ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

10 / 197
王子

「ひ、ヒットーー!!!」

 

しーん……

 

 

 

「はあ…はあ…ぐっ…」

 

「(無茶をしすぎたか…気が減って…巨大化も…しかも…舞空術すらできんな…落ちている…だが、これでヒットを倒せたなら…)」

 

「………」

 

「っ……!」

 

ピッコロが視線を上に上げると、ヒットがいた

 

「(へへ…あそこまでやっても…だめだったか……俺の限界ってこと…か…?)」

 

「……」グッ!

 

「うおっ…?」

 

落ちているピッコロの腕をつかむヒット

 

「ヒット…?悪いが、俺はもう降参させてもらうぞ…」

 

「…だろうな、その体では歩くことすらままならんだろう」グイッ!

 

ピッコロに肩を貸すヒット

 

「…だが、何も落ちて地面に叩きつけられんくてもいいだろう」

 

「……へへっ、なんだ、以外に優しいじゃないか」

 

「落ちて死んでも困るからな」

 

「ふっ、それもそうか」

 

 

「あ!ピッコロとヒットが降りてきた!」

 

「…」

 

第七宇宙の控え室に降りてくるヒットとピッコロ

 

「おい、ここでいいか?」

 

「ああ…十分だ…」

 

「ピッコロ!!」

 

「ヒット…おまえ、なんのつもりだ…?」

 

「そいつ…ピッコロにも言ったが、落ちて死なれても困っただけだ」

 

「な…なるほど?」

 

「おい、ヒット」

 

「…なんだ」

 

「あのピッコロの攻撃、回避するのは厳しかっただろう、どうやったんだ」

 

「…俺も必死だったんでな…決死で時とばしをしたら…いつもより、長く動けた」

 

「「「?!」」」

 

「今までは…体感0.1秒ほどだったが、今は…0.3…ほどか?」

 

「その時間で、爆発し切る前に爆発範囲の外まで逃げた、それだけだ」

 

「な…な…!!」

 

「……」

 

「…では、俺はもう行く…ピッコロ」

 

「ん?」

 

「………お前は…俺が今まで戦った中で、一番強い戦士だった」

 

「!!」

 

「…へへ、ありがとよ」

 

 

「い、行ったか…」

 

「ピッコロ、仙豆だ」

 

「ああ…悪いな」

 

「にしてもすごかったな〜、オラ、ほんとにピッコロがヒットを倒しちまうのかと思っぞ」

 

「ああ、あの爆発攻撃もブラフだったとはな…」

 

「しかし…まさかヒットが時とばしの時間を延ばしてくるとはな…」

 

「0.3…ヒットレベルの達人だと、0.2秒だけでも相当変わるぞ…」

 

「ふん、時間が伸びようと関係あるか」

 

「え……?」

 

「簡単なことだ、俺がそんなもの関係なく倒してしまうからな!」

 

「なるほどね…自信があるみたいだな…ベジータ」

 

「当たり前だろ、俺様を誰だと思っている、ベジータだぞ」

 

「…まあ、頑張れよ」

 

 

「次の試合は、第六宇宙ヒット選手vs第七宇宙ベジータ選手ー!」

 

「ふん、一瞬で終わらせてやるぜ」

 

「…」

 

「では!試合開始です!」

 

「…すっ」

 

「!!(構えが変わった!!)」

 

「…今の俺のポテンシャルを最大限に引き出すのに必要な構えだと判断したまでだ」

 

「くっ…いいだろう、その上から叩き潰してやる!」

 

「…悪いが、先の戦いで消耗しているのでな…すぐに終わらさせてもらうぞ」ピキンッ

 

 

 

ガガガッ!!

 

時とばしが解除された瞬間、時とばし中のダメージが全てベジータに叩き込まれる

 

「ぬおおっ!?」

 

「はあっ!」スゴッバコッ!

 

「はあああっ!」ズガン!グォンッ!

 

「ぬあっ!ぐあっ!」

 

「だあっ!!」ドスンッ!!!

 

「あ……ぐっ…うお…」

 

「俺の最大の0.3秒…そしてその後の連撃…耐えれるはずがないだろう」

 

「ぐ…う…」バタン

 

「…まだ意識があるか…さすがだな。だがもう無理だろう」

 

「(ま、まける…俺様が…こ、こんな…こんな…!)」

 

 

 

 

「ひ、ヒットの攻撃…全部が急所への攻撃だった…しかも俺たちの見えない時とばしの中でも攻撃してたし…」

 

「べ、ベジータ…」

 

「くっ…」

 

 

 

 

「審判、早く試合を終わらせろ…」

 

「あ!は、はい!」

 

「(くそっ…なぜだ…なぜ動かないんだ…!終わるのか…勝てないのか、俺は…!)」

 

「一応生きてるかどうかの確認を…」

 

「(…違う…俺様が…!この…サイヤ人の王子ベジータ様が……!)」

 

「では!今回の試合の勝者は第六…」

 

「負けるわけがないんだああぁっ!!!」ズトオオオン!!

 

「うわああっ!?」

 

「…まさか、動けるようになるとはな…」

 

「ヒット!勝負だ!」

 

「…いいだろう」

 

「お!おい!もう試合終了だろ!勝ったのはヒットだ!立ってこようと関係は…」

 

「シャンパ様」

 

「ひ、ヒット?」

 

「悪いが…今回の試合の決着は最後までつけさせてもらう」

 

「え?」

 

「かまわないな?」

 

「え…いや…で、でも…うう…わ、わかったよ…」

 

「そ、そのかわり!ちゃんと勝てよ!!勝たなかったらマジで破壊するからな!!」

 

「ああ…悪いな、やかましい破壊神で」

 

「いいや、気にすることはない…さあ、構えろヒット」

 

「ああ」スッ

 

「…」スッ

 

 

 

 

「そ、孫くん!ベジータ、大丈夫なの?!」

 

「わかんねえ…」

 

「か、勝てるの…?」

 

「正直…難しいかも」「そんなことないよ!」

 

「!」

 

「と、トランクス…」

 

「だってパバ、あの攻撃食らっても立ってるんだ!きっとあんなの一撃で倒しちゃうよ!」

 

「トランクス…」

 

「…案外、トランクスの言うことも間違いじゃないかもな」

 

「え?」

 

「あいつ……つかんだぞ…」




よお!俺カミン!あの雰囲気…あれか…?
次回!「深き蒼に輝く王子」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。