ペンライトの光明   作:ゴリラとの逢瀬

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800閲覧…はて?これってもしや夢なのだろうか、そう感じてしまうほどに見てくれる方がいる事実に嬉しく思います。

ともあれ、いまいちイベントストーリー込みでキャラ解釈ができているのか不安ではあります、過去を読み漁ってユニスト読んで取り敢えず固めた原作キャラですが、細かい違い等があれば是非に教えてくれると嬉しいです、メモ取って参考にしたいので。



七話 先輩

いきなり失礼だと思うけど、私にとって学校へ行く事そのものは勉強をみっちりと行う為に行っていない、一つ上のポニテ先輩の様に人の顔とか覚える余裕もなくなり、勉学励みモンスターになることなんぞはまっぴらゴメン。

 

 ならば何故!私はこうも端の自席でつまらない授業を聞かなければならないのに、学校へ通うのか。

 

「おはようみのり、放課後練習するんでしょ?私も横で見てて良いかしら?」

 

「えっ!?うん、でも見てても」

 

「私が面白いから見たいの〜、お願い」

 

「わ、わかった!頑張るよ!未旱ちゃん!」

 

「みのりはいつも頑張ってんじゃ〜ん、今更じゃない?」

 

「も、もう!またからかって!」

 

 そりゃああなた、高校はせめて出させてあげたいとの父母の遺言に従ってるのよ、母さんと父さん大事だし。

 それと面白い子がいないか探してるのこれ理由の6割ね、目論見?大成功に決まってんでしょうが、みのりを見つけたんだから。

 

 …

 

授業が終わり放課後、こう言った家に帰っても構想を練るくらいしかやる事が無い日は。練習に精を出しているみのりを見るに限る、脳が回復するし。

 

「ワン、ツー、スリー、フォー!

 ワン、ツー…わっわっ!あぁ!?…いたた」

 

「全くもう、絶対すっ転ぶって思った…ほら、ハンカチ濡らしてて良かった」

 

「えへへ、ありがとう!」

 

 相変わらず体幹のなってないステップと、ソレでもミスを立て直そうと無理やり筋力で均衡を取ろうとしてる必死さも相待って良いわ〜…。

 

 話したのはつい最近で屋上だって飽きたらとっとと別の場所に移動するつもりだったけど…、こうやって全身から頑張ってんぜなオーラ全開の子久しぶりに見たしぃ。

 おや、どうやら休憩らしい。

 

「…未旱ちゃんって、会ってからいつも私の練習を見てるけど、何でなの?」

 

「何でって…えぇ〜ソレ言わなきゃダメなの?」

 

「う、ううん?!恥ずかしかったら全然!言わなくて良いから…」

 

「一目見てファンになっちゃった〜、って言ったら笑う?」

 

「…え?え?だ、誰が、誰の?」

 

「私未旱が、貴女花里みのりのファンになった〜」

 

「…」

 

 あらら?黙っちゃった、まぁ良いか続けよ、この子が面白いのが悪い〜。

 

「おほほ、寝起き眼で貴女が必死こいて練習してた姿を見てたらすっごい面白くってね?私もちょうど…まぁ暇だった訳だから、アイドルの練習風景とやらを見てみようってなって、気付いたらこうなってたのよ〜」

 

「ううん!あの、その、私ファンなんて初めてで…その」

 

「えっアイドルのファン1号ってプロデューサーとか親とか…そうゆうのじゃ無いの?」

 

「違うよ!?多分…?」

 

「あれ音ゲーないのだけ不満なのよねハトだかエビ食ってるアイドル出るゲーム」

 

「は、ハトを食べるの!?…わ、わたしもそれだけ個性を出せれば…!」

 

「やめなよ?冗談抜きで」

 

 個性出すために腹壊すアイドルなんて見た事ないわよ…。そもそもハトもエビも食べてたか微妙だし、ゲームも飽きてやってないし。

 

いやホント、叩けば響くからほんと話してても面白いだなんてほんと最高この子、学校が退屈しないのはほんと神ね、女神。

 

「そろそろ休憩終わりなんじゃない?ほらほらわたしにもっと見せなさいな?」

 

「えっ、うん!見ててね未完ちゃん!」

 

 …うん、ホント、眩しくて良いわ。

 

 まぁ言っちゃっても良いか、別に誰が困る訳じゃ無いし、みのりと多分がむしゃらにやるよりは良いでしょ。

 

「うーん、言うか迷ってたんだけどね?みのり」

 

「ワン、トゥー、スリー!

