ペンライトの光明   作:ゴリラとの逢瀬

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閲覧数が増える、それ即ち新しい方が読みに来てくれる…有難い話です、ありがとうございます。

留意して欲しい事があります。望月穂波が好きな方はこの性格は違うやろ、となってしまうかもしれません、本格的に出すわけじゃ無い子を無理やり掘り下げても、と思ってしまうのも…鳳えむもそうですし。

えっ口調わからないからだろって?ハイ…


十三話 茶々

あんのバカ、切りやがった…まぁでもぉ?

 聴いちゃった聴いちゃった〜…アハハ。

 

 まさか能面先輩と知り合いだなんてね〜?しかも、救いたいですって?オホホ、黙って聴きに徹して大正解、かなでって子は知らないけど、あいつサラッと人たらし込むの上手いしそんな感じでしょ。

 

 それにぃ?学校で能面先輩になんかあったらソレで吹っかけれるし…ああそういえば、ヒロが来ないってうるさかったし、取り敢えずオフ会には強制参加させよ、そうでもしないと絶対来ないしあのバカ。

 

「取り敢えずもう朝だし…いや?ワンチャン寝ちゃお!」

 

 

 この後めっちゃ寝坊した。

 

 

 …

 

 能面先輩の事を知り、それでで吹っかけれると内心ニヤニヤしつつ、先輩の様子をバレないように見守る事、うん週間、そもそも私、あの人の様子がおかしく無い所なんて見た事ないわ…。

 

「グググ、強敵ね能面先輩…!」

 

「ね、ねぇ、未旱ちゃん?授業中なんだから、静かにした方がいいと思うな?と言うか能面先輩って…?」

 

「お黙り八宝菜、美人なのに胸がデカくて気立てもいいとかどんなバグよ」

 

 コレは望月 穂波(もちづき ほなみ)、八方美人のDKPIだ、あとこの子わかりやすいのよ、ちょっとくらい素直になれば良いのに、もどかしい。

 

「は、八宝菜…?じゃなくて、静かにした方が…」

 

「あらあら、どうやらふざける余裕がある様ですね?では長間さん、このテキストを読んでください、ページは勿論わかるでしょう?」

 

 先生に名指しされてテキストを読むハメになった、ちくしょうめ。そこ意地悪すぎるでしょ、逆恨み?うるさい。

 ふぅん、隣の机を覗いた感じは35ページか

 

「35ページだよ、未旱ちゃん」

 

 これで気遣いも出来るとか何なのマジで。

 

「ありがとう、あとでパイを奢ってやろう」

 

「ホントっ!?…あっ」

 

 パイに反応したのか、穂波はいきなり大声でバン!と机に手をつき席を立った。ちなみにクラスの奴らはみんな穂波を見てる。

 

 好物とは言えアホなん?こやつ。

 

 …

 

 さて、ク…つまらない授業はやっと終わり昼休憩、私は一息つくために窓の景色を見ている。

 わぁ鳥さん、お前はいいよな英語なんぞ喋らなくて済むんだか…うん?あのポニテは…。

 

「おーい、弓道部の子」

 

 ちなみに能面先輩が弓道部所属なのは確認済み。練習試合だか何だか知らないけど目立つのよね、あの長いの。

 ちなみに部長か部員かは知らない。

 

「何よ帰宅部の子、宿題なら写させてあげないから」

 

「誰が帰宅部じゃ、それにあんなクソ問題とっとと終わらせたわ、そうじゃ無くてアレよアレ」

 

「クソ問題て、何よ校門なんて指差し…あらら?まふゆ先輩だ」

 

「あっやっぱ朝比奈先輩なのね、はえ〜昼に早退するんだ」

 

「やっぱりって、あんたとまふゆ先輩に面識あるのが意外だわ」

 

「一回だけ一緒に家に帰ったのよ、羨ましいでしょ?」

 

「まふゆ先輩が可哀想」

 

「覚えてろよクソ女ぁ…とにかくありがと。さて、お手洗い行ってこよ〜っと」

 

「はいはい、どう致しまして」

 

 取り敢えず能面先輩かどうかは聴けたし後は…私そういや螢の連絡先知らないわね。

 ナイトコードとか言う無駄に重いのなんて入れたく無いし…あ、お兄経由で言えばいいじゃないの、あったまいい〜。

 

「……」

 

 うーん、授業中?

 

『なんだよ未旱、今昼休憩中だぞ』

 

 おっそ体調悪いんか?

 

「昼に妹の声が聞けることに感謝なさいよねぇ〜…お兄に頼みたいことがあんの」

 

『頼みたいこと?』

 

「わかりやすいからパパッと聴いてね〜、オホホ」

 

 上手く螢を釣れれば良いんだけど、あの声色からして仮面先輩になんかあったら共倒れも辞さないゾ、みたいな感じだし行けると思うけどね?

