憧れたからでした。その後、いろいろありましてファンタジーから離れ気味でしたが、つい最近ロステクに出会い、またその世界の引力に落ちていった、という感じでした。ヴァーレンシステムを知らなかったので、初期プレイ時は何がなんだか分からないうちに負け、うーん、私には向いてないのか? などと思いもしたのですが、やめなくて良かった。公開から半年(2014/10/23現在)経ったいまでも、他のゲームには目もくれず、プレイし続けています。更新も毎回楽しみにしています。年末のクライム編や、新人材の追加など、目が離せません。

 長くなりましたが、この作品は私の個人的なロステク愛から生まれたもので、実際のゲームとは異なる部分も多々ありますが、それでも読んでくれた方が、私のロステク愛を感じて下さったのならば、嬉しい限りです。また機会があれば書きたいなあ、と思っています。他にも好きなキャラがたくさんいますので……ヴィマラとか、テリーサとか……相変わらず地味めですが。

 もしそのようなことがあったときには、また読んでくださる方がいたら幸いです。

 本当に読者の皆様、二次創作を快く認めてくださったCB-SXF6 様、そしてロステクのすばらしい世界とキャラに感謝しております。

 ありがとうございました。

 

       2014年 10月 23日                              

                               アツ氏

 

 

 追伸(2014/11/11)

 

 下記にあるのは三作目の筆休め中に思いついた詩です。

 ゲーム本編のタイトル画面のメロディーに合わせて歌うことができます。




戦乙女のバラッド



いにしえの 歌のしらべ
きけば また ひとはあらそう
守るものを なくした剣
たずさえ たださまよう

終わりのない哀しみを
胸にいだき わたしはゆく
空と海を 焦がす いくさ火
罪深き大地を

ああ それでも 朝日さす 全ての人々に
闇を切り裂く 光のそのまなざしを
希望に変えて

苦しみより うまれでる
にくしみの 鎖を断とう
あなたが今 背負う想い
わたしの背に あずけて

涙拭き 立ちあがろう
果てしない この戦いに
命散らす 戦士の祈り
かなえられるように

ああ いつかは たどりつく 最後のときに
想いいずるは やさしい友の笑顔と
かみさまの声
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