原作タフのあのキャラが御登場だあっ
夏油ボディじゃないから羂索を闘いに参戦させようとしたけどあいつは万が一を考慮してわざわざ2回も敗れてる無下限呪術が使える人間がいる闘いに身を投じないと思う…それが僕です
◇◇◇
「闇より出てて闇より黒く、その穢れを禊祓え」
加茂達を与に任せ、花沢が虎杖の元へ向かおうとしていた時同じくして、呪詛師、"組屋柔造"により交流会の森林内に帳が下ろされる。その帳には"五条悟以外の人間の侵入を許可する"という縛りが組み込まれており、異常事態を察知して帳へ駆け付けた高専関係者らの内、現代最強の術師である五条の助太刀のみを制限させていた。
◇◇◇
「帳?!何で今?!」
「いやーんユーリちゃん大丈夫?」
「
東堂による虎杖への呪術レクチャーが行われている所に花沢が乱入し、事情を簡単に説明する。
「キャプテン・マッスルと呪詛師がお前の心臓を狙っているんダァ…死なない様にサポートさせて貰おうか」
「呪詛師と……キャプテン・マッスルが?!」
「何を言ってるんだ?」
キャプテン・マッスルなる未知の単語に東堂は困惑しながらも話の主要である虎杖のサポートを了解する。
「俺、そしてアオヤンがユーリを支える…ある意味"最強"だ……!」
「フッ…思い出すな…覚えてるか?
「えっ?」
東堂の昔を振り返るかの様な全く知らないエピソードに虎杖は眉をハの字に曲がるが花沢は腕組みをして懐かしむ様に瞼を閉じて頷く。
「(存在しない記憶更新中………)
不良をノした後、高田ちゃんが泣きながらアオヤンの方向へ走っていって、それにアオヤンがキモい顔で抱擁して受け止めようとしたのに、
高田ちゃんは実はアオヤンの後ろにいた虎杖へ抱擁されに行っていたのは麻薬ですね…アニメやドラマで飽きるほど見た展開過ぎてもう腹筋がバーストしちゃって…あの日から毎日です」
「なにっ?」
虎杖はつい素っ頓狂な声を上げ東堂は静かに天を仰ぎ、涙を頬へ顎へとつたらせる。
「(存在しない記憶更新中…… )
…やはり、高田ちゃんを幸せに出来るのは
「俺と同じ意見だな……ハァァ」
東堂は出そうな鼻水を啜り、花沢も涙を流すまいと目元を片手指で抑えて声を震わせる。泣きたいのは虎杖の方だというのに。
(ねーっ何なのコレ?!まっっったく身に覚えが無いんだけど?!話が通じてる風だしコレってもしかして俺の方がおかしいのかな…?!何俺記憶喪失でもしてんのか?!)
そんな三人の横で突如として攻撃が繰り出され、三人が各々対処する。攻撃方向に意識を向けると、目当ての獲物を見つけたと言わんばかりに悪辣な顔をした集団がぞろぞろ現れる。
「いたぞ!!虎杖悠仁だ!
虎杖の他に二人いるが奴等は交流会で体力を消費している筈…対してこちらは十人………今なら確実に倒せるぜ
多勢に無勢だいっけぇ」
キャプテン・マッスルによる動画で招かれた野蛮人の呪詛師達が一斉に我先にと突撃して来る。全員二級・準一級レベルの呪詛師集団だ。
「アオヤン、この森林内にh
『言われずともだ…特級呪霊相当の呪力反応が三つ……目の前の呪詛師達で呪力を大幅に消費してはならないと言いたいのだろう?』
ご名答、よく分かったね」
「いくぞブラザーズ…
「応っ!」
◇◇◇
「?!…犬、い」
夕日が差し掛かり橙色に照らされている草木の中からその犬…与によって改造された玉犬・白改めデゴイチが姿を現した。
デゴイチには"呪力を上げる代わりに伏黒恵の元へやってきてからは伏黒恵の命令しか聞かない"という縛りが結ばれている。
伏黒は普段兄の花沢から玉犬・白をD-51…デゴイチと呼んでいることと逆犬・白の首筋のD-51の文字、死んだ玉犬・白の残りの肉片を友人の元に貸していいかという過去の花澤の発言から事情を察して即刻命令する。
「噛みつけデゴイチ!」
伏黒はデゴイチに攻撃命令を下して花御を翻弄させると同時に掌印を結び"貫牛"を召喚、二級呪霊捜索用に飛ばしていた鵺も自分らの元へ呼び起こし花御に体当たりさせる。
(自然を汚す愚かな児等よ……死して賢者となりなさい…!)
