【カオ転三次】酒と葉巻と病と死神 ~みんな楽しく踊ればいい~   作:マカーブル

18 / 69



本作をお読みいただき、たくさんのお気に入り登録やご感想をありがとうございます。
誤字脱字の指摘等も、いつも助かっております。


今回の話は結構筆が進みました。
何でだろうなぁ? と思いましたが、要するに「殺すなり壊すなりして良い対象」がようやく書けたからだと言う事に気づきましたw






第18話 制限時間内にボスを倒し切れないとゲームオーバーなんてのは、よくある事だろう?

 

 

 

「で、ここからはその占術で得た具体的な内容だけど───」

 

 

 異界【永劫輪廻・交叉廻廊(えいえんのこうさてん)】にて、黒衣の少女が死の舞踏会を開催するより以前の時間。

 話の視点はガイア連合の三名が、盟主であるショタおじからの『占術の結果』を聞いていた時まで遡る。

 

 

「まず、さっきも言った通り『向かうべきは【見抜く者】【創り出す者】【導く者】』って出たよ。前者二人は、流石に鑑定ニキ*1やエドニキじゃないだろうから、霊視ニキと探求ネキで確定だろうね」

 

「俺は【導く者】で確定なのか?」

 

「「「セツニキはガイア連合の発起人だし」」」 「ハモんなよ」

 

 

 解釈次第では他の連合メンバーとも取れる言い回しだが、鑑定ニキはガイア連合に合流したばかり*2で、今回の異界攻略へ参加できるほどではない。エドニキはレベルは高めだが製造班のトップであり、戦闘者と言う訳ではない。

 何より、最も相応しいと思ったから、ショタおじはこの三人を集めたのだから。

 

 

「で、次ね。『良く見極めよ。短期は損気』」

 

「ああ、"見極めるだけの余裕"はあるって事で良いのか? なら良い情報だな」

 

「物は言いようだな」

 

「ですが事実です。確かに良い情報ですね」

 

「この面子なら『見極め』とやらでトチる心配はしなくて良いのが助かるわ」

 

 

 見抜き、探り、導く事に特化していると言っても良い三人からしたら、『いつもやっている事』なので気負う必要すら無く、むしろ余裕がある事が保証されたことの方が重要だった。

 

 

「続けるよ。『健康第一。病に備えよ』」

 

「家庭の標語かよ」

 

「当たり前すぎて何を示しているのか判断しがたいですね」

 

「強いて言うなら、『病』ってのがキーワードか? 状態異常系が得意な悪魔でも湧くのかねぇ?」

 

 

 分かりやすすぎて、逆に詳細を特定しがたい占術の結果に一同は困惑しつつも、ショタおじの言葉は続く。

 

 

「『待ち受けるは黒き死神』」

 

「異界のボスかギミックが死神系って事か?」

 

「死神は比喩で、種族ではなくそう言った通名の存在かも知れませんね」

 

「そこまで含めると絞り切れないな。参考程度で良いだろう」

 

 

 死神と言う単語が待ち受ける悪魔を示すのか、あるいは異界の方向性なのかまでは判断できず、参考程度に留め、つづく占術の結果に注視する。

 

 

「『黒き死の病を乗り越えた時、朝日は昇り死神は眠る』」

 

「割と直接的なの来たな。これ特定できるんじゃないか?」

 

「黒き死の病……素直に読めば黒死病(ペスト)でしょうか?」

 

「朝日は昇り死神は眠る、か。似たようなフレースが確か……『死の舞踏』か」

 

「ペストと死の舞踏が正しいなら、さっきの黒き死神とやらは……ひょっとしてマカーブルか?」

 

「黒死病の具現とされる悪魔ですね。悪霊ではなく死神としての解釈であると?」

 

「さっきの『病に備えよ』って結果とも解釈は一致するな。素直に読めば、だが」

 

 

 14世紀中頃、ヨーロッパでの黒死病の流行を背景に広がった、死者と生者が踊る図や詩を『死の舞踏』と言う。

 後の15,16世紀の絵画でも重要なモチーフとなったそれは、象徴となる悪魔の具現へ繋がった。

 『死の舞踏(ダンス・マカブル)』を語源とし、多くの死者の傍らで踊る死神、あるいは悪霊を【マカーブル】と呼んだ。

 

