異世界冒険記 コラボスペシャル   作:マスターコウジ

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今回は未知の世界ですので、ま、軽く自己紹介する程度のお話ですね。

これを見ればマスターコウジというものがどう言う人物なのか、わかるかも?


初めての出会い

 

 

 

コウジ「…よっと! んで、此処は…と…」

 

コウジがさっそく虹色の扉から降り立った場所はいても変わらぬタコカフェのあるとこだった。

 

コウジ「…何でぇ!Maxheartの所じゃねぇか! …まあ、いいや!…じゃ、ひとまずたこ焼き食って、そこから…としますか! すいやせーん、たこ焼き10個下さ~い!✋」

 

…と、コウジはいつも通りのフリで声をかけ、注文する。

 

???「ん?」

 

???「おい、ショウ…いらっしゃいませ、オーソドックスで宜しいでしょうか?」

 

しかし、中から現れ出たのはアカネではなく、2人の若い青年だった。

 

コウジ「え?あ、はい……。(あ、あり?…誰だ?)」

 

ヒカル「あっ、俺は礼堂ヒカル。此処でアルバイトしているんだ。」

 

ショウ「…ショウだ。」

 

コウジ「え?あ、はあ……ところで、あのいつもの2人は?」

 

ヒカル「2人って?」

 

コウジ「あ、ああ……いつもの店主と三つ編みした女の子。」

 

ショウ「…そろそろ戻って来ると思うぞ。」

 

コウジ「そう…。(ま、どうせあの2人のとこだと思うけど… )そういやあ、自己紹介がまだだったな! …んじゃ、改めて。ウチの名は海賊大戦士・マスターコウジ!よろしくな!」

 

ヒカル「あっ、もしかしてマルチバースの1つから来たのか?」

 

コウジ「マルチバース?何じゃそりゃ?」

 

…と、質問を質問で返す。…と、そこに丁度なぎさとほのかが来た。

 

なぎさ「あれ?あの人達は…?」

 

ほのか「もしかして、あの2人が…。」

 

コウジ「まあ、いいや……て、あら?」

 

コウジはなぎさとほのかに気付いた。

 

コウジ「Oh…マーブルスクリューをぶっ放す前に現れおったか…   でもあれ?そういえば、ひかりは…?」

 

ショウ「あぁ、ひかりとアカネさんなら…。」

 

ショウが指差した方を見てみると、そこにはアカネとひかりがは見慣れない6人を連れて戻って来た。

 

ヒカル「おう!皆か!」

 

カツミ「ヒカルさんとショウさん!」

 

イサミ「ホントにバイトしてたんですね!」

 

アサヒ「もしかして、ひかりさんのお友達ですか?」

 

コウジ(うむぅ……なんかこれ、展開早すぎねぇか……?)

 

ガイ「アカネさん、たこ焼きお願いします。」

 

コウジ「あ、んじゃウチも10個!(*・ω・)/ まあ、1パック×10個ってことだけど……」

 

アカネ「は~い。」

 

コウジ「あ、あら?」Σ(-_-;)

 

コウジは少しズッコケた。コウジが初対面で10個と注文した時にはびっくり仰天されたため、その展開を予想してていたが、盛大なくスルーされたからだ。

 

コウジ「ま、とりあえずお前らにもやっとくか…。ウチの名は海賊大戦士・マスターコウジだ!さっき、ヒカル…とかいうやつにマルチバースから来たのかって聞かれたが、ウチは神樹路しんじゅろ通ってここに来たんでな。ちなみに今日ここへ来たのはただの観光目的だ。」

 

大地「俺は大空大地。」

 

ガイ「…クレナイ・ガイだ。」

 

リク「僕は、朝倉リク。」

 

カツミ「俺は湊カツミ。」

 

イサミ「俺は湊イサミ。」

 

アサヒ「湊アサヒです!」

 

なぎさ「私は美墨なぎさ。そしてこっちがほのか!」

 

ほのか「雪城ほのかです!」

 

ひかり「九条ひかりです。」

 

コウジ(うん、知ってる…)「おお、そうか。よろしくな! ところで、お前ら『ONE PIECE』て知ってるか?」

 

リク「聞いた事ある!ゴム人間の船長、ルフィが主人公のお話だよね!?」

 

コウジ「ウチはそこ出身なんだ。 ……ただ、まあ、とは言っても大半の育ちがそこなだけで生まれ場所は違うがね…」

 

アサヒ「如何いう事ですか?」

 

コウジ「まあ、ウチも詳しくはわからない。人生の大半はに暮らしてた訳だし。で其処(ONE PIECEの世界)もまあ、ウチがそこの世界のもんじゃねぇことは薄々気付いてた。こんな不死身体質、どこ探しても見つかんねぇんだもん。ま、手掛かりっぽいもんは見つかったけど……でもまあ、最近ウチの実の妹と名乗るリリスってやつのおかげもあってやっとウチの素性がようやくわかったってわけだ。」」

 

リク「なんか、ガイさんと僕みたいだなぁ…。」

 

ガイ「……確かにな。」

 

コウジ「とまあ、素性と出身地のことはおいといて…… お前ら、悪魔の実の能力ちから見たくねぇか?」

 

イサミ「見てみたい!」

 

カツミ「イサミ!すみません、コウジさん!」

 

コウジ「いいってことよ!そもそもウチはこう見えて力『目立ちたい派』だからよ。ところでお前ら「悪魔の実」ってどんなやつか知ってるか?」

 

リク「うん。ルフィの場合、身体がゴムの様になる代わりに、泳げなくなるんだっけ?」

 

ほのか「そんなデメリットがあるんですね…。」

 

なぎさ「なんだか怖いな〜…その実…。」

 

コウジ(まあ…ウチの世界じゃ、一回その実食ってましたがね… )「まあ、見た目に騙されて食ったらとんでもないことになるみたいなケースは稀にあるな。それと、泳げなくなるというよりか、海に入ると危険ってのが正解だな… ま、ウチはねぇけど……あと、味があんま良くない。」」

 

リク「…悪魔の実が?」

 

コウジ「ああ、どれ食ってもあんまいい味しない。ま、悪魔の実特有の味っていうの?」

 

イサミ「成る程…ますます見てみたいです!」

 

コウジ「んじゃ、前置きはこんくらいにして披露して行きますか!まずはド定番のこの能力からだ!」

 

コウジは腕をゴムのように飛ばす。ゴムの手はタコカフェのカウンターの所まで届き、カウンターに置いてある割り箸立てから割り箸を1本取った。

 

イサミ「スッゲェ!」

 

アサヒ「凄いです!」

 

カツミ「スゲェな…。」

 

コウジ「どうだ、スゲぇだろ!今の使ったのはゴムゴムの実。その名のとおり全身がゴムになる能力だ。」

 

イサミ「スッゲェ!」

 

リク「漫画で読んだ通り…凄い!」

 

ヒカル「崖を登るのに便利そうだな!」

 

コウジ「まあな。だが、それだけじゃねぇぜ。この能力は全身ゴムになる、つまり骨や内臓、筋肉もゴムになるから、どんな方向へ曲げても骨が折れることねぇし、大食いとかも可能になる。それにゴムは絶縁性や弾力性も持ってるから高いところから落っこちても、ハンマーで殴られても、雷を受けても、無傷でいられるんだ。ま、刀とか針みたいな斬撃は無理だが……」

 

ガイ「それはすごい…。」

 

ガイはたこ焼きを食べながら感心していた。

 

コウジ「どうだ、スゲぇだろ!だが、ウチの能力(ちから)これだけじゃねぇんだ。」

 

…と言うとコウジは今度はさっき取った割り箸で空気をかき混ぜるように回し、割り箸に白い何かが纏わせ始めた。

 

大地「…?なんだ?」

 

しかし、目を凝らすうちにそれが何なのかすぐにわかった。

 

ヒカル「あ、もしかして綿あめ?」

 

コウジ「オフコース!ほんじゃ、正解した褒美としてどうぞ!」

 

ヒカル「ありがとう。うわ……!これ、思った以上にふわっふわだ!」

 

コウジ「そりゃ風で作ったからな!」

 

カツミ・なぎさ「スッゴ!」

 

コウジ「ククククの実。触れたものを食い物にする能力。今の綿あめは風を綿あめの糸にして巻き付けたもんだ。こいつを使えばお菓子の家とかも簡単にできる。」

 

アサヒ「スゴイです!」

 

リク「うん!」

 

コウジ「ニヒヒヒ  んじゃ、次だ!次は、ん~……ま、見せるだけならいいか… んじゃ!“メラメラ”」

 

…と次の瞬間、コウジの右腕がメラメラと燃え始めた。

 

ショウ「此れは…!?」

 

コウジ「安心せい!手が火になっただけだ。」

 

ヒカル「手が…火に……?」

 

コウジ「メラメラの実。体を火に変える能力さ。だから……ハッ! ボゥ…!! 」

 

コウジは席を外し、皆のいるところから少し離れると、全身に力を込める。するとコウジの体から巨大な火柱が現れた。

 

コウジ「…と、こんな感じに質量関係なく炎を出すことも出来る。」

 

なぎさ「兎も角、消火器を持って来て! 」

 

カツミ「わかった! 」

 

コウジ「……いや、消化器必要ねぇよ。これあくまで能力だから消そうと思えば消える。」

 

そう言い、2本の指にフッと息を吹きかけた。すると同時に巨大な火柱が何もなかったようにフッと消えた。

 

なぎさ・カツミ「……ポカーン。( ゚д゚)」

 

その他一同「ハハ…。」

 

コウジ「ちなみにこのメラメラの実には悪魔の実のタイプの中で唯一共通するある力が備わってる。」

 

リク「ある力?」

 

コウジ「ヒカル!」

 

コウジは自身の体内から剣を1本取り出し、ヒカルに投げ渡す。

 

ヒカル「うわ……!とと…… え?」

 

コウジ「ちょっとそれでウチに攻撃してみろ!」

 

ヒカル「…良いぜ!」

 

ヒカルは席を立ち、手に剣をコウジに向ける。

 

コウジ「遠慮はするな。思いっきりやれ!」

 

ヒカル「…わかった。」

 

ヒカルは走り、剣を縦に振った。剣はコウジの体を捉え一文字に切り裂いた。だが、コウジは痛がる素振りを見せず、どこか涼しげだ。しかも、切られた傷からは血は一滴も出ておらず、その代わりなのか炎が噴き出していた。そして、しばらくするとその傷は炎が消えるとともに消滅した。

 

ヒカル「傷が消えた!?」

 

コウジ「体が炎になってるからな。この体になるとあらゆる物理攻撃が実体を捉えることなく無効化されるんだ。だから殴られることもないし、爆発や銃弾を受けても体が炎となるだから痛くはないし死にもしない。」

 

ショウ「なんでもアリだな…。」

 

コウジ「まあな。まあ、この無効化する力は別にメラメラの実だけではねぇけどな。体が氷になるヒエヒエの実だったり、体が雷になるゴロゴロの実とかも似た感じの攻撃の無効化が可能になる。ま、自然物を操る系の能力者でなら唯一共通する能力てこったな。」

 

リク「凄い…。」

 

リクは目を輝かせていた。

 

コウジ「と言っても全部の攻撃を無効化出来る訳じゃねぇ。悪魔の実にも相性ってのがある。火は水に弱く、ゴムは雷に強いとかな。攻撃の相性が悪いと、いくら自然系の能力者といえども無効化出来ずにダメージを受けちまう。」

 

ガイ「それぞれに属性があるって事か……。」

 

コウジ「それと悪魔の実には上下関係てのがある。まあ、例えるなら火を操る能力メラメラの実とマグマを操るマグマグの実。どちらも同じ炎系の能力だが、マグマグの実は炎でさえも焼き尽くしてしまうためメラメラの実よりも火力が圧倒的に高い。となると、それよりも低いメラメラの実はその能力の攻撃に太刀打ち出来ずダメージを受けてしまうことがあるんだ。」

 

アサヒ「威力に押される事もあるんですね。」

 

コウジ「ああ、だからこのタイプの能力者は自分は無敵と勘違いして自滅するやつが多いんだ。まあ、とは言っても便利な能力だからウチも面倒な攻撃を避けるためとかによく使ってる。それと悪魔の実には超人系「パラミシア」自然系「ロギア」動物系「ゾオン」の3つの系種に分類されるんだ。」

 

アサヒ「3種類の実があるんですね。」

 

リク「うん。」

 

コウジ「自然系「ロギア」はさっきやったからいいとして… 動物系「ゾオン」はその名のとおり動物に変身出来る系種のこと。ネコネコの実やゾウゾウの実とかな。」

 

カツミ「動物の力を使えるのか…。」

 

イサミ「パラミシアは?」

 

コウジ「超人系パラミシアはいろいろ。つまり、自然系、動物系の枠に入らなかったものがそこに入るんだ。特徴は至って様々だ。さっきやったゴムゴムの実や全身刃物の体になるスパスパの実…と言った体質系のもんもあれば、ククククの実や触れたものを錆び付かせるサビサビの実とか自分に触れたものに変化させるもんとかもある。」

 

ひかり「さっきの木の実の力を使えるんですね!」

 

コウジ「ただこの系種、実の名前が強引だったり、名前とその意味が別物だったりとかが多いんでな。」

 

リク「確か、変わり種が多いんだっけ? 」

 

コウジ「ああ、まあな。よし、こっからはクイズ形式でやろう。超人系はそういうやつが多いから。」

 

