SEEDに転生、偽レッドフードが行く リメイク版   作:ぷくぷく麦茶

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《ヘリオポリスコロニー》

 

オーブ連合首長国が保有する資源衛星コロニー。L3宙域という辺鄙な立地に加えて中立というオーブの立場から、第一次大戦が始まって11ヵ月を経たC.E.71年1月25日、その宇宙港に近付く一隻の宇宙船があった。

 

《輸送船ガランシェール操舵室内》

 

ピピ!ピピ!ピピ!

 

『ハロハロ、仕事!仕事!』『オキロ!オキロ!』

 

「ふぁ〜ぁ……んだよもう到着かぁ?」

 

雑誌を顔に被せブリッジに寝ていた一人の女が、ハロ達によって起こされた。すると通信機が鳴り頭をかきむしりながら行儀悪く足で操作し通信を繋げた。

 

『──こちらヘリオポリス管制室。そちらの名と艦船名を述べられたし。繰り返す、こちら…』

 

「こちら輸送船ガランシェール。船長『レッドフード』だ。入港許可してくれ」

 

『……確認しました。いつもご苦労様です《ミス・レッド》──入港許可します』

 

「おうありがとな。今日もご苦労さーん」

 

少し笑いながら通信を終え、ハロ達に船を入港させるために指示を出した後、彼女は静かにため息をついた。

 

「C.E.71年1月25日………ようやく…原作の始まりだな」

 

そう…ここは、いやこの世界は皆が知るあのロボットアニメ

 

機動戦士ガンダムSEED

 

………その世界なのだから………

 

 

 

ヘリオポリス宇宙港に輸送船ガランシェールを停泊させたのち、いつも通り輸送した物資を船から下ろし受け取りの確認をしていた。ここの作業員達とは顔馴染みで、よく酒場にてよく飲んだり博打などをしてるんだが……ここの連中が強くてほぼ俺が奢ったりカモられてたりするんだが、そのお陰で多少無理な事頼んでも二つ返事でやってくれる。

 

「はいよ、今日の荷物はこれで終わりだ。いつもの受け取りの確認してくれや」

 

俺はそう言いながら港の顔馴染みの職員に手渡した。

 

「わかりました。えぇっと…はい!確かに確認しました。いつもありがとうございます!」

 

「おう!そっちもいつもご苦労さんだな。さて、今日もこれで仕事終わりだし、久しぶりにアイツらんとこにでも行くか」

 

「なんです~?また男漁りですか?」

 

若い職員と回りの男どもが笑いながらからかってきたので、勿論俺はそいつの尻を引っ叩きながら笑って否定した。

 

「ばっか、ちっげーよ!てかまたってなんだまたって!それよりもおめぇこそいい加減、愛しのシータちゃんにでも告ってこいや!」

 

「ちょっ!!?それ言わないでくださいよ~///!!!」

 

「あっはははは」

 

するとその職員は不意を突かれたかのように顔を真っ赤にし戸惑っており、回りにいた連中に笑われていた。そんな雑談をしながら港から離れ、ゲートを通りコロニーの町へと歩いていると。

 

「さ・て・と…さっそくキラ達んとこでも顔出しに行くとしますか。あんま悠長なこといってらんねぇし」

 

そして俺は懐から通信機を取り出し船に通信を繋げた。

 

「ハロ聞こえているか?『ハロハロ!』念のためガランシェールを何時でも緊急出港できるようにしといてくれ。それと俺の機体の方も頼むぜ?』

 

『ガッテンデイガッテンデイ!』『ハッキングハッキング!』

 

「くれぐれも頼むぜ。オレはちーっと野暮用を済ませてっくからよ」

 

『リョウカイ、リョウカイ!』

 

「んじゃまず車を拾いに行きますか…確かこの時間だと教授んとこに行っているはずだが…ん?ありゃぁフレイじゃねえか──そんであちらさんは、っと…おっ!