 

「君たちだと解説する手間が省けて良いよね。じゃあ、次だけど『────は、─────』」

 

「「「おい!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今までも予想外な出来事は沢山あったが、この光景は飛び切りだな。

 予想通り、予想外な事が起こっているが、どうしてこうなっているのかが分からない。

 予想通りなら彼はもう黒く染まって死んでいるはずなんだが、死なないどころか黒く染まってもいない。今も元気に『人形』たちを殴り飛ばしている。

 おお、今の一撃は素晴らしいな。仮にもレベル30くらいの強さの『人形』なんだがなぁ? まるで安物のサンドバッグみたいに吹っ飛んでいったぞ。ほら、ぽーんって。

 よし。それじゃあ、おかわりだ。もう10体くらい追加しよう。それを殴り飛ばしている間に、更に10体。また10体。もっともっとだ。

 あははははははは、すごいなぁ。これでも追いついてくるのか。おかわりは幾らでもあるから、私も一緒に踊らせてもらおう。そうしよう。

 

 

「やあ、霊視ニキ。顔色も良いようで何よりだ。すごく調子が良さそうじゃない、か!!」

 

「おかげさまで、な!!」

 

 

 霊視ニキの眼前にいたちょうど良いサイズの『人形(巻き藁)』ごと、巻き込むように彼に斬りかかってみた。

 『人形』は真っ二つだが、彼はきっちり避けたとの同時に、真ん中から左右に分かれた『人形』ごと私へその剛拳を振りぬいてくる。もちろん避ける。

 あ、『人形』が粉微塵になってるな。中身はそのまま『循環』して『舞踏会』の『人形』として戦線復帰だ。実にエコだな。リサイクルは重要だ。

 

 

「やはりか。こいつらは今までと同様、触れたら感染するはずなんだがなぁ? どんな方法で無事なのかな?」

 

「そう言うお前は、攻撃以外が随分()()()()()()。ダイエットのしすぎなんじゃねぇのか?」

 

「あははははは、こんな可憐な少女にダイエットなんか必要無いだろ。と言うか、失礼だネ、君は~~」

 

 

 前後左右に5体ずつ、計20体で囲ませる。

 彼が『人形』を殴り飛ばす前に、私が『人形』もろとも横なぎに()()()()()()斬り飛ばすべく大鎌を振るうと、私が前方の3体目を斬り飛ばし始めたあたりで、彼は左右の1体ずつの頭を掴んで、そのまま()()()()()()()()、私の大鎌が前方の5体目を切断し終えたタイミングで、その軌道上に叩きつけて来た。

 ほんのわずかにブレてしまった大鎌の軌道は、彼の左側に残っていた4体をまとめて上下真っ二つに斬り飛ばす。

 一方の彼は避けた右側に残る4体の内の2体を掴み、もう2体に叩きつけている。両手で掴んだトマトを叩きつけ合った時みたいに、みんなまとめてはじけ飛んだ。

 『人形』は中身も真っ黒だから、トマトで例えるのは不適切だったか? 中身の【穢れ】は盛大に撒き散らされるが、私はもちろん、彼も意に介していない。何でだろうなぁ?

 

 

「随分とオモチャをぞんざいに扱うじゃねぇか。無くなっちまっても知らねぇぞ」

 

「ちゃんとリサイクルしているから、問題ないなぁ? 時代はエコだよ、エコ」

 

「言ってろ、クソガキ!!」

 

「あははははは、いっそ二人でどっちが沢山壊せるか競争でもするか? もちろん横やりは大歓迎だ!!」

 

 

 後ろに残っていた5体? 会話の合間に2体ずつは斬り飛ばされたり殴り飛ばされたりしていて、リサイクル行きだが?

 残った1体? 私の大鎌と、彼の拳の()で変な形でグチャグチャになっているぞ。何だろこれ? 前衛芸術かな?

