【カオ転三次】酒と葉巻と病と死神 ~みんな楽しく踊ればいい~ 作:マカーブル
本作をお読みいただき、たくさんのお気に入り登録やご感想をありがとうございます。
誤字脱字の指摘等も、いつも助かっております。
作中の挿絵として画像生成AIによるイメージイラストを表示しております。
AIによる生成画像に不快感を感じる方はご注意下さい。
……この話を書いてる最中、職場でコロナクラスターが発生しました。
おい、マジか。 ちょっと真面目にお祓い行っとこうかな……
「ふむふむ、確かにその【マルコキアス】はレベル50ってスペック以上の強さだったみたいだし、黒死ネキのとった戦術も確かに有効だね」
「ああ、実に楽しい殺し合いだったし、得るものも多かったな」
「で、その結果、文字通り半殺し状態になっちゃったみたいだし、君の日課*1もまた一週間禁止ね」
「はぁッ!? それとこれとは話が別だろう!? むしろ私は日課で魂も霊核も元気になるんだが!?*2」
「まぁ、俺もね? 結果的に目的を達せられるなら、多少は趣味に走るのも構わないとは思うよ?」
「そうだろう!? 結果的に地上に大悪魔が現れるのを阻止したのだから、多少私が趣味に走ろうと問題無いだろう!?」
「けど君、わざと要らないリスクを取ったよね?」
「………何の事かな? 【マルコキアス】は本当に強大な悪魔だったからこそ、私はリスクのある戦術
「うん、
「ああ、
「それで好き好んで自分の魂と霊核の半分を囮にして、文字通り半殺しになりつつ趣味を満喫するような問題児とか、反省が必要だと思うんだけど、そこのところどう思う?」
「ぐぬぬぬぬぬ………」
「黒死ネキは同じ『後先考えるクソガキ』でも脳缶ニキとは違って、今の所は自分のやった事の後始末は自分でつけてはいるんだよね。だから、今回
「ぬぐぅぅうう………」
「けどまぁ、今回の2柱との遭遇については、修行場異界の統合作業での不具合も原因の一つだった訳だし、以前からの黒死ネキの提案について、前向きに検討する事になったよ」
「……ほう? そうすると、ついに?」
「うん。資格試験*3の前にも軽く言った通り、ちひろネキに通しておいた話が運営から正式に認可されたよ。おめでとう、で良いのかな?」
「それはそれは。そうなると最近の不具合を考えれば、『掃除』についてはすぐに出番が回って来そうじゃないか。日課の禁止は不当だが、こちらは楽しめそうだ」
「不当じゃ無くて残当だからね。……ああ、そう言えば、報告にあったけど【フォラス】って結局脳缶ニキに何を言いに来たの? 【ベルゼブブ】と脳缶ニキがクソなのって、俺に直接焼かれるリスクを背負ってまで、今更言いに来る事じゃ無いよね?」
「ああ、【マルコキアス】に関しては私が直接殺して『情報』は全て蒐集したが、こちらは詳細は知らなかった。【フォラス】に関してはチャイカによる間接的なものだったからな。その蒐集は不完全で断片的なものなのだが───」
「───金策だの、コミックだの、本屋の立地だの、日本円よりマッカだの、くじ引きだの、あいつらクソだの、繋がりそうで真面目に考えるとバカバカしくなりそうな単語が頻出していてな? 改めて
「よし、脳缶ニキの外出禁止は、やっぱ予定通りレベル40に到達するまでにしよう」
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【運営直営】運営に関する情報交換をするスレ・15【デマ厳禁】
このスレはガイア連合の運営に関する情報交換を行うスレです
人員の把握や運営方針の把握に役立てましょう
また、無責任なデマを流してしまわない様に気を付けましょう
前スレ:ttp://〇○○DDS.net/〇〇〇………
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346:★名無しの運営スタッフ
そう言えば、ちひろネキから今度運営に新人が加わるって聞いたんだけど、誰なのか知ってる人いる?
348:★名無しの運営スタッフ
新人の加入って、今は……
①組織の運営能力に適正あり
②特定の問題への対処能力に長ける
の、どっちかに満たしていて、本人が望むか運営スタッフの推薦があって、ショタおじを始めとした幹部陣が認める事が条件なんだよな?
351:★名無しの運営スタッフ
最初期の寄り合いサークル的なノリを継承してる感じだね
根幹を作ったセツニキ自身は運営じゃ無くて、いち連合メンバーのスタンスを満喫してるけどな
353:★名無しの運営スタッフ
この時期に新人ってなると、やっぱあれか?
最近、問題報告が多くなってきてる件についての対処要員かな?
