スケルトンの青春   作:袴田

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羽川ハスミ
ATK376 DEF110
トリニティ総合学園所属、正義実現委員会のNo.2。

狂乱の象徴である委員長、ツルギの代わりに、正義実現委員会の戦術指揮官の役割も担当している。
そのため一見、落ち着いて知的という「これぞトリニティの生徒」という模範的な生徒にも見えるが、
れっきとした正義実現委員会の一員である。誰よりも冷静に、時には無茶な行動をしたりもする。



サンクトゥムタワーからシャーレへ

 

「“・・・やぁ。私はこれからキヴォトスの先生になるよ。よろしくね”」

 

「オイラはサンズ。見ての通りスケルトンだぜ。よろしく」

 

サンズは左手を出して握手を交わそうとする。

先生もサンズの左手と握手をかわそうと手を重ねた。

ぶううううううううううう・・・・・

 

「・・・引っかかったな。てにブーブークッションを仕掛けておいたんだ。」

片目を閉じて明らかにニヤついていた。

 

「今はそんなふざけてる暇はありません!!行きますよ!」

先生という人物に挨拶を交わして戦闘へと向かう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分もかからず何百発と鳴り響く銃声に少々、いや結構呆れて流石のサンズも言葉が出なかった。

 

「ねぇ。サンズさん。あなたの瞬間移動で敵の後ろに回って倒してくれません?」

 

「ムチャいうものじゃないんだぜ?アレは結構ホネが折れる。・・・ホネだk『もういいです』」

 

そんな会話をしていたらこちらに向かって放たれたと思われる銃声とその光が目に入った。

左手を上げて銃弾が届く前にホネで壁を作った。

三発ほど壁にあたったことを確認してため息を漏らす。

 

「こっち狙ってくるって反則じゃないか?」

 

「銃撃戦にルール守ってくれていたら今頃こんな馬鹿げた争いは無いですよ」

 

「それもそうだな・・・」

更にため息を漏らす。

しかし仕方ない。だってキヴォトスだから…

 

「“私が指示を出すからそれに従って!私を信じて”」

「分かりました。指示をお願いします」

「今はそれに従うしかありませんね」

「よろしくお願いします。先生」

ハスミ チナツ スズミが先生の発言に返事をする。

 

「“ていうか、サンズ。今のホネなに?!”」

目がキラキラしている。先生には今のがかっこよく写ったらしい。

サンズは呆れ気味に、そしてめんどくさそうに説明をサボった、

「ホラ、先生、指示飛ばさねぇと」

「“あ、そうだったね。ユウカは前方の敵を、スズミは援護、ハスミは二人が撃ち漏らした敵をそれぞれ攻撃!”」

「“チナツは怪我をしている生徒たちの手当をお願い”」

それぞれの指示を終え各生徒が指示を遂行する。

前を切り開くユウカ、援護で閃光弾をなげるスズミ、撃ち漏らした敵を仕留めるハスミ。

物事がきれいに進んでいく。

 

「今、この騒ぎを起こした生徒の正体が判明しました」

「ワカモ、百鬼夜行連合学院で停学になった後、矯正局を脱獄した生徒です」

 

「えぇ、ワカモかよ。こりゃマジでホネが折れかねん。・・・ホ「やめてください」まだなにもいってないんだぜ?」

 

その後、やっとシャーレ部室を目にかかったところでトリニティのクルセイダー戦車が居たがハスミの狙撃によって木っ端微塵となった。

するとリンが話し始める。

「『シャーレ』部室の奪還完了。すこし探し物をしますので建物の地下で会いましょう」

そう言って建物の中に姿を消した。

 

「そんじゃ、先生。先に建物の地下に入ろうぜ?」

 

「“そうだね、みんなもありがとう。これからは私とサンズの二人で中に入るからみんなはシャーレの前で待機、場合によってはチナツの手伝いなんかに回ってあげてほしい”」

 

「「「わかりました」」」

三人は返事を返して銃のリロードを開始した。

 

サンズは先頭をすすんで先生を地下に誘導した。

 




インペイルメント
ATK197
ハスミのお気に入りのスナイパーライフル。

どこか古風な良さがあるすらりとした外観と、それに反してかなり激しい威力は、
どちらとも持ち主にそっくりである。
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