「うわーん!プレーゲごめんよ〜」
朝のアリアのひえーんっとした泣き声にフェルンは急いでアリアがいる部屋に向かった…廊下に下着姿でメソメソとしょんぼりとした顔で正座しているアリアとアウラ、プルプルと怯えているシュタルク…そしてフリーレンと同じ位の背をした可愛らしい男の子がプンプンと怒っていた。
「全く!師匠は酷いです!!」
「ごめんって〜」
「あの…アリア様どういう状況ですか?」
フェルンが困惑する…全く知らない男の子がアリアと巻き添えになっているアウラを怒っている、どうせ厄介事だろうと思いながら声を掛けるとこちらを見て慌てて頭を下げて来た。
「あっ申し訳ございません!!師匠がご迷惑かけて!この人捏ねくり魔なんで捏ねくりがいのある人いると見境ないんです」
「確かに…いえそれよりもアリア様この方は」
「この子はプレーゲって行って私の旅に勝手に着いてきてるんだよ…貴族の子何だから大人しくして欲しいよね」
プレーゲと名乗った男の子の言葉にフェルンは確かにと納得しながらも、説明を求め…しょんぼりとした表情をしながら説明をしているアリアにエルフって皆んなこんな表情するんだと内心思った…それよりも
「貴族の方なんですか…一体何やったんですか?…取り敢えず話は部屋の中で聞きます、」
そう言いながらフェルンは皆を部屋にいれ、まだスヤスヤ寝ていたフリーレンを起こしムッスーとしながら怒りの三つ編みをしている姿を見ながらアリアは口を開いた。
「この子がいた場所はね5年前から魔族に襲われていてねたまたまそこに滞在してたから守ってるついでにそこら辺の魔族を根絶やしにしたら何か英雄扱いされて、貴族の跡取りになるから経験としてプレーゲを旅に連れてってくれって言われてね…」
「思い出したわ…もの凄い勢いで魔族を殺してまわってるエルフがいるって話が私がいた場所まで来てたわよ…最初はてっきりフリーレンだと思ってたわ…それで戦力の拡大の為にグラナト領を攻めたのよ」
「アリアはね過激派なんだよ…余りにも怖くてね魔族でも逃げるし私も泣いた事があるんだよ…アレは怖かったね」
貴族に頼まれた時の光景を思い出ししょんもりとした表情をしながら語るアリアの話を聞いてシュタルクとフェルン、アウラは手を合わせてプルプルと震え、フリーレンは何故かムフーとした表情をする。
「そうなんですよ!師匠は凄いんですよ!!僕が魔族に襲われた時だっけ助けてくれた私の憧れの人なんです!」
「なんでアリアが断れなかったのか分かった気がする」
しょぼんとした三つ編みのフリーレンがフェルンに頭を撫でられながらぼそっと呟いた