イサミ「クイズ!?やるやる!」

 

大地「俺もやります!」

 

コウジ「よし、そうか!そんじゃまずは…」

 

そういうとコウジはまたシロシロの実の体内から例のメモ帳とペンを取り出す。

 

ショウ「…あれもパルミシアなのか?」

 

コウジ「はい!「『ドルドルの実』。これはどんな能力でしょうか?」

 

コウジ「おお!正解だ!こいつは体…いわば手から蝋を出して様々な形のギャンドルを作り出す能力だ。」

 

と言い、コウジはドルドルの実を使い、ヒカルたちに似せた蝋人形を作り出した。

 

ヒカル「…洞窟探索に便利そうだな。」

 

コウジ「んじゃお次はこれだ!『シャリシャリの実』。これはどんな能力だ?」

 

リク「えっ?なんだっけ…?」

 

イサミ「…車輪じゃないの?」

 

コウジ「Oh……スゲぇな…。これを一発で当てるやつ。そうだ!こいつは体の各部分を車輪に変える能力。まあ、ただ車輪に変化するだけのやつだからウチとしてはそれ程いい能力って感じじゃなさそうだけどな。」

 

なぎさ「いや凄いよ!寧ろ、あっという間に学校に行けそうだし!」

 

ほのか「もう… 」

 

コウジ「いや、そこはゴムゴムの実の方がいいと思うんだが…… (…て言うか、何故それをチョイスした?) まあ、いいや…。んじゃ次の問題!『ニキュニキュの実』これはどんな能力だ。」

 

アサヒ「もしかして、肉球ですか!?」

 

コウジ「おう、正解だ!こいつはアサヒの言うとおり肉球の能力さ。」

 

コウジはみんなに掌を見せて言った。

 

ショウ「手に肉球が……」

 

コウジ「この肉球はあらゆるものを弾き飛ばす力がある。空気やら疲労、ダメージやら、物体やら。あとあらゆる攻撃も質量関係なく弾き飛ばせるからよくカウンター、リフレクター技とかに使ってんだ。

 

アサヒ「スッゴイです!」

 

コウジ「んじゃ、次!『ハナハナの実』。これはどうだ?」

 

一同「花。」

 

コウジ「う、うん……  …まあ、いや…残念ながら不正確だ。この能力はお前らが思ってるようなもんじゃねぇんでな。ま、咲かすのは合ってんだが、咲かすものがな…… 」

 

リク「えっ?」

 

コウジ「ま、さすがにわかんねぇか。んじゃ、正解はこれさ!」

 

するとヒカルやなぎさたちのテーブルからニョキッと手が生えて来た。

 

一同「うわぁっ!?」

 

コウジ「フフッ…、驚いたか?これがハナハナの実だ。この能力は手や足など体の各部分を花のように咲かす能力なんだ。」

 

リク「そうだった…。 」

 

コウジ「この能力は以外と便利でな。手とかも何十、何百もの数生やせるから1人だけでは出来ない作業とかも普通にこなせられる。それに咲かした各部位によっては感覚も共有するから敵の視察や盗聴といったことも出来る。」

 

なぎさ「……下手すりゃ犯罪?」

 

ほのか「……そうね。」

 

コウジ「……?」

 

コウジは少し違和感を覚えた。

 

コウジ(プリキュアって……そんな犯罪とか意識するものだったっけか?)「まあ、いいや…と、まあ、能力に関してはざっとこんな感じかな?」

 

リク「うん、有難う!」

 

 

 

──────────

 

 

 

???「大地、良い加減私からも自己紹介させてくれ!」

 

…と、そんな時何処からか拡声器でも使ったかのような声が聞こえてきた。

 

コウジ「ん?何だ?」

 

エックス「私は大地のパートナー、ウルトラマンエックスだ。マスターコウジ君、宜しく。」

 

ペガ「僕はペガッサ星人のペガ。宜しくね!」

 

コウジ「え?あ……え、ウルトラマン?Σ(◎Д◎;) ウルトラマンなんていたん?」

 

大地「うん。というのも…俺たち此処にいるみんな、新世代ヒーローズのウルトラマンなんだ!」

 

コウジ「え?あ……そうなん?(なるほど、ウルトラマンか……。)まあ、いいや…改めてこちらこそよろしく!それとウチのことは『コウジ』でいいから。」

 

エックス「あぁ、コウジ、宜しく!」

 

ペガ「宜しくね〜!」

 

コウジ「お前らもウチのことは『コウジ』ってよんで。それとウチと接する時はタメ口で頼む。」

 

カツミ・イサミ(………アサヒに言っても無理だと思う。  )

 

アサヒ「コウジ君、宜しくお願いしますね!」

 

カツミ・イサミ(やっぱり…。 )

 

コウジ「あ~、そうそう!そういやぁウチの能力についてまだ話してなかったな。」

 

なぎさ「コウジの能力?」

 

コウジ「ウチはタシュタシュの実の能力者。この能力のおかげでありとあらゆる悪魔の実の力を使えるんだ。」

 

ヒカル「スゲェ!ギンガみたいだな!」

 

コウジ「ま…ていうか、そもそも悪魔の実食えるのって一生につき一度だけだし!」

 

ショウ「一度だけ?」

 

コウジ「ああ、それ以上食っちまうと体が複数の力に絶えきれず爆散してしまうんだ。」

 

ペガ「そんな事が!?Σ(◎Д◎;)」

 

エックス「恐ろしい実だ…。」

 

コウジ「ま、食べかけなら問題ねぇがな。」

 

ヒカル「食べかけなら爆発しないのか?」

 

コウジ「ああ、悪魔の実ってのは一口かじっただけで能力を得られるらしいんだ。ただ、囓られた側の実は悪魔の実の効力が消えてただのまずい果実となるらしいんだ。ま、どういう原理でそうなってんのかは謎だがな…」

 

イサミ「へ〜…調べてみたいなぁ〜…。」

 

コウジ「んで、そのウチの能力・タシュタシュの実のことなんだが、この能力には通常の悪魔の実にはない……つまり、なんていうか……このタシュタシュの実の中でしか存在しない悪魔の実ってのがあってな……」

 

ガイ「実の中でしか存在していない悪魔の実?」

 

コウジ「ああ、イメイメの実ってやつだ。この能力は自分が想像した、つまりイメージしたものを具現化出来る能力なんだ。こいつを使えばあらゆる物事や概念を創造したり改変したりすることが出来る。」

 

リク「そんな悪魔の実が……?」

 

コウジ「まあ、例えで言えば、敵の複雑な罠を解除出来るほか、逆に利用するってことも出来るし、あと悪魔の実の能力の概念を変えたり、自分オリジナルの悪魔の実を作ることだって出来んだ。」

 

ペガ「凄い…!」

 

リク「で、実際作ったことあるの?」

 

コウジ「ああ、実際こんな悪魔の実があったら便利だろうな~。とかだったり、あとウチは人の技に興味があってな、よくそれ盗んで自分のものにしたりとかしてんだ。」

 

アサヒ「えっ?自分のものに…?」

 

コウジ「ああ、ウチは能力の他にも覇気、六式、忍術、かめはめ波などの気を使った拳法に北斗神拳、南斗聖拳……あと超魔法やルフィとかエースとかの技とかもな。」

 

コウジ「ま、それに能力や他の技とかで組み込んでアレンジしたりすることもあるけどな。」

 

カツミ「俺とイサミみたいだな…。」

 

イサミ「あぁ〜、怪獣と戦うのに色々組み合わせたりしてるしね〜。」

 

なぎさ「そうなんですね…。」

 

コウジ「ただ、仮面ライダーや幻想郷みたいな普通の能力とかで再現できなさそうなやつの場合はオリジナルの悪魔の実を作ってやってるんだ。もちろん、ウチが使いやすいようにいろいろ概念変えたりアレンジしたりしてな。ま、ただ…タシュタシュの実にほぼ似せたようなものが多いかな……?」

 

カツミ「へぇ〜…。」

 

イサミ「幻想郷?」

 

コウジ「ま、ウチとして最高傑作なのはラダラダの実、キュアキュアの実、あとトホトホの実の3つかな。よく頻繁に使ってるし。」

 

なぎさ「もしかして、私やライダーの力も使えるの?」

 

コウジ「そりゃあ、そうさ!まあ、ウチの都合上ちと概念変えてるとこもあるけどな。んじゃ、まあ、せっかくだから見せてやるか。まずはラダラダの実から!」

 

コウジは再び席を立ち、2本の指に吹き込むように『クウガ!』と唱える。するとコウジの腰にクウガの変身ベルト「アークル」が現れた。

 

なぎさ「えっ?四号のベルトだ!」

 

ほのか「ホントだわ!」

 

コウジ(……ん?4号?)「変身!」

 

コウジはクウガの変身ポーズを取り、アークルを起動させる。するとコウジの体がみるみる変わり、仮面ライダークウガの姿へと変身した。

 

コウジ「と、まあ、こんな感じだな! このように仮面ライダーの名前を唱えたり念じたりすることでなりたい仮面ライダー変身出来る。もちろんそれに応じた能力もな!超変身!」

 

と言うとコウジはすぐさまドラゴンフォームにフォームチェンジする。そして、近くに落ちている木の棒を拾い上げ、ドラゴンロッドに変化させて見せた。

 

リク「凄い…!」

 

コウジ「フフッ…すごいだろ!んで、他のライダーに変身したい時は……“ファイズ”!」

 

と、唱えた瞬間、ベルトがアークルからファイズドライバーに変わり、と同時にコウジの手元にファイズフォンが現れる。

 

コウジは手に取ったファイズフォンを展開し、「555」「ENTER」と入力。

 

 

「standing by」

 

 

コウジ「変身!」

 

 

「complete!」

 

 

ファイズギアを折りたたんで叫び、その後、ファイズギアをファイズドライバーに差し込む。するとベルトから赤いラインの鎧が形成され、仮面ライダーファイズの姿へと変身する。

 

一同「ガラケーで変身した!?」

 

コウジ「まあ、一応能力も……( パシュ!)」

 

コウジはドライバーからファイズフォンを一旦取り出し、「103」「ENTER」を入力。そして、ファイズフォンの上部分を少し折り曲げるとそれを銃のように構え、少し離れた木に向けて撃つ。ファイズフォンのアンテナ部分から赤いレーザーが放たれ、木の枝に命中する。

 

ショウ「ほう…俺のビクトリーランサーに似ているな…。」

 

コウジ「と、まあ…こんな感じだ。ていうか、お前らこの“ファイズ”ての知らねぇのか?」

 

そう聞くと一同はウンと首を縦に振った。

 

コウジ「あら、以外……  これ面白要素結構あるんだがな…(…ていうかクウガは知ってて何でファイズは知らないのねん!) ま、いいや……ちなみに武器アイテムを使いたい場合は念じれば普通に取り出すことも出来る!もちろん消すこともな…」

 

コウジは手元付近の空間からファイズエッジを出したり、消したりして見せた。

 

イサミ「…スッゲェ!コウジの能力とか研究してみてぇ!」

 

コウジ「バイクも同じだ。」

 

と言い、手を真横にかざす。するとそこの空間から出て来るようにファイズ専用バイク「オートバジン」が出現した。

 

コウジ「ちなみにこのバイク…」

 

 

  パチン!

 

 

コウジ「ロボットになりま~す! 」

 

コウジが指を鳴らすと、それに呼応するようにオートバジンはバトルモードへと変形した。

 

イサミ「スッゲェ!コウジの能力とか体とか、めちゃくちゃ調べてぇ!」

 

カツミ「やめろイサミ!すみません!」

 

コウジ「ま、気持ちはわかる。ウチもこの体には原理の謎が多いから。(あとで片腕もいであげとくか。) …ま、それはいったん置いといて…今はこのライダー…いや、能力の話させてくれ。それに、そもそもこの能力はウチが創作したもんだから調べたくても調べられねぇよ?」

 

イサミ「エ〜…。」

 

アサヒ「能力、知りたいです!」

 

コウジ「んじゃ、続き始めるぞ。」

 

と言い、晃司はオートバジンの胸のシンボルに触れ、バイクに戻す。

 

コウジ「…ところで、お前ら『仮面ライダー ディケイド』っての知ってるか?」

 

一同「…?」

 

コウジ「あり?この感じ……(…てか、彼奴…この世界と関わりあるんだよな?)まあ、いいや… 変身してみると…」

 

コウジはディケイドの名を唱え、ベルトをディケイドドライバーに変える。すると突然、カツミが何かを思い出したように立ち上がり、指を指しながら「あー!」と叫び出した。

 

カツミ「アサヒにちょっかい出してた奴が変身してた!!」

 

イサミ「あの下手くそカメラ野郎か!!」

 

コウジ「あ、知ってたのね…。(何か良かった…) 」

 

コウジは左腰に装備されたライドブッカーからディケイドのライダーカードを取り出す。

 

コウジ「変身!」

 

そう唱え、ディケイドドライバーの中にセットする。

 

「カメンライド!ディケイド!」

 

と、ドライバーに音声が流れ、ディケイドの変身が完了する。

 

コウジ「ま、こんな感じ。」

 

リク「僕を試すとか言っていきなり襲って来た奴だ!」

 

コウジ(…僕を試す?)「ま、こいつもこのウチの能力と同じライダーに変身能力があって…」

 

コウジは再びライドブッカーからファイズのライダーカードを取り出し、ドライバーにセット。

 

