【カオ転三次】酒と葉巻と病と死神 ~みんな楽しく踊ればいい~ 作:マカーブル
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作中の挿絵として画像生成AIによるイメージイラストを表示しております。
AIによる生成画像に不快感を感じる方はご注意下さい。
今話はハロウィン回の4話目です。先に前3話を読後の上でお楽しみください。
書き終わらない(マテ
うーむ、ノリで始めたネタ話だけど、書いてるうちに三馬鹿ラスに対して流石に理不尽じゃねと言う想いが強くなって来る問題。
まぁ、遠慮なく酷い目にはあってもらうけど(マテ
前話のあらすじ
・蝶〇な幼女が現れた
「さて、三馬鹿ラスの皆さんのお陰で、この『笑ってはいけない人生禄』シリーズは好評を博し、多くの視聴者を笑顔にしてきました。ですが、残念ながら不快な想いをさせてしまった方々が居るのも事実なのです」
「如何に優れたエンターテイナーであろうと、時に笑いではなく怒りを買う事もある。致し方ない事とは言え、それを無視する訳にはいかないな」
「このシリーズはまだまだ続いていきますが、不満の声を放置していては、いずれは大きな歪みとなりシリーズの存続を危うくする事になるでしょう」
「そこで、今回の『笑ってはいけない
「その為に、本日は視聴者の選んだ最も相応しい禊の執行役として、彼女にお越しいただきました」
「ちなみに、誰に蝶〇役をやって貰いたいかと言う投票を行った結果、人気だったのが幼女ネキと霊視ニキだ。次点で私や破魔ネキ、大穴でキノネキや人魚ネキ等もあったな」
「
「厳密な審査を行った結果だな。具体的には三馬鹿ラスとの関係性や、
「おい、それは聞いてないんだが!?」
「言ってないからな。良いじゃないか、お前も割とノリノリで引き受けたんだし」
「ガッデム!!」
「ああ、いけませんね。更に不満が溜まってしまいました。これは禊を急がないと」
「「「いや、理不尽!?」」」
探求ネキと黒死ネキの司会により、やたらとテンポ良く進行するツッコミどころの多すぎる解説の数々。
自分たちのドキュメントはそんなに売れているのかとか、不満とは何なのかとか、幼女ネキが蝶〇役なのかとか、今後も続くのかとか、そもそも禊って何なのかとか。
「色々と言いたい事が出来てしまったが、それは後だ。それよりも……おい、お前たち!!」
「「「はっ!! はぃぃいい!!」」」
「お前たちはこのドキュメントシリーズを通して、多くの者たちを笑わせて来た!! それは素晴らしい事だ!! 実際私も笑わせてもらったしな!!」
「「「あっ、はい」」」
決して怒鳴っている訳ではないにも関わらず、体の芯まで響く幼女ネキの誉め言葉(?)に思わず恐縮する三馬鹿ラスだったが、すぐに思い知る事となる。
元ネタのこのコーナーが、どんな趣旨のコーナーであるのかを。
「だが!! お前たちにはとある容疑が掛けられた!! もしそれが本当ならば、お笑い芸人として決して許されない裏切りだ!!」
「よ、容疑って? いや、それより前に俺らは別に芸人って訳じゃ……」
「その容疑とは、お前たちが不可抗力ではなく、故意に他者に不快感を与える言動を取り続けていると言うものだ!! 皆を笑顔にすべき芸人にはあるまじき行いだ!!」
「え? いや、俺らのせいで嫌な思いをしちゃった人が居るのは分かるけど、決してワザとじゃ……」
「よって、これから寄せられた証拠と証言を基にお前たちの禊を行う!!」
「あの、その禊ってもしかして、いえ、もしかしなくても……」
禊とは何なのか?
