JUTOUGH   作:魚の肝

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『構築してみせる!私のハート!!』御再開からの…御投稿だッ

 感想が数個きたら次話投稿するつもりなのん


BATTLE.03 領域展開

 

 

 

 ◇◇◇

 

 コツ…コツ……コツ……

 

 漏瑚を池に吹っ飛ばされている数秒間に瞬間移動した五条が向かったのは、現在から約一年程前…花沢と乙骨に呪力を練る修行として映画鑑賞を行わせていた地下室。

 

 五条がそこにコッソリと忍び寄ると、中では花沢の義理の兄であるツカモトを膝に乗せている虎杖が映画を観て自分が虎杖に課した呪力コントロールの修行をしていた。

 

 (意外と飲み込みが速い……!)

 

 五条は虎杖の異常な物事の吸収具合に舌を巻く。最初こそツカモトにボコボコに殴られていたものの、今ではほぼ完璧な呪力のコントロールでツカモトのパンチを受けずにすんでいる。

 

 「悠仁!」

 

「うわあっ?!五条先生?!いきなり話しかけないでくださいよ!ビックリするじゃないっスか?!」

 

一見驚いて感情を取り乱しているかの様に見えても、虎杖はツカモトに殴られていない。

 

 (咄嗟に話しかけてもマイ・ペンライ……早めに出力上げてさっさと次のステージへ進めそうだね……!)

 

「出かけるよ悠仁『えぇ?!』課題授業さ…クククク有り難く思いな、悠仁に呪術の頂点『領域・展開』について教えてやるよ」

 

 

 

 ◇◇◇

 

 そして、現在に至る。

 

 「先生俺十秒位前まで高専にいたよね?どーなってんの?!」

 

「んー?飛んだの?」

 

(あ〜説明する気無いわコレ)

 

 虎杖は自分の身を片手で掴んでいる五条のいい加減な様子に呆れた表情で傍観し、漏瑚はほぼ顔の中心部分を占める巨大な単眼で二人を相互に観察する。

 

(宿儺の器がまさか生存しているとは…今後の為無闇には殺せんか…まさか我々の目的に気づいているのか…?)

 

 「何だそのガキは?盾か?」

 

 漏瑚は悪魔で虎杖に関して知っていないかの様な素振りを見せて自分達の計画を悟に悟られない様に(今なんか言ったか龍星)振る舞う。

 

 「学習能力も低い様だな 禁断の紹介 "二度打ち" 紹介しよう、見学の虎杖悠仁だ」

 

「フッ……自ら足でまといを連れてくるとは愚かな……」

 

五条の煽りを華麗に滑らせながら五条の行動を悪手だと嘲笑する。それは呪霊特有の悪辣さがありながらもどこか余裕を垣間見せる気高い笑みであっt

 

 

 

「思いあがるなよチンカス」

 

 「えっ」

 

虎杖は五条の唐突で強烈な発言に一瞬固まる。

 

「………なんだと?儂が…チンカス?」

 

グツ……グツ……

 

  一度は五条の煽りを無視したものの、五条の目隠しした状態でも分かる明らかに自分を舐め腐って見下している表情から繰り出される自分へのチンカス呼ばわりに、釣り上がった口角が魚が掛かった釣り糸が切れたかの様に一瞬で下がり、全身が強張る。

 

「幾ら特級呪霊や言うて有象無象の非術師の呪力の残りカスの寄せ集めの分際で調子こいとったら大怪我すんで ミスター()()カス

 

 笑ってしまう 呪霊達は相手との能力の差を測る能力もないのか…無限の衣を纏っている僕を本気で呪い殺せると思っているのか お前自分の実力どれくらいやと思っとんねん 僕の小手調べ程度で肩呼吸しとる雑魚やぞ、はっきりいってクズの部類に入る。

 

 よわっ…それに……つまんねーよ」

 

 グツ……グツグツ

 

 「僕は別にお前らチンカス共が自分達が真の人間で、僕たちは贋物だと主張しててもそんなもんどうぞご勝手にって感じなんですけど…

 

 その理論だと僕に手も足も出ず、挙げ句の果てに僕の生徒にとっての見学材料となってるお前は贋物よりも劣っている本物ってことになるけど大丈夫か? 

 

 まっ『青は藍より出でて藍より青し』って諺や日本で作るイギリス料理みたいに本物よりも贋物の方が優秀であるという前例は存在してるからバランスは取れてるんだけどねっ」

 

「五条先生それは流石に言い過ぎだって……」

 

「贋物の人間に憐れまれている真の人間…ぶ、無様……」

 

グツグツグツグツグツグツグツグツグツグツ

 

 

 「まぁ細かいことは気にしないで、お前が真の人間であろうがなかろうがどっちみち雑魚ってことですから」

 

 

ボッ

 

 

 

 

 

 

 「舐めるなぁああああああああああ小童があァァァァァアアアアそのニヤケ面ごと飲み込んでくれるわぁぁぁあ!!!!」

 

 

 

 

 

五条の煽りの猛攻に漏瑚が頭頂部、そして耳栓が外れた両耳穴から高圧のマグマを機関車の発射音の様な男を立てて噴出しながら慟哭する。

 

 (えっ…コイツが……雑魚……?

 

 今までのどんな呪い(バケモノ)よりも遥かに呪い(バケモノ)じゃねぇか……)

 

漏瑚の大地を揺らし大気をビリビリと振動させる程の覇気に虎杖は気圧される。事実、漏瑚は現在存在している呪霊の中でも最強と言っても差し支えない程の実力を有している。その様な存在を弱いと言ってしまえる五条が異常なのだ。 

 

 「おっ 反応があった やっぱホンマのこと言われたらハラ立つn『殺す』」

 

五条の煽りに聞く耳を持たない様にした漏瑚はすかさず大黒天印を結ぶ。

 

 「領域展開……

 

 蓋

 棺

 鉄

 囲

 山

 

  』」

 

 

 ぼぼうっ ぼうっ

 

 漏瑚がその言葉を唱えた途端に辺りが瓦礫に囲まれた炎渦巻く灼熱の空間に変化する。

 

 (ほう……並の術師であれば領域に入れた時点で焼き切れるのだがな…)

 

 「な…なんだコr ヴァッツ?!」 

 

「"領域展開"!! 生得領域に術式を付与することによって自身の土俵を形成して対象をKOする!!

 

更にステータスの向上、対象への全ての攻撃の必中化、対抗手段が領域からの脱出か破壊、対象による禁断のより強い領域の展開"後出し"しかない…これらが領域展開の利点を支える…普通に"最強"だ。

 

呪術界の人間の中でも僅かしか習得できない技術なんだよね、すごくない?

 

因み領域展開は僕が最も得意とする技の一つだ!まっ僕には不得意な技なんてないんだけどねっ」

 

「ぬかせっ!ぶち殺してくれるw

 

『ばあーっ 超危険領域展開

 

 『

 

  無

  量

  空

  処

 

   』

 

でぇーす』」

 

 「な……なにt『消えろ』」

 

ブツソッ

 

 そして漏瑚の首は千切られた。

 

 

 

◇その後なんとか自分の仲間である花御に助けて貰い九死に一生を得るも、脳内に無数の"猿"を植え付けられた漏瑚に哀しき未来……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (それにしても五条先生ってタフ読んでたんだな……タフの台詞が出てきた時俺びっくりしたもん)

 

 




鬼龍=宿儺

読者から愚弄されるしキャラがコロコロ変わるし傲慢だし迷惑おじさんなんだ。
まっ宿儺は鬼龍程堕ちてないんやけどなブヘヘヘ
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