 あ、さっきの20体をバラバラにしたり粉微塵にしたりした数は、私が11体で彼が8体、間に挟まったのが1体だから、スコアは私の勝ちだな。やったー。

 よし、面白いからもっとやろう。

 さあさあ、遊び道具兼、観客兼、参加者兼、巻き藁が足りないぞ。どんどん追加しよう。

 

 楽しい楽しい楽しい楽しい。今世に生れ落ちて今が一番楽しい。

 ああ、何時までも続けていたい。もっともっと楽しみたい。殺したい。死にたい。殺されたい。死なせたい。

 けど、ダメだ。彼らには今日はもう十分付き合ってもらっているから、ちゃんと()()()()()()()ダメだ。

 いつまでも続く楽しみは楽しみとは言わない。どこかでキチンと()()をつけないとダメだ。

 

 終わらせないと次が始まらない。始まらないと終わらない。

 ()()()()()()()()()()()()()()()(ガキ)がごっこ遊びをしているんだ。その道理を違える訳にはいかない。

 

 だから、一切合切!! あっちゃもこっちゃも!! みぃんな!! 御破算にさせなきゃなぁ!!

 広げたオモチャは何もかも吹っ飛ばして、キレイにゴミ掃除をして御片付けをするまでが、糞餓鬼のお遊びと言うものだ。

 

 

「お前、さっきから随分と露骨じゃねぇか。ぶった斬った分だけ()()()()()()()()()()()()んだが?」

 

「ああ、別に隠していないし、バレても問題ないし、何なら意識して欲しいからな。()()はただの──」

 

 

 言いつつ周囲の事など気にせずに『人形』を彼に殺到させつつ、もろとも斬り裂くべく大鎌を振るう。

 もう既に彼が殴り飛ばした数より、私が巻き込んで斬った数の方が多いか? 

 ああ、もちろん()()()の二人へ廻す『人形』の数は減らしていない。いくらでもあるし、いくらでも用意するんだ。何も問題ない。

 

 

「──決め技の()()だよ。よくあるだろ? 放つまでに矢鱈と時間のかかるアレだよ。ロマン技ってやりたくなるだろう?」

 

「気が合うなって言いたいところだが、やろうとしてやらせて貰えるほど、現実は甘くねえんだよ!!」

 

 

 一層気合の入った彼の拳は、私との間にいた『人形』3体をもろとも打ち抜き、一切の威力の減衰を見せる事無く私の腹に吸い込まれた。

 そのまま彼の拳は私の衣服と腹の皮膚を貫き、臓物を抉り、背骨を粉砕しつつ背中の皮膚と衣服を内側から爆散させ、血と臓物と骨の散弾を後方の地面へとまき散らす。あれ? 何か既視感があるな? キノセイかなー?

 当然、華奢な少女であるところの私はその場に留まる事なく後方へ吹き飛ばされ……ずに、吹っ飛ぶ腹部を無視し、私は隣にいた『人形』の頭を掴んで軽く握りつぶす。

 噴き出した黒い中身は中空へ漂い、そのまま私の空っぽになっている腹部に向かい、元通りの腹と衣装を再現する。

 ああ、これでまた()()も進んだな。その分、()()は減るが、どうせまた『循環』するから問題ない。

 

 

「やっぱりか。最初に殴った時よりも()()()()()()。なのに攻撃の威力も速さも段違いに上がってやがる。お前、()()()()()がいつまでも続くと思ってやがるのか?」

 

「思ってないなぁ? この世に永遠なんて無い事は、()()()()()()()()私たちは良く知っているだろう? 正直、楽しすぎて終わらせるのが惜しすぎるんだが、ちゃんと終わりにしないとダメだからなぁ!!」

 

 

 今の私の状態は、肉体と衣服を構成する術式*3()()()()()()()()状態であり、私のステータスはその攻撃面で飛躍的に向上し、スキルと魔法の性能も増している。

 より攻性を高く具現化する事で、そのヴィジョンはアンクウとマカーブルの特徴をより鮮明に反映させ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 具体的に言うなら、『生命力(HP)』と『耐久性(防御力)』が、今まで以上に紙切れ同然になっている訳だ。あ、耐性はそのままだからな。

 無策で使えば諸刃の剣だが、この【永劫輪廻・交叉廻廊(えいえんのこうさてん)】と【黒死舞踏会(ル・グラン・マカーブル)】と併用すれば話は別だ。

 

 そこら中に溢れかえっている【黒死舞踏会(ル・グラン・マカーブル)】で用意された『人形』の群れは、『()()M()A()G()』で作られたモノで、【永劫輪廻・交叉廻廊(えいえんのこうさてん)】の中で生じた()()()()M()A()G()()()()は『循環』され『()()M()A()G()』としてリサイクルされる。