その言葉を受け、幼女ネキは無言で平手で素振りを行う。いわゆるビンタのモーションである。
小さな体躯と手の平から繰り出されているとは思えない、台風の渦中にでもいるかのような暴風を伴った風切り音に、三馬鹿ラスは二の句を告げずに沈黙するしかない。
なお、幼女ネキからすれば、この素振りは派手さを重視した単なるデモンストレーションである。
彼女が本気で〝攻撃〟すれば、そもそも
「し、死ぬ!! あんなビンタ喰らったら絶対に死ぬ!!」
「黒死ネキに首チョンパされるのも嫌だけど、幼女ネキに首を吹っ飛ばされるのも嫌だぁあああ!!」
「お、お慈悲を!! どうかお慈悲をぉおお!!」
禊が何であるのかを理解して恐れ戦く三馬鹿ラス。
そうだった。元ネタのこのコーナーは理不尽制裁系のお笑いだった。
どれだけ足掻こうと、最終的には強烈なビンタで制裁されると言う理不尽を避けられないのが、一種のお約束として成立していた。
前世は見る側だったから笑っていられたが、される側になると恐い。本当に恐い。
「それはお前たち次第だな」
「では、これからこのコーナーの趣旨を説明しましょう。決して一方的に制裁を加える訳ではありませんので、ご安心ください」
「先程、お前たちには景品を用意していると言っただろう? あれらを手にする事が出来るかどうかの挑戦も兼ねているな」
そして壇上の三名から、三馬鹿ラスへと語られるコーナーの趣旨。
要約すれば以下の通りだ。
・三馬鹿ラスが関わった者たちからのビデオメッセージを複数用意している。
・その中では、三馬鹿ラスへの『不満』が語られている。
・三馬鹿ラスがその『不満』を事前に察する事が出来るか否が試される。
・『不満』を察する事が出来れば禊は行われず、景品を獲得する権利を得られる。
・『不満』を察する事が出来なければ禊が行われる。
・相談して一つの答えを示しても、三人が別々に答えても良い。
「な、なるほど。要するに、俺らは何で相手が怒ってるのかを当てれば良いと」
「当てたらチャラにしてくれて、景品まで貰える、と」
「ですが、外したら禊と言う名の制裁ビンタ、ですか……? 最後に誰かが一回だけでは無く?」
「ああ、その辺は元ネタから変更せざるを得なくてな。まぁ、死ぬほど痛いだろうが死にはしないから安心して良いぞ」
「「「ちょ!?」」」
「何、お前たちが正解すれば良いだけだ」
「それでは、早速最初のメッセージを再生させていただきましょう」
そう言って、探求ネキは複数枚のビデオメッセージから一つを選んで再生させるのだった。
<えっと、もうカメラ回ってるの? あ、大丈夫? 三馬鹿ラスのお兄ちゃんたち、ハッピーハロウィーン!!>
「「「ドクターネキ!?」」」
探求ネキの手により再生された最初のビデオメッセージ。
そこに映し出されたのは、複雑な形状の長いツインテールを三つ編みにした髪型の、スマートグラスをかけて白衣を羽織ったか学者然とした少女。
実年齢12歳のリアルロリ系俺らにして、騎乗可能なサイズのゾイドシリーズの開発と制作を手掛ける、ちょっとマッドの入った技術者でもあるドクターネキであった。
<ええと、このビデオメッセージでお兄ちゃんたちへの『不満』を語るんだよね? 黒死お姉ちゃんが蒐集したお兄ちゃんたちの情報を基にして、コメントしてもらう人たちを選んでるんだって。ふふふ、正解出来たら豪華景品なんだって? 頑張ってわたしの『不満』を当ててみてね>
「え? ドクターネキって俺らにメッセージで語りたいほど不満に思ってる事があったのか?」