「カメンライド!ファイズ!」

 

すると姿がディケイドからファイズへと変わった。

 

ひかり「さっきのライダーになった!」

 

コウジ「ただ、こいつの変身能力見てて思ったんだが、ライダーの醍醐味感ゼロなのよ!そりゃ、カードでやりゃ簡単でスムーズに出来るからいいとしても、仮面ライダーていえば基本ベルトだろ?ウチはこれはないな!って思って…」

 

コウジ「ちなみに、ウチがこの能力作ったのもここディケイドの発想から生まれたのが由来だ。」

 

アサヒを除くニュージェネ「あぁ〜…。」

 

 

 

──────────

 

 

 

みれい「…言われてるわね。」

 

士「ほっとけ。」

 

 

 

──────────

 

 

 

コウジ「ま、こいつの能力を使うのは基本『ファイナルフォームライド』使うときぐらいだな。」

 

イサミ「ファイナルフォームライド?」

 

コウジ「ああ。このライダーのもう一つの能力で、他の仮面ライダーを武器形態にするていうやつだ。」

 

アサヒ「武器に!?」

 

コウジ「ま、これは近くに別の仮面ライダーがいるときにしか出来ねぇんだが、実はこれにうってつけのライダーがいるんだ。“ディエンド”!」

 

そう唱え、手元にディエンドドライバーが出現。

 

ガイ「…ん?」

 

コウジ「仮面ライダーディエンド。ただ、このライダー、ベルトで変身しねぇんでな……」

 

と言い、コウジはディケイドのライドブッカーからディエンドのライダーカードを取り出し、ディエンドドライバーにセットし、スキャンさせる。

 

「カメンライド!ディエンド!」

 

コウジ「変身!」

 

そして、ディエンドドライバーを上に掲げトリガーを引き、コウジは仮面ライダーディエンドに変身した。

 

ガイ「…フュージョンカードを盗もうとした男が変身していた奴か。」

 

コウジ(盗むって…あの変質者、一体何やろうとしてたんだ?)「ま、これでもファイナルフォームライドは使えるけどな。」

 

コウジはディエンドのライドブッカーからファイズのライダーカードを取り出し、ディエンドドライバーにセット、スキャンさせる。

 

「カメンライド!ファイズ!」

 

その後、コウジはディエンドドライバーを前方に構え、トリガーを引いた。するとその目の前に仮面ライダーファイズの姿が出現した。

 

ショウ「さっきのライダー?如何する気だ?」

 

コウジ「この仮面ライダーディエンドってのはこの銃でライダーを召喚させる能力を持つんだ。んで……」

 

コウジはライドブッカーからファイズをファイナルフォームライドさせるライダーカードを取り出すと、ディエンドドライバーにセットしてスキャン!

 

「ファイナルフォームライド!ファ・ファ・ファ・ファイズ!」

 

コウジ「そんで、こいつをライダーの背中に向けて撃つと…」

 

と言い、コウジはディエンドドライバーの銃口をファイズの背面に近づけ、撃った。すると、ファイズの体の形が変わり、ファイズブラスターとなった。

 

コウジ「と、こんな感じになる。」

 

大地「……背骨とか大丈夫なの?それ……。」

 

コウジ「さあ…?そこはわからん。ただ強制的に変形させられるからなのか、ライダーのうめき声とか戸惑いとかたまに聞く。ま、ディケイド・ディエンド本人がやった場合だけどな。」

 

コウジ「これやる前に『ちょっとくすぐったいぞ』とか『痛みは一瞬だ』とか言ってっけど、これちょっとや一瞬どころじゃねぇだろ!と思うわ。ま、ウチの場合は安全性重視してるし、ちゃんと本人の了承を得てからやってる。」

 

一同「うん、コウジ(さん)の方がだいぶマトモだ/ね。」

 

 

 

──────────

 

 

 

士「うるせぇ!こいつみたいな奇天烈なのと一緒にするな!」

 

???「奇天烈で悪かったな!」

 

士「あ?」

 

そこに現れたのはインペリスの創始者であり、コウジの遠い親戚でもある、マスター・クリスティーンだった。

 

士「何だお前か。」

 

クリス「お前かはねぇだろ!お前かは…! 一応これでもマスターコウジ(・・・・・・・)だかんな?」

 

士「ああ、わかったわかった! …で、そっちどうなってる?」

 

クリス「どうなってるって……お前、もともとあっち側だろ! ああ、もういいや…まあ、あの2人にアドバイスしてきたよ!」

 

士「アンジュ達にか?」

 

クリス「ちゃうわ! そんなもんとうに終わってるだろ!『星のカービィ』の敵キャラ2体にだよ!そいつらに言っておいたんだ『あんたたちの味方になってくれるノヴァならいる』…てな!」

 

士「味方になってくれるノヴァ?」

 

クリス「大彗星ギャラクティック・ノヴァ…銀河の7つの星を集めると出てくるカービィの世界の神龍みたいな奴だ。そいつに自分を強くしてくれるように願ったら?…みたいな事教えといたんだ。」

 

士「悪趣味だな。」

 

クリス「あいつらを地獄に落とすためだ。そう依頼したのはアンタだろ?」

 

士「…誉め言葉だ。さて、俺も行くか!(TM側に…)」

 

クリス「あ~行ってこい! …じゃ、ウチも…」

 

士「何だ?着いてくるのか?」

 

クリス「バカ言え!あいつの母親のとこに言ってくんだよ!」

 

士「…母親? まあ、いい。うまくやれよ。」

 

クリス「いや、お前もな!」

 

 

 

──────────

 

 

 

コウジ「ま、とはいえこれ結構、なかなかどうしてす~ごいのよ!やってみると…」

 

コウジはライドブッカーからファイズ必殺技用のライダーカードを取り出し、ディエンドライバーにセット、そしてスキャンする。

 

 

 

「ファイナルアタックライド!ファ・ファ・ファ・ファイズ!」

 

 

 

そして、ファイズブラスターの取っ手部分を持つ。ファイズブラスターの銃口からはエネルギーのようなものが集められていく。そして、コウジはファイズブラスターを斜め上の空に向け、トリガーを引いた。すると銃口からまるでスペシウム並みとも思われるような赤い高出力レーザービームが射出された。

 

ヒカル「おぉ!」

 

コウジ「と、まあ、こんな感じだ。これたった一発で大抵海獣並みのデカブツとか軍艦などの敵艦隊とかを一掃出来る。ま、特大サイズのとかは1体が限界だが…」

 

一同「ですよね〜…。」

 

コウジ「ま、モアモアの実を使えば問題ねぇけどな……。」

 

カツミ「モアモアの実?」

 

コウジ「ああ、あらゆるステータスを数倍にまで引き上げる能力だ。まあ、一応こいつ(ディエンドドライバー)で試してみると……」

 

そう言うと、コウジはディエンドドライバーを木に向けてトリガーを引く。ディエンドドライバーからは光弾が放たれ木の枝に命中する。

 

コウジ「通常だとこの威力。」

 

ガイ「最大限だと……如何なる?」

 

コウジ「最大限だと……こうなる。モアモアスペシャル質量・100%(パー)!」

 

そうつぶやき、もう一度木に構え、放つ。すると次の瞬間、放たれた光弾が50倍……100倍と膨れ上がり、そのまま木に命中。

 

 

 

 どおおぉぉぉ~~~~ん!!!

 

 

 

結果、木は跡形もなく大破した。

 

なぎさ「…後で弁償してね?」

 

コウジ「安心せい、後で直す。」

 

ただ、コウジは思った……

 

 

 

 

なぎさよ……どうした?

 

 

 

 

コウジ(なぎさって、こんな常識人だったけか? )「……と、まあ、こんな感じだ。引き上げられるのは2倍~100倍までが限界だ。ただ、こいつを互角相手、または各上相手に使えば大抵逆転する。あと、ゴリ押しにもよく使う。」

 

カツミ「凄すぎだろ…。 」

 

コウジ「と、まあ……ラダラダはこんな感じでいいか。」

 

コウジは能力を解き、元の姿へと戻る。

 

コウジ「さてと……キュアキュアの実、行きますか!」

 

なぎさ&ほのか「却下! 」

 

 

 

 ズコォ!!

 

 

 

コウジは即座に盛大にズッコケた。何故ならばそう…一番見せたいであろうキュアキュアの実の演目をバッサリ拒否られたのだから!!

 

アサヒ「だ、大丈夫ですか?」

 

コウジ「あ、あぁ~……いや、あぁ…だ、大丈夫…大丈夫… ✋ …てか、ゑ?何で? 」

 

なぎさ「なんとな〜くだけど…!」

 

ほのか「駄目です!」

 

コウジはあっけにとられた……

 

 

 

こいつ等、ヤケにガード固くね? 

 

 

 

コウジ「あ~、そう…… ま、そりゃそうだろうな……。これあれこれ能力足したり概念変えたりして、本来のプリキュアの性能超えてるとこ結構あるからな~……特にMaxheartとフレッシュは…… ハハハ でも、これ性能を上げたといえど、これ結構使い勝手がいいから戦闘の時は必ずといっていいほど大抵これ使ってんのよ…?」」

 

カツミ「そ、そうなのか…。 」

 

コウジ「そ、1番の十八番みてぇなやつだからやりたかったんだが……ま、見たくなけりゃそれはそれでしょうがねぇ。ただ、説明だけはさせてくれ。」

 

アサヒ「良いんですか?」

 

コウジ「そりゃあ、そこの2人が拒否ってるのに、無理にやっちゃあアカンだろうよ!まあ、一応この能力の説明だけすると、この能力は先ほどのラダラダと同じ、あらゆるプリキュアの能力を全て使える能力だ。ま、オリキュアも使えるっちゃ使えるが、あくまで自分の知るプリキュアのみだ。ちなみにこの能力はこことは違う別のプリキュアの世界で作ったもんなんでな…」」

 

カツミ「違う世界で?凄いな……。」

 

コウジ「ま、実際あそこと結構関わりが深いからな。で、その結果、こういうのにもなれたことだし。」

 

と言うと、コウジは胸に手をかざす。するとそれに呼応するように胸の中心に銀色の光が灯り始める。

 

ガイ「もしかして、ウルトラマンの力を!?」

 

コウジ「いや、違うな。ウチはこういうもんになれる!プリキュア!マスターチェンジ!トランスフォーメーション!」

 

すると、中央の光が全身を覆うように強まりだした。一同は一瞬の眩い光に思わず目を覆う。

 

そして、光がおさまり現れたのは銀色のカラーを貴重とした男のプリキュアだった。

 

キュアマスター「幾千の技を持つ万能戦士 キュアマスター!」

 

新世代ヒーローズ「凄い/スゲェ!」

 

Maxheart一同「……。」

 

キュアマスター「ちなみにこうなったのはキュアキュアの実とは全く関係ないんでな。そもそもこの能力はあくまでプリキュアの能力を使う物であってプリキュアを創作するものではないんでね。この姿は独自のプリキュアを作りたいという願望からなったものだ。」

 

なぎさ&ほのか「な、なるほど…。」

 

キュアマスター「ま、このプリキュアの能力についてはキュアキュアと変わらんが、この姿の方が本来のキュアキュアの実の力が発揮しやすいのよ!ま、プリキュアの能力得てから変身と、順序逆のプリキュアになっちまったが、これでも列挙としたプリキュアであることに間違いねぇから! ✋」

 

なぎさ「…まぁ。」

 

ほのか「…此れは此れで、アリですね。」

 

キュアマスター(いや、だから何故ほのかまでもが敬語なの? )「ところで、本当これ見せちゃダメなのかね?ブラックとホワイトはまあ、いいとして……あれ、ルミナスの能力ちから使わないと直せねぇんだけど…… 」

 

と、先ほど大破した木を指して言うキュアマスター。

 

ひかり「あ、すぐに直します! ルミナス…」

 

キュアマスター「いや、ウチの能力でですけど!? …て言うか、あんたの技ってたしか、拘束と味方へのパワー強化しかねぇはずだろ!」

 

ルミナス「そうでした…。 」

 

マスター「……まったく……  で、どうする? ウチやっていいか? ……もちろん、あんた…ルミナスの能力でだけど……」

 

ルミナス「お願いします!」

 

マスター「(うおっ……律儀だねぇ……! あの2人とは違って…)OK!それじゃ遠慮なく!“ルミナス”!」

 

と、マスターはルミナスの名を唱える。腕にはルミナス仕様のものが装備された。

 

マスター「行くぜ!ルミナス・ハーティエルアンクション!」

 

すると、マスターの目の前に展開したハーティエルバトンが現れ、ハーティエルアンクションを照射。光を浴びた木は大破される前の元の木へと復元されていった。

 

なぎさ&カツミ「おぉ〜…。」

 

マスター「ま、こんなもんだな。ちなみに一応言っておくけど、こいつルミナスには回復系も追加してある。だから、さっきのような復元や回復、蘇生とかによく使ってんだ。」

 

ひかり「力を与える事は出来るんですか?」

 

マスター「そりゃあ、出来るさ!ただ、付与出来るのはパワーの強化だけではねぇんでな。熱や攻撃に耐えられる体にしたりだとか、水中や宇宙空間でも活動出来る体にしたりだとか、あと例え死んでも短時間で復活出来るよう残機を植え付けたりだとか……」

 

なぎさ「…うん。付与だけで良いよ。 」

 

 

キュアマスター(なんかやり辛ぇ反応だなぁ……   さっきのといい今といい…… ウチの知ってるプリキュア、普通に楽しんでたぞ!)

