SEEDに転生、偽レッドフードが行く リメイク版 作:ぷくぷく麦茶
マリューを中心にアークエンジェルの補修が行われ、整備用ベアッガイ達と共に作業に取り掛かっており、キラ達もそれぞれの仕事の手伝いをしていた。ついでにラクスは皆が整備やらで忙しい為、ヘリオポリスの人達と一緒に施設に今は居てもらっている。
レッドフードはと言うと……
「さ~てと、こいつ等をどうしたもんかねぇ。」
アークエンジェルが収容されているドックとはまた別に、現在三番ドックに運び込まれていたガランシェール、そしてヘリオポリスで拾ったアストレイシリーズについてどうしようか悩んでいた。
「《PPP》ん?通信……誰だ?]
すると突然通信が入ってきており確認すると
『お久しぶりっす、姐さん!!』
「ってなんだよロウじゃねえか!」
通信相手はジャンク屋のロウ・ギュールだった
ガンダムSEED『ASTRAY』と『ASTRAY R』に登場する主人公でもありジャンク屋組合に所属しているナチュラルの青年だ
以前何度か仕事の関係で一緒に仕事をしていた仲だが、会う度にオレの機体を見せてくれとよくせがまれたりして大変だったな・・・今でもたまにこうして連絡したり仕事の手伝い等をしている。
「それでどうしたんだ?いきなり連絡寄こすなんて、またどうせ変な事にでも巻き込まれたか?」
『いやいやいや!!?変な事って酷くない!?』
すると横から女性が割り込んできた。
『久しぶりねレッド?今いいかしら』
「よっ!プロフェッサー元気そうで何よりだ、それでどうしたんだ?」
『突然だけどヘリオポリス崩壊後こっちに写真送ってきたでしょ?『ゲットだぜ!(笑)』っとか言うアレよ。』
「あっははは!、確かに送ったわ。」
『悪いんだけど、アンタが持って行った『アストレイ』なんだけどエリカに頼まれちゃってね……」
「エリカか~アイツ元気してる?」
『まあね、詳しい事はそっちで話したいのだけどよければそっちにお邪魔していいかしら?」
「あ~構わねえが今ちょっと取り込んでてな、悪いんだがいつもの所で頼むわ」
『OK!三番ドックねっ』
『それじゃっ!姐さんまた後で~!』
通信が切れた後レッドフードはロウ達が到着するのを待つことにした。
「いや〜いつ見ても凄いよな!」
『ロウは相変わらずだな…』
『おい!?そんなに乱暴に運ぶな〜!』
「もうっ!ロウったら此処には何度も来てるんだからいい加減落ち着いたら?」
「ですがロウの気持ちも分からなくもありません、此処には我々が理か…「そういった話は良いからとっとと行くわよ。」…」
『「「は〜い」」』
「えっちょ?ちょっと待ってください〜!」
本来は誰にも教えたりする気はないがロウや他の信頼できる知り合いには此処の事を教えていた、そのお陰でレッドフードが居ない時でも普段休日で施設等を使ってる奴らは結構居たりする。
「おーすっ!オメェ等やっと来たか、それじゃあ聞いてやろうじゃ〜ないかね?プロフェッサー」
「そのドヤ顔なんか無性に腹が立つわね…まあ良いわ、それで貴女が持って行った機体なのだけれど」
「なぁなぁ姐さん!早速機体見せてくれねえか!?」
「おう、良いぜ早速行こうか?」
「オッシャー!!お前らも行こうぜ!?」
「ちょっと待ってよロウー!?」
「では我々も行きましょうか?」
「そうね…」
そして格納庫へ行くと…
「っ〜〜〜〜〜〜スッゲー!!!何だよコレ!!?」
「ホント!しかも赤いのと金と他には緑に紫もある!!」
「これ程とは…良く持ち出せたものです。」
三人はとても驚いている中プロフェッサーだけは違っていた。
「ねぇ?レッドフード。」
「何だよ?プロフェッサー」
「後の一機は……何処なの?」
『!?』
「…何の事だ?」
「惚けても無駄よ?写真にはあの四機の他に…青いのがあったはず…レッドフード…後の一機は何処にやったの?…」
するとレッドフードはゆっくりとプロフェッサーを睨み
「君のような勘の良いオンナは嫌いだよ」