356:★名無しの運営スタッフ
修業場異界の統合作業の不具合報告、最近増えてるもんなぁ
357:★名無しの運営スタッフ
今後は今まで何となくで定着してた呼び方も、
『前半』が『表層』*5
『後半』が『上層』*6
『不思議なダンジョン』が『中層』*7
って正式に変更になるらしいな
359:★名無しの運営スタッフ
分かりやすくなったよね
元々『表層』と『上層』は繋がってたけど、『中層』は別だったんだよね?
で、今の修羅勢を始めとした高レベルの連中がこぞって『上層』から『中層』へ狩場を移しちゃったもんだから、『上層』の悪魔の湧きつぶしが不十分になっちゃって……
361:★名無しの運営スタッフ
で、結果的に『上層』産の素材の納品が減ったり、悪魔に遭遇する頻度が増えて、まだ低レベルの連中の負担になる問題が発生
363:★名無しの運営スタッフ
あの時は私たちにも「何とかしてくれ」って要望書が山のように来て大変だったわよね
364:★名無しの運営スタッフ
修羅勢がついででも良いから『上層』の悪魔を狩りやすくなるようにしたり、『中層』に挑む為の試験でくすぶってる『上層』民のモチベの向上も兼ねて、分かれてた異界も統合して、名称も合わせて変更するって提案をショタおじに持って行って了承された時は、「これで俺らの悩みも解決だ」って喜んだもんだけど……
367:★名無しの運営スタッフ
異界の統合の過程で、『中層』の序盤の悪魔が『上層』に紛れ込んじゃう不具合が何件も報告される事になるとはなぁ……
370:★名無しの運営スタッフ
しかも先日、ついにレベル50の大悪魔が『上層』に出たって報告が上がって来たし
たまたま対処可能な修羅勢がその場に居なかったら、マジでどうなってた事か……
下手すりゃショタおじ案件だっただろ、これ
俺ら事務方の作業も、何時まで経っても終わりゃしねぇ……
373:★名無しの運営スタッフ
この状況の解決ってどうやるの?
マジで『表層』と『上層』の悪魔を皆殺しにしつつ、『中層』から流れ込んで来る悪魔の湧きつぶしをするくらいしか思いつかねぇ……
376:★名無しの運営スタッフ
お前、そんな無茶な事出来る訳ねぇだろ
377:★名無しの受付嬢
情報の小出しのつもりは無かったんですが、思った以上に皆さん溜まってたんですね
379:★名無しの運営スタッフ
ちひろネキ!! ちひろネキじゃないか!!
381:★名無しの運営スタッフ
ちょうど今、異界統合の不具合について愚痴ってたわ
ショタおじとも相談してくれてたけど、解決の目途って立ちそう?
384:★名無しの受付嬢
ええ、実は先月から提案自体は受けていたんですが、現状の問題を受けて、運営とショタおじとで話がまとまりました
恐らくは数日中には目途が立つと思いますよ
387:★名無しの運営スタッフ
おお、それは朗報!!
……けど、実際の所どうやって解決するん?
390:★名無しの受付嬢
今回はシンプルに『解決できる人員』にお願いする形ですね
幸いと言うか、彼女自身も乗り気で運営として動いてくれるみたいです
393:★名無しの運営スタッフ
ああ、ちらっと話してた新人スタッフ?
結局、どんな人なん? 俺らの知ってる人? 彼女って事は女性スタッフか
395:★名無しのゴミ処理係
このスレではお初にお目にかかる
新しく運営スタッフの末席に加わる事になった者だ
コンゴトモヨロシク
397:★名無しの運営スタッフ
あ、新人さん、どうも
こちらこそヨロシク
398:★名無しの運営スタッフ
つか、何そのコテハン?
ゴミ処理係って……えーと、
399:★名無しのゴミ処理係
いいや、
組織も大きくなれば、『掃除』に苦労する事も増えるだろう?
そう言うのも面白そう……もとい、世話になっている組織に貢献しようと思ってな
401:★名無しのスタッフ
言葉の端々からあふれ出るヤベェ奴感……
もしかして修羅勢からの出向だったりする?
