スケルトンの青春   作:袴田

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黒見セリカ(柴関)
アビドスで数少ない飲食店の一つ。
二年前アビドスにいたとはいえ今の今までアビドスに帰ってこなかったサンズを信用していない


セリカと便利屋68 アビドス高校#5

「・・・えーっと、なんだ。そんな怖い目で見ないでくれないか?セリカ」

「………」シャー

 

「なぁ。オイラなんか悪いことでもしたか?」

「…アンタには関係ないでしょ」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「・・・ってことで」

 

“うん、それでいいと思う・・・あれ?”

 

先生は視線を隣を歩くサンズから目の前の黒髪のロングツインテの猫耳少女に向けられた。

 

「うっ……な、何っ……!?」

 

「おっす」“おはよう”」

 

「な、何が『おはよう』よ!なれなれしくしないでくれる?私、まだ先生のこと認めてないから!そこのスケルトン!もちろんアナタのことも!」

 

セリカの目は一気に鋭くなる。

 

特にサンズに向けては威嚇してくる猫のように敵意を剥き出しのようだった。

 

“セリカちゃんは、これから学校?”

 

「な、何よ!何でちゃん付けで呼んでんのよ!私が何をしようと、別に先生とは関係ないでしょ?朝っぱらからこんなところをうろちょろしてたら、ダメな大人の見本みたいに思われるわよ?」

 

セリカは背を向けて吐き捨てるように

 

「じゃあね!せいぜいのんびりしていれば?私は忙しいの」

 

といって歩き出した。

 

“ちょっと、もし校舎に向かうんだったら一緒に行かない?”

 

「あのね、なんで私があんたと仲良く学校に行かなきゃならないわけ?」

 

「オイオイ、そんなキツくいわなくたっていいじゃないか・・な?」

 

「それに!!悪いけど今日は自由登校日だから、学校に行かなくてもいいんだけど?」

 

“え?じゃあ何処にいくの?”

 

「教えるわけ無いでしょ!」

 

するとセリカは「じゃあね。バイバイ」といって走り去ってしまった。

 

 

“ねぇサンズ追いかけるよ”

 

「じゃあこっちだな」

 

“え?そっちは違うけど”

 

「オイラ、近道知ってんだ。ついてこいよ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「ひゃあっ!?な。なんでココからあんたらが出てくんの!?」

 

 

 

“わ、私も何がなんだか・・・”

 

 

 

「オイラ近道知ってんだ」

 

 

 

「行き先もわからないのに近道も何も無いじゃない…じゃなくて!あっち行ってよ!ストーカーじゃないのっ!!」

 

 

 

サンズは来た道を戻っていく。

 

セリカは恐怖に満ちた顔で逃げるようにその場を去る。

 

 

 

“ほ、ほんとに何が起きてるの?”

 

「先生はここで見てな」

 

サンズはおふざけをするときと変わらないウインクをした顔で・・・

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

先生の目の前から消えた

 

先生はその意味を理解してセリカの方向を見た。

 

 

 

「ぎゃあああ!!なんでここにいるのー!?!?」

 

セリカの悲鳴が聞こえた。

 

そして顔を出したサンズ。

 

 

 

“あ、あはは・・”

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「じゃあ、いくか先生・・・アビドス校舎」

 

“うん。行こっか、サンズ”

「といきたかったんだが・・・先に寄りたい所があるんだ。先に行っててもらえるか?」

 

“・・・わかった、それじゃ後で校舎で”

 

 

先生がアビドス校舎側に歩いていくのを確認してすぐ横にある路地の中にサンズは足を運んだ。

 

「・・・よぉ、お前さん達。アビドスの生徒なわけないよな。その制服・・・制服か?私服に見えるけど」

 

「・・・?!」「・・・・・・」「・・・クフフ」「(白目)」

 

唯一制服らしい姿の紫色のショットガンを持つ少女

白黒の髪をした角の生えている少女

大きなカバンを持つ赤と黒の少女

そして、赤ワインのような色のコートを羽織り、とても立派な狙撃銃を持つ白目の少女

 

「い、一体、、なんの用でしょうか?」

紫の少女が先に返事をする。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ねぇアルちゃーん。またみつからなかったよ〜600円未満の飲食店。まず、飲食店自体が少ないからねーアビドス」

大きなカバンを持った少女、浅黄ムツキ

戦術的に爆弾を使い風紀委員から逃げる時に戦力となる、爆弾の扱いはとても強く、戦場の状況を爆弾ひとつで変えてしまう。

 

「こら、今は社長って呼びなさい!、、でも、どどどどーしましょう。歩兵を雇うだけでお金が尽きるなんて考えてもなかったわ」

アルちゃんと呼ばれた少女、陸八魔アル。

ゲヘナ有数のテロ集団のうちの一つ。[便利屋68]というペーパーカンパニーの社長を担う。外見だけのドジっ子

 

「あ、社長。最後の希望、なんて大層な言い方するのもあれだけどここのラーメン屋なら」

怖い顔で誤解されやすいが猫が好きという少女、鬼方カヨコ

発砲音がとても大きい銃を使い、全員のサポートに回る。なんだかんだ言いながら今日もアルについて行く

 

「よくやったわ!課長!じゃあ今からそこに足を運んでみましょう!」

アルちゃんと呼ばれた少女、陸八魔アル。

ゲヘナ有数のテロ集団のうちの一つ。[便利屋68]というペーパーカンパニーの社長を担う。外見だけのドジっ子

 

「も、もしお金が足りなかったらわ、私、、心臓売りますから」

便利屋1番のバーサーカー。伊草ハルカ

戦術的に爆弾を使うムツキとは異なり戦略的に爆弾を使い、誰にもバレないところに平然と爆弾を設置しては容赦なく着火する。アルへの忠誠心は便利屋一番かもしれない

 

「そんな物騒なことしなくて────」

 

 

「────よぉ、お前さん達。アビドスの生徒なわけないよな。その制服・・・制服か?私服に見えるけど」

後ろからスケルトンが話しかける。

 

「い、一体、、なんの用でしょうか?」

ハルカが話しかける。

ムツキ、カヨコはハルカの行動に驚くも顔には出さなかった。

 

「いや、飲食店探してんだろ?」

 

「(社長、アイツ只者じゃないよ。第1私たちそこまで大きな声で喋ってる訳じゃなかったし、、、社長?)」

 

「お、おおお、おばけぇ!!!!!」

アルは我慢できず大声をあげてぶっ倒れてしまった

 

 

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