JUTOUGH   作:魚の肝

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30巻分の内容全て執筆しようとしたらエタりそうだから原作と展開が変わる部分だけ切り抜いて執筆することにしたのが俺…悪名高きハーメルン・作家魚の肝よ

ウアアア低評価爆撃喰ラッターッ助ケテクレーッ


BATTLE.02 猛人注意

 

 ◇◇◇

 

 「まるで酸素の切れたお魚さんだね 真の人間さん楽園に行っちゃったかな?」

 

「な…舐め腐りおって……」

 

  (は…速い!ただ呪力で強化した打撃ではない!なんだ!!分からん!!分からねば!!)

 

五条の対象を引き寄せる蒼を手のひらに発動させた状態で繰り出される灘神影流の打撃技に漏瑚は困惑する。

 

 「おいおいまだ闘いの途中でしょうが!」

 

 ボッ

 

 「ッッッ??!!」

 

灘神影流"爆丹拳"。人間の負の感情の集まる箇所である"丹田"に衝撃を加えて対象の呪力を爆発させる技。

 

 呪力の塊である呪霊の場合は例え丹田を狙わなくとも呪霊の呪力爆発を引き起こすことが可能である。

 

 漏瑚は直観で決死の思いでその技を回避しようとしたものの、漏瑚のコメカミを五条の拳が掠めた。

 

 ボッ パァソ

 

 「なにっ」

 

その瞬間漏瑚のコメカミが乾いた音を鳴らして弾け飛ぶ。

 

 「ふははははっ 死ねいっ しゃあっ 術式反転 "赫"!」

 

 

 

  キュイイイィイイイソ

 

 

 

ボッ

 

 

 

 

 ドカァアアアアアアソ

 

 

 「ぼぼぼぼぼぼうっ

 

 『バキッバキッバキッバキッバキッバキッバキッバキッバキッ』

 

 『シャッ』

 

 はうっ…はあっ…はあっ…………ッッ!!しゃあっっ!!」

 

ボボウッ

 

 五条の攻撃の衝撃で十数本の木々をぶち抜き、口から粘度の高い血を吐き出している漏瑚を五条が高速移動で間合いを詰め、追撃を計け、漏瑚は五条悟に向けて業火を射出する。

 

 フッ

 

 「き…消えt『確かに破壊力はあるよね 破壊力だけはね しゃあけど…残念ながらスピードがないわ!』」

 

ボボッ

 

 「はぐわあーっ!」

 

幽玄神影流"霧霞"で漏瑚の背後を取り、不可視の打撃、"霞突き"で漏瑚を遠くの池まで吹き飛ばす。

 

 (あっ丁度いいか)

 

  ドパッ

 

 池に勢いよく放り込まれた漏瑚に水飛沫が降り注ぐ。

 

 (『"五条悟に挑むのはいいけど…命の危険性は大丈夫か?"』

 

眉唾ではなかったか……

 

かくなる上は…領域に引きずり込むまで…)

 

ジェットの言葉を漏瑚が思い返していると五条が何者かを連れて舞い降りる。

 

 「その程度の実力で僕に勝てると思ってたなんてネタじゃなかったんですか?」

 

「どこ?!ねぇ!ここどこ!?」

 

「!!…ソイツは」

 

(宿儺の器?!生きていたのか?!)

 

この五条が連れている男こそが宿儺の器、虎杖悠仁である。いきなり五条に知らない所に連れられ虎杖は困惑していた。

 

 「紹介しよう、見学の虎杖悠仁だ」

 

 「富士山!頭富士山!!」

 

 漏瑚の頭がグツグツ煮えたぎっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 「長生きしろよって……自分が死んでちゃ世話ないわよ」

 

「…………」

 

 高専内の神社の石階段に、呪術高専一年、釘崎野薔薇と伏黒恵は同級生である虎杖悠仁の死に思い耽っていた。本当は虎杖は死んでいないのだが、その事について知っているのは現状五条と虎杖自身のみである。

 

 「…アンタ仲間が死んだの初めて?」

 

同級生(タメ)は初めてだ」

 

 「ふーん…その割には平気そうね」

 

「オマエもな」

 

「当然でしょ、会って2週間かそこらよ?そんな男が死んで泣き喚く程チョロい女じゃないのよ私は」

 

つい先日まで話し合っていた同級生が死んだからだろう、二人の声色は依然低いままだ。

 

 釘崎は虎杖の死を気にしていない様に振る舞いながらも、唇を噛みしめて感情を吐露しまいとする姿を伏黒はただ黙って見つめる。

 

 「……暑いな」

 

「そうね……夏服はまだかしら」

 

 現在七月中旬、多くの蝉が今この瞬間羽化しようとしている時期。ジメッとした暑い大気と蝉の鳴き声が全く聞こえない静けさが、改めてムードメーカーの一面も持ち合わせていた虎杖がいないという事実を更に際立たせていた。

 

 

  ザッ

 

