因みに今回はオリ主の名前も判明しますよ!
ブラックマーケット
連邦生徒会の手も回っていない闇市。学園を中退や退学した生徒達や表上の大企業などで形成されており、キヴォトスの闇が集約したような場所で、あの元人間のグラニュートは……
作業員「嬢ちゃん!次はそこの鉄骨を運んでくれ!」
???「はい!」
ビルの建設現場で作業着を着て元気に働いていた。
しかも鉄骨2本を両腕で担いで運んでいた。
作業員「いやー、助かったよ!嬢ちゃんのお陰で、工事は思ったよりも早く終わりそうだ!はい、これ約束の給料ね!また頼むよ!」
???「ありがとうございます!それじゃ!」
給料を受け取ると、彼女は作業員に感謝を伝えて帰って行った。
因みに彼女の他のバイト仲間からは……
バイトA『あの子凄いよね。仕事がすごい楽になるわ!』
バイトB『もう力仕事関係は全部あの子1人でいいんじゃないかな?』
と言った感じの評価である。
そんな彼女が住んでいる場所は彼女が転生して目覚めた廃墟ビルである。
???「あぁ、疲れた〜」
ビルの中に入ると、彼女は着ていた作業着を捲り、腹部のガヴからミミックキーを引き抜いて元の怪人態の姿へと戻った。
???「力仕事は給料は良いんだが、疲れるんだよなぁ……」
彼は愚痴を言いながら、机に置いてあるスマホを手に取った。届いた記事を見ると、そこに書かれている内容は『連邦生徒会。謎の建物を建設!?民衆は困惑の声!』という内容だった。
???「シャーレのビルは建設途中か……つうことは、まだ原作が始まるまで時間があるってことか?」
彼は自分で作り上げたベットに寝転がりながら、スマホの記事を見ていると……。
スマホ『ダディヤナサン!ダディヤナサン!』
???「電話?はい、もしもし」
突如、電話のアラームが鳴り、彼はガヴにミミックキーを差し込んだ後、擬態して電話にでた。
???『あー、ちょっといいか?トゥレン』
???「ん?どうしたんだ。ラブ?」
彼女に電話をかけたのは、ビショビショヘルメット団のリーダーで、友人の
そして彼女が呼んだトゥレンという名前はこの元人間グラニュートの今世での名前なのだ。
ラブ『あんた……今日が給料日だったよな?』
トゥレン「まぁ、そうだけど……それがどうした?」
トゥレンがそう答えると、ラブは電話越しで口を開いた。
ラブ『悪いんだけど……飯、奢ってくれない?』
トゥレン「……はい?」
彼女の口から出た要求にトゥレンは素っ頓狂な声を上げるのであった。
トゥレン「……つまり、今回の依頼主がヴァルキューレに捕まって、報酬の話も無くなったから、今は金がないと?」
ラブ『あぁ、そうなんだよ……』
トゥレンがラブから事情を聞くと、ラブたちのビショビショヘルメット団が受けた依頼は成功していれば、かなりの報酬が入る予定だった。
だが、依頼主がヴァルキューレに捕まってしまい、その報酬の話も全てがパーとなってしまったのだ。
ラブ『金はちゃんと返すから!せめてアイツらには飯を食わせてやりたいんだ!だからトゥレン、頼む!』
その話を聞き終えると、トゥレンは財布の中身と給料の額を確認した後、スマホで地図を見て、口を開いた。
トゥレン「……ハンバーガーショップで大丈夫か?」
ラブ『っ!良いのか!?』
トゥレン「1人、2,000円までだけどな」
トゥレンは作業着からいつも着ている黒ローブに着替えて、自身が住んでいる廃墟ビルを後にするのであった。
・DU.地区/ハンバーガーショップ
ヘルメット団「「「いっただきまーす!」」」
DU.地区の近くにあるハンバーガーショップで、トゥレンはラブ達と一緒に食事をしていた。
ラブ「本当にごめん!アンタも生活がかかってんのに、こんな事を頼んじまって……」
トゥレン「気にすんなよ。ラブ隊長。どうせ飯を食うなら、大勢で食べたほうが美味しいだろ。……それに、間近で見たいものもあったからな…」
彼女がラブ達から視線を移すと、そこにあったのは建設途中のシャーレのビルだった。
トゥレン(……見た感じ、あのスピードで進んでいったら、ビルが完成するのは、あと3日か?)