 

 

 

アサヒ「如何したんでしょう?」

 

カツイサ「アサヒにはまだ早い! 」

 

キュアマスター「いや、どこが…? 」(…たく、せっかく自慢のリンクルンこれ見せようとしてんのに出来ねぇじゃねぇか!)

 

アサヒ「如何しました?」

 

マスター「はぁ~…  しょうがねぇ……、この部門キュアキュアはここらで一旦辞めとくか…!」

 

マスターは変身を解き、元のコウジの姿へと戻った。

 

アサヒ「ッ!もしかして、他にも!?」

 

しかし、アサヒは目を輝かせていた。

 

コウジ「ん?どうした?」

 

アサヒ「もしかしたら、お兄ちゃんやゼロさん達みたいな力もあるんじゃないかなって!」

 

コウジ「どういうこと???(もしかして最終形態と覚醒形態みたいなこと言ってんのか?)」

 

アサヒ「ウルトラマンの力があるのかなって!」

 

コウジ「いや、それは無ぇ。そもそもウルトラマンなんて話に聞いたことがあるくらいで実際会う事なんてなかったからそれに特化した悪魔の実の能力はまだ作ってねぇんだ。」

 

アサヒ「そうなんですか?」

 

コウジ「ま、一応技とか能力には興味あるよ…… ただ……そもそも、ああいう巨大生物なんてウチの世界にもワンサカいるからわざわざ巨大化せずとも普通に戦えるが……というか、むしろそっちの方がウチとして戦いやすい!f-_-;)ポリポリ」

 

コウジ「ま、一応変身出来る術みたいなもんはあるけどな……」

 

アサヒ「見てみたいです!」✨◝(⁰▿⁰)◜✨

 

コウジ(Oh……なんというルフィのような眼差し…… )「まあ……ウチがそれ用によく使うのはこれなんだがな。」

 

コウジは専用アイテムを取り出して言った。

 

だが、なぎさたちにはそのアイテムに見覚えがあった。それもそのはず、コウジの持っているのはフレッシュプリキュアがよく使う変身アイテム「リンクルン」であるからだ。

 

リク「あれ?それって確か、ラブちゃん達の?」

 

コウジ「ああ。こいつはフレッシュプリキュアがよく使う変身アイテム『リンクルン』さ。ただ、ウチはこいつに搭載されてある『ピックルン機能』ていうやつが気になっててな…」

 

リク「例えば、どんな力があるの?」

 

コウジ「ああ、ピックルンにはピルン、ブルン、キルン、アカルンの4タイプの機能があってな。たしか…ピルンはアイテムを出すやつで、ブルンは着せ替え・変装、キルンは言語翻訳、んでアカルンは瞬間移動だったな。まあ、日常的にも一見使い勝手が良さそうだけど、フレッシュの妖精って、たしかほら……シフォンとか言う赤ちゃんパンダじゃん?だから、ピルンはアイテムを出すと言ってもベビー用品ぐらいだし、キルンは言語翻訳出来るって言っても動物語しかないわけよ!だから日常的にも戦闘的にも役立てられるようにイメイメ使って機能を少し上げてみたんだ。」」

 

アサヒ「凄いです〜!」

 

コウジ「まあ、ただ……その結果、かなりハイレベルなトンデモアイテムに成り代わっちまったが…… (-∀-;)ハハハ…」

 

アサヒ「……え?」

 

コウジ「いやぁ~……こいつが敵の手に渡るとなったらと思うと、まー恐ろしくてかなわん! ( ̄Δ ̄;)」

 

アサヒ「…?」

 

コウジ「まず、ウチが手付けたのはこの中にあらゆる世界のデータをインプットさせたことからだな。」

 

カツミ「そんな事出来るのか?」

 

イサミ「…あぁ。」

 

コウジ「まあ、天神王国インぺリス行けば可能だ。」

 

ショウ「インペリス……?」

 

コウジ「天神王国インペリス。ありとあらゆる世界を管理していてな、別名『異世界管理国家』とも呼ばれている。」

 

なぎさ「ラビリンスみたいだね。」

 

コウジ「んで、そこの聖光図書館ってとこに数々のいろんな世界の人物やらアイテムやら場所やらなどのデータが載ってるカタログみてぇな図鑑みてぇなもんがいくつかあってな。それらを全部リンクルンこれでインプットしたんだ。だからこいつには『プリキュア』はおろか、『ONE PIECE』や『ポケットモンスター』、『サクラ大戦』、『東方project』、お前らのところの『ウルトラマン』や『仮面ライダー』などの特撮系など、数々の世界のデータが詰まってんだ。もちろん容量はイメイメ使って広げてある。」

 

アサヒ「そういえばメビウスさんが、違う世界に飛ばされた事があると言ってましたよ。」

 

コウジ「ん?飛ばされた?」

 

アサヒ「はい。メビウスさんに聞いた話なんですけど―。」

 

コウジ「ふ~ん、なるほどねぇ……。(まあ、聞いた感じだと別に神樹路に落ちたとかそういうふうんじゃなさそうだな……。)まあ、それはいいとして……リンクルンの話に戻るよ。 ……んで、あらゆる世界のデータをインプットした後、このピックルンを使った結果さまざまな事が出来るようになったんだ。ま、簡潔に言えば…

 

 

 

あらゆる物を取り出し、

 

あらゆる使い魔を召喚させ、

 

あらゆる者になりきり、

 

あらゆる言語を翻訳し、

あらゆる場所に移動\転送が出来るようになった!     
     

 

……と、まあ、こんなもんだな!」

 

アサヒ「凄いです!私もその力欲しいです〜!」

 

コウジ「いやいや、初対面のお前らにはまだ簡単に手に渡らせるワケにはいかねぇよ。これ使い方次第で世界を守ることも滅ぼすことも出来んだから……!もし誤って敵に取られでもしたらたまったもんじゃねぇ!特にピルンとブルン、作ってからわかったんだが、悪用されたらかなりアカンからな。ま……アカルンもやりようによっちゃぁ…アカンけども……」」

 

カツミ「まぁ、そうだよな…。」

 

コウジ「ま、見るだけならいいが……どう?」

 

イサミ「めっちゃ見てみたい!」

 

コウジ「んじゃ、まずはピルンから。ピルンはさっきも言ったとおりアイテムを取り出す能力がある。まあ、本来のだとベビー用品ぐらいしか出せねぇけど、ウチのはどんなものでも出せる。例えばこんなものとか……」

 

そう言い、リンクルンについているピルンキーを回し、展開。中のローラーを指でスラッシュ。最初に現れ出たのはなんとベーターカプセルだった。

 

大地&エックス&ガイ「ベーターカプセル!?」

 

コウジ「驚くのはまだ早ぇ! 」

 

と言い、ローラーをスラッシュ。次に出て来たのはプリズムホーピッシュだ。

 

Maxheart一同「えっ!?」

 

コウジ「ほいっと!」

 

続いて現れたのはタケコプター。

 

リク・ペガ・アサヒ「凄い!」

 

リクとペガは目を輝かせていた。

 

その後もコウジはローラーを次々とスラッシュし続け、いろんなものを出し続ける。

 

ヒカルたちの目の前にはモンスターボール、スカウター、レインボージュエル、龍騎のデッキ、衝撃貝、スーパーキノコ、空気砲、コワイナーの仮面、センチュリースープ、ミラクルライト、光武、ビクトリーランサー、ウェイバー、キック力倍増シューズ(中学生サイズ)、オボンの実、クラボの実、キーストーンとメガストーン(リザードナイトX)、八卦路、勇気の花、バイキン草、GUTSライフル、変身携帯モバイレーツ、電伝虫…… と、リンクルンから現れたありとあらゆるアイテムが多く並んでいた。

 

カツミ「スゲェ…!」

 

エックス「光の国でも、此れ程の物は無いぞ…!」

 

イサミ「ってあれ?サトシの世界にある木の実とモンスターボールもある!」

 

ヒカル&ショウ「ビクトリーランサー!?」

 

ペガ「ゴーカイジャーの皆のもある!」

 

コウジ「と、まあ、こんな感じだ。こいつ(ピルン)を使えばどんなアイテムでも出せる。武器やら、食い物やら、乗り物やら、敵が使うやつやら……!ちなみに数は頭でイメージしながらローラーを回しゃあいいだけだ。ま、ウチはあらゆるものを増やすマシマシの実使えばいけるがな…」

 

コウジは先ほど出したコワイナーの仮面を取つとそれを勢いよく振り、数を10枚程に増やしてみせた。

 

なぎさ「すごっ!?」

 

ほのか「凄いわ…。」

 

コウジ「だが、このピルンの凄さはこれだけじゃねぇ!ま、これはとある技が使えねぇと出来ねぇんだが……ま、とっておきみてぇなもんだ。」

 

アサヒ「とっておき?」

 

コウジ「ああ、そうだ。今、見せてやる!」

 

そう言うとコウジは親指の腹を噛みちぎる。そして、血の付いた指を押しつけるかのように手を地に着ける。

 

コウジ「出でよ!ゴモラ!」

 

すると次の瞬間、手を着けた地面から文字のようなものが浮かび上がり、そして目の前にゴモラが出現した。

 

 

 

 

ゴモラ「ギャアゥ~~!!」

 

 

 

 

大地「えぇ!?」

 

コウジ「安心せい!ゴモラ、お手!✋」

 

ゴモラ「ギャウ!」

 

ゴモラはコウジの命令に素直に従い、お手をした。

 

大地「ゴモラ達も呼び出せるのか!」

 

コウジ「ああ、口寄せの術を使ったからな。この機能でこの技を使うとあらゆる人物や生物を己の使い魔として召喚することが出来る。例えそれが元敵であろうがな。よくあるだろ?手強いやつほど味方になれば心強ぇものはねぇ!……てな! 」

 

大地「な、成る程…。」

 

エックス「やるな…。」

 

コウジ「数も頭ン中で念じりゃなる。ま、ピルンに関してはこんくらいでいいか!」

 

と言い、コウジは2本の指に吐息を吹きかけ、解除。ゴモラは光となって姿を消した。

 

ガイ「…消えた。」

 

コウジ「まあ、ウチはそこは別にイジらなかったが、代わりにあるものをプラスさせた。」

ペガ「あるもの?」

 

コウジ「ステータスの付与と完全なりきり機能だ! ま……なりきりに関しては、変身アイテムとそう変わりはねぇかな?掛け声もフレッシュの丸パクリみたいなものだし……」

 

アサヒ「……そうなんですか?」

 

コウジ「ま、違う点で言えば、何にでもなれるってところだな!」

 

アサヒ「凄い…。」

 

ペガ(ヒカリに頼んで貰おうかな?)

 

コウジ「ま、とにかく実際やってみた方が早ぇか!」

 

コウジはリンクルンを口元に近づけ、吹き込むようにこう唱え始めた。

 

コウジ「チェンジ!礼堂ヒカル!ビートアップ!」

 

するとコウジの体は光に包まれ、礼堂ヒカルの姿へと変わっていった。

 

ヒカル(コウジ)「……とまあ、こんな感じだ。」

 

ヒカル「俺がもう一人…スゲェ!」

 

ヒカル(コウジ)「まあ、あくまでこれ変装の部類なんでね。元に戻るときはこう……んしょ!」

 

と、コウジは顔の右下を掴むと、ヒカルの顔をマスクのようにベリベリと引き剥がし、元の姿に戻ってみせた。

 

コウジ「……と、まあ、こんな感じ!」

 

ヒカル「そうか、変装か!」

 

コウジ「ああ、たださっき言ったとおり何にでもなれる。例え怪獣だろうが妖精だろうが何にでもな!だからこんなのでも普通になれる!

 

チェンジ!ウルトラマン!ビートアップ!」

 

と、コウジはリンクルンを構えてそう唱える。すると、全身光に包まれ、巨大化、そして、光がおさまり、現れたのはウルトラマンの姿だった。

 

ガイ「ウルトラマンさん!?」

 

コウジ『……と……ま、こんな感じだ!当然それに応じた能力も使える。ほら、こんなふうに……』 ✋≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

と、斜め上の方にスペシウム光線を放って見せた。

 

 

一同「おぉ〜!」

 

 

ウルトラマン(コウジ)「フフ……すげぇだろ!」……ベリッ!

 

コウジはマスクを取り外し、元に戻る。

 

コウジ「ちなみにこれ( )、対象……いや、他人にも可能なんでね。」

 

そう言うとリンクルンをリクに向け、中央のボタンを押す。ブルンキーの先端からは青いレーザーが射出され、リクに当たる。

リク「うわ……!」

 

リクは青い光に包まれ、そしてしばらくして光がおさまるとそこにはなんとゲッコウガの姿が現れていた。

 

ゲッコウガ(リク)「あ、あれ…えっ!?ポケモンになってる!?」

 

コウジ「ああ、もちろんわざ・能力も使えるぜ。試しにそこで水手裏剣撃ってみろ!」

 

と言い、コウジはリンクルンをピルン仕様にすると、ここから少し離れた所にピンクのレーザーを射出。樽を出した。

 

ゲッコウガ(リク)『…わかった!』

 

ゲッコウガ(リク)は、水手裏剣を放った。

 

 

 ドカッ!!