ビュッビャッ
「止 ま れ」
「っにな」
花御は空中に木の幹で覆われた球から素早く生える鋭い木の根で式神達の串刺しを試みるも、狗巻の呪言で金縛り状態となり動けなくなる。
「ゴホッ…ゴホ」
(強い言葉を使っていないのにもう喉がやられている…それ程までに格上の呪霊…姿から見ておそらく五条先生が報告していた特級呪霊の一体だろう…)
バリバリ ドゴオッ
「っう」
狗巻が与えたチャンスを見逃さずに伏黒は玉犬による噛みつき、電気を帯びた鵺と貫牛による突進が炸裂する。
しかし花御は少し呻き声を上げる程度でダメージはほぼない。金縛りも解けている様だ。
「動 く な」
ガチッ
「ごぼっ…」
「狗巻先輩!」
そして金縛りが解けたと認識した瞬間に狗巻が再び呪言を放ち、喉薬を直飲みしているものの喉のダメージが大きすぎたのか狗巻がその場で吐血する。もって後1回しか使えないであろう。
ガソッッ
動けない花御に伏黒が刀の呪具を叩きつける。式神を使って全体に攻撃を仕掛け、その中で比較的柔い木の根を集中攻撃する。
(狗巻先輩の呪言ももう長くは持たない…今この動けない状態で……祓う!)
グサァッッ
「?!っっっぁあぐあ」
伏黒は今にも再度金縛りが解けそうになっている花御の弱点の木の根に呪具をまるで釘の様に打ち付け差し込む。
「動くなぁっ!!」
「鵺!」
バチバチバチィッ
カァソ カァソ カァソ
呪言が解け、不知井底の舌で四肢を固定され更に、またもや狗巻の呪言で攻撃その間に呪具を手から離して鵺の電撃を花御の内部に呪具越しに通す。そして電撃が終わった後自分の拳を金槌の様に呪具を叩きつけて奥深く挿し込む。もう片方の木の根はデゴイチと玉犬・黒に集中攻撃させる。
「う お お お お お お お お」
(呪霊の出現とほぼ同時に展開された交流会の森林を囲っているこの帳…
恐らく外部の人間の侵入を拒絶する縛りが課せられているかもしれない……今此処で祓わないと俺と狗巻さんが殺される可能性大だ……
やられる訳にはいかない…やっと姉が目覚めるかもしれない希望が見えてきたn
『ビュッ』
なにっ」
腹に何かが食い込み、伏黒はその何かから感じ取るにも耐え難い不吉な予感を感じて先程までの闘志を元々存在していなかったかの様に掻き消して蝦蟇に自分の身体を引っ張らせて距離を取る。
「ガバァ…ックッ…こ…これは……?!」
自分の腹に目をやるとそこにはまるで既に自身の身体の一部であるかの様に歯が生えている不気味な丸い物体を実らせた植物が生えていた。
(余り呪力を練らない方が良いですよ…その種は植え付けられた対象の呪力を糧に成長しますからね)
花御の伏黒へ直接言葉をテレパシーとして流し込む。
「ご親切にどうもぉ〜って もう既に俺ボロボロじゃねぇか」
(話した方が…種の効力が高まるようだ)
「術式の開示をするのも楽じゃねぇんだよ」
狗巻は既に気絶している…花御の金縛りも既に解けて脱兎で翻弄しているものの今この瞬間攻撃が飛んできてもおかしくはない……
伏黒は自分の腹に張り付いている根っこを引きちぎらんと強く掴む。触った感じ植物と自分の神経が既に共有されてしまっていることがみて取れる。引きちぎることは自分の四肢をもぐに等しい激痛を伴うであろう………
(だが…反転術式を使える円鹿をまだ調伏していない今の俺ではこのまま呪力が吸われてしまう…狗巻先輩が気絶して呪言の効力が切れてしまった今、今来るであろう痛みに萎縮しているこの瞬間すら惜しい……
やってやるよ……!!)
