SEEDに転生、偽レッドフードが行く リメイク版   作:ぷくぷく麦茶

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「──お久しぶりですわ♪レッドフードおばさぷぅ!?」

 

「ラクス様ッ!?」

 

ラクスがその先を言う瞬間──頬を手で挟まれタコのような口にされてしまい蕊れなくされてしまった。

 

「へいへ〜い♪……これ以上はダメだぜお嬢様?」

 

「ぷぁぁぁぁい〜…おひはひふひへふはへ(お久しぶりですわね♪)

 

ラクスは頬を掴まれながら満面な笑顔で挨拶すると──

 

「お久しぶりですわね♪──じゃねえんだよ全く…相変わらずゴリ押しで会いに来るんってんだから驚いたぜ」

 

「ふふっごめんなさい、ですがたまに、貴女に会いに此方に来たかったもので…つい?」

 

「ついってなんだよ…にしてもさぁ?良くシーゲルの旦那も許したもんだなぁ…」

 

レッドフードが言うとラクスは何故か首を傾げまるで何を言っているのか理解していない様子だった。

 

「はいっ?えーと…うふふっ♪」

 

「いやうふふじゃねぇ、だからさ此処に来る事がだよ、あの親バカがおめぇ1人行かせるなんてあり得な…………ちょっと待て」

 

その先を言い掛ける、ラクスはただ笑顔ではあるが明らかに目が泳いでいた──それはもうビックリするくらいに…

 

「「………………」」

 

察しただろうか、皆の衆……この娘は内緒でここに来ていたことに、わざわざここに来るためにザフトの新型シャトルを使い会いに来てくれた事は正直嬉しい──だが問題はラクスの立場がプラントの歌姫でありプラント最高評議会議長の愛娘である事だ。

 

「ヒルダ説明……簡潔に」

 

「はっ!!──ラクス様は嬉しそうに『皆には内緒です♡』っと仰りステルスシャトルで此処まで気付かれずに来ました。無論それを見つけた私がその護衛として一緒に……」

 

「ご苦労!……少し二人だけにしてくれ」

 

「了解しましたッ!!……少しお手洗いをお借りします!」

 

ヒルダはそう言って静かに便所に歩いていくとオレは笑顔で手招きする。ラクスは嬉しそうにトコトコと近づき…〈何をくれるの?〉…みたいな満面な笑顔で目の前に来ると、俺は即座にラクスを持ち上げソファーに勢いよく寝かせ──

 

「被告ラクス…お仕置きだべぇ~~~~~☠️!!」

 

そう言ってラクスをくすぐりの刑に処す!!

 

「きゃっ!お姉sぅあ!?///ちょまってくだ!…あはっあはははふふはふは、まってぇはははっは…あはははは!あっあぁぁぁぁぁぁぁ♡…!」

 

脇や横腹を徹底的にくすぐりまくり、ラクスも必死に抵抗するがそれも虚しく一方的に攻めまくってやった。

 

「ホレホレホレ〜どうだお転婆歌姫!親に伝えず来やがってよ〜!反省したかぁぁぁぁ!!?」

 

「きゃ〜♡あはははっはんせっふははふふ、ごめんなさっわきゃ〜〜〜///」

 

くすぐりながらラクスに反省したかを聞くとラクスは笑いながら必死に答え、それを聞いた俺は取り敢えずここまでにしてやると言って手を止めて隣に座って休憩した──だがラクスは暫く痙攣し他の人には見せられない顔をしていた。

 

「は〜♡…は〜♡…は〜♡…も…もうしわけ…は〜♡…あ…りま…せん…は〜♡(危うく漏れちゃ…かとお……思いま…したわ♡)」

 

「ふぅ……お待たせしましたラクスs──なにごとッ!!?」

 

戻ってきたヒルダは痙攣して倒れているラクス穣とその場に立っていたレッドフードを見て、あらぬ妄想に浸りながら痙攣しているラクスを急ぎ看病するのであった。暫く時間を置き、二人が落ち着いた所で再び話し始めプラントの事やアスランの話しなど此処までの出来事を話していた。