 

通り過ぎた車を見た後、乗り場の方へ目を向けると目の前の三人組を見つけ、ハッと気付き声を上げて呼んだ。手を振りながら三人を呼ぶと此方に気付き。

 

「おーい!キラ!ミリー!トール!久しぶりだなー元気してたかー!」

 

「フーさぁぁん!!久しぶり~!!」

 

「よっ!ミリー元気元気~。相変わらずおまえさんはかわいいな~このこの~!」

 

頭をワシャワシャとか気撫でると嬉しそうにしながら抱きしめてきた。

 

「えへへ♡」

 

「久しぶりっす!いつ見てもお綺麗ですね!!」

 

トールはそう言いながら格好つけているのか、キリッと顔を決めるがそれを聞いていたミリーに横腹に肘打ちを食らい悶絶していた。

 

「はははっ!トールも見ねぇ内にちぃとばかし男前になったんじゃ……すまん気のせいだった」

 

ガクッ!

 

「そんなひどいですよ!!フーさ~ん!!」

 

「なっはっはっ。ごめん、ごめんて(笑)よっキラ……お前さんも元気してたか?」

 

そして最後にキラの方を見て静かに頭を優しく撫でると、頬を赤らめていた。

 

「もうっ…子供じゃないんですから、会うたびに頭なでるのはちょっと///」

 

「あ~!キラってば顔真っ赤にして可愛いんだ~」

 

「ホントだ。顔真っ赤になってら!」

 

「なっはっはっは!」

 

「もうっそんなんじゃないんだってば///!!」

 

ミリーとトールはそう言ってからかいキラは顔を手で隠してしまって、暫くキラで遊びながら車を待っていると俺は話題を変えて3人にこれからの事を聞く事にした。

 

「そういやお前ら、今から教授のとこに行くのか?」

 

「そうなんですよ!カトウ教授ったら、また研究の手伝い押し付けてきて…もう大変なんですよ!」

 

「今から私たち教授の所にいくんです。」

 

「おっ?そうなのか。そりゃちょうどいいや。なら一緒に行こうぜ?オレもそっちにちと用があっからよ。」

 

ちょうどいいときに合流できたな…こっちはいくら原作を知っていてもぶっちゃけそれだけなんだわ。俺がこの世界に介入している時点で既にストーリーは変わっているので余り原作知識は頼りにできねぇからな。

 

「やった!!みんなも喜びますよ!じゃ早速行きましょうよキラ、トール!」

 

「はいはい。わかったから落ち着けって」

 

俺を含めて4人で車に乗り、研究所まで車を走らせ、しばらくするとトールが口を開きキラに話し始める。

 

「そういやさっきの話どうなんだよ。お前が聞けないってなら俺が聞いてや・る・よ」

 

トールがそういうとキラが慌て始めて口を塞ごうとするがシートベルトのせいで手が届かなかった、トールはニヤけながら話を続けるとキラは何故か慌てて止めようとしていた。

 

「しつこいよ!トール!」

 

「なんだなんだぁ?恋バナかキラさんよ?オレにも聞かせてくれやトール」

 

「そうなんですよフーさん、実はキラて「トォォォォォォォルゥ!!」」

 

「「HAHAHAHAHA」」

 

俺とミリアリアはおかしくて大笑いだった。そうしていた内にゲートをくぐり抜け建物へと入っていき、車を降りて中に入った俺たちは廊下を歩き部屋に入る。

 

「うーす」

 

トールが挨拶して入っていくと、二人の男子学生が座って作業をしており、サングラスの方が《サイ・アーガイル》そしてもう一人のおっとり顔が《カズイ・バスカーク》だ。工業カレッジの学生でキラの同級生

 

 

「あっ、キラやっと来たか。それに・・・!」

 

そうサイがキラに言うと、後から来たレッドフードに気が付きカズイも作業を中断して駆け寄ってきた。

 

「レッドフードさん!?お久しぶりです。いつこっちに?」

 

「よぅ色男、久しぶりだなー元気そうで何よりだ、今日着いたばっかでなキラ達とはついさっき会ったばっかなんだ。」

 

「わ~フーさんだ!ヤッホー」

 

「よ!カズイヤッホ~!おめぇは相変わらず変わんねえな!」

 

「いやーそれほどでもないかな~」

 

「んだよそりゃ!なっはははは」

 

レッドフードが二人と話している時、キラは室内に入ると違う人の気配を感じ、隣に目を向けると知らない人が壁にもたれ、こちらを見てトールはカズイに小声で聞きに行った。

 

「誰?」

 

「あー教授のお客さん。ここで待ってろって言われたんだと」

 

「ふ~ん」

 

「それで教授は?」

 

