新エリー都のバッタ怪人 作:真序章
一つ、朱鳶さんヒロインで作品を描きたかった!
二つ、初代系列のライダーをゼンゼロに入れたかった!
三つ、その勢いで書いてたら1話が出来上がってしまった!
怪奇!新エリー都、恐怖のバッタ怪人!
1:以下匿名でお送りします ID:HMtLM8XXx
と言うわけで最近噂になってるバッタ怪人について語ろうずww
3:以下匿名でお送りします ID:GB66BF1Fx
あれか、最近新エリー都に出るようになったって言う
6:以下匿名でお送りします ID:MypVjdEnr
なんかホロウでも観た人がいるらしくて草、ホロウレイダーかなんかやろ
11:以下匿名でお送りします ID:kCznrqahA
なんか、最近そのバッタ怪人に襲われた奴居るらしいなww
18:以下匿名でお送りします ID:v77jKf+Zv
>>11
俺は逆にホロウに迷ったりした人を助けてるって聞いてるけどな。
21:以下匿名でお送りします ID:kXv7AiC9c
なんか、色々情報が混ぜこぜになってんのよな。
22:以下匿名でお送りします ID:XURdMpFo/
バッタ怪人は2体いるって聞いたことある、なんでも2体のバッタ怪人が相対して戦ってるの見たって
29:以下匿名でお送りします ID:qaqRpgWHT
>>22
ソースはよ
35:以下匿名でお送りします ID:0o74vLUIZ
>>22
なんかその目撃証言をあちこちであるのよな。
36:以下匿名でお送りします ID:94RvIZ5sA
つーか、バッタ怪人は結構前から郊外とかあちこちで噂立ってる。
46:以下匿名でお送りします ID:FV7UdQb65
たしかどっかの記事で写真すっぱ抜かれてたよな?
50:以下匿名でお送りします ID:QBMntJy0/
>>46
なんかその記事消えてんのよな?結構しっかり撮れてた覚えがある。
54:以下匿名でお送りします ID:E3qR8YiMW
あれ何で消えんたやろ、陰謀?
64:以下匿名でお送りします ID:tVbY2YE0W
>>54
にしてはサイトそのものは残ってるままなんよな。
68:以下匿名でお送りします ID:h2tS/MlY0
あのバッタ怪人の記事だけが消されてるのか。
77:以下匿名でお送りします ID:Fy7DznX4e
と言うか、バッタ怪人の画像自体色々パターンあった気がする
85:以下匿名でお送りします ID:s8L8BQK+c
バッタ怪人の画像貼ってた記事は軒並み消えてたな。
92:以下匿名でお送りします ID:QV1wYh2R6
やっぱ陰謀やろww
94:以下匿名でお送りします ID:fpx+t31ab
>>92
どんな陰謀だろうね。
100:以下匿名でお送りします ID:WaikspeYp
つーか、バッタ怪人の見た目どんなんだったっけ?気になって眠れない
105:以下匿名でお送りします ID:dLASJ4POd
>>77が言ってるみたいにパターン結構あったよな?
108:以下匿名でお送りします ID:Fwkva71k0
なんかバイク乗り回してるって聞いたことある。
116:以下匿名でお送りします ID:a+St3Cl5c
>>108
バッタなのになぁ。
124:以下匿名でお送りします ID:YJJe9Lv9h
>>116
バッタ差別か!?
133:以下匿名でお送りします ID:fU9O6hnTP
虫のシリオンとかやろ。
143:以下匿名でお送りします ID:AW292cotE
この投稿は削除されました
145:以下匿名でお送りします ID:/yURFgfIC
>>143
画像ナイスゥ!
148:以下匿名でお送りします ID:0O940ptTe
よく残ってたな。
157:以下匿名でお送りします ID:YTlV7snNX
>>143
複眼だし触覚生えてるな、結構バッタ。
159:以下匿名でお送りします ID:6RHR7LGNX
これ頭仮面じゃね?
161:以下匿名でお送りします ID:+xp9ZVYAP
>>159
確かにちょっとメタリックで仮面っぽいな。
168:以下匿名でお送りします ID:lio4BU5cq
赤いスカーフっつかマフラーいいな、かっけぇ。
169:以下匿名でお送りします ID:pZT1j6RJP
スターライトナイトみてぇだな!かっけぇ!
178:以下匿名でお送りします ID:vR307zEXx
腰のベルトの風車is何?
