転生したら"レーヴァテイン"だった。   作:琥珀色の大西洋サバ

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キャラ崩壊しまくっている上、主人公も擬人化しています。

それでも良かったら見てやってあげてください。


フラン様。

 

「フラン様、フラン様」

 

目の前のベットに話しかける。

 

「…………」

 

返事はないようだ。

もう一度話しかける。

 

「フラン様ァ………(ねっちょりイケボ)」

 

「…………」

 

反応は、ない。

 

……ならば!!

 

「フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様レミリア様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様フラン様ァ!!!」

 

「…………………」

 

 

連続呼びかけにも反応、なし。

 

……あっれぇ?

この中にいるはずだよね?

ぴくりとも動かんから心配なるんだけど。

 

「起きてください」

 

ベットの布団をめくろうとする。

 

「ギュッ…………」

 

だが中々めくれない。

 

「フラン様ぁ?」

 

恐らくフラン様が中で布団を掴んでいるのだろう。

 

「ギュッギュッ…………」

 

だが1日の習慣はしっかりしてくれないと俺が困る。

 

「はぁ………」

 

めくる力を上げた。

 

「起きろぉ!!!」

 

すると——————

 

 

 

 

 

布団がビリビリに破けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

……ヤッベェ、力入れすぎちゃった☆

 

 

 

 

 

——————————————-

 

この俺、「レーヴァテイン」は転生者だ。

 

 

………剣の。

 

 

ハイ、そうです。

人外だよコンチクショー!!!

 

………はぁ。

 

どうやら俺は剣そのものに転生したらしい。

受け入れ難い事実で萎える。

というか泣いた。涙もでねぇけど。 

まぁ、一応俺の存在自体は"付喪神"という部類に入っているらしい。なので完全に剣としての形状を維持する必要は無いんだと。話の意味が良く分からんが、擬人化も出来たのでそういう事だろう。何故か美少女になってたけども。

 

擬人化姿が俺にドストライクなのがなぁ………。

 

話を戻そう。

そんな俺だが、その持ち主がもう居るという事実があった。

最初見た時びっくりしたぞ。

まぁ、今考えると剣に転生したんならそりゃ持ち主ぐらいいるわなってなるけど。

 

ご主人様の名は「吸血鬼"フランドール・スカーレット"」。

 

なんかなんでも破壊できる能力の持ち主で、吸血鬼のロリのパツキン美少女。性格は基本的に楽観的で、楽しい事があったらすぐにのめり込むタイプの人だ。

なおめちゃくちゃな箱入り娘で、もう400年程度はこの地下室に閉じこもっているらしい。

 

……まぁ、その部屋の布団ビリビリにしちゃったけど。

 

…………

………

……。

 

………一旦話を戻そう。

 

俺との初対面……というか俺が普通に話しかけてみただけなんだけど、そんな大きな反応はしていなかった。

歳を重ねるとそういうのにも慣れてくるらしい。流石吸血鬼だ。

その後、俺はフラン様の武器、又は召使いとして過ごす事になった。

ここ以外に俺が生きる場所なんて到底無いだろうしな。頭下げてお願いさせて貰った。

フラン様も自分の道具にはやっぱ愛着を持っていたらしいので、少ぉしだけ嬉しそうに見えた。

ちなみに召使いとしての仕事に関しては色々と驚いたが、異世界何が起きてもおかしくないの精神ですぐに慣れた。

 

……仕事服がメイド服なのは目をつぶっておこう。

 

武器としてはまず戦闘自体が全くなく平和なので、全然使われない。

まずここ地下室だしな。もし紅魔館(住居)に侵入者が居たとしても地下室の存在気づく事なく排除されるし、門番いるから侵入自体普通に難しいし。

姉妹喧嘩……みたいな事はあれど、喧嘩で殴り合う様な姉妹でもなかったんでマジで俺の出番は無い。

まぁこちらとしても血生臭いのは苦手なので別にいいけど。

 

 

さて、そんなフラン様だが、問題がある。

 

 

それは————

 

 

 

「布団ビリビリじゃん……寝るか」

 

 

 

ものすっっっごいダラケ癖がある事だ!!

 

自分が興味ある物にはえらい真剣になる癖に、それ以外の事は全然ダメ!!壊滅的に終わってる!!

 

例えばよ?

この前チェスにフラン様がハマった時、長年やり続けてたレミリア様を始めて一週間でボコボコにしてた癖にさ、自分の食事取る時は「食う時間が無駄」とか言ってカロ○ーメイト召喚してたもん!!

 

もう心配なのよコレ。

だってさっきのセリフ聞いた?

 

"布団ビリビリじゃん…寝るか"だよ?

 

自分の布団がこんなえらい事なってんのにこの無気力さはヤバイって!!元より俺のせいだけども!!!

 

 

………はぁ。どうするよ?

 

この人1日の習慣も終わってるんだよなぁ……。

5日に一回しか体洗わないし、1日のほとんどを惰眠で謳歌するし、この前カブトムシバーストさせてたし。

勘弁してくれ。この前レミリア様からSOS来たんだよ。

 

"フランからカブトムシの匂いがする"って。

 

 

……スゥゥゥゥゥ。

 

頼むから自分の体は1日一回洗ってくれよ!!

フラン様はいいんでしょうが周りの人達が困るんだって!!

あと最近朝の時間帯に起きる事もしばしばだよな!!?

心配になるので頼むからしっかりとしてくれ!!!

 

 

………はぁ。

 

 

あ、ちなみに最近はモノポリーにハマってらっしゃる。

色んな土地買い占めて人から宿泊代を掠め取って気持ちよくなるのが生き甲斐になっているんだとか。

 

……悪い子に育たないか心配でしかない‼︎

 

 

とまぁ、そんな訳で俺はいつも頭を悩ませているのである。

 

とは言ってもだ。

俺だってもう40年ぐらいは仕えているのでそのくらいの出来事でパニックになったりはしなくなってきた。フラン様には拾ってもらった恩があるのでそう簡単には愛想は尽くせないもんだしな。

やっぱり可愛いお嬢様なのだ。

 

というか…………

 

—————————————

 

『BLって……良いわよね』

 

『お嬢様ぁ!?!?』

 

——————————————

 

最近は姉の方が心配なまである。

 

いや別に俺は堕ちてもらっても構わないんだが………。

 

ただフラン様だけはそちら側に堕ちて欲しくない。

あの姉、最近他のメイドにも布教したせいで紅魔館中で大ブームが起きているからなぁ………。

なんでそこでカリスマ性を発揮するのか。

最近パチュリー様も堕ち始めてたし。

 

 

……フラン様は俺が守らないと。

 

 

「ねぇ、レーヴァ?」

 

あ、ようやく起きたっぽい。

でもいつもと様子が違うぞ?

なんか謙虚というかなんというか……。

 

「どうされましたフラン様?そんなに畏って」

 

「今まで貴方を見てきて思ったの」

 

……なんだろうか?

 

 

 

「ts娘って、良いわよね」

 

 

フラン様には純粋でいて欲しいと思う、今日この頃でした。畜生。




あ、良かったら評価と感想お願いします。
投稿自体は頑張っていきたいと思っているつもりではあるのでよろしくお願いします。
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