 

「──そういえばなのですが…」

 

「あっ?何だ」

 

「此方にお戻りなる時、一緒に居たあの方たちは一体誰なのかお聞きしても?」

 

「あ〜キラ達の事か?…あーそういや〜お前さんアスランの婚約者だよな?」

 

「?…えぇ、そうですよ、あの方とは確かに親同士て決めた間柄ではありますが…なぜその様な事を?」

 

「おうっ今アイツ等と一緒に行動してんだがな…そこにオレの友達が居て、その一人がアスランの幼馴染なんだよ」

 

ラクスはキラ達の事を聞き始めたが当然気になるよなぁ……まぁ良いか。俺はキラがアスランの幼少の頃からの幼馴染みであることを話すと、それを聞いたラクスは目を見開き驚き顔を近づけて来た。

 

「まぁっ!それは本当ですか?それは是非一度その方と一度お話ししたいですわぁお姉様!」

 

「おう!良いぜ紹介してやっから、ちょいと待っとけ?…今は風呂に入ってっから暫く掛かりそうだな〜」

 

「判りましたわ、それではそのキラさんが来るまでの間お話ししてお待ちしておりますわ。」

 

「おっ?良いぜ〜んじゃあそうだな〜ん…」

 

アスランの幼馴染と聞くとラクスはキラと一度会ってみたいと言い始め、キラが風呂から出て来るまでの間レッドフードとラクスは笑いながら話をして時間を潰していた。暫くすると風呂の方から声が聞こえてくる…どうやら風呂から上がったようで男連中が牛乳瓶を片手に出てきたようだ。

 

「あ〜良い湯だったぜ全く最高かよ!」

 

「えぇ、本当に久しぶりにゆっくり出来たわ。」

 

「も〜、トール達は危うくサウナで死にかけてて危なかったな!」

 

「キラ大丈夫か?」

 

「まあね……サウナは暫くいいかな………ん?(あれって…レッドフードさんと相手は…?)」

 

次々とアークエンジェルの乗組員達が久し振りにゆっくり出来て満足していた、するとキラがレッドフードが店の中で誰かと話しているのが見えた……誰かな。するとレッドフードもキラ達に気づき手招きしていたのでキラが向かう。

 

「レッドフードさん!…お風呂ありがとうございました!とっても気持ちよかったです」

 

「おう!そりゃ〜良かったぜ、所でキラちょいと時間良いか?」

 

「え?…えぇ大丈夫ですけど…そちらのお二人は?(近くで見ると綺麗だな…友達かな?)」

 

キラはラクスをチラチラと見てはとても綺麗な娘だと内心彼女に見惚れていた──っというのを勿論ラクスとオレは気づいており、クスクスと笑ってしまっていた、コイツもそういったお年頃なのだ。

 

「コイツがオレのダチのキラ·ヤマトだ」

 

「初めまして、キラ·ヤマトです」

 

顔を真っ赤にして緊張しているのか、かなりテンパっているご様子だ…ラクスもそんなキラを見てか小声で「可愛いお人ですわ♡」などと言ってしまい、キラはそれを聞いて顔を隠してしまった。

 

「そんでこっちのがラクス·クラインと、護衛のヒルダ・ハーケン。俺達がデブリ帯の中で進む途中、見つけたシャトルに乗ってたやつで…」

 

それを聞いた瞬間先程までのチェリーボーイから一変した。

 

「じゃあ……その人はザフトのっ!」

 

「大丈夫だって!別に襲ったりしね〜よあっはは!」

 

「初めまして、私の名前はラクス·クラインと申します、なにとぞ宜しくお願い致しますわキラさん♪」

 

「護衛のヒルダ・ハーケンだ。……安心しな、別に取って食いやしないから」

 

「え!?あっはい。よ、よろしくお願いします」

 