 「なんだいつにも増して辛気臭いな恵?お通夜かよ」

 

そんな文字通りお通夜状態の二人に肩に呪具が入った袋を掲げるショートカットの、胸がなければ男にも見える程の顔立ちをした、 ()()()女呪術師が声を掛ける。

 

 「……禪院先輩」

 

「私を苗字で呼ぶんじゃn『真希!真希!!』ん?何だよ?」

 

 真希が自分の名前を呼ばれた方に目を向けると、パンダと口元を隠したマッシュルームカットの白髪の少年と、 T()O()U()G()H()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が物陰に隠れていた。

 

 「マジで死んでるんですよ 昨日!一年坊が一人!!」

 

「おかか!!」

 

「真希ってやつは結構鬼畜だな」

 

 「な…なにっ」

 

 パンダの言葉を聞いた瞬間真希はしまったと言わんばかりに顔を歪ませて冷や汗をかく。同級生が本当に死んでいるとは思わなかった様だ。

 

 「早・く・言・え・や! これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ?!」

 

「元々そんな感じだろ」

 

「ツナマヨ」

 

「真希姉は"鬼"だ 無慈悲と尊厳破壊のために…」

 

「てめーらっ それを言ったら殺されても文句は言えねぇぞ(ゴオッ」

 

ワーッ

 

   ワーッ

 

「ねえ伏黒…誰あの人(?)達」

 

 釘崎は自分達そっちのけでじゃれあいをおっ始めるその四人組を冷ややかな目で見つめながら伏黒に尋ねる。

 

 「二年の先輩

 

 まず禪院先輩、呪具の扱いなら学生一だ……おそらく……多分……

  

  『何よ、やけに自信のない言い方ね』

 

『よろしく』」

 

「次に呪言師の狗巻先輩、語彙がおにぎりの具しかない。

 

 『梅干し!タフ!』

 

『いやちょっと待ちなさいよ、今狗巻先輩タフって言わなかった?』

 

あぁそれは狗巻先輩がTOUGHグミをおにぎりの具と認識してるからだな

 

『えっ』」

 

「パンダ先輩

 

 『イヤー二人共さっきはスマンな喪中に、ユルシテ』」

 

…あと乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる先輩がいるけど…今海外『もしかしてアンタパンダをパンダで済ませるつもりなわけないでしょ?』」

 

伏黒の補足が入ろうとも釘崎の先輩に対する奇妙な物を見るかのような視線は変わることはなく、むしろ 『いやちょっと待てよ』

 

 パンダがそう言うとTOUGH帽子を被った()()()を指差す。

 

 「…………」

 

()()()は依然黙ったまま伏黒達を見つめる。何の言葉も発することなく、獲物を狩ろうとする虎の様に静かにただただ見つめている。

 

 「……………」バッバッ

 

時々なんか変なポーズを取ったりしているが、伏黒達はそんな彼についてウントモスントモ言わない。

 

 (なぁパンダ…タフの奴急にどうしたんだ?)ヒソヒソ

 

(あぁいやな?ドラマの見過ぎか知らないけど初対面の後輩に自分が寡黙でクールな男って第一印象を与えたいんだと)ヒソヒソ

 

(さっきのやり取りでそんな印象は荼毘に伏したと思われるが…)ヒソヒソ

 

(タフタフ)ヒソヒソ

 

「ねぇ伏黒なんなのあのキモいのさっきから変なポーズばっかとってるけど」

 

「おいメスブタ今ワシのことキモいのって言ったか?」

 

 「あっ 一発で(化けの皮が)剥がれたっ」

 

 「はぁ?メスブタだ?舐めてっと潰すぞ一人称ワシ野郎ダッセェ帽子かぶりやがって」

 

「はうっ」

 

「タフが…タフが撃沈したあっ」

 

お気に入りの帽子を愚弄されて花沢は物陰でひっそり啜り泣き、パンダはそれを背中をさすって慰めていた。

 

 「で?あいつ誰よ」

 

「兄さんのことか『えっ 兄さん!?』」

 

釘崎は花沢が伏黒の兄弟であることに驚きを隠さずにいた。それも無理もない、

 

 自分の隣に座っているこの黒髪でクールでいてどこかミステリアスな雰囲気を漂わせている男の兄が、こんな初対面のレディーをメスブタ呼ばわりする蛆虫野郎とは到底思えなかった。

 

 あっけに取られていると伏黒が少し息を吸って口を開く、

 

 

「まぁ別にそこまで語ることはないんだが…

 

 

 

 

 

 

 

 偉大なる長兄 三級術師花沢先輩

 

 

