英雄の末弟と英雄を目指す白兎   作:ケツアゴ

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事故

「……あ〜、フェルム姉ちゃんに一纏めにやられちまったか」

 

「ああ、奴にとって俺達も下級冒険者も変わらないとばかりの大敗だ」

 

 あの仮面の男だが、名はオリヴァス。数年前に下半身だけ残して姿を消した大悪人らしい。

 それが大幅に強くなって生きていたんだからオッタル達も少し驚いていた。

 

「ぐぁ……」

 

「レベルで言うなら5の上位、6には届かず位か?」

 

「だが、再生能力は厄介だった」

 

「それは認めてやるが、魔石を宿した以上はモンスター扱いか?」

 

「流石に手足は生えないか。なら根本から切り落とせば問題無い」

 

 まあ、俺達が呑気に話せる程度には楽に終わったんだけれどな。オラリオを崩壊させるって辺りで表情が変わり、地上の神が愚かって言った時点でブチ切れて手足を切り落とされて死なない程度に痛め付けられている。

 

「急に任せちまったし、追加報酬で地上まで送るか? 帰りだろうし、公衆浴場の方が良いならそっちにするぞ」

 

「……そうだな。流石にこの状態でフレイヤ様にお会いする訳にはいかんからな」

 

 ホームの修繕だって途中だろうし、そんな時に団長が抜け出してダンジョンとかどうなってんだ? 

 

 長期間ダンジョンに潜っていたせいか正直言って臭い。俺は鼻を摘むまではいかないから鼻で息するのを止めていたんだが、オッタルも自分の体臭を嗅いで不味いと思ったらしい。

 

 話が聞こえた他の連中も同様、風呂に入らせた方が良いだろうな。髭も伸びてるし、ダンジョンで鍛えるのも大変だ。

 

「そ、それでオリヴァスは……」

 

「重要参考人だしな。ヘルメスが仲介役をしたクエストはロキの所の団長達も関わっているし……【イクスキュアス】」

 

 会話の途中だがそれなりに消耗しているみたいだし回復魔法を使ったが、確かにどうするべきか。

 

「俺達は此奴の身柄などもらっても要らん。其方で好きにしてくれ。それでついでとばかりに聞きたいが、あの娘、フェルムの様な強者は他にも居るのか?」

 

「あの人は戦士としちゃ上澄みだが、姉貴みたいにもっと強いのは居るぞ?」

 

 お前はどうなんだ、そんな言葉が視線に込められているが無視をする。あの人の強さを見た以上は完全に隠すのは殆ど意味が無いんだろうが、敢えてひけらかす必要もねえや。

 

「それじゃあ集まって俺に触れて……いや、臭いから武器の鞘でも伸ばしてくれよ」

 

 今の連中に掴まれたら垢とか体臭とか移りそうだし触られたくねぇ。

 

「そんなに臭いか?」

 

「臭い」

 

 オッタルは少し落ち込んだ様子で肩を落とす。流石に言いすぎた気もするが、回復が詫び料の先払いって事にしてくれたら助かる。

 

 今度団長に消臭効果のある香水でも調合してもらおうかな?

 

 事情が事情だけに殺してはいないが、モンスターと融合して丈夫になったのか辛うじて生きている状態。

 

 しかしフィルヴィスから感じる呪いの感じと似ている様な違う様な、あっちは絵の一部だけを見せられている感じだし、これは指摘しないで良かったかもな。

 

 エルファスさえ居たら全部解決なんだけれど……。

 

 

 

「そんな訳で運良く第一級冒険者が数人居てな。勝手に判断して悪かったが、結果オーライって事で」

 

「此奴は……あぁ、まさかこんな所で再会するとか……うん」

 

 会話の一部は誤魔化してオリヴァスをレフィーヤ達の前まで連れて来たんだが、手足は根本から切り落とされ顔も半分以上が腫れ上がって身体中が陥没している。

 

