【カオ転三次】酒と葉巻と病と死神 ~みんな楽しく踊ればいい~ 作:マカーブル
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誤字脱字の指摘等も、いつも助かっております。
作中の挿絵として画像生成AIによるイメージイラストを表示しております。
AIによる生成画像に不快感を感じる方はご注意下さい。
私事ですが、先日親知らずを抜きました。
「コレを素材にしてマイ式神を……」とか脳裏をよぎるあたり、麻酔切れの痛みと出血で色々とおかしくなってるなぁ(苦笑
前話の感想欄で「この赤ちゃんに飽きるまで付き合わされるマルコキアス君かわいそう」との感想を見て、今更ながらこの作品で黒死ネキに殺されてきた者たちが『赤ちゃんのハマっている遊びに強制的に付き合わされた被害者』だと言う事に気が付きましたw
ものすごく納得w
と言う訳で、赤ちゃん VS ワンちゃんの続きになります。
喉の奥から鉄の味のする熱い液体がせり上がって来る。
右肩に喰らいついている巨大な顎から、錆び付いた匂いのする熱い液体が溢れ出ているのを感じる。
私の右肺から逆流する血液と、
「グルルァァァルルルルル!!」
「実に活きの良い犬っころだな、調教のし甲斐があると言うものだ!!」
そう言って、喰いつかれている右手で握っている【マスタークロス】を操り、拘束している悪霊兵へ
勿論、こんな程度の衝撃でこの犬っころが私を開放するはずもなく、なんなら更に咬合力を強めて私の右肩から右胸を食いちぎらんばかりに牙を突き立ててくる。
右手のクロスを手放し、ちょうど目の前にあるデカい犬っころの瞳に向けて微笑んでやる。
こいつの図体がデカいせいで、角度的には右の瞳にしか私の『
これから行う手品に対して、こいつがどんな対応をしてくれるのか楽しみで仕方ない。
「───ッ!!??」
経験則か? それとも単なる直観か?
自分の危機に気付いたところで、このまま何も出来なければ死ぬが、いずれにせよ【マルコキアス】にはこの状況から無傷で抜け出す術は無い。
「【獣の眼光】 ───からの───
【
「ガァァアアアアアァァァァアァァァアアアァァ!!!!????」
【マルコキアス】からしてみれば、自身が喰らいつき、口腔内に溢れていた相手の血液が瞬時に死病の感染源となり、同時に自分の右胸を貫いていた手甲から降魔、呪殺、穢れのミックスされた気弾を体内にぶちまけられた事になる。
ついでに言うなら、右魔暗黒掌はデフォルトで【猛毒】付与が備わっていて、【
流石に時間が足りず、他のスキルまで一気に発動はさせなかったが、それでも『そこら辺のレベル50程度の悪魔』ならこれで十分即死するのだがな?
流石は72柱きっての武闘派。元気に叫ぶ余裕があるらしい。
しかも、この状況にも関わらず、まったく私に喰らいつく力が弱くならない。
その闘気にも一片の陰りも感じられない。
実に素晴らしいな。私を仕留めようとする意志には物理的な圧力すら感じるぞ。
さて、そろそろ私の右肩と腕も限界だな。動く間に動かしておくとしよう。
既に千切れかけている右手を動かし、『
ところで、この犬っころは花火は好きなんだろうか? 別にどうでも良いけどな。
「さぁ、【
「────────────!!!!????」
【マルコキアス】の背後。
先ほど【マスタークロス】で拘束し、そのまま【爆弾】に変えてやり、ハンマー投げの要領でクロスを振り回して後方からぶつけてやった悪霊兵は、
未だ爆炎による粉塵も晴れぬ中、互いの生存を確認し合う。
もっとも、互いに普通なら死んでいて当然の派手な外傷を負ってはいるが……まぁ、死んでいない以上、問題無い。
爆発の瞬間、【マルコキアス】は回避では無く攻撃を選択した。
自身の炎で我が身を焼く事を厭わずに、全力で口腔内で【ファイアブレス】を発動させ、私の元から千切れかけていた右肩から肺にかけてを炎断し、続けてその全身を炎で覆う事で、【バイツァ・ダスト】の爆発によるダメージを最小限に抑え込んで見せた。
見た所、体内の【猛毒】【病素】も焼き尽くしているか。器用なのか力ずくなのか判断に迷うところだな。
そして───
「【ディアラマ】」 「【ディアラマ】」 「【ディアラマ】」 「【ディアラマ】」
「グルゥゥゥゥゥウウウウウウ!!」
───配下の悪霊兵たちからのフォローも滞りないようだ。
毒と病は炎で焼かれ、グチャグチャになった臓腑と爆破された外皮共々再生されていく。
獰猛で賢しく、闘気に溢れ保険も怠らない。
ただの武人気質な愚者では無く、軍団を率いる将としてのクレバーさも持ち合わせるか。
実に殺し甲斐があって、私を殺してくれそうな犬っころだ。 ああ、殺したい!!