 俺の腹違いの兄で師匠でパンダ先輩の義理の弟で夜蛾学長の義理の息子で禪院先輩の父親の兄の孫で義理の弟で、禪院先輩の妹の夫で、累計発行部数1000万部突破の格闘漫画 "タフ・シリーズ"に登場する一子相伝の武術、灘神影流活殺術"の使い手。"タフ" "キー坊" "NEO TOUGH(笑)" "弱き者" "スリー・フェイス" "花沢ボー" …これら全てが兄さんのあだ名を支える…ある意味"最強"だ。修行の時は拳を剣山のたわしで磨かされたり巻き藁バットによる地獄の顔面打ち!だったりザ・ハードなものが多いんだがその分着実に強くなってる実感があるし何より兄さんの教えが五条先生より断然上手くて好感がもてる。おまけに筋肉がムキムキで時折魅せる照れた時の顔の破壊力は巻藁バットよりも強烈でめちゃくちゃヤバイ。術式は"猿展開"でこの世のありとあらゆr『おいブラコンお前のあいつへの愛はわかったからそのwik○pediaじみた説明を今すぐやめろパンダ先輩に比べて情報量多すぎだろ』

 

 釘崎の言葉に名残惜しそうながらも口を閉じる伏黒、一通り落ち着いた後真希が口を開く。

 

 「今日お前達に言いたいのは……"京都校狩り"をやる」

 

「あ───何言ってるか分かんねぇわよ」

 

そう首を傾げる釘崎にパンダが説明する。

 

  "京都姉妹校交流会"にてもう一校の呪術高専である京都校と呪術師同士で闘い合う行事。呪霊の湧き上がりのピークである夏が終わり、呪霊の繁殖が落ち着いている頃、京都校と東京校それぞれの学長が提案した勝負方法を、初日に団体戦、二日目に個人戦の計二日かけて行う。

 

 「闘うの?!呪術師同士で?!」

 

「あぁ 殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」

 

「お前らァ やるからにはハンパは許さねえ わかってるなこれは試合じゃねぇ、ケンカだ!キンタマを潰しても眼球を抉り出してもいいんだぜ」

 

 いつのまにか元気を取り戻した花沢はアハアハと目尻を釣り上げて下種な笑みを浮かべる。

 

 「すごく物騒な事言ってますね兄さん…あんまり俺を喜ばさないで下さいよ!」

 

「伏黒アンタさっきまでとキャラ違くない?」

 

 姉が数年前呪いで意識不明の状態で実質的に一人っ子だった反動だろう、伏黒は無事花沢に懐きまくった結果猿を植え付けられ、花沢と接している時は時折、TOUGH 龍を継ぐ男の主人公、龍星の様な喋り方をする様になってしまっていた。

 

 「逆に殺されない様にミッチリしごいてやりますよクククク…」

 

「しゃけっ ツナ・マヨ!」

 

 「やるだろ?仲間が死んだんだもんn『『やる』』」

 

 真希が言い切る前に二人は応える。

 

 (((私は)俺は……強くなるんだ……そのためにならなんだって……!)

 

彼らの脳裏には背を向けた虎杖の姿があった。

 

 「…でもしごきも交流会も、意味ないと思ったら即やめるから」

 

「同じく」

 

釘崎と伏黒は二年達に力強く啖呵を切る。

 

「まあこん位生意気な方がやり甲斐あるわな」

 

「おかか」

 

「ワシはジェンダーレスだぜ、男女関係なく修行をつけてやるのよ、

 

  こいつら二人を極楽地獄部屋に監禁しろ!

 

 「なにっ "極楽地獄部屋"に"監禁"?! 戦慄とはこのことだな、血も涙もない鬼と言われたこの私だが、……一年共が気の毒に思えてくる」

 

「く…くう…しゅうが始まる……空……襲……」

 

「タフ……!タフ……!」

 

 

 そんな勝ち気に満ちた一年にニヒルな笑みを浮かべる二年達であったが、花沢の"極楽地獄部屋"という単語で、C.D.T.K前のあの悍ましい 特訓(トラウマ)がバースト・フラッシュ・バックし身体を震わせていた。

 

 「「◇極楽地獄部屋とは一体……?」」

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 「それと恵、五条先生から聞いています……D-51(デゴイチ)が荼毘に伏したと……」

 

「だからデゴイチじゃないですって」

 

伏黒の式神である白い犬の式神、玉犬は少年院の任務にて特級呪霊に襲われて生首だけの状態となっており、現在伏黒の術式の"影"の中に収納されている。

 

「気に障ったら謝ります…でも……その式神ワシに預けてくれないっスか?」

 

「どうしてそんなことをするんです……本当にどうして……?」

 

「『俺ナラソノ式神生キ返セルヤンケシバクヤンケ』と()()()が言っている」

 

「まぁ……それならいいですけど…しかし…◇あの男とは一t『しゃあっ!!』はうっ」

 

◇一体誰が何の為にそんなことを……?




やばっ 味方サイドがめちゃくちゃ強くなってしまっているっ

どういうバランス調整をしたい?四大幻獣を強化するか?それかオリジナル呪霊をぶち込むか?それとも死滅廻遊編で出てくる呪霊を先出しするか?はたまたタフ・シリーズのキャラを出すか?
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