 何やら深い因縁があったのか憎悪を漲らせて拳を振り上げるが、片目が腫れ上がって白目を剥いた状態の相手に短剣を抜く気にならないのか一度だけ頭を蹴り上げただけだった。

 

 拳を振るわせるも気落ちした様子で背を向け、そのままこの場から離れて行く。

 

 

「フィルヴィスさんっ!」

 

 レフィーヤはその背中を心配した様子で後を追いかけて行くが、エルフ同士で通じるもんでもあったのかもな。

 

「もー! 勝手に居なくなられたら困るじゃん。あたし、一応君の護衛なんだからさー!」

 

「悪い悪い。今度何かあったら力を貸すから勘弁してくれ。……向こうも終わったみたいだな」

 

 ヘルメス・ファミリアが事前調査で見付け出していた場所の辺りから景気良く火柱が立ち上るのが遠目にも見える。

 これで今回は終わりで良いんだよな?

 

 

 ……謝罪代わりの追加でオッタル達にちょっと強そうな骨の獣の情報を教えたのって大丈夫か心配になって来た。

 ダンジョンの広範囲の大規模破壊で出て来るらしいと教えたら何やら考え込んでたんだが……。

 

 

 

 

 

 俺の預かり知らぬ所でこんな会話があったとかなかったとか。

 

「ダンジョンを破壊したい? ごめんなさい、オッタル。今度お休みをあげるからバカンスにでも行って来なさい。主神命令よ」

 

「……御意」

 

 

 

 

 

 

 突入作戦は思ったよりもずっと楽に終わった。

 

 あの赤子が入っている宝玉(事前に知らされた情報だと穢れた精霊の分身みたいな存在)も危険性を考慮してリヴェリアの魔法で食人花達と一纏めに葬り去って、崩れる食糧庫からの脱出の方が大変だったかも?

 

 でも、その後にちょっと困る事が……。

 

「なんや。フレイヤの所に美味しい所を全部持って行かれたっちゅう事かいな」

 

「彼等への報酬は『運び屋』が今後一度だけ深層まで送るという契約を結んで、今回も地上に送り届けるまでをセットにしたらしいけれど、僕達からも報酬を渡した方が良いかな?」

 

 クエストが終わってからホームでロキを交えての話し合い。あの大事件を引き起こしたオリヴァスがモンスターみたいになって生きていたのはビックリだけれど、赤い髪の人がお母さんの事を知っていたのもこれで納得が行く。

 

 あの時、あの人を回収した蔦がその穢れた精霊による物……なのかな?

 

 ティオナはオリヴァスと戦ってみたかったらしく不満そうにしていたけれど、オッタルさん達が複数人で相手をすべきって判断したなら危なかったかも知れない。

 

「かーっ! あの坊主はフレイヤん所寄りだと判断した方がええかもな。ミア母ちゃん所のアーニャとも仲が良いって耳に入っとるしな」

 

「あたし、アミッドとも仲が良いって聞いてるよー?」

 

 ロキはちょっとギルさんを警戒しているみたい。あの人、ちょっと口が悪いけれど何かと面倒を見てくれたし悪い人じゃ無いと思うんだけれど。

 

 でも、関係性は秘密だから黙っていた方が良いよね? ちょっとモヤモヤするけれど。

 

「リヴィラの連中とも懇意にしているらしいからな。レフィーヤ、お前は接していてどう感じた?」

 

「えっと、何かと気遣いをして下さったし悪い人ではないとは思うのですが、その……」

 

 レフィーヤは少し言いにくそうに私の方をチラチラ見て来る。あ、しまった。

 

 あの時、ギルさんの戦いを見れば強くなるヒントに繋がるんじゃないかっと思って同行を頼んだけれど、関係が秘密な以上は良くなかった……かも。

 

 ロキはどういう事か分からないみたいだけれど、フィン達には見られているし……。

 

「アイズ、どうも彼と何かしらの関係があるみたいに見えたんだけれど、正直に教えてくれるかい?」

 

 困った、ロキも居るから嘘は通じないし、答えたくないってのは多分駄目だろうし。

 