「マジか……いや、でも『心安きは不和の基』*1って言うし、何かやらかしちまってたのか……」
「いや、これ思ったよりも心にきません!? 知り合いからビデオメッセージで『不満』があるって言われるの、普通にキツイんですが!?」
なお、メッセージビデオの中では語られなかったが、インタビュアーの黒死ネキは幼女ネキからのアドバイスに従い、人型の物体に本能的に不信感を抱いてしまうというトラウマを持っているドクターネキとの会話の際には、ヒト以外の姿───『HELLSING』のアーカードの使い魔の
人間など丸呑みできるサイズの禍々しい外見の
サイズ感的には自分のところのゾイドと大差ないし。
この裏側は後に販売されたディレクターズカット版で明かされ、「いや、何でだよ!?」「ドクターネキの度胸パネェ!?」と多くの反響を呼ぶ事となるのだが、それはまた別の話だ。
「さて、ご覧の通りトップバッターはドクターネキだ。お前たちには彼女の『不満』を察する事が出来るのか、見せてもらおうではないか」
「「「むむむむむむ……」」」
蝶〇スタイルの幼女ネキの促しを受け、顔を突き合わせて真剣に考え始める三馬鹿ラス。
年齢は違えど、気の置けない友人のような関係だと思っているドクターネキからの、自分たちへの『不満』を語る趣旨のビデオメッセージと言うのは想像以上に心にくるものがあるが、普段の自分たちの言動を思えば、自業自得以外の何物でも無いので流石にそこは弁える。
そして、「あーでもない」「こーでもない」と数分程議論した結果───
「ゾイドに勝手にスキルを覚えさせました」
「バリゲーターにワニの交尾動画を見せました」
「JSの自宅で長期間居候しました」
───数あり過ぎるやらかしの中から、可能性の高そうなやらかしをチョイスするのであった。
「ふむ、回答は出揃ったようだな。と言うか、お前ら相変わらずやらかしまくっているんだな。では、メッセージの続きを見てもらうとしよう」
「では、どうぞ」
幼女ネキの言葉を受け、探求ネキはドクターネキからのビデオメッセージの続きを再生する。
そこで語られる、ドクターネキから三馬鹿ラスへの『不満』とは───
<それじゃあ、答え合わせだね。と言っても、わたしが三馬鹿ラスのお兄ちゃんたちに抱いてる『不満』とか、特に無いんだけどね>
「「「ええっ!?」」」
───彼らにとって、最も意外な回答だった。
<そりゃ、勝手に想定外のスキルをゾイドに覚えさせたり、バリゲーターにワニの交尾動画を見せてセクハラしたり、らしくもなく私の家に引きこもってた事もあったけど? それはそれとしてお互いに納得して契約した仲だし、その時も言ったけど、私はお兄ちゃん達がやらない様気を付けてても、その場のノリと勢いでついうっかりやっちゃったり、よかれと思って斜め上の行動をした結果やらかしちゃうって心から信じてるしね>
「「「おっ、おう……」」」
<そう言う訳だから、今更お兄ちゃんたちに改めて『不満』に思う事とか無いかな。これからも宜しくね>
<黒死お姉ちゃんが言うには、わたしがビデオメッセージのトップバッターみたいだし、折角だから幸先良くないとね。あ、景品で何を貰ったのか、また今度教えてね~>
<わたしからは以上かな。あ、それとゾイドのみんなと、お兄ちゃんたちのアガシオンからプレゼントがあるらしいから、黒死お姉ちゃんから渡して貰っても良いかな? え? 事前に聞いてたから大丈夫って? あの子たち、私にも内緒で何を用意してたのかな? それじゃあ、お兄ちゃんたち、またね~>