するとキラの焦っている様子を見てラクスが微笑みながらキラに自己紹介をし始め、キラはラクスに緊張しながらも挨拶し返した…どうやらかなり混乱していた。

 

「そんでなキラ、ラクスはなんと!アスランの婚約者でもあるんだぜ?」

 

「アスランのこ…婚約者!?」

 

「はい♪そうですよ、それでお姉様からお聞きしたのですがキラさんは…」

 

「えっと…僕のことは気軽にキラと呼び捨てで構いません…」

 

「ふふっそうですか、それではキラ…私の事はどうぞラクスと、そうお呼びくださいな♪敬語も構いませんので…」

 

「分かったよ…じ…じゃあ……ラクス」

 

「はい♪キラ、それでキラはアスランの幼馴染だとお聞きしていまして──」

 

「(おんや〜?こりゃあ…)」

 

「(このガキ…ラクス様に向かって!)……おいガ──」

 

ヒルダがキラに手を伸ばしたその瞬間、俺はヒルダの口を瞬時に塞ぎ制止させ抵抗するヒルダを押さえた。

 

「わりっ!お二人さん、ちと用事思い出しちまったから一旦席外すわ」

 

「えぇ?……分かりましたわ」

 

「僕も構いません」

 

俺はそう言いつつ、ヒルダに目線を合わせる……いやポッ♡じゃねぇし、なに乙女みたいに赤くなってんだよ!?てめぇも空気読んで離れろってぇの!!そう小声で言いつつ強引にヒルダと離れた。

 

「なにすんだい!」

 

ヒルダはそう言って不満を垂れ流していたのだが──なんで姐さんがいんのかって?……なら少し説明しようかな。

 

《ヒルダ・ハーケン》──現在18歳の赤服でクライン派に属しており、普段ラクスと会う機会も一切無く、原作ならばこの二人が会うのはもっと先の筈だった。だがオレが遊び半分で介入したせいもあって、早くラクスと接触してしまったのが始まり。ヒルダはラクスを見た瞬間からなにかに目得たのか尊敬を通り越して……簡単に言えばコイツは隠れ同性愛者(レズビアン)というやつで、以降ラクスに近付く輩をボコ殴りにしていたらシーゲルに護衛として採用され、それ以来常に側に控えているのだ。

 

「おいテメェ、一つ聞くが………お前キラの事どう思ってる?」

 

「羨まけしからん!あのガキ……可愛い顔してラクス様を呼び捨てにしやがって!!……そうだ処そう!」

 

「ブチ転がすぞテメェ……間違ってもキラに何かあれば大好きなラクス様にチクるからな」

 

「はっ!出来るもんならしてみなよ?いくら姉御の頼みでも、ラクス様からの信頼は……」

 

「おーいラクスー!もしヒルダがキラに手ぇ出したらどうするぅー?」

 

俺は席で楽しそうに話をしているラクスに大きな声で聞こえるように聞く。すると少しキョトンとした顔になるも、直ぐに彼女はとても可愛らしい笑顔で返してきた。

 

「うふふ♪解雇=(イコール)死刑~♪」

 

「………………(゜_゜)」

 

「………………だってさ」

 

するとヒルダは体を震わせそのまま膝から崩れ、俺は恐る恐るヒルダの顔を覗き込むのだが……。

 

「ラクス様に………フヒッ♡流石私のラクス様だ……そんな冷たい言葉もまた──(♥ω♥*)」

 

「ダメだコイツ……早くなんとかしなきゃ」

 

取り敢えずこの変態(護衛)はソッとしておいて見張りをおいて離れよう。そして風呂から上がりロビーでくつろぐクルー達を見つけ声をかけた。

 

「よっ!お前ら、大分疲れが取れたんじゃないか?」

 

「あら?レッドフード…えぇ本当に感謝しかないわ、その上あの子達(ベアッガイ)にマッサージまでしてもらって…///」

 

「なんだ〜?そんなに凝ってるなら……俺が代わりにやってやるになぁ〜??」

 

ムウはそう言いなが鼻の下を伸ばし両手の指をねらせる──がマリューは咄嗟にムウの手を抓り笑いながら──

 

そういうのは……だめよ?