 ……こんな話し合いよりもジャガ丸君を食べに行きたい。新作出たってベルが言ってた。

 

 一緒に行きたいって言った理由.えっと……。

 

 うん、大切な所は誤魔化して、後は有耶無耶にしよう。フィン達も多分分かってくれるだろうし……:

 

 

「(訓練相手として)一緒に居たい相手だよ。(ベルゼーヴァって偽名使ってたからギルとしては)初めて接する人だけれど、そう思う」

 

「なぁあああああああああっ!? アイズたん、それ正気で言っとんのかぁ!?」

 

「ま、まま、まさかアイズさん、あの人が(異性として)好きなんですか!?」

 

 ロキが腰を抜かして椅子から落ちて、レフィーヤは酷く慌てた様子で立ち上がる。

 ベルだって酒場の彼女や私に冒険者として憧れているらしいし、別に変でもないよね?

 

 今日は特訓お休みにしちゃったし、別の日に長めに鍛えてあげないと。

 

 兎みたいな弟子の成長速度が速いのにはビックリだけれど、武神の稽古や私達も受けたあの訓練を受けているし(多分)納得。

 

「そうだよ。多分レフィーヤもあの人を知れば(人間として)好きになると思うよ? そうなってくれたら嬉しいな」

 

 レフィーヤは多分言っちゃうから秘密だけれど、ベルゼーヴァとしてのギルさんには感謝していたし、改めてお礼がしたいと言ってたものね。

 知らないとはいえ失礼な態度取っちゃってたし、あれが続くと正体を知った時にショックだと思う。

 

「え? ええ!? それってアイズさんを二人で……って、違います!? リヴェリア様、何とか……あれ? 固まって動かない?」

 

「……あはは、ショックで完全に思考停止しちゃっているよ。うーん、それにしてもアイズがね。ちょっと騒ぎになりそうだし、この話は秘密って事で良いね?」

 

 何故かリヴェリアは石みたいになっちゃうし、レフィーヤは変だしフィンは苦笑してて、ティオネは何処か嬉しそう。

 

「え? どうなってるの?」

 

「分かんない……」

 

 だから私とティオネは首を傾げるだけ。あっ、ロキは腰を抜かしたまま気絶しちゃってるけれど皆が無視してた。

 

 

 

 

 

 

 

「アイズたんが、アイズたんが何処ぞの馬の骨に取られてまうー!? 戦争遊戯(ウォーゲーム)や! 戦争の準備を進めい!」

 

「落ち着け、馬鹿者。少なくとも懇意にしているディアンケヒト・ファミリアとリヴィラとの関係が悪化する上に、面白く思わない者達は多く出るぞ」

 

「転移魔法や回復魔法を使って危機に瀕した同業者の救助や遺品の回収、多少言葉遣いが悪くとも恩を売っている相手は多い」

 

「主神であるミアハも弱小派閥ながら暗黒期に英雄的行動をした神格者。余程の理由でもない限りは避けるべきだよ、ロキ。それにアミッドとの関係の噂もあるし大丈夫じゃないかい?」

 

「うちのアイズたんじゃ不満っちゅうんかいっ!」

 

「本当にどうしろというのだ……」

 

「やれやれ、兎に角ベルゼーヴァの件もあるんだし手出しは無用だよ、ロキ」

 

 

 

 奇石にユニコーンの角、魔導書に結構な額のヴァリス。指定された貸金庫に入っていたクエストの報酬。

 前の冒険者時代だって報酬の良い仕事は結構あったが、普通に暮らせば死ぬまで働く必要が無い額を一発で出されるとか思わず口笛が出そうになる。

 

 

「む〜!」

 

 受け取りに来るタイミングが被ったらしく鉢合わせしたレフィーヤが頬を膨らませて俺を睨んでいるのはなんでだろうな?