402:★名無しの受付嬢
その話は一旦置いておいて、現状の問題に対する解決手段についてお伝えしますね
まとめた物を貼りますので、書き込みを控えて下さい
403:★名無しの受付嬢
現状:異界統合作業の不具合により、『中層』からの高レベル悪魔が『上層』へ流入している
修羅勢の『中層』への狩場の更新により、『上層』の悪魔の間引きが追い付いていない
溢れ出そうな悪魔は、主にショタおじの分身体と仲魔が処理している
その為、僅かではあるが異界統合作業に遅れが生じている
404:★名無しの受付嬢
解決策:『表層』と『上層』の悪魔を全て間引きつつ、『中層』から流入してくる悪魔も処理する
上記作業の間、『表層』と『上層』への立ち入りは一時的に制限する
ショタおじは異界統合作業の予定を繰り上げてもらう
406:★名無しのスタッフ
いやいやいやいや、ちょっと待って!!
407:★名無しのスタッフ
>>373で冗談で言った脳筋解決法、ガチでやんの!?
つか、やれんの!?
410:★名無しの受付嬢
私自身は戦闘に関しては意見できる立場ではありませんので
ただ、本人はやる気ですし、ショタおじも認めています
411:★名無しのゴミ処理係
元より我々のガイア連合における最大の役割は『ショタおじをフリーにする時間を稼ぐ事』だ
今回の『掃除』でショタおじの手間を減らし、メンバーの安全も確保し、私も楽しめる
一石三鳥だな
412:★名無しの運営スタッフ
おい、早くも本音を隠さなくなってきたぞ
そもそも具体的にどうやって悪魔を間引くつもりなん?
413:★名無しのゴミ処理係
普通に私のスキルと権能で皆殺しにするだけだぞ?
普段は同胞を巻き込むわけにはいかないから控えているが、今回はショタおじと運営のお墨付きだ
実に楽しみだな
416:★名無しの運営スタッフ
ちょ!?
417:★名無しの運営スタッフ
ひいッ!?
418:★名無しの運営スタッフ
え、何これ……急に全身が震えて……
419:★名無しのデビルサマナー
あー、はいはい、楽しみなのは分かるけど、ちょっと抑えようね
君の霊圧制御って割と完璧だけど、抑えてても未覚醒の子には感情の揺らぎだけでも影響出ちゃうからね
421:★名無しのゴミ処理係
おっと、これは失敬
少々はしたなかったな
424:★名無しの運営スタッフ
あのー、ショタおじ?
この新人さんって、もしかしなくても……
425:★黒死病
お察しの通り私だな
426:★名無しの運営スタッフ
や っ ぱ り
429:★名無しの運営スタッフ
知 っ て た
431:★名無しの運営スタッフ
明らかに殺しを楽しんでる系の人だと思ってたら、案の定
434:★名無しの運営スタッフ
ゴミ処理係って、ガワがロリカードだから『HELLSING』オマージュって事かい!!
437:★名無しの運営スタッフ
……えーと、つまり?
もし今後、ガイア連合にとって不都合なマネをしちゃったりしたら、黒死ネキを差し向けられて殺されるん?
440:★黒死病
もしそうなるなら私的には歓迎だが?
441:★名無しのデビルサマナー
いや、やんないから
黒死ネキも悪乗りしないの
444:★名無しの受付嬢
黒死ネキには今後様々な『対処困難案件』の解決に尽力していただく予定ですね
今回の不具合解決もその一環です
447:★黒死病
私としても、これで態々依頼を見繕わなくても、私好みの依頼を運営側が回してくれるようになるからな
Win・Winと言うやつだ
448:★名無しの運営スタッフ
黒死ネキ好みの依頼って……
449:★名無しのデビルサマナー
言うまでも無いよね
ちなみに、黒死ネキへの直接的な依頼権限は、基本的に俺とちひろネキが持つことになるよ
後は嫌がってたけどセツニキにも押し付けといたから
451:賭博師
いや、そもそも俺は運営スタッフじゃねーだろ
452:★黒死病
私の事情を知っていて、私を殺す事が出来て、私に回すべき依頼を違わない人選と言う事だろう?
なんなら、ガイア連合においてセツニキ以上に『殺すべき対象』の判断に長けた者とか居ないだろ
セツニキが私を差し向けるべきと判断した時点で、『そいつ』は『殺されるべき』なんだ
そうだろう?
454:賭博師
掲示板越しに無駄に期待に満ちた呪波を送ってくんじゃねーよ、クソガキ
ったく、精々使い倒してやんよ
456:★黒死病
ああ、精々期待させてもらうとも、ショタジジイ
これから忙しくなりそうで何よりだ
457:★名無しの運営スタッフ
強さとか能力的な不安は全くないどころか過剰極まりないけど、これ、俺らの胃が持つかなぁ?