 殺した相手のMAGも、相手が使用した魔法やスキルのMAGの残滓も、みんなみんな再利用だ。

 そこら中に『()()()()』が溢れかえっているんだ。仮に即死したとしても、【黒死舞踏会(ル・グラン・マカーブル)】の発動させる【ドロイド】が『私の身体』を操って『私の素材』を()()()『私の身体』を再構成させる。

 ちょっとしたインチキで、不死身ごっこだ。

 元ネタ(アーカード)もやってただろ? 犬の食べ残しでもワンアップアイテムになるんだぞ? 『人形』の中身で残機回復とかよくある事だろう。

 

 

「今のでまた()()が進んだぞ。どうする? このまま何もかもがキレイに吹っ飛んで真ッ平になるのか?」

 

「随分と自信があるみたいじゃねぇか。よっぽどそのロマン技とやらにご執心って訳かい!?」

 

 

 霊視ニキの拳が勢いを増す。ただの拳が彼以上の体格のモノも含め、二桁近くの『人形』をまとめて吹き飛ばす。

 私も触れるを幸いに大鎌を振るい、霊視ニキに斬りかかる途中に置かれた『人形(燃料)』を刻んでいく。

 

 

「ああ、お互い前世でプレイしたゲームで思い入れのあるスキルや魔法の一つや二つはあるだろう? 私は偶々()()()()でな。マイナーかも知れんが、ひょっとして知っているかもな」

 

 

 

【 天 驚 地 爆 断 】*4

 

 

 

 私が言ったそのスキルの名を聞いた霊視ニキの顔色が変わる。

 

 

「ああ、その顔は知っているのか。オキニのスキルが知られているのは嬉しいものだ。もう少しで見られるぞ? 楽しみだろう? 知っているか? 制限時間内にボスを倒し切れないとゲームオーバーなんてのは、よくある事だろう?」

 

「お前がお気に入りのオモチャを見せびらかしたいガキだってのは良く分かった。そう言う事なら仕方ねぇ。こっちも使わせてもらうぜ」

 

 

 そう言って霊視ニキはスーツの懐へ手を入れ、30cm程の大きさのケースを取り出した。

 

 

「一見してお前を殺し切る手段は無くて、お前を放置すればこっちは皆んなまとめて吹っ飛ばされる。ああ、為す術が無いってのはこの事かもな。だがな──」

 

 

 彼がその手に力を籠めると、ケースにヒビが入り崩れ落ち、中身が露わになっていく。

 

 

「──お前を()()()()()()()()手段は、俺たちには最初からあったんだぜ?」

 

「それがお前たちの切り札か? 私を殺してくれると言うのならば是非は無い。さぁ、見せてくれ」

 

 

 そして、ケースが完全に砕け、中からその姿を現した物は──

 

 

「な……に……、それ…は?」

 

「ガキでも知ってるし、前世で見覚えもあるよな。ひょっとして()()()()に泣いてたクチか?」

 

 

 ──20cmほどの円筒形のシリンジ(注射筒)、内容物を押し出す為のプランジャ(ピストン)、先端に装着された鋭利で注入用の空洞の空いた太い針。

 シリンジ(注射筒)の中に乳白色の液体の入った、それは一般的に『注射器』と呼ばれるモノだった。

 

 

「え? 外見が仁侠だからって〇薬なのか? それでドーピングでもするのか? それはちょっと倫理的にどうなんだろうか?」

 

「んな訳ねぇだろうが!!!!」

 

 

 冗談だろ、そんなに怒るなよ。それに、ドーピングと言うのもあながち間違ってはいないだろう? だってお前、もうソレと同じ物を()()()()()()()()んだろう?

 ああ、そうか、そういう事か。 霊視ニキが私の放つ【穢れ】に散々触れても死ななかったのは、そういう事か。

 なら、用意したのは探求ネキか? まさか、『人形』たちの攻勢が始まってからの僅かな時間でか? そもそも、病理サンプル*5はともかく、()()()はどうやって調達した? まさか、最初から準備していたとでも?