 

 やっぱりアイズ関連での嫉妬か? ポンコツむっつりエロフはこれだから。

 睨むだけで….って、俺の方ばかり見てるもんだから足下が疎かになってるじゃねえか。

 

「きゃっ!」

 

 案の定何も無い所で蹴躓きそうになったから咄嗟に襟を掴んで支えるが、これもランクアップから来る弊害の影響なのか?

 俺は恩恵貰っても誤差の範囲内だったが、ランクアップしたら同じ様になるかもな。

 

「大金持ってんだ。全員分の報酬なんだし……送って行こうか?」

 

「結構です! 助かりました、どうも!」

 

 見てるだけで危なっかしいからパッとホームまで連れて行こうとしたんだが、意固地になって歩いて行く。

 第二級冒険者だし不埒な真似をする奴が居るとは思わないが……。

 

 って、奇石が入った袋を落としてるじゃねえか。注意力まではランクアップしても意味が無いのかよ。

 

「おい、落としてるぞ」

 

「え? 何を……あぁっ!? すみません、直ぐに、きゃっ!?」

 

 言われて漸く気が付いたのか慌てて引き返し、またしても転びそうになったのを襟を掴んで助けたが本当に慌ただしい奴。

 

「何やっているんだ、ポンコツむっつりエロフ」

 

 持っている荷物に袋を置いてそのままロキ・ファミリアのホームの近く、門番から見えない場所にまで【テレポート】で連れて行った。

 ああ、成り行きから世話してなけりゃ此処迄世話なんぞ焼かねえのに。

 

「流石に此処から戻る最中に落としたら知らねえからな。断られたのに勝手にやったんだから礼は言わなくて良いし、互いに色々あるだろうから黙ってろ。それでも何かあるなら何処かの誰かを助けてくれたら良い」

 

 どうして此処迄面倒な性分をしているのか自分でも分からねえが、あのまま放置するのも気になるだろうから送ったあとで直ぐに俺も転移してその場から消える。

 

 アイズ関連で面倒な事になりそうだし、極力関わらないのが互いの為だよな。

 向こうだって怒られるだけなんだろうし。

 

 

 それに嫌な予感がするんだよな。何か失敗した様な……。

 

 

 

 

「も、もう! これで嫌な人なら逆に……あれ? あの失礼な呼び方って……ああっ! ま、まさかあの人が!? これはアイズさんに….いえ、隠すのが下手な人ですし、黙っていましょう!」

 

 

 

 

 

 少し嫌な予感を覚えつつも向かったのは娼館、よりも前にディアンケヒト・ファミリアのホーム。

 

「現物支払いで良いか? 一応鑑定書付きではあるんだが……」

 

「ユニコーンの角にこれだけの奇石、それに魔導書もあればローンの支払いにはお釣りが来ますね。では、受け取り確認の書類を用意致しましょう」

 

 通された部屋に今回の報酬の一部を並べてアミッドに鑑定してもらう。特にユニコーンの角は貴重なドロップアイテムで薬の材料としては超高品質。

 幾ら団長の義手が高性能だろうとこれだけ有れば……。

 

「出会ってからそれ程経ってはいないでしょうに、ここ迄の大金を……いえ、言うだけ無駄でしたね」

 

「だろ? まあ、これでお前とは気兼ねなく付き合えるから俺としちゃ満足だ」

 

「付き合う……いえ、ギルさんですからね」

 

 え? 何か俺に対して拗ねてねえ?

 

 大きなため息を吐いて頬を膨らませる姿が可愛らしいと思いつつ、年上に可愛いと言うのも悪いかと思った時だ。

 テーブルの端に開いた箱が置かれていて、そこに収められた二つの腕輪が何か気になった。

 

 魔力を感じるから何か力が宿っているらしい左右が黒と白で分かれた腕輪は装飾の無い丸みを帯びた腕輪で内側は柔らかそうに見えた。

 

「アミッドの腕輪か? 変わった見た目だな」

 

「いえ、此方は『万能者《ペルセウス》』に注文した品でして、腕輪ではなく拘束具です。お酒や薬に依存した方が暴れない様にする物ですよ」

 

 見てみますか? と片方を手渡されたのを受け取るが、手枷にしても填める為に開く場所も見渡らないし、どうなってるんだ?

