JUTOUGH   作:魚の肝

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これでも私は慎重派でね…龍継ぐを31巻まで読んでみたよ。

その結果…ハードルが下がりすぎていたのか普通に読んでて面白いのがわかった。
    ・・・
ゴリラとあの男が出てきた瞬間漫画で久しぶりにバカ笑いしたんだよね すごくない?

でもルーセーがガルシア28号に目潰しされた後なんで闇堕ちしたかは知ラナイ知ッテテモ言ワナイ


BATTLE.09 虎杖悠仁

 

 ●

 

 

 

 実は数年前、花沢は腹違いの弟、伏黒恵と同じ"さいたま市立浦見東中学校の卒業生であり、学校のヤンキーや半グレ集団をことごとく捻り潰して校内では"東中の龍"と呼ばれる程に恐れられていた。(嘘っぽく聞こえるかも知れないが…これはリアルなんだ)

「キ…キー坊!た…大変だあっ!い…虎杖が…虎杖が攻めてきたですぅ!」

 

「なにっ」

 

花沢が校内の不良を更生(調教)していたある日、自身と双璧を成す存在"西中の虎"虎杖悠仁が母校にカチコミしにきたと伝令が入る。(ここから欺瞞だ)

 

花沢達が校門の元へ向かうと底には自分の舎弟を冷徹な顔で一方的にぶちのめしている静かなる"虎"の姿があった。虎はこちらに気づくと掴んでいる舎弟の胸倉を『邪魔だクソゴミ』と言わんばかりに放り投げ、虎視眈々とワシの首元を狙っている。(欺瞞だ)

 

 「てめえが"西中の虎"か?」

 

 「……だったら何だy『しばきあげたらあっ』」

 

 ゴオッ ガッ

 

 互いの拳がぶつかり、その衝撃で空気が破裂するかのような音が鳴り響きながら火花が散る。両者一歩も譲らずに攻撃の速度は加速していく。

 

 

 ボッ ドガッ ゴッゴッ ギュルソ ギャリギャリ

 

 「"三角絞め"!!」

 

「舐めるなーっ ベーシックな絞め技なら目ぇ瞑ってでも返せるわ!」

 

 

 打撃技、投げ技、逆技のコンビネーションが激しく交差する。二匹の猛獣が対象を殺さんと相食んでいる。

 

 「まさかここまでやるとは思っていなかったんダァ…ワシ…お前のその強さと執念…尊敬するでっ!(ニカッ」

 

「お前のっ!方こそ!」

 

 沈みゆく太陽が辺りを狐色に照らすまでワシ達は闘りあい…最終的にほぼ同時に戦闘不能となった。その時には二人の間には拳をまじ合さり絆が結ばれていた。

 

 「見事やな…(ニコッ」スッ

 

 「ハハッ!」スッ

 

 ガシッ

 

 こうして、花沢と虎杖はバディを組んで任務(ミッション)にあたる……戦友となった(欺瞞)

 

 衝撃の事実……!!(煽り文書き文字)(全てが欺瞞に満ちている)

 

 

 ●

 

 「あへあへあへ」

 

 「えっと…花沢さん…どうしたんですk

 

『よう、戦友!』

 

えっ」

 

 

 

◇◇◇

 

 虎杖は困惑していた。自分が格闘漫画、タフ・シリーズを読んでいると公言した瞬間、目の前にいる初対面の花沢という人間が急に自分を戦友認定して馴れ馴れしく接してきたのだ。

 

 「虎杖君、貴方は花沢君と面識があるのですか?随分と彼が貴方を見て気持ちが昂っているようですが」

 

「いやいやいや!全然俺花沢さんと会ったことありませんけど?!」

 

「はあっ 何言ってんだそれおかしいだろユージップ。ワシ達ハ中学生ノ頃カラノ仲ヤンケシバクヤンケ」

 

(いやぁ…全然知らねぇよ、俺が覚えてないだけなのかな…俺そんな忘れっぽかったっけ…てゆーかさっきからこの人タフシリーズの台詞しか喋ってないな…めちゃくちゃ花沢さんタフ好きなんだな…)

 

 因みに虎杖が何故タフを知っているのかは彼が小4の頃…週刊少年ジャンプを買おうとして書店に行ったある日、偶然週刊ヤングジャンプの存在を知り、少年ジャンプと一緒に購入した。ジャンプの前に"ヤング"がついていて一体どんな漫画が載っているのか興味が湧いたのだ。後単純に表紙のグラビア女優がエロかった。

 

 開いてみると『なんか凄い迫力の絵が載っている漫画がある!』と彼は驚愕した。その漫画が『TOUGH』である。

 

 それ以降彼は漫画喫茶などで鬼龍の様にタフ・シリーズ及び猿先生の作品を読み漁りがっつりとタフ・シリーズの大ファンになった。

 

補足だが虎杖はタフの台詞が"タフ語録"としてネット掲示板などでミーム化、人や物を愚弄する際の素材化しているのを全く知らない純粋なタフ・シリーズのファンである。異常猿愛者であって異常猿愛者ではないということだ。