 

 

「……知っていたのか? この異界に来る前から、()()()()()()()

 

「いいや、お前の事までは分からなかったが、()()()()()()()()()()()()は分かってたぜ」

 

「く、くはははははは、あはははははははは。何だ。私は最初からメタを張られていたのか!? ああ、実に素晴らしいな!! 私を殺すのに、そこまでして貰えているのか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君たちだと解説する手間が省けて良いよね。じゃあ、次だけど『予防接種は、しっかりと』」

 

「「「おい!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、そうだとも。そうで無ければならないなぁ!! ()()に対抗するなら、()()()()()()()は大事だからなぁ!! あはははははははははははははは!!」

 

「さて、クソガキ。覚悟は良いか? お灸じゃねぇし、俺は医者って訳じゃねぇがな」

 

「ああ、そうだな。つまりお前は、今から可憐な少女である私を力ずくで押さえつけて、その太くて長いモノを挿し込んで、私の中に白い液体をぶちまけようとしている訳だな」

 

「だから、言い方ぁ!!!!!!」

 

 

 

 

 

*1
電脳図書館様作 『親友が英雄の転生者だった件について』より。 前世からのプロ鑑定士の主人公。 ガイア連合屈指の鑑定眼の持ち主。

*2
鑑定ニキはガイア連合に合流した当初のレベルは20未満だった。

*3
後に教えられて【魔装術】であると知る

*4
元ネタはアニメ『機動武闘伝Gガンダム』の流派・東方不敗の最終奥義【石破天驚拳】。初代ペルソナにおいて全スキル中、最高の攻撃力を誇る物理攻撃。アンクウが使用できる。本来は単体攻撃だが、本作では『溜めが完了したら、シーン全体攻撃で威力は敵全滅が確定レベル』とする。要するに真5の人修羅の放つ【地母の晩餐(全滅確定技)】みたいな扱い。サバイバルアクションでボスを倒せないままタイムリミットになると使われがちなアレ。

*5
患者から採取された組織や細胞、痰や尿などを用いて作製された病理標本や病理臓器。







お読みいただき、ありがとうございました。



主人公が卑猥? こいつ根源からの派生に【ゲーデ】とかいるんやで。

主人公の異界がやっている事ですが、分かりやすく言うと『死んだ奴のMAGを余さず回収』『使われたスキルや魔法のMAGの残滓も回収』『溜め込んだMAGで外付けバッテリー』が主ですね。
で、【天驚地爆断】は、そんなMAGを利用してチャージした後に放つシーン全体攻撃と言う設定です。
チャージ時間? 数分とか言う実戦じゃ条件きつすぎるスキルですね。

……今話書き上げてから気付いたけど、これ、やってる事が白い悪魔な魔砲少女のSLBじゃね? あっちと違って【穢れ】のカタマリだけど。

読んでてお気づきかもしれませんが、今話はもろに『HELLSING』のオマージュです。釘と注射器って形が似てない? 似てないか。
前話を投稿してから、なんか「お気に入り登録」を新規でしていただいた方の数が、今までよりも増えたんですが、みんな【死の河】好きすぎない? 作者も大好きです。

あと、感想欄でちらほら「黒死ネキを倒すなら~」みたいな話題が増えていますが、これ、もろに「アーカードの倒し方」でかつて『HELLSING』連載中に話題になった流れと同じだな~って、ちょっと感動していますw

これからも本作をお楽しみいただければ幸いです。





・四条 灯(後の黒死ネキ)
かつてない程テンション上がってウッキウキ。
舞踏会ぶっぱ楽しい、霊視ニキとの殺し合い楽しい、もうすぐオキニのスキルが撃てそうで楽しみ。
けど、何時までも遊ぶわけにはいかないし、ちゃんとキリをつけるつもりの良い子。
力ずくで押さえつけられて、太くて長いモノを挿し込まれて、身体の中に白い液体をぶちまけられそうになっている。
なお、ポリスメンを呼ぶつもりは無く、むしろ大歓迎。


・霊視ニキ
風評被害が広がり続ける気の毒な主人公ポジ(違
ワクチン接種を受けて、ノースリーブ白スーツで大暴れ。
やはり、スカッとぶっ飛ばせる対象が沢山いると、この漢は映える。


・探求ネキとセツニキ
霊視ニキたちの大暴れの裏側で、実は滅茶苦茶苦労している。
今回は出番なしだったんで、詳細は次回で。





  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。