一方、私はと言えば───
「ふむ、単なる回復無効の呪いの類であれば私には無効なのだが、
───直接的な外傷は、【マルコキアス】に噛みつかれた右肩から右胸にかけての部分だけだ。
もっとも、噛みつかれたまま自爆じみた【ファイアブレス】で炎断された事で、その部分から先の腕の部分は、文字通り千切れ飛んで地面に転がっているのだが。
傷口───と言うか、もはや断面か?───は、噛みつかれ、燃やされでグチャグチャで、規模の割には出血量は少ないな?
まぁ、問題はそこでは無く、私の元右肩から右胸にかけての断面に滞留している『呪いが込められた炎』の方だな。
これのお陰で気軽な復元が阻害されていて、未だに右腕の無い欠損状態だ。見た目のバランスが悪いな?
私を対象にした回復無効の呪いの類であれば、無視できるが、これは単に『私の傷口に滞留するだけ』と言うタイプだ。
回復の阻害と言うより、むしろ『傷口を塞ぐ』働きで、結果的に復元を阻害する形か。なるほど、参考になるな。今度マネしてみるか?
「手ハ緩メヌ。詰メロ!!」
そして、【マルコキアス】の指揮の元、文字通り片腕を失っている私に悪霊の軍勢は殺到する。
【マルコキアス】自身は未だ回復過程。自身が後詰めとなる為の布石か。
良いな。ここで無理をして自身で突っ込んでこないのは正解だ。
私がこの程度で詰むはずが無い事など、【マルコキアス】は百も承知だろうし、この悪霊兵どもに私を殺し切る事など不可能である事も承知の筈。
故に、こいつらの役目は僅かな時間でも私をこの場に留め、対処させる事による状況の固定。
【マルコキアス】が万全状態で、私が片手を失っている状況を維持する事。
「確かに、この
それはそれで面白そうだが、折角の犬っころとの
ちゃんと両手で抱きしめてやりたくなると言うものだからなぁ?
迫り来る悪霊兵どもに対して、派手な断面を見せる右半身を向けて半身になり構える。
さて、"
「──────ッ!? 散レ!!」
残念。ちょっと指示が遅いなぁ?
「血に塗れた我が人生を此処に捧げてやろう。【
「「「「────────────!!!!????」」」」
私の右半身の断面から、滞留する呪いの炎を貫き射出されたのは無数の『杭』。
私の体内の骨、肉、影、毛髪などは勿論、貫いた呪いの炎をも素材とした、
悪霊兵どもの飼い主のスキルも素材の一部だけあって、
これも【魔装術】と【変化】のちょっとした応用だな。やはりこの2つは人権スキルだ。
普段使いしている【
その分、攻撃範囲は大した事は無い。自分に向かって殺到してきている悪霊兵の約20匹程を串刺しに出来る程度だ。
そして、精々がレベル30強程度の悪霊兵は『杭』に貫かれて即死し、そのMAGは私に吸収され欠損した右腕を復元させる材料となる。
「流石は音に聞こえし悪霊の軍団!! 中々質の良いMAGじゃないか!!」
「仮ニモ人間ノ筈ノ汝ノ絵面ガ、悪魔以上ニ悍マシイノハドウナノダ!? コノ悪食メガ!!」
このタイミングで回復を終えた【マルコキアス】がこちらを見据え、今にも飛びかかろうとしているた。
おやおや、この犬っころは『待て』はイマイチなのか? 良いぞ。いくらでも遊んでやる。
「ほ~ら……───」
足元に転がっている、犬っころに千切られた私の元右腕を蹴り上げ、新右腕でつかみ取る。
先程の【
それを【マルコキアス】とその配下の軍団へと向かって振りかぶり───
「───
───悪霊の軍団の上空へ向け、【マルコキアス】には迎撃不可能なコースで投擲する。
一見すると大暴投だな。我ながら何というノーコンか。
……なんてな。
「──ッ!? ソレヲ滅シロ!!」
自分に投げつけられるのを警戒していたが故に、極僅かに判断が遅れる。
隙と言うほどのものでは無いが、それでも【マルコキアス】自身が迎撃するのは間に合わない。
そして、私の元右腕は【マルコキアス】の後方、悪霊の軍団の真上に到達し、その姿形を大きく【変化】させる。
ところで、私の肉体は具現化したペルソナのヴィジョンを【魔装術】によって【変化】させた物だ。
つまり、私の元右腕も当然、元々はペルソナの一部だ。
さて、私のペルソナが元は何だったかな?