二人は睨み合い重い沈黙が続く…
「「………………プッ…アッハハハハハハ!」」
「なんだ?あの二人」
「いつものヤツでしょ?」
「あの二人は会う度にアレやってるんですね…」
ロウ達三人はそう言いながら、再びMSの方へ目を向けていた…。
「それで結局残りの一機はどこなの?」
「青いのは知り合いに譲っちまったよ。 」
「その知り合いって?」
「ん〜?その内にまた会えると思うぜ?ヘリオポリスで助けられたって言ってたし。」
「それって…」
すると喜びに満ち溢れたロウがやって来た。
「なぁ姐さん!このMSって結局もらってもいいのか?」
「ん?あぁ良いぜ」
「マジ!?やっ「ただし!!」!?」
「ゴールドはオレのだからダメ〜〜」
「お〜!!じゃこのレッドにするぜ!」
「あっははは!そうか、んじゃ早速運ばなきゃな!」
そうしてレッドフードはロウ達にアストレイ一機とそのデータを渡した後折角来たので入浴施設で体を休めると言ってこの場を後にした。
青いアストレイ……ブルーフレームについてなのだが、ジャンク屋が来る5時間前の話だった。
ナタルと風呂に入った後は部屋に戻って寝ていた時だ、プチッガイ達がいきなり部屋に入ってきて叩き起こしてきた
「す~…す~…す~…」
ガチャッ……テクテクテク、ジーーーーー
「す~…す~…ん〜…」
べしべしべしべし!!
「ふがっ!!なんだ!?ちょっ痛い痛いってもう起きたから!!なんだよ急にっ?」
するとタブレットの画面を見せてきたベアッガイ達、それを見ると
「あん?なんだよも~う……マジか」
そこにはある傭兵の識別が表示されており入港許可を求めてきていた。
「サーペントテール……叢雲劾か、また珍しいのが来たな」
レッドフードはすぐに着替えてドックに来るように指示を出した。
『三番ドックに入港せよ』
『了解した……』
そしてドックに付くとそこには一人の男が立っていた。
「よぅ!久しぶりに顔を出したな、色男が」
「…そっちも相も変わらずだな…」
「どうしたんだよ急に押しかけてきて?」
「突然にすまないな、お前に頼みがあってきた」
「へー?珍しいなおいっ、MSの整備とかか?なら…」
「いや、そうじゃない…新しいMSを一機貰いたくて来た」
「MS?前のヤツはどうした?壊れたのか?」
「ある依頼でザフトの補給基地を破壊する際、ザフトのエースと戦闘で刺し違えた…その後基地に機体をぶつけて破壊した。」
「ぶっは!マジかよ、それで新しいのを手に入れに来たと…」
「ああ…」
「相手も相当やるな、来いよちょうどヘリオポリスで良いの手に入れたからさっ」
そして格納庫に二人で行くレッドフードと劾
「中々いいだろ?名前は
劾は機体を見ると
「…以前依頼でヘリオポリスにある物を完全消去してほしいと頼まれた」
「ほ~う、それで?」
「行ってはみたがデータどころかその現物すら無かった。」
「そうなの?」
「お前が持って行っていたんだな?……」
「・・・・・・・・・てへぺろっ☆」
イラッ
「すみませんでした!!だからそんな『お前を殺す!!』みたいな目で見てくんのヤメテ貰ってもいいかな!?」
劾は睨み付けるのをやめてため息を出しながら続きを話し始めた。
「…はぁ、あの後依頼人に裏切られてそこに居合わせたジャンク屋に助けてもらったよ」
「マジか!誰だそんな物好きなやつは!!」
ギロリッ
「あっハイスミマセン…」
「ジャンク屋のロウ・ギュールとか言ったか…」
「ほ〜ん…うん?お前、ロウに助けてもらったの?」
劾は少し顔を傾げると知り合いかと聞いてきた。
「おう!こっちも仕事でよく一緒にやってるし、ここにもよく来るぞ?」
劾は少し驚いてはいたが、いつもの顔つきに戻り再び話し始めた。
「また近いうちに会えそうだな」
「そうか、そりゃよかったな…」
その後、劾は余り喋ることもなくブルーフレームと武装一式を持って早々に立ち去って行った。
でも最後は律儀に‥‥
「…ありがとう、また近いうちに来る」