 

 

 

 「あの…花沢さん…そろそろ貴方の映画館での情報を教えて頂けると嬉しいのですがね…」

 

「あっ…も…申し訳ありません!(ペコペコ)」

 

こうして花沢は映画館での出来事を洗いざらい話した。人間に触れ化け物にする人の形をした呪霊の身体的特徴にその呪霊が灘神影流活殺術を使用していたということ、そしてその呪霊と人間であるガルシアが繋がっていると言うこと。

 

 「成程……そのガルシア?という人間に関しては一旦置いとくとして…花沢君の情報と家入さんの呪霊の改造人間を解剖した結果による推測から照らし合わせ要約するに…接触することで対象の形を無理矢理変化させて記憶障害などを引き起こさせ又、脳幹を弄ることで改造人間に呪力操作を可能とさせる術式を持っている様ですね…」

 

 

「…………」

 

 七海が呪霊の術式を考察している横で虎杖が顔を顰めて俯いている。虎杖と七海は真人によって改造されているとはいえ人間を殺害している。長年呪術師(多少会社員に勤めていた時期もあるが)を勤めている七海はともかく、まだ呪術の世界に入って数ヶ月の虎杖にとって精神的に大きなショックを受けていた。

 

 「…虎杖君」

 

「少々残酷なことを言うかも知れませんが…彼らの死はハッキリ言って身体を改造されたことによるショック死です、君が殺したんじゃない…そこは履き違えないで下さいよ」

 

七海が虎杖をフォローするも虎杖の顔は明るくならず逆に真剣さが増している。

 

 「どっちもさ…俺にとっては同じ重さの他人の死だ……

 

 

 それでもこれは……趣味が悪すぎるだろ……!!」

 

 ギリィ……

 

 虎杖は自身の拳を強く握りしめ、辺りの空気感がピリつく…先程花沢と陽気に接していた頃の面影は完全になくなっていた。

 

 (彼は…他人の為に本気で怒ることが出来るのだな……)

 

「私達の任務遂行時のあの残穢自体がブラフで…私たちは誘い込まれていたのでしょう…相当なヤリ手です…気張っていきましょう」

 

「……ッッッ!!応!!」

 

  

 虎杖は拳をパソッと鳴らし…覚悟を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 数分後、七海はここ最近の変死者、失踪者花沢の目撃情報や『窓』による残穢の報告をまとめ、呪霊のアジトを可能な限り絞り込んだ。

 

 

 「おっし!それじゃあ乗り越m『いえ』えぇ!?」

 

虎杖が七海と共にアジトに乗り込む意志を見せるも七海に即座に断られて虎杖は唖然とした。

 

 「可能な限りというだけです…私と花沢君は調査を続けますので、虎杖君は別の仕事を」

 

 七海がそう言うと虎杖に一枚の写真を渡す。

 

 「吉野順平。彼は被害者と同じ高校の生徒の様です。映画館の監視カメラはスクリーンに続く通路のみでしたが…立ち振る舞いとして彼が呪詛師である可能性は低い…ただ被害者が関係あるとなれば話は別です」

 

 「ジュソシッテナンダ?」

 

「しゃあっ トダー・語録」

 

「喧しいですよ花沢君…呪詛師というのは言うなれば悪質な呪術師のことです。

 

泣いて詫びている弱者に対して冷徹非情にぶちのめす 精神(メンタル)こそが強さだと信じている野蛮人達…はっきり言ってクソである呪術師の中でもクソの部類に入ります」

 

聞いたことのない単語に首を傾げる虎杖の放ったセリフに過剰に反応する花沢を落ち着かせながら七海は続ける。

 

 

 「それでは後の手順は伊地知さんに任せてあるので…二人は吉野順平の調査をお願いします」

 

「オス!」

 

 虎杖は七海に敬礼すると調査の為部屋を出る。しかしその一方で伊地知は部屋を出ようとせずに七海と花沢を見つめている。

 

 「あの…何か?」

 

「花沢君…七海さん…可能な限りではなく…もう分かっているんですよね?呪霊の居場所」

 

 

「勿論」

 

伊地知の問いに七海は眼鏡を掛け直しながら答えた。

 

 「犯人はその気になれば残穢なんて残さず現場を立ち去れる筈です…私達はまた誘い込まれるわけです……

 

 

私と花沢君が乗り込むリスクと…虎杖君を連れて行くリスク…前者を選んだまでです。彼はまだ子供ですから」

 

「あの…ワシ、ユーリ(花沢が悠仁のユーと虎杖のリを組み合わせた勝手に今考えた昔からの渾名書き文字)のたった一歳下なんスけど…七海…ワシは子供じゃないんかな……」

 

  

  「ええ、貴方は私よりも数段強いですし…何よりしっかり自分で物事を判断できる人間です、私は貴方を任務の時だけは子供だなんて思ったことは有りませんよ、任務の時だけは

 

 「何が言いたいんや」

 