朗らかな表情でカメラに向かって手を振りつつ、ドクターネキからのメッセージは終了した。
「……何か、ちびっ子博士に気を使われちまったかなぁ……」
「いや、『不満』は無いにしても、〝今更〟ってあたりに、ちょっと責任を感じるっつーか……」
「いえ、ここは素直に喜んで、ドクターネキの厚意に応える場面ですよ、きっと……」
何となくしんみりする三馬鹿ラスだったが、ここで黒死ネキから声がかかる。
「さて、良い感じに感動している所すまないが、お前たちに贈り物だ。メッセージ中でも言っていたが、ドクターネキの所のゾイドたちや、お前たちの所のアガシオンから連名でプレゼントが届いていてな。受け取ると良い」
「あっ、はい。あいつらから連名でって、何だろ?」
「大きさはティッシュ箱くらいの木箱?」
「これ、メッセージボックスっぽいですね? 開けたら音楽や音声が再生されるタイプですかね?」
戸惑いつつも、素直に喜びの表情で木箱を開ける三馬鹿ラス。
クロマニキの見立て通り、その木箱はメッセージであり、開閉によって音楽や音声が流れる仕組みのシンプルな作りの物だ。
木箱の底にはメッセージカードを収納するスペースもあり、流れる音楽や音声と共にメッセージも見る事が出来ると言う心温まる代物でもある。
そして、流れた音楽と、納められていたメッセージは───
───由緒正しい『お約束』だった。
「「「はぃぃぃぃいいいい!!??」」」
「良し、お前らこっちに来い」
「え!? ちょ!? マジで!?」
「待って!! ねぇ、待って!!」
「あんまりです!! こんなのって、無いじゃないですかぁ!!」
理不尽すぎる『お約束』に首をブンブン振って抵抗する三馬鹿ラスであったが、会場に仕掛けられた術式*2により足は勝手に舞台へ向かって進んで行く。
「さぁ、禊の時間だ。覚悟は良いな」
「「「死にたくなーい!! 死にたくなーい!!」」」
「行くぞ、オラァ!! 目を喰い縛れぇ!!」*3
「「「ギロロっ!!??」」」
「「「グワーーーーーーーーーッ!!!」」」
嗚呼、これも芸人のサガか。
三馬鹿ラスたちに自覚は無いが、幼女ネキの掛け声に思わずリアクションを返してしまった事で、その一瞬は確かに迫り来る
だからこそ、次の瞬間に感じたのは痛みや恐怖ではなく、衝撃と納得だった。
すなわち「このネタを振られたら、当然こうなる」と言う、魂に刻み込まれた芸人としての本能であった。
そして、最初の痛みと恐怖を乗り越えたならば、続くのはオチまでの
各自の身長差から幼女ネキの放った禊ビンタは下から上へと打ち上げる形となり三羽烏へと放たれた。
その為、三馬鹿ラスは車田飛び*4で吹っ飛んで行き───
───ズシャア!!─── ───ドシャア!!─── ───グシャア!!───
───そのまま受け身の姿勢を取る事無く車田落ち*5で舞台へ激突する。
その際の衝撃は落下だけでは治まり切らず、そのまま舞台の床に頭から突き刺さり、さらにその状態のまま10mもの距離をゴリゴリと舞台の床を削りながら突き進み、ようやくその勢いを止めたのであった。
三馬鹿ラスたちの身体は、まるで等身大の杭にでもなったかの如くピーンと直立しており、首から上が舞台に埋まったまま、ピクリともしない。
これにて、『お約束』による
なお、この状態であっても三馬鹿ラスは死んではいない。
全ては幼女ネキによる絶妙な【手加減】*6の賜物である。 ワザマエ!!