「これ教授から預かってる、追加とかって」

 

そういってキラに渡すとキラがとても嫌そうにして受け取り、キラはそれを見て直ぐにそっぽを向く。

 

「何なんだ?どうせモルゲンレーテの仕事の方だけど」

 

「興味ないよ……フレーム設定モジュールの改良、とにかくプログラムの解析さ」

 

「そんな事より…手紙の事聞けぃ!」

 

「ちょっちょっちょい!トールくるじい!」

 

するとトールが後ろからキラの首に腕を回し車で話していた話題を掘り返すと、サイはそれを聞き首をかしげていた。相変わらず仲いいなこいつは……。一方、教授の客人はキラたちの話を聞くに耐えなかったのか呆れていると、奥の扉に目を向けた。

 

「…………」

 

『ガチャッガチャッ』

 

「!?」

 

そしてその扉まで足を運び扉の前まできて取っ手に手を伸ばし開けようとするが扉は鍵がかかっており、開けることができないでいた。

 

「おい。お前『PPPP』!!?」

 

レッドフードが話しかけた瞬間、緊急アラームが鳴り始め、キラ達は何事かと視線を向け聞いてきた。

 

「どうしたんですか?レッドフーd「しっ!静かにしろ!」!?」

 

『ザーーーザザ、キン…ザーーケイホ……ーザー』

 

「ハロ!ハロ!おいっ!・・・こりゃまずいな」

 

レッドフードは通信機を聞こうとするも、すると強力なジャミングが発生し、通信が途切れ途切れになり緊張が走る。

 

……一方コロニー外付近で一隻の戦艦がまるで息を殺すように静かに近付いていた。

 

「……時間だな」

 

「抜錨!ヴェサリウス発進する!」

 

仮面の男が言うとブリッジにいた兵士達の目付きが変わり、ナスカ級高速戦闘艦・ヴェサリウス発進しコロニーの方へと動き出す。

 

《ヘリオポリス管制室》

 

ALERT

 

管制室は突如警報が鳴り響き緊張が走り何事かとレーダーを確認する、するとザフト艦がこのヘリオポリスに接近中しつつあったからだ。

 

「こちらヘリオポリス接近中のザフト艦応答願います。ザフト艦応答願います!。」

 

「落ち着け!ちっ…えぇいアラート止めんか!!」

 

しかし一向に呼びかけに応答せず管制長が後からきて、管制員からインカムを取り上げ通信を呼び掛けた。

 

「接近中のザフト艦に通告する!直ちに停船されたし!繰り返す直ちに停船されたし!」

 

 

《ザフト艦ヴェサリウス》

 

『──繰り返すっ!接近中のザフト艦に通告する!直ちに停船されたし!繰り返す直ちに停船されたし!』

 

「「……………」」

 

ヴェサリウスの艦長フレデリック・アデスとその後ろに座る仮面をつけた軍人ラウ・ル・クルーゼはジャミングのかかった通信を無視し続けた。

 

「強力な電波干渉!!ザフト艦より発進されてまいす。これは、明らかに戦闘行為です!」

 

 

管制室では緊張が高まり通信にノイズがかかっていることに気が付き、そして管制官らは漸く事態の深刻さに気付く……これはザフトによる襲撃であると。

 

仮面をつけた軍人は右手をゆっくり上げ作戦開始の合図をした。ヴェサリウスの発進ゲートが開き、そこからMSザフト量産機・ジンが出撃した。

 

 

 

無論連合軍もそれに気づいており状況の確認をしていた。するとパイロットスーツを着たムウ・ラ・フラガが入ってきた、彼は地球連合軍のMAエースパイロットでメビウスゼロを操縦しており今回連合軍の輸送任務で護衛に来ていた。

 

「敵は!?」

 

「二隻だ、ナスカ及びローラシア級!電波妨害直前と同時にモビルスーツの発進を確認した!。」

 

それに答える艦長は眉をひそめながらムウを見て、ムウは舌打ちをし指示を出す。

 

「ルークとゲイルはメビウスにて待機!まだ出すなよ!?」

 

 

──連合軍ドッグ──

 

そこには秘密裏に整備中である強襲機動特装艦アークエンジェルが現在停泊しており、その整備管制室では整備の人たちが騒いでいた。

 

「かっ、艦長…」

 

「慌てるな、迂闊に騒げば向こうの思うつぼだ。対応はヘリオポリスに任せるんだ」

 

『推進剤注入、80%まで注入完了!第16作業班は物資搬入を開始、起動電圧正常」

 

それを鎮めつつ指示を出し、その間有事の際は緊急発進させるため『G』の搬入を急がせるが──次の瞬間…

 

 

ドカァァァァァン!!!!!!