 

……すみましぇん

 

「──まったく……ふふっ♪」

 

マリューもようやく余裕ができたのか緊張が解けているように見えた、ムウもそんな彼女を見てお互い笑ってしまっていた。

 

「…………」

 

「──ん?どうしたさっきから黙りこけて…」

 

オレは二人と話していると後ろでナタルは黙ったまま──何か思いふけっている様子だった。

 

「っ…いやすまない…何でもない。」

 

ナタルは、少し歯切りが悪かったがオレはそれを遮るようにして

 

「あ〜なるほどな~「…!」お二人さんよナタルは…」

 

「………」

 

ナタルの顔が暗く涙目になっていきそして…

 

 

 

「ベアッガイのことが好きすぎてこ拗らせ気味なんだな!!?」

 

「「なっ…なんだってぇぇぇ!!?」」

 

「…へっ?…」

 

オレ達は納得したかのように頷きナタルは…

 

「そう言えば、風呂でもベアッガイちゃんの事ばかりだっわね…」

 

「えっあの…」

 

「それなら歯切りが悪いのも納得できるか!?」

 

「何故!?」

 

「ふっ…仕方ねぇさ…カワイイは正義だからな!」

 

「それは同意するが…」

 

──するとレッドフード達の前にベアッガイが来て…

 

《ごはんでけた~(´-ω-`)》

 

「おうっご苦労さん!…とゆうわけだ皆で飯にしよや。ホレっ!暫くコイツ抱いとけっ」

 

オレはベアッガイを持ち上げナタルに渡す。ナタルは啞然としながらもベアッガイを抱いて暫く見つめた後…ギュッと抱き締めていた。

 

「そのっ……///」

 

「ナタル」

 

「なっ…何だ」

 

「…話なら後でゆっくる聞いてやっから今はこの時間楽しんどけ…な?」

 

「…あ…あぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───一方ザフトでは───

 

ラクス·クラインが現在行方不明のことからザフトの大半が捜索に掛かっておりプラントは一部混乱していた、特に……

 

「ラクスは…愛娘は、何処に行ってしまったぁあああぁああ!!!」

 

シーゲルが娘が突如居なくなったと知るや、慌てて探したが見つからず…部下達と一緒に捜索しているのだが……それでも見つからなかったのだ。シーゲルは次第に錯乱し、遂にはザフト全軍にラクス捜索を命令しようとしたが、それを知ったパトリックはパトリックを落ち着かせようとするも。

 

「落ち着けシーゲル、あの娘にもプライベートな事は一つや二つあるものだ。現に私の息子も……待て!何処に行く気だシーゲル!!!一旦冷静に──」

 

そう言って部屋を飛び出し、部下達を引き連れ出ていこうとするシーゲルを羽交い締めで抑えているパトリックであったのだが、シーゲルの目が血走っていた。

 

「邪魔をするな!パトリックっ!!私はっ!!至ってっ!!冷静だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

「どこがだ!!!?」

 

「全軍!!…直ちに出撃ッ!!!ラクスを全総力を持って探すのだぁ!!………いや、私も行くぞおぉぉぉ!!!──付いてこいッ!!!!

 

「「「「「「ハッ!!!!く(`・ω・´)」」」」」」

 

「『ハッ!!!』じゃ無いわ馬鹿者共めっ!!!シーゲル貴様も落ち着かんか!!!…………もうやだこいつら──」

 

今日も、賑やかなザフトでしたとさ…さて。その一方パトリックの指示で捜索していたクルーゼは部屋で一人、椅子に座り一息ついてから引き出しから一通の封筒を取り出しテーブルの上に置き見つめていた。

 

「………(適当な所で…いい加減辞めようかなぁ)」

 

密かに辞職届けと書かれた封筒を見て一人考えていたのだった……。

 

 

 

 

 

 

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