ペンライトの光明   作:ゴリラとの逢瀬

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最後まで見守ってくだされば幸いです!


三話 親友

その後、キッチリ俺たち二人は怒られて、時代錯誤もいいとこな作文を十枚も書かされた、十枚もだ!あのセンセ信じられん!逆恨みすっぞ!してるわ!

 

「あああぁぁぁー!!信じられんん!」

 

「広登も飽きないよね〜、わざわざ放課後に残ってグラウンド何周もしてさ〜…ま!ボクも憂さ晴らしで走ってる広登の姿見て、面白がってるんだけどね〜?」

 

「聴こえてるからなぁ!!?」

 

「うへ〜、地獄耳じゃ〜ん」

 

ケラケラ腹を抱えて笑うアイツを尻目に速度を緩める。

 てかアイツだけ作文免除されて補習受けてたの納得いかないんだけど?!

 

「…ふぅ、ヨシ!んで、お前だけなんで補習のみで済んでるんだよ?」

 

 流れた汗を水で流しタオルで拭いた後、瑞希になぜサボりの罰を受けてないのか聞く、絶対俺売り飛ばしただろコレ…

 

「顔に出てるよ?まぁ先生にキミを売ったけど」

 

「わぁ、当たってる!やったね!じゃないんだわ!」

 

「なんだよいきなり」

 

「なんだよいきなり?じゃないわ!」

 

 予想通り俺のこと売ってたコイツ!そろそろ俺の肩、狭くなりすぎて無くなるんじゃね…?

 

「…てか今更何やっても評価地の底だろ、広登は」

 

「そうだな、不登校の生徒よか幾分マシだが、はっはっは!」

 

「ボケカス」

 

「えシンプル悪口!?なら登校しろよ!」

 

 この不登校生徒、どの口で俺にモノ言えたんだよ?

 てかこの流れなんだよ?

 …よし、コレで行こう!

 

「やだよボク朝弱いもん」

 

「ならなんで俺悪口言われたんだよ…」

 

「…お、お前のこと嫌いだしぃ?」

 

 お?ノッた

 

「それ、本気で言ってるのか…?」

 

 ちょっと躊躇い気味に嫌いと言って来た瑞希にそう返す、いや躊躇う要素あった?

 

「はは、本気で言ってたらキミとバカやらないでしょ!」

 

「「へへへへへへ…」」

 

 

 

 

 

 

 

「ネタが古いんだよ!バカ広登!!!」

 

「何気に痛い!」

 

 なんでだあの人ら面白いだろ!?

 まったく…と言いつつ手で何かを探そうとしている瑞希の顔に疑問が浮かぶ、うん?なんか忘れたか

 

「あ…もうカバン忘れた、バカみたいな事やってて気付かなかった」

 

「お前の制服姿激レアだからカバンの存在忘れてた」

 

「ふふん、もっと見ていいんだよ?」

 

「美女なんてのはね、5秒で飽きるんすよ。

 待っとくから速く行きな」

 

「早すぎだろ!?…うん、行ってくる」

 

 そう言って小走りで教室に向かって行った瑞希を見守る、あそこ何気にクソ階段なんだよな…

 

「ぶべっ!?」

 

 …?

 

「アイツ何しとん」

 

 しばらくするとまた足音が聞こえて来た、今度はさっきよりも頻度が控えめ…さて待つか。

 

 …

 

 いや遅くね?

 登り降りとカバンなんてぱっと見でわかることに10分も使う?

 

「…行くかぁ、アイツ絡まれてないよな?」

 

 だとするなら行くと絶対揉めるやん、ヤダ…

 

「」「」 「?!」「!」

 

 階段を登っていると喋り声が聞こえる、まぁまぁデカい声。

 まぁ良いか行こ…うへ、マジで揉めてる。

 

「お疲れ様〜っと、どしたん瑞希」

 

「広登…」

 

 ?なんでそんな怖がる様に俺見るの…ぇ、嫌

 

「…っ違う違うらしく無い…で、何話してたんだ?」

 

「…聞いてないの?」

 

 何を…?さっき話してた内容は聞こえてなかったんだが。

 

「最近耳掃除してないから良く聞こえん、帰ったらする」

 

「…そ」

 

 こちらを見つめて少し安堵の顔を浮かべる彼女を認め、溜息を吐いた。

 

「カバンあるか?あるな、なら帰るぞ?」

 

「う、うん」

 

「おい待てよ」

 

「なんよ」

 

「お前、そんな奴と友達なのか?」

 

 …はぁ?

 

「俺の友達を俺が決めたら行かんか?アホらしとっとと帰ろ」

 

「え、あ、うん!」

 

 おっかなびっくりに後ろをついている瑞希と、階段を共に降りる、後ろからなんか聞こえるが耳垢詰まってて聞こえんわ。

 

 …

 

「ねぇ、ほんとに聴こえてないの?」

 

「聴こえんなんて?」

 

 そう言って耳をよこすと瑞希に掴まれた。

 

「聴こえてないの!?」

 

「オ"ッッッ!?」

 

 やりやがったコイツ!思わずしゃがみ込んじまったわ、キーンてする!

 

「ふん…ありがとう」

 

 しゃがみ込んで体勢の低くなった俺に目線を合わせ、なぜか瑞希がお礼を言った、心当たりないぞ。

 

「良くわからんが、どういたしまして?」

 

「だからお前はアホなんだ…」

 

 呆れた様に瑞希に言われた、なんでや。

 

 …

 

 その後瑞希と別れ、家に着いた俺は玄関を開けた。

 

「ただいま〜っと、ああ今日は寝てるぽいな、なら起こさないでおこ」

 

 寝てる父さんを認めそのまま起こさないよう、制服そのまま台所に行き、まだ洗っていない食器がある確認する…ないな?

 今日はシャワーだけ浴びよ〜っと、あら沸かしてある、感謝〜

 

 …

 

 さて?今日は特に集まるわけでも無いし、かと言ってこちらに資料が来ていないしやる事はもう無いな。

 

「だけど、寝る時間までまだあると…な、ら、ば?」

 

 耳掻き棒で耳を掻きながらおもむろにスマホのロックを解除し、音楽のプレイリストを選ぶ、そこに映っていたのは。

 

「よし、稀に消えてる時あるけど、ちゃんとあるな『Untitled』」

 

それの存在を認めると、いつもの調子で再生ボタンを押した。




改めて他の方の作品見て思うのは、やっぱり上手いなと強く思いますね、やりたい事はとりあえずセカイを出す事なので次の話で達成しますが、8話までせめて続けてぼちぼちストーリー見て擦り合わせていきます…

後少し、と言っても折り返し地点も行けていませんが、見守っていてください。
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