 

突如ドックの至る所で爆発し始め、そこにいた人間を次々と巻き込んでいき、そして管制室にいた艦長達もその爆発に飲み込まれていった。

 

艦長の指示でその場を離れていた艦長の部下たちは、その爆風の余波に巻き込まれてしまい無論それだけにとどまらず、コロニー全域に爆発の揺れが鳴り響き渡りそこにいた人々を襲った。その後に乗じてザフトのMSはヘリオポリスに侵入し連合軍の基地へと向かうのだった。

 

 

「何どうしたの!!?」「なになに隕石~?」「「のんびりか!!」」

 

「落ち着けって…大丈夫だ、キラ達はオレと一緒に急いでここを脱出して、安全なシェルターまで行く。──いいな?」

 

その爆発の揺れに気付いたキラ達とレッドフードは急ぎキラ達を安全に非難を呼びかけキラ達はそれを聞き、指示に従ってシェルターに向かうため部屋を後にした。無論ほかの学生も次々と避難していく中、ザフトのMSが攻めてきたのを聞き、一緒の部屋にいた教授の客は突如走り出して行ってしまったのだ。

 

それに気が付いたキラはその客を追って行ってしまい、俺は止めようと追おうとしたがミリアリアたちは不安になっていたため、今離れれば危険だと判断した為行くに行けなかった。不安になりながら声を出したミリアリアは…

 

「ふ、フーさん…」

 

「大丈夫だって!…なっ?だからオレと一緒にすぐそこのシェルターまで行ってやっからさ!」

 

彼女たちの手は震えており、レッドフードは彼女たちに言い聞かせながらシェルターに向かう。しかしトール達はキラを心配していたらしく。

 

「キラは!?あの二人は!?」

 

「任せろ!あの二人はオレが何とかすっから、お前さん達も早く入んな!」

 

「でもレッドフードさんは!?」

 

「んだ?オレの心配ってか、伊達に運送屋なんてやってねぇんだから心配すんな。」

 

俺はそう言ってトール達を避難させた後、キラの向かった方向へと走り出したのだった、オレはミリアリア達をシェルターまで送った後、通信を回復させハロに連絡すると。

 

「ハロ!聞こえるか!?応答しろ!」

 

PP!PP!PP!

 

『ハロハロ!キコエルキコエル!』

 

「オレの船は?『ダシュツダシュツ!』『コウガクメイサイ!テンカイテンカイ!』

 

Alright(オーライ)んじゃまそのまま船は待機、オレの愛機を何時でも発進できるようにしとけ!」

 

「リョウカイリョウカイ!!」

 

転生した俺かガンダムSEEDの世界で愛用している機体を持ってこさせる為指示を出すと、至る所で爆発しレッドフードはキラの元へ急ぎ走り出す。早く!早く!!早く!!そして通路から出ると、そこには現在もザフトによる銃撃戦が行われていた。俺は周りを見渡し停ると「キャア!!」!?女性の声が聞こえMSの方を見ると、負傷した整備服を着たマリュー・ラミアスと、それを庇うキラがいた。

 

更にキラ達に襲い掛かろうとするザフト兵がおり、俺はすぐさま飛び降り駆け付け、ザフト兵はナイフを取り出しキラに襲い掛かろうとした瞬間。

 

「アスラン?・・・」

 

キラが言うとザフトの兵士は動きを止め、彼の名を呟いた。暫くし見つめ合う。

 

「キr「何さらしとんじゃコルァ!!!!らばっふぇっ!!!?