185:以下匿名でお送りします ID:8jrYbVisB
バイクも写ってるけどバリバリの改造車で草
195:以下匿名でお送りします ID:aVGGaG18m
凝ってるなぁ……こんなタイプのバイク見たこと無い。フルスクラッチみてぇだ。
200:以下匿名でお送りします ID:YZKgnhS+4
>>195
バイクのフルスクラッチは草、業者やん。
203:以下匿名でお送りします ID:oRHM2xafS
エーテリアスを徒手空拳でボコボコにしたって噂聞いたことがある。
210:以下匿名でお送りします ID:zN3wgxZUl
>>143
なんか、俺が前見たやつだとマフラー黄色だったり若干色味が違った覚えが……
220:以下匿名でお送りします ID:Nsqw2Eu6b
>>210
俺もやわ、やっぱ複数人居るだろバッタ怪人
223:以下匿名でお送りします ID:AX7a1z/Uc
一匹居たら百匹いるのか……ゴキブリみてぇ、バッタなのに。
225:以下匿名でお送りします ID:tM+PbqvsW
>>203
銃とか剣とか使う奴もいるとか聞いたことが……
228:以下匿名でお送りします ID:+iF7PlA3d
>>223
公害で草。
237:以下匿名でお送りします ID:oIevjAwhP
>>228
稲が狩り尽くされるぅ〜
240:以下匿名でお送りします ID:Aejs75th8
農家だけどシャレにならねぇからやめろ。
249:以下匿名でお送りします ID:oIevjAwhP
>>240
草、ごめんね?
253:以下匿名でお送りします ID:utbxixZXa
>>249
謝れてえらい
263:以下匿名でお送りします ID:xSoEDQRXM
>>159
バッタの仮面のライダーは草。
273:以下匿名でお送りします ID:b9uEPe282
俺黄色のバッタ怪人に襲われたけど赤マフラーのバッタに助けられたわ。
277:以下匿名でお送りします ID:O3wm8OVWB
あれ?>>143消えてね?
「ふむ……」
「先輩?どうかしたんですか?」
「いや、少し調べ事をな。」
新エリー都のとある街角……巡回作業を行っている治安官の制服を着た二人の女性が言葉を交わしていた。方や赤メッシュのポニーテール、方や緑がかったツインテール。
二人共、特務捜査班と言う治安局のエリート組織に属しており、名ばかりではなく正真正銘の実力派である。
また、その誠実さは若くして班長となり、次期局長と謳われる朱鳶と、ベテランである青衣がこうして巡回作業に出ているだけでも伝わるだろう。
しかし、そんな青衣がする調べ事とは一体何なのか?
「ほれ、聞くであろう……例のバッタ怪人。」
「あれ……ですか?都市伝説の?」
バッタ怪人――近頃新エリー都でも噂になるようなった都市伝説の一つだ。
何でも、バッタの特色を持つ怪人が人々を襲ったり、逆に人々を守ったり、ホロウの出口へと案内したりすると言う、眉唾でツギハギな噂である。
本当に様々な噂や情報が錯綜していて、見た目一つとっても、色味やマフラーの色による違いが指摘されていて、複数人いるのでは?とも噂されている。
だが、共通するのは高い身体能力と、バッタの様な見た目である。また、そのバッタ怪人を撮った画像等はインターノットに上がることはあるが、即座に消されることが多く、それもまた情報の錯綜を後押ししている。
「元より各所に細々とした噂はあったのだが……最近、実のついた情報がより湧くようになってのう。」
「成る程……」
「朱鳶、ぬしもどうかしたのか?先程からすまほを高頻度で気にしているようであるが……」
「えぇ、まぁ……少し…………友人からの連絡を待っているんです。」
「友人……件の虚狩りか?」
「いえ、もう一人学生時代からの同期がいて……」
朱鳶は、懐かしみを含めて天に浮かぶ青空を見あげながら思い出す。
「……兎に角、いつも笑顔で、お人好しで、人からは祭りの取材に行って神輿を担ぐタイプって言われてました。」
(……ぬしも似た様な物だとは思うがの。)
青衣はそんな事を思うが、話を途切れさせるわけにも行かないので、そっと心というメモリーの中にしまい込んだ。
「それで、なんというか……良い意味で子供っぽいって言うか、遊び心を忘れない人で…………けど、数年前に旅に出たっきり、連絡が取れなくなってしまったんです。」
「っ!……それは……」
青衣は、ベテランの治安官として複数の可能性を思い浮かぶ……人が一度旅に出て、そこから数年間音信不通、嫌な予感は嫌でもしてしまうものだ。