「「「「────────────!!!!」」」」
悪霊の軍団は【マルコキアス】からの指示に従い、上空の私の元右腕……否、もう既に更なる【変化】を遂げつつある
「【
これは正確にはコピーでは無く株分けになるか?
まぁ、ペルソナの定義的にも『もう一人の自分』なんだ。嘘にはならないし間違ってもいないな。
「───────────!!」
そして、姿を現すのは赤と白の異形。
赤黒い鍔広の羽帽子を被り、同色の外套に身を包んだ、前足が巨大な鎌状になった白い骨の巨大な四足獣。
上空から悪霊兵どもの只中へと降り立った
物理的に両断し、魔法で殺し、スキルで滅ぼし、死神の名に恥じぬ死を振りまいていく。
「【DEATH アンクウ】ダト……? 第3カラ第7軍ハ ソレ ノ足止メニ当タレ!! ソノ他ハ眼前敵ノ打倒ニ当タル!!」
「流石に判断が早いな!! 読みも正解だぞ!!」
これでアンクウに気を取られるか、悪霊の軍団の多くを割くようなら、遠慮せずに
おかげで、想定していた範囲では最も私の初動が遅れる事になったが、まぁ誤差だ。
さぁ、前哨戦は終わった事だし、次は集団戦だ。
折角私を殺す為だけに、名高い地獄の侯爵が軍勢全てを動員してくれているんだ。
「【
瞬き1回で数十。2回で数百。3回目からは視界が埋まる。
この異界の、だだっ広い交差点を埋め尽くす、黒い『人形』の群れ。
虫も、獣も、ヒトも、悪魔も、みんなみんな舞台に上げてやる。
「さぁ、皆で楽しく踊ろうじゃあないか。なぁ、犬っころ?」
「
「さぁ、行け。ダンスの相手には事欠かないぞ? 好きに誘って好きに踊れ」
「分隊単位デ個ヲ狩レ。決シテ触レサセルナ。手足ノ破壊ヲ優先シ、包囲ヲ許スナ」
いやはや、いっそ笑えるな? これだけで分かる指揮官としての私と【マルコキアス】の差よ。
そもそも私が【
【マルコキアス】配下の、30の悪霊の軍団。
30の悪魔では無く、30の『軍団』だ。『軍団』と言う単位の人員数は仮に人間の軍隊であれば2万~3万強。つまり30の軍団なら、60万~100万人程か?
魔界の最奥ならその数も有り得るかも知れないが、ここは異界とは言え地上の近く。そんな無茶な数にはならず、今回顕現出来ているのは精々が千に届くかどうかと言ったところだろう。
一方、私の【
呼ぼうと思えばデュラハンの様に40以上の『人形』も出せるが、個別扱いで余計な手間もかかる。
数に関してはコスト度外視なら都市のひとつも埋め尽くせるか? やった事無いから知らんが。
【マルコキアス】の『30の悪霊の軍団』と、私の【
既に始まっている人形と軍団の衝突を見れば、悪霊兵は【マルコキアス】の指揮に従い、『人形』の四肢の破壊による足止めと、数で優位なこちら側の包囲を許さない立ち回りに徹しつつも、徐々に前線を押し上げようとしているな。
いやはや、見事な物だ。とは言え、絶対数はこちらが有利で、何なら悪霊兵どもが使用した魔法やスキルのMAGの残滓は【
【マルコキアス】はそのルールを知っている。ここに【閉鎖】された際に、対象者の脳ミソに直接伝えられるルールだからだ。
にも関わらず、対処戦術を選ぶ以上、何かを狙っているのは間違いない。
「このまま『何か』を待っても良いが、折角だ。こちらから動くか」
さぁ、対処できなければ死ぬぞ?