 

「「!!?」」

 

オレは・・・ドロップキックを食らわせてやったZE・・・

 

「「え~~~~~~~!!!!?」」

 

ザフトの兵士はそれはもう……綺麗に宙を舞う。そしてそのままアスランは隣にあったイージスの中に頭から綺麗に入っていた。

 

「ちょっとレッドフードさん!!何てことしてるんですか!!?」

 

「……えへへへ♡]

 

「いや、えへへじゃなくて!!」

 

「こいっ!!」

 

するとドックが爆発し始めた瞬間、マリューさんは我に返りキラをコックピットに入れた後、彼女は言いコックピットに飛び乗っていった。ストライクに乗った三人……マリューはコックピットに座り、オレ達は左右に寄って乗っていた。

 

「くっ!せめてこれだけでも…私にだって」

 

「あれを食らってまだ立つか…フッやるな!」

 

痛みを我慢しながらもストライクを起動させゆっくりと立つと、もう一機のMSも同じく起動しこの場から離脱した。オレ達はそれを見て…俺はそう言って赤服の兵士を賞賛する。

 

「「ちがう、そうじゃない!!」」

 

「と…とにかくここから急いで逃げるわよ!」

 

そう言ってストライクのブースターを吹かし、空を飛んで何とか着地をしたはいいが、目の前には強奪されたイージスとザフトのMSが合流し攻撃してきた。

 

「くっ!」

 

相手の狙いは甘かったのか、わずかにかすっただけだった。するとジンは重斬刀を抜き接近して襲いかり急ぎ逃げるが、ストライクの動きは遅く、すぐに追い付かれ避けるのが精一杯だった。これはさすがにまずい!俺はそう思い、やむ無く強硬手段に出た。

 

「おい、オレと今すぐ代われ!!」

 

「な!?何を言ってるのそんな事できるわけ…」

 

「いいからとっとと代われ!死にてぇのか!!」

 

「「!?」」

 

その言葉に二人は驚き、マリューはすぐさま席を代わった。オレはストライクのOSを確認するために中身を見ると、キラは驚きながら言い放った。

 

「無茶苦茶だ!こんなOSでこれほどの機体を動かそうなんて!!」

 

「仕方がなかったのよ!まだ全て終わらせてなかったもの、しょうがないでしょ!」

 

「おいおいお二人さん、話は後にしな…この程度なら戦いながら終わらせちまうからよ!」

 

「な!そんなの無理…よ…!?」

 

彼女は言いかけるのもそのはず、レッドフードは瞬時にキーボードを出しジンの攻撃を紙一重避けながら一からOSを組み直してた。

 

「(この女性…あのOSを一から組み直したいうの!!?それも攻撃を避けながらで…)」

 

OSを組み終えると操縦桿を握りにやりと笑った。

 

「しっかり掴まっとけよお二人さん、おらぁ!!!」

 

 

──此処から反撃開始であった。

 

 

ストライクはイーゲルシュテルン(75mm対空自動バルカン砲塔)を使い牽制し、動きが止まった瞬間…すかさず腰に装備してあったアーマーシュナイダー(対装甲コンバットナイフ)で右腕を突き刺し、その次に脳天にぶっ刺した。

 

「なっなんだこいつ!?急に動きがよくなりやがった!!」

 

この時ストライクと対峙していたジンのパイロット─ミゲル·アイマンは突然の変化に困惑しながらも攻め続けていたが、実力の差が違い過ぎにも関わらず認める事が出来ずにいた。最初は自分が有利だったはずなのに何故……!。

 

「すごい、こんな不利な──しかもナイフ一本で勝つなんて……」

 

まだロクに完成どころか形にもなっていないにOSにも関わらず、其れ等を戦いながら一から組み直した事に対し驚愕していたマリューであった。

 

「くっそぉ!!こんなナチュラルごときに俺がやられる・・・だとぉ!!?」

 

ミゲルは敗北した事に悔しさと怒りを抑えながらコックピットのレバーを引くと自爆システムを作動させ即座に脱出し、レッドフードはOSを組み直してナイフ一本でMSに勝利し一息入れると。

 

「どうよキラ坊、オレもなかなかやるだろう?」

 

「さすがです!」

 

「えぇ…本当に勝ってしまうなんて…」

 

「おいおいよせやい///ほめても何も出な……いっけね!!二人とも掴まれ!!」

 

「「??」」

 

俺ははストライクのブースターを吹かし後ろに飛ぶとジンのコックピットからパイロットが脱出し次の瞬間ジンが自爆した。ストライクはすぐにその場を離れたので事なきを得たのだったが、マリューは安心したのか緊張の糸が切れ、気を失ったのだった。

 

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