「あ、いらっしゃいませー!……って、なんであんたまで?!」
「おぉ?サンズじゃん。お先食べてるよぉ〜」
「サンズさん☆私の膝の上、きますー?☆」
「ん、先生」ピトッ
“あ、あはは・・・”(助けてサンズ)
「シロコ先輩!先生の顔が、教職としての責任を感じた顔をしてますよ!!」
「和気あいあいとしてていいんじゃないか?・・・先生もその顔だぜ?とてもたのしそうにしか見えないんだけどなー、生徒にせっt──」
“──サンズ!その言い方は不味い!私は先生なんだ!大人なんだ!手を出す訳にはいかない!”
「……ん」(シュン)
みな変わらぬ感覚で座った。シロコの方が若干先生よりなのは変わらないけど
「ああ、じゃあ大将。ケチャップと・・あと柴関ラーメン大盛り4つ」
「おぉ、サンズかぁ!久しぶりだなぁわかったよ、ちょっと待ってな」
“サンズ、そんなに注文して大丈夫なの?”
「大丈夫だぜ、今日はちょっと人助けだぜ」
「だ、大丈夫なのかしら……」
「くふふ、騙されちゃったのかもね〜♪」
「や、やややっぱり臓器の2つや3つ…うっ、、売ってきましょうか?」
「はぁ〜、どうなるんだろうね…私たち」
「はいよ!柴関ラーメン大盛り4つ!とケチャップ」
「「「「わぁ〜!!」」」」
4人は目の前に現れた超大盛りラーメンを見て目を輝かす。
そんな中サンズは人知れずケータイでタイマーをセットする。
「よし、じゃあ行くぞ?‘第2回 大食い選手権’ちなみに食いきれないぶんは支払ってもらうぜ?」
「な、ななな、なんですってー!?す、すこしまっ──」
「すたーと」
サンズは合図とともにタイマーを起動させた。
1秒、2秒と時間が進むなか、先生が後ろから歩いてきた
“サンズ、いじめはダメだよ?”
「そうだよ〜?おじさん的にこの量は4人分位あるんだから…」
「俺は料理を奢ってるんだぜ?しかも条件付きって最初に言ったぜ?それに乗ったのはコイツらだ・・・・・・それに──」
サンズはイジワルな顔を浮かべてアビドスの方を向いて話す。
「──ズズズ。ン゛!゛?゛お、美味しいわ!?」
アルはそう声を漏らした後、ラーメンをまた啜り始める……4人ともとても美味しそうにラーメンをすする。
「別に悪くないだろ?みんな、美味しそうに食ってんだ」
“こんな美味しそうに食べてるのを止めるのも違うよね”
「……サンズ、覚えてる?2年前のこと」
「なんの事だ?」
「……いや、これはサンズの責任だからね」
サンズは頭に?を浮かべたがすぐに頭の隅に追いやり便利屋の4人を見る。
(あの制服は、アビドスの……)
カヨコはアビドスの生徒を見つめる。ついラーメンを食べる手を止めてしまいサンズの注意を引いてしまった。
「ん?アイツらがどうかしたのか?」
「……いや、なんでもない」
その発言にムツキはカヨコの方に目だけ向けてすぐラーメンに戻った。
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「に、にしても量が多いわね…」
「ま、まだまだ!」
「無理しないでハルカ、吐いちゃったたら元も子もないから」
「うぇ〜流石にお腹がキツいー」
便利屋の4人はラーメン八分目辺りで胃袋の限界を感じていた。
柴大将との会話を終え4つの丼型のプラスチック容器を持ってきた。
「流石にそこまで食うとは・・・時間はもう過ぎてるんだぜ?これに入れな」
そう言って手に持っていた容器を便利屋の前に出す。
「流石に第1回の時みたいに俺が処理する訳にもいかないしな。残りは晩御飯にでもしろよ」
「で、でも!食べきれなければ金額は…」
「じゃあ負担してもらおうか、俺が飲んだケチャップ代」
「…え?」
アルは頭を回転させて混乱する頭を何とか手中に収める。
「オイラはいつ、ラーメン代なんて言ったんだ?」
「確かに言ってなかったね」
「4人仲良く食べたんだ。ケチャップ代くらい安いもんだろ?」
「感謝するわ、このお礼は必ず返すわ!」
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「ありがとな大将」
「…今はつけといてやるよ。それより足りるのか?午後まで散財して……アビドスの借金を一度に返済するくらいは溜まってんだろ?」
「なんの事だか・・・オイラの貯金はスッカラカンだぜ?大将につけてもらわなきゃいけないくらいにはな?」
ム「アルちゃん、奢ってもらっといてアレだけどアレ、アビドスの生徒だよ?」
ア「な、ななななんですって〜!!!?」
これでヨシッ!(現場生徒)