バァーソ

 

 「七海先生ー!花沢さーん!!」

 

 花沢と七海の空気感が悪くなるのを察していたかの様に虎杖がドアを勢いよく音を立てて開ける。

 

「気をつけてね!」

 

 虎杖のまた先程とは打って変わった無邪気で可愛らしい笑顔を浮かべながらの陽気な振る舞いに場はすっかりとほのぼのなごんだ。

 

「………虎杖君、私は教職ではないので先生呼びはやめて下さい。()()()と同じ呼び方は我慢なりません」

 

「じゃあ…ナナミン…」

 

「ひっぱたきますよ?」

 

「ユーリ…ワシの呼び名はぜひタフ先輩(勝利の呪文)で頼む」

「ユーリって誰だよ?!」

 

「はいっ R国編未読確定 後でぶっ読み込みさせます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 「……出てくるならさっさとして下さい」

 

 

 此処は某地下水路、毒々しい蝶ネクタイを結んだ会社員を思わせるスーツをビシッと着込んだ男、七海建人は改造人間を自身の鉈で撲殺し、ボタボタと改造人間のとても赤いとは言えない色をしている血を鉈に垂らさせながら言葉を発する。

 

 その言葉の音は地下水路を反復、重複して遠くまで響いている。

 

 「・異形 ・手遅れ とはいえ…人を殺めるのは気分が悪い」

 

「オラーッ!出てこんかい呪霊───ッ!」

 

同行していた花沢も七海に呼応するように声を発すると、ジャブジャブと下水を踏み鳴らしながら真人は現れる。

 

 「いやぁ…良かった良かった。五条悟が来ても困るけど……あんまり弱いと実験にならないんだよね」

 

「へっ 誰がCPUキャラクターやねん お前なんて()()()()に比べたら雑魚キャラやw

 

 

 『パァソ』

 

 

ギュソ

 

 

 

 「しゃあっ "弾丸滑り"!!」

 

花沢の口上が終わる寸前に突如彼の脳天目掛けて弾丸が発射される。花沢はその弾丸を"弾丸滑り"で華麗に受け流した。

 

 「はぁ〜〜…俺は一人の方がいいと思うんだけどな〜〜!」

 

 ●

 

 「花沢君……貴方に伝えておきたいことがあります」

 

七海達が真人と合流する前二人が地下水路を歩いていた時七海は花沢に告げる。

 

 「えっ なんですか?」

 

「調査時に発見された、改造化した変死体の他に…もう一つ別の変死体が見つかったのです」

 

花沢は七海の話を聞いて嫌な予感がしたのであろうか、小さく唾を飲み込んだ。

 

 「『窓』の人間曰く、その死体は夥しい量の蛆虫が死体の肉を貪っていたんです。」

 

「………」

 

話を聞いてそのことについて言葉にするのを躊躇しているのか花沢は口籠もり、十数秒たって、ようやく話す気になったのか、花沢が言葉を発する。

 

 「お…お言葉ですが…放置した死体に蛆が湧くのは…至極…当然のこと…なので……あっ えっと…あの…す…すみません」

 

結局どもってしまい、花沢は再度黙る。被害者のことを思うと、言及にするのが失礼なのではないかと思っていたからだ。

 

 「いえ、その死体を検死した所…被害者は死亡してから二時間ほどしか経っていないようです…蝿が卵を植え付け、孵化するのは最低でも半日はかかる……非常に奇妙な出来事なのです」

 

「ま…まさか……」

 

花沢が何かを察する。

 

 「そう………

 

 

 

 

敵は一人ではない」

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 カツ……カツ……

 

 

真人の後ろからブーツが地面を踏み締める音が響く。

 

 「だから言ったでしょ?銃であの金髪野郎は殺せないって」

 

「馬鹿言うなよ()()。ただの拳や剣じゃあ獸は簡単には殺せやしねぇ…だが銃さえあれば簡単に殺せる… 戰車や戰闘機みてぇな重機を除けば銃が最強なんだよ、それは呪力で強化したとて同じことよ!俺に口出しするな!!この靑二才の(ガキ)が!!!」

 

「へいへいっと……(チッ…うっせぇんだよこの老害が)」

 

「まぁ〜話はここまでとして?どれ?貴様らの掲げる日本國旗を赤く染め上げてやろうじゃねぇか!大日本帝國万歳!!」

 

軍服を身に纏い、爛れた皮膚に包帯で巻きつけ、血走った二つの瞳をギョロギョロ動かす隻眼の特級呪霊、"總團長"は猟銃を背中に仕舞い叫ぶ。

 

 

 

 戦争への人々の恐れから生まれた呪霊である。

 

 

 

 

 

 




ヒャハハハハ!ワシの完全オリジナルの呪霊をぶち込んで暴れさせたれ!



五日間くらい修学旅行に行っていて更新が遅れたんダァ…だから…すまない

後幼魚と逆罰編の順平と虎杖が戦い終えるまでの流れは原作と全く同じだがらカットするのん
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