 

 

水手裏剣は命中し、樽は粉々に砕けた。

 

 

ゲッコウガ(リク)「……よし!」

 

コウジ「ちなみにポケモンの場合、そのポケモンが使える技全般使えるようになっている。ただ、とは言ってもその中から4つ好きな技選んでってことになるが……」

 

なぎさ&カツミ「凄っ!」

 

コウジ「元に戻る時はさっきウチがやったのといっしょだ!下から……こう、怪盗がマスクを剥ぎ取るように……」

コウジは自分の顔の下顎の皮膚を掴み剥ぎ取るような仕草をしてゲッコウガリクに教える。

 

リク「…んしょ、あっ、出来た!」

 

 

一同「おぉ〜!」

 

 

コウジ「ま、ブルンはだいたいこんな感じだ。続いては、キルンだ。キルンは基本は翻訳機能となってる。ただ、フレッシュの方だとあくまでシフォン用のだから動物語しかないわけよ!だからウチは幅広げたんだ。その結果、外国や宇宙、異世界語などのありとあらゆる言語が翻訳が出来るようになった。ま、数で言やぁ…だいたい…数千~数万くらいかな……いや、それ以上か……? 」」

 

リク「それでペガの言葉もわかったの?」

 

コウジ「いや、ヒソヒソの実使っただけだが…… ま、悪魔の実にもあるんだ動物や怪獣などの生物の言語がわかる能力が。」

 

コウジ「それに相手の気配や感情を読み取る『見聞色の覇気』てのもあるから、動物語の翻訳に関してはあんまそれほど需要性感じてねぇしな。」

 

リク「成る程…。で、幅を広げてどんな事出来る様になったの?」

 

コウジ「いや、さっき言わなかったっけ?数千、数万以上の翻訳が出来るようになったって……! ……まあ、その他の機能と言えば、換金とかだな」

 

リク「えっ?換金できるの!?」

 

一同(あっ、ドンシャイングッズを買おうって目だ。)

 

コウジ(オゥ……なんてナミのような煌びやかな眼差し……!これだったら言っても大丈夫かな?)「まあ、換金と言っても2つのタイプがある。1つ目は通貨単位の両替、……いわゆる金単位の変換だ。ドルだとかベリーだとか円だとかな!スラッシュすりゃあ、例え複数人でも一瞬にして換えられる。」

 

リク「凄い!」

 

リクの頭の中は、そのお金でドンシャインのグッズを買おう、という考えでいっぱいだった。

 

コウジ「2つ目はあらゆるものを査定し、出た金額をそのまま自身のお金として変換する機能だ。」

 

カツミ「要らない物を売る様な物なのか?」

 

コウジ「いや、そういうんじゃねぇんだ。まあ、やってみると…… ん~と……お前ら、何か本とかなんか持ってないか?」

 

なぎさ「じゃあ…これ?」

 

なぎさはもう使わない小さな鉛筆を出した。

 

コウジ「…なんかものっそ地味めなモン出してきたな…(-_-;)」

 

コウジはなぎさが出した小さな鉛筆にリンクルンを近づけ、中央のボタンを長押す。キルンキーから緑のレーザー光が発光し、小さな鉛筆をまるでMRIのように解析していく。そして、事が終わると「100」という数字がリンクルンの画面に表示された。

 

コウジ「100円か……。ま、この鉛筆じゃそうなるだろな……。」

 

リク「…じゃあ、此れは?」

 

リクはドンシャインのキーホルダーを取り出した。

 

コウジはキーホルダーにリンクルンを近づけ、キルンでスキャン。結果、リンクルンの画面には「550」という表示が現れた。

 

コウジ「550円だとさ。ちなみに査定された金額はそのまま自分の金となるんでな。査定すればするほどこん中にどんどん貯まっていく…」

 

リク「550円か…まあ、ドンシャインのガチャは出来るか。」

 

ペガ「ハハ… 」

 

コウジ「(え…いや、何故に落ち込む? )いや、これマニア査定で価格がアップされるものじゃねぇから……  ……なんか、すまん…」

 

リク「…うん、気にしないよ。」

 

アサヒ「はい、飴ちゃん!」

 

リク「あっ、有難う…。」

 

リクはアサヒから飴を貰う。

 

コウジ「んじゃ……キルンはこのくらいにして… 次はアカルンだ。」

 

なぎさ「どんな力があるの?」

 

コウジ「瞬間移動だ。つまりあらゆる場所へとワープ出来る機能。」

 

リク「もしかして、行ったことの無い場所にもワープ出来たりするの?」

 

コウジ「まあ、とにかく使ってみると……“ROOM”」

 

コウジはサークル空間を作り出し、範囲をタコカフェのワゴンも入るように指定する。

 

コウジ「ワープ!」

 

そして、リンクルンを展開し、ローラーをスラッシュ!するとアカルンの赤い光がサークル空間全体を包み込み、コウジ、なぎさたち、タコカフェのワゴンごとその場所から消えた。

 

コウジ「ほい、着いた!」

 

コウジ、ヒカルたちがタコカフェごと着いた場所は海岸の砂浜だった。

 

アサヒ「スゴいです……!海に一瞬で来れちゃいました!」

 

ひかり「でも、ここって……」

 

コウジ「ああ、splashンとこのだ。ほら、向こうにsplash名物のドデカい木もあるし。」

 

コウジは遠くに見える世界樹を指して言った。

 

カツミ「ッ!咲ちゃん達の街か!」

 

コウジ「ああ、そうそうそう!……んで、咲は?…と……  」

 

コウジは慣れた手つきでリンクルンを操作する。画面には地図のようなものが映し出されていた。

 

コウジ「……あれ、ここって…… てことは今、不在か?」

 

カツミ「えっ?何があったんだ?」

 

コウジ「あ……いや、ウチのアカルンにはGPS仕様になっていてな。探したい人物やアイテムがどこにいるか検索出来るようになってんだ。もちろん見つかれば、そこへ飛ぶことも出来る。んで……今、咲と舞が今どこにいるか調べてたんだが……、あいつら、どうやらナッツハウスンとこにいるらしくてな…」

 

リク「…じゃあ、元の場所に戻り次第、のぞみちゃん達の所に行く?」

 

コウジ「え?あ……じゃ、そうする?」

 

コウジは再び“ROOM”でなぎさたちからタコカフェのワゴンまでを囲みアカルンで元の場所へ移動した。

 

✴キュイン!

 

イサミ「おぉ〜!やっぱスゲェ!今度ラブ達に頼んで妖精達調べてみようかな?」

 

カツミ「めちゃくちゃ辞めろ! 」

 

コウジ(永琳みたいなことすんのかな? )「あ、そうだ。その前にちょいといくつか向こうに送るか!」

 

一同「……え?」

 

コウジ「な~に、このアカルンの力をちょいと見せるだけだ。」

 

リンクルンをリモコン式にし、先ほどピルンで出したアイテムに向け、アカルンの赤いレーザーを放つ。レーザーに当たったアイテムは赤い光に包まれ消えた。

 

コウジ「リンクルンをリモコン型にした状態でアカルンを使用すると対象のもんを指定した場所へ転送することが出来るんだ。」

 

と、説明しながらアイテムをいくつか転送していく。もちろん指定先は「ナッツハウス」だ。

 

 

 

──────────

 

 

 

 

ちなみにアイテムは…   

 

 

センチュリースープ

 

 

 

キック力倍増シューズ(中学生サイズ)

 

 

 

タケコプター

 

 

 

音貝

 

 

 

スーパーキノコ

 

 

 

…の計5品である。

 

 

コウジ「ま、こんなもんだな。…んじゃ、行くか!」

 

コウジは再び“ROOM”を展開。アカルンで今度はコウジ、Maxheart、ニュージェネメンバーのみナッツハウスへ瞬間移動した。アカルンの光が消えた後にはタコカフェのワゴンとアカネ、テラス席が残っていた。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

✴キュイン!

 

 

 

コウジ「うし!ほい、着いた!」

 

コウジたちが辿り着いた所はナッツハウスの目の前だった。

 

リク「久々に来たね。」

 

アサヒ「はい!またのぞみちゃん達に飴ちゃんあげないとです!」

 

シロップ「ん?お前ら来てたのか」

 

と、そこにシロップが顔を出し、やって来た。

 

カツミ「相変わらず可愛くないなぁ…。」

 

アサヒ「まぁまぁ… 」

 

うらら「あ、ヒカルさんたちも来てます!」

 

のぞみ「本当だ!ねえねえ、ついさっき不思議なことが起こったんだよ!」

 

ペガ「あっ、久しぶり〜!」

 

アサヒ「はい!のぞみちゃん達、飴ちゃんどうぞ!」

 

アサヒは、のぞみと咲達に飴を渡した。

 

ヒカル「で、不思議なこと……て? …ああ、コウジがさっき転送したやつか」

 

中に入るとテーブルには先ほどアカルンで転送した5つのアイテムが置かれているのが見える。

 

アサヒ「スゴい、ちゃんと成功してます!」

 

コウジ「そりゃ当たり前だ。ランダムに設定してしてねぇんだから!」

 

舞「……ところで、あなたは…?」

 

コウジ「ああ、ウチか?ウチの名は海賊大戦士・マスターコウジ。『ONE PIECE』の世界から来た。」

 

りん「…あっ、リクが持ってきた漫画の!」

 

うらら「…てことは、悪魔の実とか使えるんですか?」

 

コウジ「ああ、こんなふうにな。」

 

コウジはゴムゴムやバラバラ、ハナハナなどの悪魔の実の能力を説明交じえて実演して見せてやった。

 

りん「ヒィッ!?」

 

りんはアサヒの後ろに隠れた。

 

アサヒ「?りんちゃん、如何したんですか?」

 

コウジ「ハナハナの実はアカンかったか……。ま、こんな感じだ。ちなみにウチはタシュタシュの実の能力者。だから悪魔の実は全般使える。」

 

リク「でも、それだけじゃないんだよね!コウジはオリジナルの悪魔の実を作ってそれを使うことも出来るんだよね!」

 

アサヒ「はい!そのおかげで仮面ライダーにも、プリキュアにも、そしてウルトラマンにも変身できちゃうんですよ! ☝」

 

 

 

 

咲・舞・のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「えぇ〜!?」

 

 

 

 

コウジ「いや、アサヒ!アサヒ!プリキュアとウルトラマンの場合違うから!」

 

アサヒ「え?そうでしたっけ?」

 

コウジ「まあ、プリキュアはキュアキュアの実でも『完全フル装備』を使えば変身出来るからいいとしても、ウルトラマンの場合はまだ能力作ってねぇから!」

 

アサヒ「でも変身してましたよね?」

 

ショウ「それはリンクルンのブルンっていうのを使ってやってのことだろ?」

 

コウジ「ショウの言うとおり、ブルンこれは手にすれば誰でも使えるもの。例え変身出来たからと言ってウルトラマン専用の悪魔の実の能力使って変身したわけじゃないから!そもそもリンクルンこれ、もともとキュアキュアの実にあったものをイメイメの実使って実体化させたものだし……」

 

アサヒ「えっ?そうなんですか?」

 

こまち「ところで、コウジさんって海賊なんですよね?」

 

コウジ「ああ。…てか、話すときはタメでいいよ。名前も普通に『コウジ』でいいし……」

 

こまち「じゃあ、改めてコウジはお仲間みたいなのはいるの?」

 

コウジ「ああ……まあ、いるにはいるさ。まあ、今はそれぞれの世界で修行に行ってるんで活動は休止してるがな。ちなみに海賊のチーム名は『CP-D』な。」

 

リク「CP-D?」

 

コウジ「ああ、名前を聞いて海賊って感じはしねぇかも知んねぇが、やることは普通の海賊と変わらない。ただ、ウチら『CP-D』は住民を襲うことはしない……いや、世界政府や海賊などの凶悪な連中から島や国の住民を守ることをモットーに結成したんでな。」

 

リク「革命軍みたいな?」

 

コウジ「みたいなものだ。ただ、革命軍はその後に出来たものだけどな!そもそもウチら結成したのはロジャーが海賊デビューして間もない頃だったから……ちなみにロジャーとレイリーは幼少期の頃からの知り合いでな!このタシュタシュの実もあいつらからもらったようなもんだし……。」

 

リク「そっか…。」

 

コウジ「ま、革命軍はウチらの活躍に賛同した奴らが結成したものだからなぁ。ウチのメンバーもたまにそこで活動してる。まあ、いわゆるCP-Dの進化形態みたいなやつ……?」

 

コウジ「ところで、リク。あんたの持ってる漫画ってどこからどこまであるんだ?……いや、知ってるんだ?」

 

リク「う〜ん…最初の頃から、カイドウまで、かな?」

 

コウジ「え?あぁ、そう……。まあ、ウチも見たことあんだが、ウチのような余所もんがいたからなのか、いくつかエピソードが違ってるところがあってな…」

 

リク「えっ?そうなの?」

 

コウジ「ああ。ドレスローザでルフィとサボが再会するやつあるだろ?でもあれ、ウチのところだとサボが生存していることなんて幼少期の頃からもう知ってるからな。」

 

カツミ「えっ?ルフィが?」

 

コウジ「ああ、あの一件でサボが革命軍のとこで預かるってなったあとにウチがダダン村に行って、現状報告したからな。まあ、エースは直接会いに行ったらしいけど、ルフィの場合はエニエスロビーの時に会わせたからな。記憶は戻らんかったけど……」

 

リク「そんな…。」

 

コウジ「エニエスロビーのことなんかも、漫画ではロビンの独断で身を投じて、スパンダムにそのまま連行されそうな感じで書いてあったけど、実際あれ、ルフィたちの器量を図るために行ったウチらの策略なんでな。そのため、ロビンはためらい橋までスパンダムに普通に連れてかれてたし、ためらい橋にある海兵たちは皆、CP-Dのメンバーと革命軍の連中だったから、ためらい橋に来たスパンダムとバスターコールで来た軍艦はそのままウチらの餌食となったんだ。」

 

コウジ「ま、バスターコール艦隊なんて、自然系の能力使えば簡単に撃退できるからな!特に有効なのはピカピカの実だ」

 

ヒカル「もしかして、光の能力か?」

 

コウジ「ああ、そうだ。」

 

ピカピカの実を発動し、指先に眩い光が集中させる。コウジ「この能力はただ光るだけじゃなくて破壊力抜群のレーザービームが出来るんでな。」

 

コウジは池に向け、レーザービームを放った。

 

 

 

  ドーン!