458:★名無しの運営スタッフ
ほんそれ
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その日、ガイア連合山梨支部 星霊神社 修行場異界の『表層』と『上層』の全域において、全ての生命はその活動を停止した。
【病】に感染した者は一切の例外なく、その身を黒く染め上げ周囲へと【病】を撒き散らし、新たな【病】の温床となり【死の穢れ】を連鎖させる基点と成り果てていった。
感染が感染を呼び、【病】は拡散し【死の穢れ】は留まる事なく連鎖していく。
一瞬で全てが終わる訳では無い。
一瞬で全てが終わってくれる訳ではない。
感染による確実な死は、ジワジワと、白い紙に黒いインクが垂らされ続けるように、その場の生命を黒く染め上げていく。
逃げても追いつかれて死ぬ。立ち向かっても抵抗すら出来ずに死ぬ。何もしなければ勿論死ぬ。
この場が異界だから。常世から隔離された
もし【病】に意志があり、自身の行くべき方向や、狙うべき相手を理解していればどうなるのだろう?
自身を指揮する者が居て、殺すべき生命の居場所を教えてくれて、殺す順番を指示してくれればどうなるのだろう?
【病】の感染は無作為では無く、明らかに『意志』を感じさせるものだった。
この異界において生命ある者の悉くを殺すべく、実に効率的に、効果的に、一切の躊躇も油断も無く軍隊さながらの動きで蹂躙してみせた。
そんな全ての生命が黒く染まっていく、この世ならざる異界の境界線には……
とても楽しそうな笑みを浮かべ、自己流の
心なしか呆れた表情を浮かべる、翼を持った
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│ 以下 危機感の足りない奴らの言い訳等
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「あ、はい。俺らの自業自得だって事は分かってます」
「いえ、今回の間引きの事は掲示板を見て知ってました。 勿論最初は時間までに退去するつもりだったんすけど……レア悪魔を見つけちゃって……」
「あ、はい。【御魂】でした。すっげぇ珍しい奴を見つけたって、仲間内でも盛り上がっちゃって。たまたまパーティに四属性の使える魔型の奴が居たんで、コレは狩らなきゃって雰囲気になって……」
「はい、そうっす。夢中になって追いかけまわしてたら、いつの間にかかなり奥の方まで来ちゃって、結局【御霊】にも逃げられちゃったし、もう帰ろうと思った時には、もう開始時間になっちゃってて……」
「あの……何だったんすかね、あの黒いの……? 蟲とか獣とか、見た事無い奴も一杯どこからともなく湧き出て来て………… うわぁああああああああああ!!!! 来るなッ!!!! 何であいつら、物理も魔法も効かねぇんだよ!!?? あああああああ!! 俺の足ッ!! 黒くなって動かねぇ!! 待って!! 置いてかないでくれ!! 死にたくない!! 死にたくねぇよぉおおおおお!!!!」
「…………………ッ!? はぁ!! はぁ!! はぁ!! ………………ッ、すいません。思い出しちゃって…… え? いやいや、恨んで無いっす。 あの黒いのに殺されたのは俺らの自業自得だし、こうして蘇生もしてもらったし」
「え? この記憶、忘れられるんすか? ………いや、覚えときます。 ちょっとレベルが上がったくらいでチョーシこいてたから痛い目を見たってのは間違いないんで、これ忘れちまったら、きっともっと痛い目を見るやつだと思うから」
「あ、はい。次からはマジで気を付けます。ホント、マジですいませんでした」
「くっそ!! マジでふざけんな!! 何で俺がこんな目に遭わなきゃいけねぇんだよ!!」
「は? 俺が知らなかったら告知も何もねぇだろうがよッ!! もっとちゃんと知らせろよな!!」
「はぁ? 何してたかって? んなもん、雑魚狩って金と経験値稼いでたに決まってんだろ!! 折角ゲームみてぇな世界に生まれ変われたんだからよぉ、レベル上げとかするに決まってんだろ? 文句でもあんのかよ?」
「……んだよ、うっせーな!! しつけぇんだよ!! あーはいはい、俺が悪ぅございましたー!! 折角運営様が告知してくれたのにー? それを全然見てなくてー!! おかげで訳の分からねぇ黒いモンにぶっ殺されちまいましたー!! 反省してますぅー!! オラッ、コレで良いんだろ!? ったく、ウゼぇんだよ!!」
「ああ!? 死んだ時はどんな気分だったかだぁ!? ッざけんな!! ムカつく事思い出させんじゃねぇよ!!」