「あはははは、見事な物だな。コレで即死せず、インパクトの瞬間も痛みではなく衝撃のみを感じる仕様なのだから恐れ入る」
「彼らの状態も瀕死ではありますが、痛みを感じる前に気絶していますから自覚は出来ていないでしょうね」
「今回の撮影も、別にこいつらが馬鹿をやらかした訳でもないからな。いたずらに苦痛を与えるのは筋が通らん。まぁ、それはそれとして派手にやるが」
「さて、それでは……」
ここで黒死ネキはパチンと指を鳴らす。この行為自体に意味は無く、単なる演出だ。
この行動により、後の編集作業での〝カットするべきタイミング〟を分かりやすく表現しているのである。
今回の場合だと、具体的には三馬鹿ラスを回復させたり、舞台を修復する作業がそれに当たる。
「構成上、
「ですね。これなら彼らの回復と、舞台の修復だけで収録を再開出来そうです」
「では、それはスタッフに任せて、私たちは次の打ち合わせをしておくか。今回は車田漫画っぽくやってみたが、次からは別のにするか? 鳥山漫画っぽくしても良いが……」
「その辺はアドリブで良いだろう。こいつらが見事に『不満』を当て続ける可能性もある訳だしな。何気にさっきもドクターネキが引き合いに出した〝強いて言うなら〟を全部当てていたのは驚いたぞ」
「こいつらが馬鹿なのは間違いないし、やらかした事で方々からの制裁対象になるのも当然なのだろうが、こいつら自身は案外良く人を見ているからな。もしかしたら本当に全問正解するかもな。そうなると企画倒れになるんじゃないか?」
「私と探求ネキがその辺りの加減を見誤るとでも? まぁ、本当に全問正解でもそれはそれで面白い……と言うか、むしろそっちの方が面白いまであるな」
「黒死ネキは黒死ネキで、相変わらずブレませんね。幼女ネキもご心配なく。元々彼らを貶めるつもりも搾取するつもりもありませんしね」
「ああ、そこは信用している。この企画がこいつらから奪うだけのものだったなら、私も協力しなかった。退路を断たれた結果とは言え、こいつらが自分たちの意志で参加を決めた以上、私も全力で楽しませてもらうさ」
企画のスタッフたちが三馬鹿ラスを舞台から引っこ抜いたり、上手く気絶したままの状態で回復魔法をかけたり、穴の開いた舞台を修復したりしているのを横目に、メインの演者である三人はこれからの展開と三馬鹿ラスの評価について話を進めていく。
彼女たちからすれば三馬鹿ラスは遥か格下の存在であり、本来なら取るに足りない者たちだ。
だが、『人生を楽しむ意志』と『人を笑顔にする才能』の二点において、彼らはガイア連合の黒札の中においても特筆すべき存在である。
故に、この場の誰も彼らを貶める事など無く、ある意味〝正しく〟評価しているのであった。
もちろん、芸人として。
「おめでとうございます。貴方たちは見事に禊を乗り越え、同時に豪華景品……正確にはその交換権を一つ手に入れました」
「「おめでとう」」
「「「はっ!!??」」」
そんな祝福(?)と拍手で、三馬鹿ラスたちは気絶から目覚めた。
普通なら気絶からの目覚めとは混乱が伴う。何故なら睡眠などとは違い、自分の意志以外の要因で意識を落とすと言う事は、前後の記憶と認識に大きな齟齬が生じる為である。
「えーと……あ、そうか!! 俺らは幼女ネキのビンタでぶっ飛ばされて!!」
「けど、あれ? とんでもない衝撃だったのは覚えているけど……」
「……痛みも恐怖も、直接的には……いや、ビンタされる直前までは滅茶苦茶怖かったですけど……」
しかし、そこは流石の三馬鹿ラス。
普段から、方々からの制裁により
「寝覚めが良いようで何よりだ。さぁ、禊はまだまだ続くぞ?