「【禁じられた言葉】*9【ウィルスキャリー】*10【死に至る病】*11そして、【パンデミアブーム】*12」
前者3つだけでも、『人形』の性能は格段に跳ね上がるし、【パンデミアブーム】の
いくら悪霊兵どもがこの手の状態異常に耐性があっても限度があるだろう?
見る見るうちに前線の悪霊兵どもが黒く染まり、凄惨に悶えながら戦線が崩壊していくが、さてどうする?
見れば、【マルコキアス】も苦々しそうな表情だ。犬面だから分かりにくいけどな。
「ヤムヲ得ヌカ!! 【炎の壁】*13ヨ!!」
「ほう!? その発想は有りそうで無かったな!! やはり経験豊富な者との殺し合いは学びが多いな!!」
【炎の壁】のスキル名に偽りは無く、文字通り炎の壁が【マルコキアス】と悪霊兵たちを覆い、全てでは無いにしろ死病の感染からその身を守っている。
これで状況は再び五分と言ったところか。
ここで疑問なのは、何故【マルコキアス】が【炎の壁】の使用を惜しんでいたのかだが……
「さて、それでは
単に勝利するだけが目的なら、このまま圧殺すれば良い。
【マルコキアス】に更なる切り札があるのなら───あるに決まっているのだろうが───高みの見物をしながら引きずり出せば良い。
極力こちらは被害を少なくし、安全確実に詰める手段があるのなら、そうすべきだろうな。まったくもって正しい。
つまらないだろ、それ
折角の千載一遇の機会だ。思う存分、楽しみたいのでなぁ!!
眼前にひしめいている『人形』を踏み台にして跳躍し、【マルコキアス】率いる敵陣中央へ飛びかかる。
おやおや、歴戦の戦士である犬っころが目を丸くしているな? そんなに意外か? 意外だろうな。戦略的優位を捨てるマネをしているのだから。
「【朧一閃】」*14
「───ッ!? 何ノ真似ダ、小娘!!」
【マルコキアス】の前方に居た悪霊兵の隊長格と思わしき個体を、木端微塵に粉砕しつつ目の前に現れた私へと疑問が飛ぶが、そんなものは決まっているだろ?
「無論、貴方と殺し合いたいからだよ、犬っころ!! 正直、結果は同じでも待ち続けるのも性に合わなくてなぁ!! さぁ、
「ソレヲ察シテイテナオ、己ノ享楽ヲ優先スルカ!! 度シ難イガ、ソレデコソ汝ナノダロウナ!!」
呆れと納得の表情を浮かべ、【マルコキアス】は次の手を打つ。
本来なら、【炎の壁】を使用せずに私との距離を詰め、私に対処の時間を与える事無く、炎壁で私を隔離したかったんだろう?
『死病』は速やかに隔離して、熱消毒するのが基本だからなぁ?