ただでさえ、ホロウと言う災害も身近になっているというのに……その最悪を、朱鳶も考えていないわけでは無いはずだ。けれど、その人物を語る朱鳶の顔は、なぜだか何処か晴れやかだ。
「…………けど、何ででしょうね?彼がそう簡単に居なくなるような人じゃないって、思ってる自分が居るんです……もしかしたら、旅に出たこの日にふらっと帰ってくるんじゃないかって期待してしまうんです。」
残された人は待つことしか出来ない……そうでなくても、朱鳶にとってのその人は、そう簡単に居なくなるような人間じゃないという確信と希望があったのだろう。
「そう……か。そうであるな、帰らぬ者にこそ帰る場所は必要であるからな。」
青衣は、そう静かに励ましてやることしか出来ない。……少しの沈黙の後に、2人の後ろからはバイクのエンジン音が響いてくる。
二人の後ろからは、一人の青年と、ゴーグルのつけたボンプを乗せた、ホワイトをベースにしたバイクが追いかけてくる。
そして、そのまま二人を追い抜く……かと思いきや、二人のそばで、急ブレーキをかけて停止してしまう。
……ヘルメットをつけた運転主は、スモークの掛かったバイザー越しに、2人をじっと見つめてくる。その違和感に2人は気づけば、若干の警戒をしながら立ち止まり問いかける。
「……ぬしよ、何か用であるか?」
「何かありましたか?事件か何かで……」
……すると、バイクの運転主はしばらく二人――と言うか、朱鳶をじっと見つめると、ヘルメット越しにこもった声で言葉をあげる。
「あれ、朱鳶さん?」
「えっ?は、はい……そうですけれど……何か?」
すると、運転主はヘルメットを脱いで後ろに座っていたボンプに持たせる……そこに居たのは、トレンチコートを羽織った、少し癖っ毛のついた黒髪の男性だった。
青衣は、このあたりでは見ない顔に少し頭をかしげる……だが、朱鳶は逆に、なにか信じられないようなものでも見たかのように瞳孔を開き、顔を青くする。そんな朱鳶を他所に、その青年は屈託のない笑顔を浮かべて手を降って挨拶する。
「あはは!久しぶり!朱鳶さん!」
しかし、青年がいくら明るく声をかけようとも朱鳶は唖然とした顔からもとに戻らない……少しして、青年は何処か気まずそうに小首を傾げると、やがて若干口をパクパクさせながら呟く。
「えっ……翔悟くん、です……よね!?本物!?」
「あぁ勿論!正真正銘本物、純然たる
――僥倖と言うべきか、幸運と言うべきか、はたまた出来過ぎと言うべきか……まさか、話題にしていたタイミングで来るとは、あまりにも予想外。やがて、若干冷静になり、逆にいろいろな感情が湧き出てきた朱鳶は思わず青年を問い詰める。
「こっちのセリフ!!前に旅に出たっきり……連絡一切くれなかったじゃない!!!」
「あはは……ゴメンゴメン!ちょっとドタバタしててさ!」
「ドタバタが数年も続く訳ないでしょう!?」
「いやぁ、本当に!ゴメン!この通り!!」
青年は手を合わせて朱鳶に深く頭を下げる……朱鳶は若干困惑してるのは、口をパクパクとさせて、何とも言えない声を上げるばかりだ。すると、漸く恨み節の一つでも思いついたのか、青年に吐露する。
「私達がどれだけ心配したか……!!
「!!そう!星見さん元気?」
「えぇ、元気にしてるわ……翔悟くんに会いたがってました、久々にって。」
「嬉しいなぁ……相変わらずあの古語は変わってない?」
「えぇ、寧ろ難解になってきてる……」
「そっかぁ、また聞きたいなあ。」
「ふむ……すまぬ、話に割り込んで悪いのだが……こちらは?」
流石に状況をキチンと把握しておきたい青衣は、一つ問い掛けを投げかける。すると、朱鳶は顔を明るくして、青年に手を向ける。
「青衣先輩、紹介します!こちら先ほど話していた学生時代からの友人の――」
「朱鳶の先輩でしたか!青衣さん!始めまして、本森翔悟って言います……これ!どうぞ!」
「むっ、これはご丁寧に……!?」
そう言って、青年は1枚の名刺を青衣へと渡す。青衣は渡された名刺を見て思わず目を見開く。そこに書かれていた文言は……
『世界を駆ける旅人』
『本森翔悟』
『(*^^*)ノシ』
……そう、やけにポップなフォントで、手書きで書かれていた。
本森翔悟:ふらっと消えてふらっと現れる旅人。名前の割には五代雄介の色が強い……まぁ元々五代と一条さんの関係を朱鳶さんでしたかったというのが始まりのも一つなんですけど。
朱鳶:翔悟の完全無欠な幼馴染的な御方。色んな意味で一条さんみたいなポジションにしたい。雪山での問答はいつかさせたいなって願ってる。
バッタ怪人:謎のバッタ怪人。人を襲ったり人を守ったりする。赤いマフラーと黄色いマフラーの個体が複数いるのではないかと考えられている。