「貴方たちには期待していますよ。私たちも、このシリーズのスタッフやユーザーもです」
「
「「「後一回あるのォおおおお!!??」
堂々と騙し討ちを宣言する黒死ネキに、変わらずキレのあるリアクションを披露する三馬鹿ラス。
これまでの経緯*7を考えれば、探求ネキはともかく、幼女ネキと黒死ネキの二人は三馬鹿ラスからすれば顔を合わせるだけ、話しかけられるだけでも、恐怖に震えて何も出来なくなるのが当然だ。
にも関わらず、変わらず愉快なリアクション芸を披露する三馬鹿ラスに、自然と仕掛け人である彼女たち三人の口元も笑みの形となるのであった。
『呆れと期待』、『感心と関心』、『愉悦と享楽』 それぞれの形へと。
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敢えて間違った言い回しをする事で、状況判断能力を試した、と言う事らしい。
お読みいただき、ありがとうございます。
タスケテ、書き終わらない(自業自得
正直、想定話数を軽くオーバーしまくってますね。
浮かんだネタやら地の文を削るのが下手だからなんですが……
楽しんでいただけているのなら幸いです。
さて、まずは今話のおまけとして、シリーズ本編では登場せず、ディレクターズカット版に登場予定の『黒死ネキ、幼女ネキ、探求ネキの三馬鹿ラスのコスプレ衣装』をご覧ください。
購入者だけが見る事が出来る系の特典映像ですね。
三馬鹿ラスが
・変幻自在の忍者 黒死ネキ
【挿絵表示】
・一騎当千の武者 幼女ネキ
【挿絵表示】
・才色兼備の魔女 探求ネキ
【挿絵表示】
三羽烏「どうしてこうならなかった!!(血涙」
モチーフはそれぞれ、月、太陽、星です。イメージぴったりだと思う今日この頃。
この三人でチーム組もうとしても、運命さんから「チート駄目、絶対!!」されるやつw
正直、探求ネキの髪型と顔の造形については、どうしてもフジリュー版の封神演義のソレにするのが難しいんですよね。(数千連敗
微妙に別キャラ感あるのが否めない。それでもいつかは……
前書きでも書きましたが、この話、下手すると三馬鹿ラスが理不尽な目に遭うだけの駄作になり兼ねないんですよね。
作中のシリーズとしても、このSSとしても。
作中のキャラたちも、作者自身も三馬鹿ラスを貶めるつもりとか全く無いので、何とかして皆が笑える話にしていきたいものです。
だから、投稿間隔が空いてもご容赦を(マテ
・黒死ネキ(ビデオメッセージのインタビュアー)
コレまでに蒐集してきた三馬鹿ラスの情報から、ビデオメッセージでコメントしてもらう面子を選び、インタビューして来た。
逆に言えば、コメントしてくれた面子は「黒死ネキがインタビュアーでも大丈夫」と言う面子なのである。こうご期待。
三馬鹿ラスの事は一貫してオキニの芸人として見ている。
黒死ネキの他者への評価基準の一つである「人生を自分の意志で謳歌しているか」と言う項目を満たしまくっているので、実は結構な高評価だったりする。
・幼女ネキ(蝶野ポジ)
三馬鹿ラスへの理不尽制裁……もとい、禊を担当。
蝶野ポジ人気投票では霊視ニキと一番人気を争った。外見が正反対過ぎる件。
三馬鹿ラスの事は馬鹿な連中とは思っているが、愚かだとは思っていないし嫌いでもない。
物事や他者への接し方については、むしろ好意的。それはそれとしてバカやった時はぶっ飛ばすけど。
・探求ネキ(製作総指揮)
画面外のスタッフへの指示を出す等、全体的な統括者。
三馬鹿ラスの人間性や精神性について割と好意的。『人を笑顔にする才能』は良い物ですからね。
ドキュメントではなくバラエティ的なコンセプトである為、別途報酬として豪華景品を用意。
何なら全部持って行って貰っても良いですよ。
・三馬鹿ラス(被害者枠)
今回は別にやらかしていないけど、元ネタの年末バラエティからして理不尽系のお笑い番組だったし仕方ないネ!!
目の前にネタがあればリアクションせずにはいられない天然の芸人。
割と真面目に、ボケてる時とツッコミを入れている時は、不死身補正でもありそうなキャラ性してる連中。
自覚は無いだろうが、『人を笑顔にする才能』は本物。多分自覚しない方が笑いを取れる。
・ドクターネキ(ビデオメッセージのトップバッター)
良い子。マジで。
恐らくガイア連合で最も三馬鹿ラスと親しい友人。
三馬鹿ラスの数々のやらかしに、ツッコミを入れるし文句も言うし説教もする。
けど、メッセージで言った通り、それに関しては『不満』に思ってはいない。
人型に対するトラウマは中々に根深いが、