私にこらえ性が無く、追加の死病で向こうは早々に披露する羽目になった訳だがな。
「望ミ通リ、見セテヤロウ!! 囲メ!!」
「あははははは。配下に炎壁を張っての物理とスキルの両面での閉鎖か。実に参考になるな!!」
【マルコキアス】は私と
本当に少しずつだが、私と【マルコキアス】を悪霊兵自身が壁となる事で、炎壁による隔離を成立させていく。
そして、いよいよ私たちの隔離が成立し、ほぼ同時に【マルコキアス】は切り札の使用を宣言する。
「【炎の氷柱】」
【炎の氷柱】
【マルコキアス】を象徴する兵装の一つであり、そのグリフォンの翼に隠し持つ必滅武装。
彼の大悪魔は天界での戦争の際にはこれを用いて猛威を振るったとされている。
ただ、これらの説はグリモワール類や悪魔学に出典を持たない俗説であるとされ、真偽は定かではなく、【マルコキアス】を語る書物や契約者の数だけ、その兵器は語られてきた。
つまるところ『マルコキアスは嘘が嫌いで、嘘を見抜く事が出来る』と言った、本来の権能とはまた別の『外野の決めつけによって情報が固着され、後付けで事実と成った』設定の一つでもある。
極論、観測者の数だけ解釈の存在する【炎の氷柱】であるが、共通点は多く、意外と見解は一致しているとも言える。
曰く
・それは、爆撃に用いる事が出来る
・それは、氷柱に見える火炎の結晶
・それは、使用の際に赤く燃え盛る
【マルコキアス】は【火】に属する悪魔であり、それが元となり【炎の氷柱】も超高熱の火炎が結晶化し、氷柱の様に見えるだけで、本物の氷では無いとされた。
無色透明で普段は見えずに翼に隠されているとされ、一見では分らなくなった。
「あの悪魔はこう言う存在だ」「あの悪魔はこんな事が出来るに違いない」etc,etc……
ある程度、方向性の定まった悪魔ほど、この手の『外付け』の対象となりやすい。
【マルコキアス】の武装なら、『きっとこう言うのだろう』と『勝手に決めつけられる』。
とどのつまり、【炎の氷柱】とは、分かりやすく表現するならば───
───ミサイルである。
あはははははははは、凄いな
予想はしていたし、わざと死ぬつもりは無かったが、【火炎無効】とか無意味だな
流石は彼の大悪魔の切り札。実に大層な威力だ。
体感だが【アギバリオン】以上の火力じゃないか?
ああ、真面目に
今から間に合う全力で対応させてもらうとしよう。
これで生き延びて殺し合いの続きが出来ても良いし、このまま死ぬのも同じくらい楽しそうだ。
……心なしか、【マルコキアス】も少し楽しそうに見えるな?
何故かまでは知らないが、私との戦闘に楽しみを見出していると言うのなら、この楽しみはまだ続くと言う保証とも言えるな。
期待を裏切らないでくれよ? 微塵も裏切られるとは思っていないがな。
チャラララ チャラーラ ラッララー (例のBGM)
やめて! 【マルコキアス】の後付け設定のミサイルで、黒死ネキのガワが焼き払われたら、【魔装術】でガワと霊核の繋がってる黒死ネキの魂まで燃え尽きちゃう!
お願い、死ぬ死ぬ詐欺はやめて黒死ネキ!
読者の誰もあんたの事を本気で心配なんてしてないけど、異界から出られない【マルコキアス】はどうなっちゃうの?
分かりにくい伏線で仕込みはもう済んでる。別にここで無理して耐えなくても、【マルコキアス】を殺せるんだから!
次回「【マルコキアス】死す」 デュエルスタンバイ!
あ、お読みいただき、ありがとうございました。
黒死ネキ VS 【マルコキアス】の中盤戦をお届けいたしました。
戦闘描写、マジで筆が進まない。ぞんざいに殺せない相手との描写がキツイ^^;
【炎の氷柱】は、江口之隆 著 『西洋魔物図鑑』 で「こんな設定やで」と書かれているらしいですね。
悪魔特有の典型的な「実はこんな設定が」による後付け設定かな。
にもかかわらず、「詳細不明」で投げっぱなしにされているので、今回はほぼオリジナルスキルとして『氷柱に見える炎の結晶』として描写してみました。
出来れば次回あたりで決着まで持って行きたいけど、やりたい事は決まってても描写に落とし込むのはきついですネ。
なるべく早く更新しようと思いますので、お待ちいただけると幸いです。
・黒死ネキ
自分の愉しみの為に、ワザと悪手を選択する事も別に躊躇わない。
それはそれとして、次の愉しみの為にキッチリ仕込みはする、後先考える享楽主義者とか言う厄介極まる性格の持ち主。
【マルコキアス】との殺し合いが楽しくて終始ニッコニコ。
・【マルコキアス】
黒死ネキを殺す為の戦略を練りつつ、配下を指揮して黒死ネキの『人形』を迎撃し、その上で黒死ネキ本人とバトルとか言う離れ業を実行中。
レベル50だが、仮にその辺の野良悪魔ならレベル60以上は確実な戦闘能力。
果たして彼はこのクソギミック戦闘を乗り越える事は出来るのか?