 

 

 

池の底にレーザービームが着弾し、ドデカい爆発音とともに爆炎が池のど真ん中に上がった。

 

かれん「って、何やってるの!」

 

エックス「…女性が怒ったら皺が増えるぞ。」

 

プリキュア「……………。#」

 

プリキュア達はそれぞれ工具を持ち、エクスデバイザーを壊そうとした。

 

コウジ(これもダメなのか……。ウチの方じゃ、普通に驚いてくれてたのに…)「大丈夫だよ。ルミナスの力纏ってやったからたぶんもう直ってるよ!」

 

アサヒ「そういえば、コウジ君のルミナスの能力に回復力もプラスさせてあるんでしたっけ?」

 

のぞみ「そうなの?」

 

アサヒ「……はい!たしか……あらゆる概念を変える事が出来るイメイメの実を使ってプリキュアとか仮面ライダーとかの概念を自分なりに変えているとかなんとか……」

 

くるみ「えっ?アサヒそれホントなの?」

 

コウジ「ああ、ウチのお宝は他人の技と能力だからな。欲しい技・能力があればどんな手を使ってでも手に入れる。ただ、人から無理矢理奪ったりとかはしない。ウチにはタシュタシュの実があるんだ。大抵の技は能力で再現できるし、もし再現が難しいあればイメイメで能力を作ればいい! ま、手に入れた技と能力はそのまま使うこともあれば、ウチの観点・都合上、勝手に改良したりしてるけどな。それでよく、本家から『超えてる』て言われてたりしてるけどな!  …けれど、これだけは言わせてもらう!ウチは海賊だ!手に入れたお宝(技・能力)はどう使おうとウチの勝手。自分たちの技を利用されたり、勝手に変えられたりするのに違和感を覚えるやつもいるかも知れんが、ウチは遠慮なしにその能力ちから、利用させてもらう! ま、他人の技を取り入れ、独自のスタイルへと変えていく……それがウチの戦闘スタイルだ。……そこんとこは覚えておいて!」

 

一同はコクリと強く頷く。

 

コウジ「……で、さっきのピカピカの実の威力どうだった?」

 

ヒカル「すごかったぜ!」

 

コウジ「そうか、それはよかった!…で、話を元に戻すが、頂上戦争の時もそうだ。エースの結末はだいたい会ってるけど、白ひげのは違う。」

 

リク「如何いう事?」

 

コウジ「黒ひげはこの戦争に参入してねぇんだ。ウチがインペルダウンで足止めしてたんでな。もちろんマリンフォードにはウチのメンバーも白ひげの戦況を助けるためにそこの海軍内に潜入してたから大丈夫だと思ってたんだが……漫画の通り、エースの解放には成功したらしいけど、赤犬の挑発のせいで危篤寸前に追いやられてな、ウチの船医がマルコ、イワンコフの手を借りて懸命に応急処置を施したんだが、検討空しくな……」

 

ペガ「そうだったんだね…。」

 

コウジ「だが、その怒りが戦況を最悪な事態に陥らせてしまったんだ。」

 

リク「どういうこと?」

 

コウジ「怒りで我を忘れたせいで覇気が暴走してしまったんだ。ウチの覇気は『魔凶色の覇気』と呼ばれるほどとんでもなく強ぇからな。」

 

ガイ「…その暴走は、如何やって止まったんだ?」

 

コウジ「ウチのメンバーと白ひげだ。だが、暴走してた時の一撃が響いたせいで、そのまま力尽きてしまってな。」

 

リク「最終的に、戦争は如何なったの?」

 

コウジ「漫画のとおり、戦争は海軍の勝利として報道された。けど、あとになってエースは生きていたことがわかったんだ。」

 

なぎさ「生きていた?」

 

コウジ「たしかにあの戦争では息は引き取った…かのように見えてたんだが、後にウチのメンバーによって一時期植物人間状態になっていただけみたいらしくてな。あのあと、自分の墓場から自力で脱出しおったのよ!」

 

リク「という事は…。」

 

エックス「三兄弟は全員、生きているという事になるな。」

 

コウジ「ま、かつて死んでったもんたちも今は幻想郷んとこにいるし、大半は生き返ってるからな……」

 

コウジ「ああ、幻想郷はいわば『あの世とこの世の境界線』みたいな場所だ。だからそこには冥界もあれば、天界や法界、地獄といった場所も存在する」

 

なぎさ「その世界に、死んでしまった海賊達が…?」

 

コウジ「海賊だけじゃねぇさ。海兵や海賊連中や世界政府に理不尽に殺された島の住民、その他にも『おジャ魔女』や『サクラ大戦』のような各世界で死んだやつとかもたまに幻想入りしてくる。ちなみに『幻想入り』てのは外部のものが幻想郷に来ること言うんだ。」」

 

リク「幻想入りか…僕達もいつかするのかな。」

 

コウジ「いや……幻想郷へなんて、別に死ななくても普通に行けるぞ?」

 

リク「えっ?そうなの?」

 

コウジ「ああ、スキマ空間使えば行ける。それか紫に勧誘されるかすれば……」

 

のぞみ「その世界に行けるってこと?」

 

コウジ「ああ。ウチのリンクルンでも当然インプットしてあるからいつでも行ける。ま、今回は観光目的で来てるから幻想郷はまたの機会にしてくれ。ただ、幻想郷の住民である東方キャラなら会わせられるがな。」

 

リク「ホント!?いつか会ってみたい!」

 

コウジ「いや、たぶん今すぐ会えるよ。ウチの予想が正しければ……… ……うん、いるな!紫~!」

 

紫「ハ~イ!」

 

呼応する声がしたその直後、ヒカルたちの頭上に空間が裂けるように開き、中から紫が現れた。

 

一同「うわっ!」

 

八雲紫「フフッ、よくわかったわね。」

 

コウジ「そりゃ霊夢の東方スキルカードこれ使ったからな。」

 

紫「あ~……やっぱり…」

 

アサヒ「凄い美人です!」

 

紫「ウフフ、ありがとう。私は八雲紫。私のこと『ゆかりん』って呼んでね!」

 

アサヒ「はい!ゆかりん、よろしくお願いします!」

 

紫(あらあら…。)「フフフ、素直でいいわ。近頃の若い連中なんてBBA呼ばわりされるんですもの!」

 

コウジ「そりゃ実質1000年以上生きてりゃそりゃなるわな……」

 

アサヒ以外(あっ、コウジ殴られそう…。)

 

エックス「?t」

 

大地「…ッ!」

 

エックス「大地?何も見えんぞ?大地!」

 

コウジ「あぁ、そうそう!そういやぁ霊夢と魔理沙は今日どうしてる?」

 

紫「……え?ああ、あの2人ならサニー号の方へ行ったわよ?ヒマだからって……」

 

コウジ「え?あ、またそこ行ってんのか!?……たく、あいつら暇さえあればやって来やがって……だいたいルフィたちは今、島探索行ってて、サニー号に残ってるのフランキーとロビン、ゾロぐらいしかいねぇぞ?」

 

コウジは小型電伝虫を取り出し、ダイアルを回し、かけ始める。

 

ヒカル「そうなのか?」

 

フランキー☎『俺だ!』

 

コウジ「ウチだ、コウジだ!」

 

フランキー☎『アウ!コウジか!どうだ?そっちは楽しんでるか?』

 

リク「今の声って……」

 

コウジ「楽しんでるっつったって…まだまだ序盤だぞ? んでもって今ナッツハウスにいるとこだ。」

 

フランキー☎『そうか。こっちはまだ相変わらず船番してるところだ。』

 

コウジ「あぁ……てことはまだいねぇのか……」

 

リク「紫さん、さっきの声って…。」

 

紫「フフフ、そのまさかよ☆」

 

フランキー☎『で……そっち、なんか収穫あったか?』

 

コウジ「ああ、ウルトラメンバーがいた!」

 

フランキー☎『ウルトラメンバー……?』

 

コウジ「ほら……前、守矢んとこで早苗のDVDで見て盛り上がってたろ?」

 

フランキー☎「ん?DVD…… …ああ、あれか!たしか怪獣とか言うデカブツをスペシウムナントカっていうビームでやっつける巨人族のやつのことか?」

 

コウジ「そうそう!それそれ!」

 

フランキー☎「ほう、ウチの船長が好きそうなやつ(・・・・・・)か!」

 

コウジ「いや、そういうあんたも好きだろ、そういうの…!」

 

フランキー☎「アウ!ス~~~~パ~~~大好きなやつだぜ☆」

 

リク(ルフィも大好きなのか〜。*(*´ω`*)*)

 

コウジ「ああ、ちなみにそのメンバー、アレを見てるんでな!」

 

フランキー☎「ん?アレ…?」

 

コウジ「ああ、アレだ!」

 

フランキー☎「ああ、アレか!…そうか。で、今そこにそのメンバーいるんだよな?」

 

コウジ「ああ、いるさ!」

 

ちなみにコウジの言う「アレ」とは、ONE PIECEの世界観が描かれている漫画のことである。

 

フランキー☎「そうか!じゃ、もう知ってるかと思うが一応自己紹介しておくか!アウ!ウルトラヒーローの連中共!俺の名はス~~~~パ~~~なサイボーグ!フランキー様だ!」

 

リク「僕は朝倉リク。」

 

アサヒ「湊アサヒです!宜しくお願いします!」

 

ロビン☎「フフフ…なら、私も自己紹介しておかないとね!私はニコ・ロビンよ。みんな知ってると思うけど考古学やってるわ。」

 

イサミ「俺湊イサミ!」

 

カツミ「…イサミとアサヒの兄、湊カツミです。」

 

フランキー☎「んで、あれ?ゾロは?」

 

ロビン☎「ゾロならさっき少し出掛けるって言ってどこかへ行っちゃったわよ?」

 

フランキー「いや、止めろよ!(コウジ「いや、止めんかいな!」)ただでさえ、迷子になるんだから!」

 

コウジ「しょうがねぇな。…じゃ、ウチがここに呼び出していいか?」

 

フランキー☎「うん?ここに?」

 

コウジ「ああ、今恒例の紹介やってたんだ。まあ、こいつらもお前らにも会いてぇみてぇだしな。それにゾロを探すよりも手間省けるだろ?」

 

フランキー☎「わかった!あいつらが帰ってきたら俺がそう伝えとく!」

 

コウジ「OK! …んで、ちなみに此処の行き先て…」

 

ロビン「それは大丈夫よ。歩夢君に行先教えてもらったから。」

 

コウジ「さいですか。……あ、そうだ!なあ、そこに霊夢と魔理沙、来てる?」

 

フランキー☎「霊夢と魔理沙?いいや?まだ来てないが……?」

 

コウジ「え……?あ、そう…。じゃ、いいや!んじゃ、待ってるわ!」

 

フランキー「アウ!わかった!」

 

話を終え、コウジは電伝虫の通話を切る。」

 

コウジ「…らしい。」

 

ガイ「紫さん、その2人は?」

 

紫「どうやら今、紅魔館で攻防戦始めてるみたい……」

 

コウジ「あり?今日はやけにガードが固ぇな?」

 

紫「おそらく魔理沙でしょうね。霊夢も霊夢でタダ飯目的で頻繁に来てるらしいし…」

 

コウジ「あ~……そう…」

 

ヒカル「?如何いう事だ?」

 

コウジ「あ~……気にするな。たぶん遅れるんだろうよ。さてと…」

 

そう言うと、一旦ナッツハウスの外に出、再び親指の腹を噛み切り、手を地面に置く。すると文字が浮かび上がり、ゾロが煙と共に現れた。

 

ゾロ「ん?ここは……?」

 

アサヒ「はじめまして!」

 

ゾロ「ん?お前らは?」

 

アサヒたちはさっそくゾロに自己紹介をした。

 

ゾロ「……へえ、てことはここは怪獣の世界か?」

 

コウジ「いやいやいや……!どう見てもプリキュアの世界だろ!……とは言っても、パラレルワールドだからプリキュア側から見ればウチらは初対面となる。」

 

ゾロ「そうか……」

 

と、その時……本棚から何やら光が灯り始める。

 

ナッツ「……ッ!? 本棚が……!」

 

そして、そこから現れたのは霊夢と魔理沙だった。

 

魔理沙「いや~、悪ぃ!遅くなった!どうもパチェの機嫌が悪いもんで……!」

 

霊夢「そもそもあんたが、紅魔館で泥棒やってた原因せいでこうなったんでしょ?」

 