 

 …

 

 未旱から螢への伝言を聴き、アイツがいるであろう場所に向かう、ちょうど良く便所行きやがって…。

 

「はぁ、どいつもこいつも人使いの荒い…」

 

 割と理不尽めなことを思っている自覚があるが、ちょっとくらい良いだろ、アイツら俺をパシリかサンドバッグと思ってんじゃ…ん、彰人?

 

「奇遇だな彰人、ここ2年の階だぞ、迷子か?」

 

「ちげーよ、渡す物があんだよ、ほら」

 

 そう言って彰人は、何かを投げて寄越した。

 

「おっ、とと…それならそうで昨日連絡入れたら良かっただろ。で?これは…俺のペンケース?なんで彰人が持ってるんだよ」

 

 何日も家を探したが見つからず。巾着に余りのボールペンだけ入れて凌いでいたが、なんで彰人が持ってんだ。

 

「お前がいつだか家に来た時に置いてったんだろ。絵名がベッドの足元に置いてあったって、昨日押し付けられたんだぞ」

 

「…あぁ、アイツの絵を覗いた時に置いてそのままだったか、どうりで家に無い訳だ、ありがとな」

 

 覗いたら勝手に見るなとか怒って物投げて来た時は焦ったわ、その時に忘れたのかね…スケッチブックは忘れてないのにバカかよ…はぁ。

 

「霖晴お前…来る度にそうやって絵名にキレられてんじゃねぇか?」

 

「アイツの絵好きだし辞めんぞ」

 

  個人的に絵名の絵、独特ですごい好きなんだがな…。

 アレでもっと基礎を…いや俺からは言わんけどさ、アイツの問題だしアレは。

 

「そりゃ画家志望としてか?」

 

「アレを画家志望として評価しろと?」

 

「じゃあなんで態々覗くんだよお前…」

 

「だからさっきも言っただろ…好きなんだよ、アイツの絵が」

 

「こっちにも飛び火するんだぞ…」

 

「辞めろって言い切らん辺り、お前らしくてホントありがたいわ」

 

「ウゼ…渡すもん渡したからもう戻るわ」

 

「おー、ありがとうな彰人」

 

 自分の教室に戻る彰人にそう呼びかけると、アイツは軽く片手を上げ、手を振りながら戻って行った。

 いやしかし、ほんと助かったわ、午後の授業は誤字のプレッシャーから逃れられる。

 アイツまだ便所だよな…お。

 

「居たわ…ってか今出るとこか、おい螢」

 

 今まさに螢はハンカチで手を拭きながら、便所から出る最中だった。

 とっとと用件だけ伝えて戻るか、え〜っと何だっけ…そうそう。

 

「…霖晴、こんなところで何の用なの、教室でいいだろ」

 

「未旱からとっとと用件伝えろって言われてんだよ…でだ、お前、朝比奈まふゆって子を知ってるよな?多分同い年」

 

 …

 

「…そう、やっぱり未旱、聴いてたんだ」

 

 僕に伝えたいことがあるからと未旱に言われた霖晴を見て、僕はそう言った。

 …事実、最近のまふゆは、様子がおかしかった、時折、「足りない」と呟くのは変わらないが、僕をナイトコードにログインだけ頼み、ここ最近はただ一人で音楽を作っている。僕はただそれを見て聴いているだけだった。

 

 …邪魔なら、追い出せば良いのに。

 

「それで、まふゆがどうかしたの?」

 

「どうかしたんだから未旱が茶々入れたんだろ、アイツそうゆうの好きだし」

 

「…改めてあの子、碌でも無いね」

 

「まぁアイツ、好きに生きたいって言ってたしな…後、言うのは良いけど条件を呑んだら言えってさ」

 

少しの間、思い耽るような顔になったがすぐに元に戻り、いつもの調子で霖晴は言葉を続けた。

条件?

 

「わかった、早く言って」

 

「いや別に聞いてからでもいいだ」

 

「早く、言って」

 

「わかった、わかったから…その子、早退したらしいぞ?アイツの話だとぱっと見で体調不良には見えなかったとさ」

 

「そう、ちょうど僕も体調悪くなって来たから早退するよ、先生に言っておいて」

 

 そう霖晴に言い、荷物を取りに教室に向かう…体調の悪いフリをするのは手間だな。

 

「は?…ちょ!?マジかよお前!?判断早すぎだろ!」

 




最後までお読みいただき、ありがとうございます。

螢の基本的な造形はエアプまふゆだと前に言いましたが、もう少し言語化するなら自己肯定感が欠如し対応する相手に合わせた接し方を選択をする、奉仕体質の子です。

それと、合流イベント系ですが神高フェスは当然やるとして、後のことは思いつかないんですよね。

独自路線突き進むとまふゆの心の耐久が足りません、それするなら未旱をめっちゃ酷使するやも…?良い意味でも悪い意味でも首突っ込める性格にしたのが響いてます。
独自路線、やれるだけやってみるか…?当然ニーゴ混合になりますが、ニーゴ内の話交えつつ…?頭パンクするのでは。

文章全体を調整しました 読みやすくなってると良いんですが、余計わかり辛くなっていたら泣けて来ます。
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