スケルトンの青春   作:袴田

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早瀬ユウカ Lv,1
ATK118 DEF164
ミレニアムサイエンススクール所属、生徒会「セミナー」の会計。
理系生徒の比率が高いミレニアムでも指折りの数学の鬼才で、ミレニアムの予算周りの管理を統括している。
特技は算盤で、複雑なことに悩まされていたり、葛藤している時などに算盤を弾いて落ち着かせる癖がある。
連邦生徒会で働いているサンズを研究したいけど機械がないから興味がそそられている。


プロローグからアビドス一章まで
2年後…


「いやぁ。彼が倒したヘルメット団の貯金ももうすぐ底をついてきてしまったねぇ」

ピンク髪の少女が屋上の柵に背凭れしながら金髪の少女と言葉をかわす。

 

「そうですね。流石に賞金首やら、アルバイトやらでお金稼ぐにしても細々と使ってなんとか今の今まで持ちこたえて来ましたけど流石に限界ですね」

金髪の少女はそれに答える。

 

「ホシノ先輩。今から定例会議なので教室に来てください」

赤縁メガネをかけたエルフ耳の少女が扉から二人の方向に呼びかける。

あうの

「行きましょ!ホシノ先輩☆」

「………は~い、おじさんには教室に行くだけでも骨が折れるよ〜」

 

そんな会話をしながら二人は教室に向かって歩き始めた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「サンズさんにお願いがあります」

 

「・・・これは?」

 

「これから会長が呼んだという先生を連れてこのシャーレにまで向かいます。ということでサンズ

さんには道中の護衛を務めてほしいんです」

 

タブレットを手渡されその画面には今いるサンクトゥムタワーからシャーレまでのマップが描かれていた。

 

「この通りには美味しいジャンクフード店があるんだぜ?途中寄ってもいいか?」

 

「いいわけ無いでしょ。毎度思いますけど食べた食べ物は何処に行くんですか!アナタはスケルトンじゃないですか」

 

「そうカッカするもんじゃないぜ?カルシウム足りてるか?オイラみたいにカルシウムの塊になったらキレやすくなることもなくなるぜ?ホネだけに?!」

 

「………」ピキ

 

怒りのオーラを感じ取ったサンズは懐からケチャップの入った赤いボトルを取り出して

「まぁ、肩の力を抜けよ。ホラ、ケチャップ飲むか?」

「いりません!!」ピキピキ

 

手に取ったタブレットを手慣れた手つきでニュースサイトを開く。

すると三番目くらいに大きく写真が貼られたところに『D,U外郭地区で大きな戦闘音!!生徒たちの騒動。一体なぜ…?』と書かれていた。

 

「・・・ま、オイラがきにすることじゃない。よな?」

 「なんのニュースですか?そんな気にし…あれ?ここは…」

 

リンが手渡したタブレットを一度返却して画面を操作する。

「間違いありません。ココはシャーレ付近ですね」

 

「おいおいどーすんだよ。これからくる先生ってオイラみたいに一発で死んじゃうんだろ?カルシウムの塊になっちまうんだろ?」

 

「それ引っ張ってくるのやめてください!今回ばかりはシャレになりません!!」

 

「んじゃ、オイラがついてって護衛すればいいのか?」

 

「防衛室の者を勝手に扱うと彼女に借りを作ることになりますからね」

 

「オイラはケチャップが貰えたらどっちについてもいいんだぜ?」

 

「じゃあ、私達が先生を連れてシャーレに向かうまでの道の確保をお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・?・・・え?冗談だろ?」

 

 




ロジック&リーズン
ATK43
ユウカが使用する2丁のサブマシンガン。
大事なタイミングや適切な対処が必要な時、ユウカが合理的で理性的な判断を下せるように助けてくれる。
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