それに気づいたラブは同じようにトゥレンが見ているものへ視線を移した。
ラブ「見たいものって……連邦生徒会の連中が建ててる例のビル?どうしてそんなもん……」
トゥレン「なーんか、起こりそうな予感がするんだよなぁ。あのビルが建設が終わったらさ……」
ラブ「……?それってどうゆう……」
黒ヘルA「隊長、食べないんですか?」
トゥレンの言った言葉にラブは気になって、彼女に質問しようとしたが、そこへ彼女の子分がラブに話しかけてきた。
黒ヘルB「食べないなら、うちらが隊長の分も食べちゃいますよー?」
ラブ「はぁ!?何言ってんだ!うちも腹が減ってんだ!食うに決まってんだろ!」
トゥレン「ふふっ…」
そう言われると、ラブは急いでハンバーガーを口に入れ始めた。そんな彼女達のはしゃぐ姿を見て、トゥレンはその光景を見守るように見つめた。
ラブ「ていうか、トゥレン!さっきからこっちを見てないで、あんたもさっさと食え!」
トゥレン「モゴッ!?」
トゥレンが全く食べずに、こっちを見てばかりだったので、ラブはトゥレンのテーブルにあるハンバーガーを口に押し込むのであった。
店を出た後、夕方の帰り道で彼女達は歩きながら話していた。
黒ヘルA「ハンバーガー久しぶりに食ったけど、美味かったな!」
赤ヘル「最後に食べたのは、学校に行ってたときだったからな!」
黒ヘルB「久しぶりに腹一杯になったわぁ」
団員がハンバーガーの感想を和気藹々と喋っていると、ラブがトゥレンの方を振り向いた。
ラブ「今回は本当に助かったよ。トゥレン。今度、借りはちゃんと返すよ!」
トゥレン「なに、これくらい気にしなくてもいいよ」
トゥレンが彼女達と話していると、別れ道が見えてきた。
トゥレン「……私の家はこっちだから、また今度な!」
黒ヘルA「おう、トゥレン!お前はチビだから気をつけて帰れよー!」
「余計なお世話だ!」と言いつつ、トゥレンは自身が住んでいる廃墟ビルに帰るのであった。
トゥレンはスマホを見ながら、明日のバイトのシフトを確認していた。
トゥレン「明日のシフトは……配達と工事現場、後は……ん?」
彼女がスマホを見ていると、彼女の目にあるニュースの通知が届いてきた。
トゥレン「何だこれ?
彼女が開いたニュースは『行方不明者続出。今週で8人目。』という内容のものだった。
ブラックマーケットの外れにある廃工場……。不良も訪れないこの場所に2つの影があった。1人はアタッシュケースを持った猫の姿をした獣人の男。そしてもう1人は不気味な仮面の様な顔をしており、全身黒ずくめの男がいた。
獣人「今週分の収穫だ……」
黒い男『……確認します』
獣人の男はアタッシュケースを開くと、そこには彼と同じような獣人達のアクリルスタンドのような物が8枚入っていた。その一つ一つが幸せの表情だった。
黒い男はそれを受けとると、ひとつずつ確認し始めた。
黒い男『……
獣人「……ヘイローを持った奴はヒトプレスするのは難しくて……それよりも早く
男が急かすと、黒い男は一つの小さい箱を男に手渡した。
獣人「は、はぁ?たった一つだけ?な、何でだよ!?どれもこれも質が高い筈だろ!?」
黒い男『確かに質は高い……だが、我々が求めているのはヘイローがあるヒトプレスだ。……とにかく、次の収穫の時にヘイローのヒトプレスがなければ、報酬の
そう言い終えると、黒い男は立ち去って行った。
獣人「次の収穫の時にヘイローのヒトプレスがないと、報酬はなし……?
……ふざけてんじゃねぇぞ!!」『ドゴォン!!』
男は怒りの声を上げて、壁を殴打した。それと同時に工場の壁全体が大きく砕けたのだ。
獣人「畜生!前の所だったら、あんだけ収穫すれば、報酬もたんまり貰えたのによぉ……!……とりあえずこいつを食って、頑張るとするかぁ……」
男が先ほど貰った小さい箱を開けると、そこに入っていたのは、ひとつのロゴが入っているお菓子、闇菓子と呼ばれるものだった。
男は闇菓子を一口食べた。
獣人「〜〜〜ぅんまぁ!!」
それを食べた男は先ほどまでの怒りの感情はなく、歓喜の声をあげていた。
すると、男が壊した壁から月の光が差し込んできた。光に当てられた男の影はひとつの闇菓子を貪る獣人とは違う異形の影が映し出されていた……。
連邦生徒会長が行方不明になるまで、残り2日。
はい!今回、登場したのはなんとビショビショヘルメット団の皆さんでした!元々の予定では、ヒフミか、便利屋メンバーの予定だったのですが、以前の水着イベントで見かけたラブさんでもいいなと思って、この子達にしました!
そして今回の話の最後にとんでもない爆弾がありましたなぁ……。(すっとぼけ)
それでは改めて、今年もよろしくお願いします!アディオース!