申し訳ないんですが戦闘描写等は多少巻いていきます。なんでかって?うまく書けねぇんですよ!(逆ギレ)読者の方々の想像にお任せしますマジですいません………。
あと作者のモチベがキープされれば連日投稿するかもしれません。
アビドス廃校対策委員会の面々は、広い校庭に布陣を置き、襲撃してきたカタカタヘルメット団を迎撃していた。
しかし………
「シロコ先輩!右前方に追加の敵です!警戒して下さい!」
「くっ、数だけは多い………!」
こちらは五人。対する敵陣営は1クラス以上の人数が攻め込んできており、数的不利な状況に加え、弾薬不足も相まって、本来ならあっという間に蹴散らせる筈が、劣勢に追い込まれていた。
「うわわっ!?あーもう、鬱陶しいわね!」
「困りましたね………これ以上弾を消費し続けると………!」
「ジリ貧か………!」
「ふっふっふ………今日こそは勝ったな!」
「ちょ、それフラグじゃない!?」
対するヘルメット団は勝利を確信し、余裕をぶっこいてフラグ発言をする始末。確かに、このまま行けばヘルメット団は間違いなく勝利するだろう─────
『主砲、キャニスター弾を装填!照準、自動補正!いつでも撃てますよぉ!』
「了解した。………撃てぇぇぇぇい!!!」
『こういうの一回やってみたかったんですよね!発射ー!!』
─────それは、アビドスに戦術の天才がいなければ、の話だが。
「ん?なんd」
………轟音とともに、ヘルメット団の軍勢の中心点で、大きな爆発が起き、数人が吹っ飛んだ。
「こ、今度は何よ!?」
「今のは………戦車の主砲………!?」
「………もしかして!」
「すまない、遅れた」
バスク先生のそんな謝罪と共に、校舎の脇からトードフラックスが、その履帯をキュルキュルと鳴らしながら前進してきた。
「やっぱり先生だ。その戦車、飾りじゃなかったんだね」
「何も、武器は祝砲をあげる為だけに作られたわけではないからな」
バスク先生は車体の上部のハッチから上半身だけを出し、シロコ達に話しかける。
「あらー☆先生も随分変わったマイカーをお持ちなんですね!」
「何この戦車………?腕?が生えてる………」
「すごい………こんな発想が………!」
「………さて、貴様達には2つの選択肢がある」
バスク先生は一段落置き、アビドスの面々に問いかける。一同は、思考を切り替えて聞き入る。
「………一つは、余所者の大人である私1人に、このまま敵を蹂躙させる事」
「っ………そんなの───」
「待って、セリカちゃん。………とりあえず、最後まで聞いてみよ?」
バスク先生の言い分にセリカは怒りがこみ上げるが、ホシノがそれを制し、バスクに話の続きを促す。
「もう一つの選択肢は………私の指揮下に入り、共に敵を叩きのめす事だ。この学校を─────アビドスを守るために。」
バスクの最後の一言に、対策委員会の面々の表情が変わる。
「うへぇ………先生、ちょいとその言い方はずるくない?そんな事言われたら─────」
ホシノはそう呟きながら、愛銃を力強く持ち直す。
「───乗っかってみるしかないじゃんかぁ」
「元来、大人とはずる賢い生き物なのだよ。それで………残りの者達は、どうする?」
バスクはより一層不敵な笑みを浮かべ、残った四人に問いかける。その答えは………
「勿論、後者で。私達の居場所は、私達で守りたいから」
「大人の力、信じてみましょうか♪」
「………あーもう、しょうがないわね!言っとくけど、今回だけなんだからね!?」
「満場一致、ですね。では、先生。指揮をお願いします!」
満場一致。たった今、バスク・オムの指揮下に、アビドス廃校対策委員会が入った。
「良いだろう。………では、戦場を我が物にするとしよう」
………後に、襲撃に参加していたヘルメット団の1人は、こう語っている。
「ノノミ!前方から左にかけて、ガトリングを一斉射!」
「お任せ下さ〜い!」
─────突如として弾丸の嵐が広範囲にばら撒かれ
「ホシノ!砂煙に隠れつつ前進!」
「おじさんも後輩ちゃん達に負けてられないねぇ〜!」
─────砂煙に隠れてピンクの悪魔から至近距離で散弾を叩き込まれ
「セリカ!混乱している敵を全員狙撃しろ!」
「うっさい!言われなくてもやるわよ!」
─────隙を晒せば的確にヘルメットを狙撃され
「………シロコの残弾が少ないな。アヤネ、ドローンで補給を!」
「了解です!これで………シロコ先輩!」
「ん、ありがと」
─────的確過ぎる支援で飛んでくる弾が一向に絶えず
「アロナ、照準をあの遮蔽に合わせ!」
『はい!榴弾で行きます!』
─────たとえ隠れようとも、腕の生えた戦車の砲撃でことごとく吹き飛ばされる
───────あの場は、一瞬で地獄と化した、と。
その後、カタカタヘルメット団はただひたすらに蹂躙され、撤退を余儀なくされた。
「ふんっ、二度と来るんじゃないわよ!!」
「すごい………ただ指揮を受けた。それだけの筈なのに………」
「想像以上ですね………。これが─────」
「─────大人の力、かぁ」
「先生、指揮と操縦、どうやって一緒にやってたの?」
「………まぁ、優秀なAIがこの戦車には搭載されている。そういった認識にしておいてくれ」
「っ、ですが、油断はできません。恐らく、ヘルメット団はまたここへ襲撃に来るでしょう。それまでに、装備を揃えておかないと………」
「あぁ、それなら問題ない。既に手は打っている」
その頃、ヘルメット団の駐留基地にて………
「ったく………先生の頼みとは言え、アビドスまで来ることになるとはな。こりゃ大きい貸しだぜ、先生」
「くそ………こいつ、バケモノかよ………!?」
「ハッ、甘ぇな。あたしの間合いに入って勝てるヤツなんか、このキヴォトスのどこにもいないんだよ」
「さて、終わった事だし、後始末だけしてミレニアムに帰るか。あ、待てよ………この近くに美味いラーメン屋があるって前どっかで見たんだよな。ちょっくら探してみるか!」
………アビドスにいるヘルメット団は、たった1人の小柄な少女─────メイド服の上からスカジャンを羽織った小柄なミレニアム生によって、またしても蹂躙されていた。
これ書いてて思った。バスクかっこ良くね???あとアロナって有能だったんだな………()
次回予告
第八話 前途多難