魔理沙「失敬だな!私はただ死ぬまで借りてただけだ!」

 

霊夢「だから、そのせいで通せんぼされるはめになったんでしょうが……!」

 

イサミ「…死ぬまでって、結局泥棒じゃね?」

 

カツミ「…あぁ。」

 

アサヒ「泥棒はハッピーじゃありません!」

 

のぞみ「っていうかめちゃくちゃなんだけど!?」

 

ショウ「……コイツら、レオ兄弟に鍛えさせて貰った方が良いんじゃないか?」

 

コウジ(のぞみものぞみで常識人感スゲェな……。)

 

紫「いいのよ!これが普通だから!」

 

なぎさ「普通って…… 」

 

コウジ「残念ながら実際そうだ。幻想郷は外部……つまり、お前らがいるこの世の常識が一切通じねぇんだ。だから、ここでは犯罪と思われるようなことでも幻想郷はそれ認められている。……いや、全て受け入れられてんだ。」

 

紫「ま、幻想郷全体を巻き込むようなことしなければ、人の1人2人殺そうが、未成年がたばこ、お酒、麻雀やろうがなんだっていいことになってるのよ!」

 

アサヒ以外(えぇ〜…。 )

 

アサヒ「殺しも泥棒も、ハッピーだと思ってるんですか?私からしたらハッピーじゃありません!」

 

アサヒは霊夢と魔理沙に文句を言っていた。

 

魔理沙「いや、アンタ何言ってんだ? 」

 

霊夢「大丈夫よ、幻想郷の大半は死の概念はないから!」

 

アサヒ「え……?どういうことですか?」

 

魔理沙「私らスペルカード保持者は残機を10基持ってんだ。1回ピチュッてもすぐ復活できる」

 

霊夢「それにそれが尽きたとしても1日跨げばすぐまた残機がリセットされる。」

 

霊夢「つまり、寿命以外で死ぬこと以外ありえないのよ!」

 

魔理沙「それにあそこ(幻想郷)には冥界や彼岸がある。たとえそうなったとしてもそこで蘇生されれば良いだけの話だから! ✋」

 

コウジ「いや、あんたその発言ここで言う!?その蘇生、ウチかクリスがやってんだぞ!」

 

アサヒ「なら良いですけど…ホントに殺したら許しませんからね!」

 

コウジ達は思った……

 

 

 

 

 

いや、年がら年中怪獣殺しやってる人が言えることか?

 

 

 

 

……と。

 

魔理沙「安心せい!私らも普通の人間に無駄な殺生する趣味はねぇから!」

 

霊夢「そこのスキマ妖怪はわからないけどね…」

 

紫「失敬ね!コウジのお友達にそんなことしないわよ!」

 

コウジ「ま、ウチが目を光らせているうちはんなことねぇだろうよ! …で、あんた達たしかサニー号に行くみたいなこと聞いてたんだが…」

 

魔理沙「……ああ。まあ、お前のこと思ってやったんだ。そしたら、ここに…。てrか、ここ…もしかしてパラレルワールドか?」

 

コウジ「オフコース!✨  」

 

魔理沙「お前好きだな~……」

 

コウジ「リリスとディケイドの依頼で来たんだよ!」

 

魔理沙「……!! …てことは、悪質パラドックスの依頼か?」

 

霊夢「んじゃ、まあ、自己紹介くらいやっちゃいましょ!私は幻想郷唯一の素敵な巫女、博麗霊夢。よろしくね!」

 

魔理沙「私はどこにでもいる普通の魔法使い霧雨魔理沙だぜ!」

 

ヒカル「俺は礼堂ヒカル、ウルトラマンギンガだ。」

 

ショウ「…ウルトラマンビクトリーのショウだ。」

 

大地「俺は大空大地。」

 

エックス「私はウルトラマンエックスだ、宜しく。」

 

ガイ「…クレナイガイ、ウルトラマンオーブだ。」

 

リク「朝倉リク、ウルトラマンジードだよ。」

 

ペガ「僕はペガ。」

 

カツミ「俺は湊カツミ、ウルトラマンロッソ。」

 

イサミ「湊イサミ、ウルトラマンブルだ。」

 

アサヒ「湊アサヒ、ウルトラウーマングリージョです!」

 

紫「そういえばコウジ、あともう一つ紹介しなくていいの?」

 

コウジ「もう一つ?」

 

紫「もう一つのオリジナル悪魔の実のやつ」

 

コウジ「ああ、トホトホの実ね!」

 

のぞみ「トホトホの実?」

 

コウジ「トホトホの実。『東方スキルカード』を生み出すことで、幻想郷における『程度の能力』を全て使用できる能力。」

 

リク「使えるの!?」

 

コウジ「ああ、こいつを使えばイケる!」

 

コウジが取り出したのは博麗霊夢、霧雨魔理沙、魂魄妖夢、十六夜咲夜、レミリア・スカーレットの絵柄が描かれたカードだった。

 

コウジ「こいつは『東方スキルカード』と言ってこの絵柄にある人物の能力とこいつの持つ全てのスペルカードが扱えるカードだ。」

 

ガイ「凄いな…。」

 

コウジ「ところで、幻想郷の能力って知ってるか?」

 

魔理沙「あ、ちなみに言っておくが、コウジの悪魔の実とは無関係だかンな! ☝」

 

霊夢「若干それ(悪魔の実)でも使えてそうなものもあるけどね。」

 

コウジ「けど、幻想郷の程度の能力って悪魔の実の能力とかでは再現不可能なくらい奥が深いもんが多いからなぁ…」

 

りん「例えば、どんな能力?」

 

コウジ「例えばそこにいる博麗霊夢。能力は『空を飛ぶ程度の能力』で……」

 

霊夢「ほら、こんなふうに…」

 

霊夢は体勢を変えず、そのまま宙に浮くように飛んで見せた。

 

リク「…確かプリキュアの中に、空を飛べるチーム居たような?」

 

紫「そうね。だけど霊夢の能力はただ空を飛ぶってだけじゃないの。霊夢の体にはより高い霊力が宿ってるの。その力によって浮力が働いているの。」

 

コウジ「ま……空飛んでるってよりは宙に浮いてるが正しいわな。あの霊夢の浮力はどんな環境でも落ちることはねぇから!」

 

魔理沙「幻想郷の大半は飛べるやつが多いけど、博麗の巫女の力をもつ霊夢のは格別だからな!能力に異変がない限りはそんじょそこらやつらよりも飛ぶ力がなくなることはねぇんだ!」

 

エックス「ほう、それは凄い。」

 

コウジ「ま、ウチは飛ぶ力より巫女の高火力の霊力と巫女の勘を主として使ってるがな。m 」

 

魔理沙「よし、そんじゃ次は私の番だぜ!私のは『魔法を扱う程度の能力』だぜ。こんなふうに箒を出して空飛ぶことも出来るんだぜ!」

 

魔理沙は魔法で箒を出すと、それを横に座り、空を飛んで見せた。

 

のぞみ「みらいちゃん達みたいだね!」

 

魔理沙「チッチッチッ、驚くのはまだ早い!私の取っておき見せてやるぜ!恋符・マスタースパーク!」

 

得意気になった魔理沙は八卦路を空に向け、黄色の野太い高火力のビーム、マスタースパークを放って見せた。

 

ペガ「凄い!」

 

コウジ「だろ?ウチもあの技よく使うんだ。 」

 

霊夢「魔理沙のは魔法道具マジックアイテムを駆使して使う魔法が多いのよ。そして、その魔法道具は自分で作ったりすることも出来るみたいなの。」

 

魔理沙「ああ、魔法の森にあるキノコとかの素材を調合したりしてな!ちなみに私の得意な属性魔法は火と光、雷だぜ!」

 

イサミ「…毒キノコを使って毒ガス作れるんじゃね?」

 

魔理沙「毒ガスというより魔法の薬だな。即死系ではなく状態異常系の方のがいくつか… ms、今度持ってきてやるよ!試作品といっしょに……」

 

イサミ「まじで!?よっしゃぁ!」

 

霊夢「あとが面倒になりそうなものはやめてよね?あんたの薬ってほとんどがろくなものじゃないから……!」

 

カツミ「……そ、そうなのか……? 」

 

霊夢「ええ、毎度毎度こいつの薬の実験に付き合わされて、ひどい目に遭ってンのよ……!  」

 

アサヒ「イサ兄がハッピーなら、良いんじゃないですか?」

 

霊夢「でもあなたたちも実験台になる可能性あるからね?それでもいいならいいけど……」

 

アサヒ「私は何時でもオッケーです♪」

 

一同「それは駄目!」

 

アサヒの言葉にニュージェネ一同は一斉に拒否った。

 

コウジ「ウチもあんまおすすめしない。ウチの妖夢も純粋に行った結果、結構な被害に遭ったらしいから!」

 

霊夢「本当、後悔するわよ?前にダイエット効果がある薬だって言って飲まされた時はその後、腹下しが止まんなくて10日ほど寝込むはめになったんだから!」

 

ガイ「やっぱりか…。 」

 

ヒカル「逆にスゲェな…。 」

 

魔理沙「でもその時は無事痩せられたから成功だったじゃねぇか! 」

 

霊夢「ええ、ええ……おかげで干物になれたわよ……!(#^ω^)」

 

魔理沙「そいつはよかった!(^▽^)ノ」

 

霊夢「よかぁないわよ!   何?今、ここで夢想封印喰らいたい?」

 

魔理沙「さーせんした!orz」

 

プリキュア(ひ、干物って……。 )

 

コウジ「他にも頭がハゲになったり、体が透明になったり、ガイコツになったり、屁が止まらなくなったり……と…まあ、結構アホな効果が出る可能性があるが……それでもやるかだ。……ま、時が経てば元に戻るが……」

 

紫「ま、持続時間はだいたい約…30分~1週間……1ヶ月くらいまでほとんどかしらね……?」

 

アサヒ「ん〜…ゆかりんが言うなら、辞めますけど…。」

 

魔理沙「ひっでぇな…私の薬をまるで邪気物扱いして…」

 

霊夢「アンタがくだらないものばっか作るからでしょ!」

 

紫「……じゃ、次は私の能力ね!私は『境界を操る程度の能力』よ。この『スキマ』を使って様々な空間と空間を繋げることが出来るのよ。」

 

と言い、空間に切れ目を入れたような穴を展開。その中にはまるで百目のような不気味な空間が広がっていた。

 

カツミ「うおぉお!?」Σ(・ω・ノ)ノ!

 

コウジ「スキマ空間だ。どんな異次元空間でも探し出すことが出来て繋げられる空間だ。」

 

紫「まあ、未知の空間だったりだと、繫げるのに少し時間がかかることもあるけどね……」

 

霊夢「しかも、そのスキマの位置がズレたりすればとたまにとんでもない場所に出ちゃう事もあるのよ!」

 

エックス「…ゼロアーマーを使わなくても良さそうだな。」

 

りん「………確かに。」

 

大地「…ゼロの前で言わないでね。」

 

コウジ「まあ、空間をイジるだけじゃなくて、境界をイジって空間も作れるんでな。ま、ウチはスキマ空間を利用することあるけど……

…とまあ、こんな感じだ。他にも『刀を使う程度の能力』とか『運命を操る程度の能力』だとか、いろいろあるけどな。このカードではそれが出来る。」

 

魔理沙「けど、このカード。使えるのは作った本人だけじゃねぇんだぜ?」

 

こまち「え、それは、もしかして私たちも使えるってこと!?」

 

霊夢「ええ。」

 

魔理沙「まあ、口で言うより私らで実演した方が早いわな……」

 

霊夢は魔理沙の…魔理沙は霊夢の東方スキルカードをそれぞれ持ち、能力を発動させる。すると霊夢は箒をその場で呼び出し、空を飛び、魔理沙はさっき霊夢が見せたようにその場からそのまま浮き上がった。

 

リク「凄い…!」

 

コウジ「他にも妖刀や霊剣を使いこなす『刀を使う程度の能力』や対象の運命を見通す『運命を操る程度の能力』、時間を止め、その空間を操る『時を操る程度の能力』、対象に焦点を置き、キュッと拳を握ることで対象を破壊する『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』とかがある。」

 

…と、妖夢や咲夜、レミリア、フランなどの様々な東方スキルカードを簡潔な説明しながらヒカルたちに見せていった。

 

ヒカル「スゲェな…。」

 

ガイ「…サンダーブレスターと似た力もあるな。」

 

 

 

――――――――――

 

 

 

コウジ「……と、まあ……能力の紹介については一通りこんなもんかな?」

 

霊夢「あ~、そうそうそう!ねぇコウジ、ここ数日早苗の姿が見当たらないんだけど……」

 

コウジ「あり?人にあんま興味持たない霊夢がんなこと気にすんなんて珍しいな!」

 

霊夢「べ、別に心配してるってわけじゃないわよ!ただ、ここんとこあそこの神社がやけに静かだったから気になっただけ!」

 

コウジ「早苗たちなら『ポケットモンスター』の世界でポケモントレーナーやってるよ!」

 

霊夢「ポケモントレーナー?」

 

コウジ「ああ、ま、強いていうならリージョンマスターかな?」

 

霊夢「リージョンマスター?」

 

コウジ「ああ、早苗から持ち掛けられたんだ。ウチの能力でいろんなリージョンフォームのポケモン見てみてぇからって…」

 

