ティターンズブルーアーカイブ   作:毒撒

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OP風MAD作ったんで良ければ見てね。「主人公であるバスク要素少ない」とかは言っちゃだめだよ、つべに素材が出回ってないのが悪い。


プロローグ編
第一話 目覚めるバスク


「………い。………先生、起きてください。バスク・オム先生!」

 

「………ん?ここは………」

 

 バスクが目を覚ますと、そこは先程とは違った情景となっていた。壁がガラスで、青空と太陽に照らされた町並みが見える、オフィスのような場所。そして、椅子に座る彼の眼の前に立つのは、先程の女性と似た服を着た女性。黒髪ロングに眼鏡を掛け、顔の横からは鋭く伸びた耳………俗に言うエルフ耳が見えている。そして、彼女にも天使の輪のようなものが浮かんでおり、別の形をしていた。

 

「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。まさか、中々起きないほど熟睡されるとは」

 

「熟睡………私は寝ていたのか。いやしかし、君は………?」

 

「………どうやら、寝起きで記憶があやふやなようですね。ではもう一度、状況を説明させていただきます」

 

 

「私は七神(なながみ)リン。この学園都市《キヴォトス》の連邦生徒会所属の幹部です」

 

「あ、あぁ。私はバスク・オム大佐。ティターンズの総司令官をやっていた」

 

 バスクは戸惑いつつも、社交辞令として自己紹介を返す。それを聞いたリンは少し驚きつつ、話を続ける。

 

「ここに来る前は、軍人だったのですね。今のあなたは恐らく、我々が呼び出した先生………のようですが」

 

「………先生、と言うのは置いておいて、何故推測系なのだ?貴様達が呼び出したのだろう?」

 

「それは………私も、先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです」

 

「何だと………!?」

 

 自分達が呼び出したにも関わらず、何故来たのか、どうやって来たのか分からない。そんな事があるのか、とバスクは混乱する。

 

「………混乱しているでしょうが、ひとまず私に着いてきて下さい。やって頂かなければいけない事があります」

 

「やって頂かなければいけない事………それは何だ?」

 

 リンは歩きながら、顔だけ振り向いてバスクに告げる。

 

「この学園都市の、命運を賭けた大事な事………と言っておきましょう」

 

 

 

 

 

 エレベーターから街を眺めながら、バスクは持ち前の頭脳で状況を整理していた。

 

(まず………私は死んだ。それは間違いないだろう。では何故、今こうして生きているのか。………私の魂が何らかの影響を受け、このキヴォトスという場所に新しい命として呼び込まれた、と考えるのが妥当か。………信じたくはないが、ニュータイプという存在がいる以上、そんなオカルトチックな話があってもおかしくはない。だが、私が先生というのが理解できんな………)

 

 そう、宇宙世紀にはニュータイプだのサイコミュだのといったオカルトでしかない存在もあり、バスクもいい加減順応している。其の為、転生なんてしても今更動じないのである。

 

「………それで、貴様の言う《キヴォトス》とは何だ?学園都市とも言っていたが………」

 

「このキヴォトスは、数千の学園が集まってできた、文字通りの学園都市です。そして、これからの先生の職場でもあります」

 

「私の職場、か。軍人一筋だった私に教師をやれと言うとは、中々な人選だな」

 

「バスク・オム先生を選んだのは、キヴォトスの統治者、《連邦生徒会長》です」

 

「連邦生徒会長………会うことがあれば問い詰めてみたいものだ」

 

「………会えると、いいですね」

 

「?それは、どういう………」

 

 リンの含みのある言い方にバスクが疑問を覚えるが、丁度エレベーターが目標の階に到着し、その言葉は遮られる。そして、リンに連れられて歩いていく。壁には「連邦生徒会」と書かれおり、恐らくここは連邦生徒会のオフィスなのだろうとバスクは予想する。

 

 

 

 その時、戦闘を歩くリンの道を、制服を着た4人の女子が阻む。

 

「ちょっと待って、代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!」

 

「首席行政官、お待ちしていました」

 

「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が今の状況について納得のいく回答を要求されています」

 

「………面倒な人たちに捕まってしまいましたね」

 

 

………どうやら、この複雑な状況を把握しきれる日は遥か遠い先のようだ。バスク・オムは、そう感じ取った。




次回

第二話  先生
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