ワン、トゥー?うわっととと!」

 

 あっまずい、考えてばっかで場面見てなかった。

 

「あっ、ゴメン、タイミング悪すぎた」

 

 倒れかけたみのりの体を支え、倒れる直前に優し受け止める、ホントやらかした恥ずかしい。

 

「う、ううん、こっちもその、練習不足で」

 

「貴女の練習は足りてんの、基礎以外」

 

 みのりを自力で立たせながら、貴女には基礎が足りぬ、そうみのりに言った

 

「き、基礎?」

 

 私はその言葉に同意する様に首を縦に振って、言葉を続ける、ステップはそこそこ見れるはずなのに、安定しない理由なんてそれくらいしか無いのよ。

 

「そそ、あんたステップばっかで基礎体力出来てる?私が見る限り出来てなさそげなんだけど?」

 

「う…」

 

「そりゃステップは楽しいわよ、誰だって見てわかるダンスだもの、でも基礎がなってないと自分で見て納得なんてしないでしょ?」

 

「うう!」

 

「だから貴女は少しは…あら」

 

 そこには若干背中の煤けたみのりの姿があった、なんかデジャブ。

 

「こんなに言われたの初めて…もっと言って欲しいです!先生!」

 

「いや普通に嫌よ、基礎なんてランニングでもしてれば良いんじゃ無いかしら?…あぁもうこんな時間だし、私そろそろ帰るわね、じゃあね、みのり、楽しかった」

 

 そう言って用も無いのにとっととみのりの元から離れる様に屋上を後にする、いやホント、やる気出ないことをするつもりも無いのよ…。

 

「そんな嫌だなんて…ううん、わかった、ごめんね未旱ちゃん!ありがとう!」

 

 …うーん、やっぱあの子チョーカッコいいわ。

 

 …

 

 まさか、カバンにいつも突っ込んでたスマホを教室に置いているなんて最悪だわ…、さてさて、とっとと帰ろ〜…あ?

 

「あら〜こんばんは、朝比奈先輩もしかして委員会の会議で?お疲れ様です」

 

「うん、こんばんは、貴女は…教室に忘れ物?」

 

「じゃないならこんなしけた場所戻ってきませんよ?」

 

「もう、そんなこと言わないの、ソレで、忘れ物は見つかったの?良ければ一緒に探すよ?」

 

 ヤダ〜一から十まで良い子ちゃんモードだぁポニテ先輩、マジ嫌になる。

 

「いいえ?見つかったのでお構い無く、あぁ〜もしかして一緒に帰りたいとかそうゆうので?じゃあ…一緒に帰ります?」

 

「…もちろん良いよ、でも貴女と帰る方向が同じかどうか分からないけど、大丈夫?」

 

 こいつ友達と帰るから無理とか言いなよ…、そんな友人もいないアピか?めんどくさい。

 …あぁ、いや、それとも?まぁ言ってみるのも吉かなぁ。

 

「…えへへ、言った手前まさかOKをもらえるなんて、朝比奈先輩たら人気者ですし?」

 

「まさか、後輩と一緒に帰るのも楽しいよ?」

 

 帰路に付き、そうやってニコニコとした顔で私とポニテ先輩は他愛もなく喋っている、どうやら不幸にもある程度帰る向きは同じらしい。

 

「そう言えばこの前、道端でギターを弾いてる神高の生徒が居たんですよ、朝比奈先輩」

 

 どうせだし霰者のギターの事話してみるか、食いつくか知らんけど。

 

「へぇ、ギター」

 

 あらら?食い付いた、そんなキャラじゃ無いと思ってたんだけど。

 まぁ好都合か、このまま話そ。

 

「そう、その子ギターがなかなか面白くて、何だったか、見る人全ての心を動かすをモットーとした俺の音はどーだ!とか何とか言っちゃいながらガチャガチャギターをかき鳴らしてたんですよ、面白く無いです!?アハハ!」

 

「見る人全ての心を動かす…ね、素敵だと思うな」

 

「ええ、コイツがどうして、なかなか面白いんです、そう言う大言壮語吐く割には、聴こえてくるギターの音は繊細で、誰かに見て欲しいって想いがビンビンと伝わってくる音色で…!」

 

 わお一瞬能面みたいな顔になった、こっわ、能面先輩。

 

「…誰かに…」

 

「あ〜、朝比奈先輩?」

 

「!ううん、何でもない、その子の事とても気に入ってるんだね?とても楽しげに話すから、何だか置いてけぼりになったみたいで寂しかったな?」

 

 は?能面先輩も能面先輩で立て直そうとして何言ってんの…いや突っつくだけ無駄か、ソレにそろそろ道別れるでしょ。

 

「あ〜私、こっちなんで、今日はその、ありがとうございます、話楽しかったですよ?朝比奈先輩!」

 

「…うん、また、明日ね?」

 

「はい、また会えたらお話ししましょ?」

 

 …こっわ、神経使う会話はあっても、神経すり減らして冷や汗かく会話は初めてだったわ。

 今度から、出来るだけ面と向かって話すのは止しとこ。

 

「…バレて、無いよね」

 

 視線感じるの、気のせいよね?…はぁ、目をつけられてないと良いけど。




なんというか、惚れる過程というものは本当に難しいですね。

ともあれ、これ投稿し終わったらあとは一話、それ以降は不定期になるかと。

あとあらすじも大きく変えます、まふゆを漸く出せたとは言え、やはり詐欺の気が多いので…本当に申し訳ない。
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