魔理沙「じゃあ、守矢の神々もそこに行ってんのか?」

 

コウジ「ああ、あとにとりに萃香、ベンもそこ行ってる。」

 

霊夢「萃香も!?どうりでここんとこ顔見せないと思ったら……!」

 

魔理沙「ま、また何かやらかさなけりゃいいんだがな……」

 

コウジ「ああ、同感だ。ウチもあの歩くポケモンセンター東風谷早苗やメガシンカ・ダイマックス神伊吹萃香とかがロケット団の格好の的になってないか心配でな……  」

 

リク「歩く……ポケモンセンター……?」

 

ペガ「メガシンカ……ダイマックス……神?」

 

霊夢「たぶん早苗と萃香のことでしょ? それって絶対バトル中に能力使ってるってことじゃない。」

 

コウジ「さすが、勘の良いこって……!」

 

魔理沙「……やっぱりか……。(;-_-) 」

 

ショウ「何か問題があるのか?」

 

魔理沙「早苗の能力は『奇跡を起こす程度の能力』でな、あいつの起こす奇跡によって海を割って道を作ったり、呼び寄せたり、星を振らせたりすることが出来るんだ。」

 

こまち「凄いわね。」

 

霊夢「ただ、その『奇跡』を起こすには『信仰の力』が必要なの。」

 

魔理沙「その信仰っての集めるためとはいえ、あいつやり方がムチャクチャだからな…… 」

 

コウジ「しかも常識が通用しない事を良いことに好き放題!」

 

アサヒ以外「えぇ〜…。 」

 

アサヒ「……例えば、どんな…?」

 

魔理沙「ああ、そうだな……。……なんか『エロは信仰を救う!』とかよくわからんスローガンみたいなの立てて、山笠やサンバとかの激エロ衣装着て激エロパレードみたいなのを人里でやってたこととか……」

 

カツミ&イサミ「子どもの教育に悪すぎだろ!!」

 

霊夢「ああ、あったあった!山の妖怪たち巻き込んでね…… 本っ当、真っ昼間によくやれるもんだと、呆れを通り越して、逆に感心したわ……!」

 

コウジ「他にも信仰を増やそうとアイドル活動やり始めた時もそのほとんどがその楽曲全部外からのパクリだもんな。」

 

霊夢「ま、強いて言うなら『海賊版』てやつ……?」

 

魔理沙「ただ幻想郷じゃあ、著作権も肖像権も通じねぇがな……。」

 

コウジ「しかも、そのほとんどが女子アイドル系、アニメ・特撮系という……  」

 

アサヒ「本人が良いなら、良いのでは?」

 

霊夢「あと、あれもあったわよね。ヒーローまがいの……」

 

魔理沙「ああ、コウジをブチギレさせたあの騒動か……!」

 

くるみ「何があったの?」

 

コウジ「あいつ、ヒーロー系・ロボット系みたいなやつとかがオタク並みに大好きでな、人里でヒーローのように活躍すれば信仰が高まるって考えでやり始めたらしいんだが……」

 

ひかり「別に問題ないような…むしろ、いいような気がしますが……」

 

魔理沙「考えは別にいいんだが、やり方が問題なんだ。」

 

霊夢「ええ、どうもヒーローとして活躍するための舞台を作るためて言って、人里に妖怪を送り込んだりしたらしいのよ。」

 

カツイサ「愛染じゃねぇか!」

 

魔理沙「妖怪の数が結構そこそこ多かったからな。ま、そこ(人里)に偶然私たちがいたから被害は最小限で済んだんだが、ま、当然そんなこと知らねぇんで全部倒しちまったが……」

 

霊夢「で、遅れてやって来た早苗がものすごく怒って…」

 

 

 

 

──────────

 

 

―回想

 

 

 

早苗『ちょっと何で部外者が全部片付けちゃうんですか!!』

 

霊夢&魔理沙&コウジ『はあ…!?』

 

早苗『此処は私が活躍すべき場所なんです!!『せっかく作った活躍の場なのにどうしてくれるんですか?』

 

 

 

──────────

 

 

―回想終了

 

 

カツミ「早苗の逆ギレか?」

 

魔理沙「ああ、何が活躍の場だってんだ!」

 

コウジ「ああ、しかもウチらがいなければ手遅れ状態になりかねないでタイミングで来たからな。しかも『ヒーローは必ず遅れてやって来るんです!』っつって……知るか!そんな常識!」

 

リク「ハハ… ゼロもそれ言ってたよ。」

 

魔理沙「ただ、そん時のコウジの顔はヤバかったな……」

 

霊夢「ええ、本当彼の逆鱗に触れたみたいな感じね。」

 

コウジ「当たり前だ!ウチは一般人みたいな無関係なやつを平気で巻き込むやつが大嫌いでな……あの時はあいつの『信仰のためならどう犠牲を払おうと構わねぇ』みてぇなあの姿勢が気に入らなかったんだ!」

 

魔理沙「ただ、その時のマジギレしたこいつの形相ヤバかったぜ……!私らやあの緑巫女の側近の神々たちもそうだけど、スキマで拝見してた紫でさえも真っ青になる程だしな……」

 

紫「……ええ、本当……彼の魔凶色、いつ見ても恐ろしいわ……」

 

コウジ「え?でもあの魔凶色…たったの2割程度しか出してねぇんだが… 」

 

霊夢&魔理沙「それでも十分脅威でしょ/だろ!!」

 

アサヒ「…? でも早苗さんが反省したなら、良いんじゃないですか?」

 

魔理沙「まあ、あれ以来はおとなしくなったわな。」

 

コウジ「ああ、だが面倒にはなったな。弟子入りした覚えねぇのに『師匠』なんて呼んで弟子感出すし……」

 

霊夢「それにちょいちょい面倒事持ってくるしね……」

 

リク「ゼットとゼロみたいだね…。 」

 

プリキュア「あぁ〜…。」

 

霊夢「あ、そうそう…… で、話は戻るけどそのリージョンフォームってのは?」

 

イサミ「ああ、サトシが言ってたな。確か、土地に合わせたポケモン達の姿だって。」

 

コウジ(……! サトシ?)「まあ、本来のタイプの違うポケモン。つまりポケモンの異種みたいなもんだ。」

 

魔理沙「ほぇ~……そんなもんもいるんか……。」

 

コウジ「ただ、早苗の目的はただリージョンフォームのポケモンを捕まえるってんじゃねぇんだ。

 

コウジはモンスターボールを取り出し上に放り投げる。ボールからはリザードンが出て来た。しかし、このリザードン、体が青く、しっぽの炎はまるで水のように青く透き通っている。

 

アサヒ「綺麗です…。」

 

なぎさ「でもなんか私たちの知ってるリザードンとなんか違くない?」

 

ほのか「そうね…… なんていうか炎タイプっていうより水タイプって感じが……」

 

コウジ「おお、察しが良いな!そうよ、これ水タイプのリザードンよ!」

 

イサミ「水タイプ!?スゲェ!」

 

カツミ「でも、どうやって……?」

 

コウジ「な~に、簡単よ。ヒトカゲのタマゴにウチのイメイメの実でタイプの概念を変えただけだ。」

 

りん「そんな事出来るの!?」

 

コウジ「そりゃ証拠品としてこいつ(水・リザードン)がいるんだから出来るだろ!まあ、技もほら……水・リザードン!ハイドロポンプ!」

 

コウジは木の方に指をさして指示。水・リザードンは口からハイドロポンプを放って見せた。

 

かれん「わたしより強力だわ…。」

 

コウジ「な?スゲぇだろ?ま、これがウチらが『ポケットモンスター』の世界へ足運んだ目的・このイメイメの力使ってオリジナルのリージョンフォームを作ること。もちろん発案者は早苗だ。」

 

コウジ「……そういやぁ、あんたらとの会話の中で『サトシ』てワードがあったんだが…… ……いんのか?その超人トレーナー・サトシってやつ……」

 

コウジはおもむろにリンクルンを取り出しながら言った。

 

ヒカル「あぁ。俺達の仲間で、仮面ライダー剣の変身者なんだ。」

 

コウジ「……は? 」 (…はい?何て……?)

 

コウジはまたしてもあっけにとられた。

 

コウジ「え?何?……仮面ライダー……?」

 

一同(東方除く)「コク…」

 

コウジ「え……?あ、そう……(ポケモントレーナーが仮面ライダー……?どうなってんだ……? )まあ、いいや……」

 

コウジはアカルンでサトシの居場所を調べてみる。

 

コウジ「なるほど……そこか。」

 

ヒカル「彼奴、色々あって剣崎一真って人から、剣の力を譲り受けたらしいぜ。」

 

コウジ「へぇ~! …じゃ、そこへ行くとするか!こういうジャンルは実際本家がいた方がいいし!……それにあのトレーナーこういうやつ好きらしいし……」

 

そう言うとコウジは水・リザードンをモンスターボールに戻す。

 

コウジ「実際こいつら使ってバトルしてみてぇし!」

 

リク「サトシなら、マナと一緒にデートしているよ。」

 

コウジ「え?ああ、そうなん? どうりでマナが隣にいんな…と思ったわ……ま、会うだけならなんとかなるでしょ!」

 

ただ、コウジとしては少し意外な感じを受けていた。コウジのよく知るマナは愛を全体に振りまき、ほぼ友達として接している程度だったからだ。

 

コウジ「そういやぁ…あいつらサニー号の方は……? 」

 

コウジはアカルンを使い、ルフィたちの現在地を調べ始めた。

 

コウジ「……ん?これは……?」

 

魔理沙「ん?どうした、コウジ?」

 

コウジ「もう、来とる…… 」

 

りん「如何したの?」

 

魔理沙「……ん?これは、あいつら麦わらの一味のか?」

 

霊夢「あら、あの人たちも来たの?」

 

コウジ「ああ、さっき電伝虫でこっちに来るって行ってたんでな……。ただ、まさかこんなタイミングで来るとは…… 」

 

一瞬、頭を抱えるが、みんなのいる方に向きなおし伝える。

 

コウジ「……とりあえず……、ええ~……ここで皆さん朗報です!今サニー号の居場所確認した所、ここ(この世界)に来てたことが判明いたしました!」

 

霊夢「朗報なの?それ…… 」

 

コウジ「まあ……ここでフランキーと通話してたら輝かせてたし…… 特に此奴リクとかは…… (・ω・ ) 」

 

霊夢「ああ、そう…… 」

 

大地「じゃあ、俺とエックスに任せてくれ!」

 

コウジ「え……?何する気だ?」

 

エックス「良〜し、行くぞ、大地!」

 

エクスデバイザー「ウルティメイトゼロ、ロードします。」

 

大地「エックスー!」

 

エクスデバイザー「ウルティメイトゼロアーマー、アクティブ!」

 

何を思ったのか

 

コウジは思う……

 

 

 

何故に変身したんだ?こいつ… 

 

 

 

 

魔理沙「なあ、霊夢……。あいつ、怪獣いねぇのに何で変身したんだ?」

 

霊夢「いや、知るわけないでしょ!私に聞いてどうすんのよ!! 」

 

なぎさ「………まさか!?」

 

大地「あぁ、ゼロアーマーなら、全員でサニー号に行ける!」

 

コウジ「いや、普通にアカルンで行きゃあいいだけなんだが…… 」

 

紫「ま、いいじゃない!……どうもそれ、追われてるみたいだし。」

 

コウジ「……え?」

 

紫からそう聞いたコウジは再びリンクルンのマップを確認して見てみた。

 

コウジ「あら、本当…確かになんか追われとる…  あ、そういえばゾロは…?」

 

ゾロ「 ZZZzzzz………。」

 

コウジ「あの野郎…着いたと否や即寝るか? 」

 

紫「フフフ、後のことは私たちに任せて! …行きたいんでしょ?其方サトシって人の所に会いに…」

 

コウジ「…なんか含みのある言い方だなぁ… アンタ、リリスに何言われた?」

 

紫「ウフフ、ナ☆イ☆ショ☆」

 

大地「…じゃあ、プリキュア達と他の新世代ヒーローズは、紫さんと一緒に。」

 

エックス「我々2人は、ゼロアーマーで向かう!」

 

ヒカル「おう、後で会おうぜ。」

 

霊夢「だってさ。まあ、ここは私たちに任せて、アンタは普通に恒例の観光して行っちゃいなさい!」

 

コウジ「…はぁ。しょうがねぇな…わかった!じゃ、あとはよろしく頼むよ。」

 

こうして、コウジはアカルンで一人サトシのいるであろう大貝市へ… 霊夢、プリキュア、ウルトラメンバーたちはスキマにて麦わらの一味のいる所へ向かうのだった。

 

 

 

 




……私事ですが、コラボ初っ端からやり辛さは感じています。

まあ……所謂『コラボ』というものを完全にナメてたって訳です。

キュアキュアの実の力を見せようとしても断られるなど、自分が想定しているシナリオ通りにはいかないのですから。

まあ、ただ私はこの時点で少し距離を感じましたね。そして、思い知らされました。相手をしてるのはあくまでユーザー側のプリキュア……他所のプリキュアと言う事が……要はこの世界は求めてるのはキャラとキャラとのではなく、ユーザーとユーザーとの意思疎通…いわばコミュニケーションが必要……となってくる訳です。

この回はまだマシな方ですが、此処から先はカオスのような地獄の展開が待ち受けています。それでも大丈夫…て方はゆっくりとご堪能下さい!m(_ _)m
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