伏黒は誤って噛みちぎらないように舌を奥に引っ込めて右手で腹を抑え、左手で根を握り締め、どれだけ奥深く根付いていようと肉が剥がれようと引きちぎる決意を固めたその瞬間……
(死して賢者となりなさい)
ビュソビュソビュソ
(なッ………?!)
花御による空中浮遊する球から飛び出す木の根の刺突が伏黒を襲う……その刺突は伏黒が想定するスピードを遥かに超えていた。
花御の攻撃を実際に目撃し、感知ししていたのではなく、悪魔でも狗巻が呪言で止めていられていてかつ、その状態の花御に微少ながら攻撃を通せていたからこそ無意識のうちに陥ってしまった、
『敵と繰り出すその攻撃の危険度の高さの誤認』と『根を取り外す為その場の停滞を選んでしまった慢心』
伏黒は根が埋め込まれている現状を受け入れ、花御の攻撃を間一髪で回避しながら勝利方法を模索するべきであったのだ……
しかし、そんな後悔をあの世にいることも知らずに呑気に抱かせてしまう程、木の根の刺突攻撃は伏黒の髪の毛の一本先まで接近していた……
「しゃあっ 神速タックル」
ヒュソッ
「っにな」
「?!」
「いやちょっと待てよ」
「ッッッ……?!に、兄さん……!?」
……その瞬間、凝り固まった伏黒の全身を宥めるかの様に抱きかかえてその男は現れる。
否、その男達は現れる。
「フンッ……あの程度の呪詛師達相手では肩慣らしにもならなかったな」
「選手交代だ伏黒…後は俺達に任せろ」
言葉から察して、呪詛師を全員倒し、拳を返り血で染めた東堂と虎杖が草木を掻き分けてぬるりと現れる。 上を見上げると既に西宮が狗巻を救出していた。
「事前にデゴイチの正確な位置情報を示すレーダーを作っていて渡す、そんなムターを誇りに思う…、俺って"さがし"は結構上手い方なんですよ」
「兄さん、虎杖……」
花沢はそのまま花御による伏黒への攻撃を牽制し、花御に迎撃していた。
伏黒は応援に来た仲間に安堵しながらも、敵の情報を虎杖と渋々東堂に手短に伝えてその場を後にする。
「虎杖……死んだら殺すからな」
「応!」
(有象無象が増えましたがまぁいいでしょう…あなた方も、この広大なる自然が美しく続いていく為の犠牲となりなさい)
「ま…また思想が強い系の呪霊か…」
◇◇◇
時同じくして、三輪を瞬殺し、これから真依と対峙せんとしていた真希の前に呪詛師が姿を現す。
その呪詛師は派手なドレッドヘアに両腕にびっしりといれた翼のタトゥー、更に十字架ネックレスをぶら下げて明らかに静謐なこの森林の場には似つかわしくない風貌であった。
「お前、禪院真希だな?虎杖悠仁の居場所を教えてくれよ」
「誰だおっさん、そんなパンクな格好して森の中を練り歩いているなんて飛んだシュールな絵面だな。迷子になった脳みそスカスカの馬鹿なヤリチンかと思ったぜ」
「うるせーっ 寺の坊主もクリスマス祝ってケーキ喰らう時代だ バカヤロー」
その呪詛師……"アギーラ池上"は手袋を外し、なまじ人間のそれとは思えないほどに悍ましい…ボコボコしている黒ずんだ悪魔の様な両手…"デビル・ハンド"を真希に覗かせていた。
八十八橋も大方原作通りだから交流会編終わったら即渋谷事変行くんだ