JUTOUGH   作:魚の肝

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忙しくなるから本編の投稿は多分来年になるのん 
ごめんなあっ 
だから今年はこの特別編が終わったら投稿しなくなるんだ悔しいだろうが仕方ないんだ

追記:読み返したら高専呪術伝タフ最終話の時点で花沢と伏黒が接触していた事が分かった!あっ だから もう最初の部分の矛盾は気にしないで欲しいでヤンス


THE.BATTLE.BEFORE.01 出会い

 

 ◇◇◇

 

 特級呪詛師"夏油傑"による未曾有の呪術テロが勃発し約数ヵ月が過ぎた…。

 

 そんな事件とは関係なく(伏黒恵)はいつもの様に五条先生にに呼び出される。今日もグレート・ティーチャー"五条悟" (五条書き文字)によるスパルタ教育が始まるのかという若干面倒くさい感情を抱きながらドアを叩く。

 

 『失礼します』と言い切る前にドアがスパンと勢いよく開けられ、案の定中から相変わらず目を包帯でぐるぐる巻きにした来年自分の担任とは信じることが出来ない28歳児の不審者が現れる。普段より一層腹立つ笑みを浮かべて……。

 

 

 「よぉ 恵やん 元気しとん?」

 

 

「五条先生が呼び出したんでしょ…それにそのエセ関西弁いつになったら辞めるんですかいい加減しつこいですよ」

 

というのも、実は五条先生は何故か去年の6月辺りから何故か分からないが急に時々関西弁を喋るようになっているのだ。(しかもかなり下品な感じの)

 

 始めは『どうせ映画かドラマに影響されて病的に使ってるだけいずれ飽きて使わなくなるだろうな』とは考えていたのだが一向に辞める気配がなく、更に標準語さえもなんともが何処かムカついてくる品の無さが顕になっていった。

 

「それより恵 "良いニュース"と"良いニュース"があるんだが知ってるか?」

 

「いや別に知らなくていいでs『まず"良いニュース"からなんだけどね〜』

??????」

 

 そして極め付けに人の話に全く耳を傾けようとしない、役満だ。このバカ目隠しにはさっさとこの世から和了って欲しいものだ。

 

 「タフ!カマーン!」

 

 

 

 バァーソ

 

  

 「??!!」

 

「クローゼットの門を開けろ!完全なる呪術師の誕生だっ」

 

「紹介しよう 恵の腹違いの兄だと発覚した灘神影流活殺術の使い手であり、恵のいっこ上の先輩でもある宮沢熹一もとい花沢喜一、通称"タフ"だ」

 

「パヴェルと申します」

 

(???????)

 

 

 

 ◇◇◇

 

 余りの情報量に一瞬固まったが、案外直ぐに大体理解することは出来た。

 

 以前乙骨先輩と任務に同行していた時に先輩の同級生の話題になった時に"タフ先輩"が出てきていたが、任務に同行したことが無かったので"タフ先輩"の存在ことをすっかり忘れていたのだ。

 

 しかし思い返してみると乙骨先輩が『タフ君は最初はなんか変な人だなと思うし、実際ちょっと変な人なんだけど、それでも本当に強くて良い人なんだ!』と慕っていたのを覚えている。

 

 その際に灘神影流についても話していた。乙骨先輩曰く武術の一つらしいが分身するわ幻覚見せるわ残像作るわでもはや術式の域だと。

 

 宮沢に関しては旧姓、パヴェル名乗りはまぁそういうノリなのだろうと仮定して処理するとして…驚くべきはこの男が俺と血を分けた兄弟であるということ。

 

 確かに口元や切長の目、顔の輪郭は親父と瓜二つと言ってしまってもいい程に一致している。金髪と太眉、正気のないマネキンの様なハイライトのない瞳は恐らく母親の遺伝なのだろう。

 

 しかしながら、今更五条先生に知らされるまで存在すら忘れかけていた赤の他人が自分の兄だなどと伝えられても正直実感が湧かないし、兄だからなんだとしか思えない。それに返って自分の身内だと認識している分、変に余計な気を使ってしまいそうになる。

 

 「お兄さんが出来て良かったね恵!」

 

「よろしくっス!」スッ

 

 俺が二人を白けた目で見ているのもつゆ知らず、五条はサムズアップを送り、花沢先輩は握手を求めてきた。

 

 「…………」スッ

 

 ガシッ

 

 形だけの挨拶を済ませた後、五条先生はもう一つの"良いニュース"とやらを告げてくる。

 

 「なんと今日タフが恵に僕の代わりに稽古をつけてくれまーっす!」

 

「えっ?」

 

「えっ そうなんですか?」

 

「いえーい!」と盛り上がる先生の言葉に脊髄反射的に返事をしてしまった。花沢先輩も咄嗟に聞き返していることからどうやら知らされてないらしい。

 

 「あの…」と五条先生に問う前に先生は「じゃっ 僕は重大な用事あるんで…消えるっ」と言い残して爆速で部屋を去る。先生が座っていた机の上にチラシが置いてあり、『期間限定!オールドファッションパフェ』の欄に赤ペンでマークしてある後があった。

 

 「…………」

 

「…………」

 

 「………あ、あのう それじゃあ稽古つけましょうか」

 

「あっ はい よろしくお願いします」

 

 この人とはうまくはやっていけないだろう。少なくともこの時はそう感じた。

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