 

「この二つは手首に触れる事で自動で装着、片方を柱などに嵌めれば魔力の鎖によって離れられないそうです。問題は団員の一人が排水口に鍵を落としてしまったので三日後まで……あっ」

 

 俺が見るために触った腕輪の片方を箱に戻した時、アミッドの手に乗っていた方が滑り落ちそうになる。

 二人揃って咄嗟に取ろうとしたんだが、俺が受け止めた時にアミッドが手を伸ばしていて手首に触れて、その瞬間にアミッドの腕に腕輪が嵌まった。

 

 そして咄嗟に動いたもんだから俺の手首も箱の中の腕輪に触れてしまい……。

 

 

 

「……どうするよ。鍵って予備とかは……」

 

「明後日の夕方には完成させて届けて下さるそうですが……」

 

 その間、俺とアミッドは腕輪によって近くから離れられない状態になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ifルート ロキに勧誘されていたら 

原作八年前にギルは来ています


「……ギル。ダンジョン行こ?」

「ダンジョンダンジョンー!」

「あの訓練は月に一回までって団長に言われてるだろ。今月はレフィーヤ達次期幹部の予定が入ってるんだ。それに俺はメレンに行くんだっての」

 この大陸に飛ばされてから五年、胸の寂しい女神に勧誘された俺は未だに下級冒険者をやっていた。
 左右を幹部であるアイズとティオナに挟まれてダンジョン深層域で回復任せの猛特訓をねだられている。

「メレン? あたしも久々に行きたい!」

「悪いな。デートなんで勘弁だ。今度連れて行ってやるよ」

 ファミリア内じゃ下っ端と幹部だが、五年も面倒を見てやってりゃ妹分だ。
 ダチのベートも他所のファミリアの団長だが下に慕われていて大変みたいだしな。

「あっ! ギルさん。フィンが団長室に来てくれって呼んでたっすよ」

「うへぇ……」

 ラウルの伝言を受けて団長の所に向かうんだが、どうせまた例の話だろ……。

「やあ。よく来てくれたね、ギル。それで要件なんだけれど……」

「幹部になれってのは何度も断っただろ? 俺、下級冒険者だぜ?」

「正確には下級冒険者にして古代魔法の使い手でありオラリオ最強の魔導士だね」

 ファミリアに入ってから色々あって、取り敢えず危険な任務に挑むアストレア・ファミリアにバリア張って、闇派閥とか手当たり次第にぶっ飛ばして怪我人治療して物資を外から運んでたら評価が上がったんだが……。

「幹部になったら仕事増えるだろ? 下っ端の方が楽で良いや。じゃあ、約束があるからこれで失礼すっぞ。【テレポート】」


「やれやれ、相変わらずだな、彼は」


 団長もしつこいと感じつつ向かった待ち合わせ先、その場所に立つ一人のエルフ。
 其奴が放つ威圧感は冒険者でさえも遠ざけ、人が通れない結界と化していた。

「待たせたな、リュー。さっさと行こうぜ」

「待たせたと言うならもう少し態度に出しなさい。幾ら森にて愛を誓った仲とはいえ待ち合わせ時間ギリギリですよ。そ、それに私にこの様な破廉恥な物を着せようなどと……」

 俺が渡した水着が恥ずかしかったのか真っ赤になって水着を突き出すが、人前だって忘れてねえか?
 向こうに到着したら気付くだろうし、その時の様子を仲間に教えてやらねえよな。

 取り敢えず【テレポート】っと。


 こっちのギル君 八年前に飛ばされ帰れずじまい。方法を探しているも仲間が増えて迷っている。

 ベートを除く若手幹部組 妹分として世話を焼いている

 ベート ファミリアが無事だったので団長を続けている。友達

 リューさん 恋人になったが手を繋ぐので精一杯 今回仲間に言われて渋々水着姿を見せる事に。尚、仲間の一部は先回りしている

 

 


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