「………今何つッた!? 俺が弱いだと!? 喧嘩売ってんのかよ、クソガキ!? 大体何でテメェみたいなクソガキが偉そうにウエメセで話してやが──────」
「───ああ、スゲェ恐かった。死んじまうと思って、何も考えられなくなってトンズラこく事しか頭に無かった。最初は指先で、必至こいて腕ぶん回しながら走ってたら、いつの間にか黒くなってんのに気が付いて、次に見た時は黒くなった所が腐って地面に転がってた。それで、やっと痛くて苦しいのに気が付いて、足がもつれて派手に転んだ。んで、足の方を見たら、足首から先が無ぇんだ。意味分からなくて泣き叫んで、だれかれ構わず命乞いして、2,3回くらい叫んだら、今度は喉が痛くなって、息が出来なくなって、地面をのたうち回って、ヨダレもションベンも垂れ流しちまって……何でだよ!! ここはゲームみてぇな世界なんだろッ!? 俺が主役になれる世界のハズなんだろッ!? 何でこんな痛くて怖い思いをしなきゃならねぇんだよッ!! 畜生、こんなの聞いてねぇ!! リセットだ!! こんなクソゲー、やってられる訳──────」
「あ、やっぱり色々聞かれる感じ? 勿論隠し事とかしませんよ?」
「え? 何でわざと残ったのかって? いやー、僕って【呪殺吸収】持ってるから、ワンチャンいけるか試してみようかな~、って?」
「あ、嘘はいい? 半分は本当だけど、やっぱり無理がある建前ですよね。レベルも倍違うし、そもそも黒死ネキの権能を単なる『耐性』で防げるわけありませんしね。知ってたってやつ」
「いやまぁ、普通に今のうちに
「この間はたまたま一緒に異界に潜れたけど、普段の狩場は違うし、流石にしばらくはこんな機会はなさそうですしね。やるなら今の内ってやつ。
「と言うか、今回の間引きの告知って、あえて
「これ、黒死ネキ自身も、「ワンチャン面白半分の修羅勢とか釣れないかな~」、とか思ってたんじゃないです? あ、普通に肯定するんだ? 釣れなくて残念だった? いや、そりゃ『間引きで殺した
「……で、実際の所って『あからさまな罠』を回避できるかって試しも入ってました? ショタおじかセツニキの提案とか? あ、提案はセツニキで、黒死ネキは面白半分で受けたんだ? うわー、恐い恐い」
「この件で僕に聞きたかった事ってこのくらいですか? それじゃ、僕はこの辺で…… え? 本屋を始めるなら、霊的縁切りが済んだら複製不可処理をする前に電子データを売って欲しい? 何でそれを……って、異界で僕から蒐集した情報があるんだから知ってて当然ですよね。 ……えーと……この場合……こうなるから……ああ、そう言う!! 良いですよ、その代わりに
7話目 ガッチャ! 楽しい金策だったぜ! より。
如何に脳缶ニキと副王様がクソ愉悦部なのか良く分かるエピソード。
お読みいただき、ありがとうございました。
前書きでも書きましたが、作者の職場で現在、コロナクラスターが発生しております。
黒死ネキが
第6話で、黒死ネキが黒豚司祭を病殺した話を書いた時も作者がコロナに罹ったし、マジでオカルトだわ。お祓い行こう。
黒死ネキの
今話最後の黒死ネキと脳缶ニキのやり取りについて
ヒント
・脳缶ニキ経由で副王様が始める予定の貸本屋のクソ仕様
・地上に貸本屋の書籍の全データを持ってる小娘がいるってよ
後は分かるな?
何がとは言わないけど、入れ食いって良いよねw
・黒死ネキ(レベル50 → 51)
まさかの運営入り。『HELLSING』リスペクトで組織の『ゴミ処理係』に。
これで自分好みの依頼が向こうからやって来る。やったー。
今話でついにコテハン通りの大量虐殺を披露。
雑魚ばかりとは言え、流石に異界2層分の悪魔全てを一度に殺し尽くせばレベルも上がる。
脳缶ニキとはクソガキどうしの闇取引が成立した。彼女は殺し愛ガチ勢。
・脳缶ニキ(レベル24 → 25)
レベリング中。将来的に自分が【パンデミアブーム】を修得すると分かっているので、今の内に適正で言えばガイア連合最上位の黒死ネキのスキルを体験してみたかった。
良い参考になったんで満足。
黒死ネキとはクソガキどうしの闇取引が成立した。彼は愉悦部。
・ショタおじ
マジでこの問題児ども、扱いに困るんだけど?
何気に悪ふざけが組織への貢献になってんのが質悪い。
・セツニキ
黒死ネキの手綱とか言う特級呪物をパスされる。
客観的に見たら適役だと言うのも自覚しているから受け入れざるを得ない。
・運営スタッフ
新人スタッフが殺し屋だった。ボスケテ。なおボスはショタおじだ。