ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「っ!?わ、わかった!薬だね!」
今まで棚に保管しておいたボイボイカプセルから、大量の薬を出す
「悪い…」
出された薬を大量に摂取していった
「ちょ、大丈夫…?」
「ああ…なんとかな…」
ギリギリで平静を取り戻せた様子だ
「何があったの?真っ先に僕のところに来たあたり、理性が消し飛んだわけではなさそうだけど…」
「見てわかる通り、俺はスーパーベビー1になった」
「だろうね、肩のでっかい装飾?がその証拠だよ」
「変身した途端、酷い頭痛に襲われてな」
「頭痛か…制御装置が効かなかったのかな…」
「いや、それは多分正常に動いてた。ただ、今回に関しちゃおそらくそれは関係ない」
「関係ないんだ」
「ああ……さっき、俺が俺じゃなくなる…みたいなこと言ったよな、俺」
「うん、どういう意味なの?」
「なんというか…俺とベビー様の意思が混ざってるみたいになってた」
「意思が…混ざる…?」
「俺がベビー様としてこの世界に現れた時、ベビー様の恨みの感情やらなんやらかんやらが頭に入ってきたんだ、あの時みたいな感覚だった…」
「な、なるほど…?」
「今、ベビー様は昏睡状態的な感じになってる」
「うわあ…やばいね…スーパーベビー2まで一気に行きたかったけど、今回は一旦休養を…」
「いや、挟まない」
「え?」
「このままではあいつらとの差は開く一方…ここから先を考えたら、それは後回しにはできない」
「でも…どうなるかわからないんだよ!?」
「今度こそ完全に混ざり切る可能性も捨てきれない…だが、ここで進まなければいけない…!」
「ど、どうしてそこまで…」
「そうだな、お前には見せるべきだろう」
すると一つの映像を持ってきた
「こ、これは…?」
「パラガスを脅すときに、全宇宙を監視装置で〜みたいなホラを吹いたんだ…実際気になって、宇宙に色々調査する奴らを派遣したんだが…これをみろ」
「ん?これは…え!?」
「お前ならやはりわかるか」
「こ、これ…!惑星バンパ……?!」
「ああ、そしてこの星に人間の住んでいる痕跡が発見された」
「そ、それってつまり…」
「ああ…こちらでない方のブロリーが、この世界に存在する」
「ま、まさかって感じだね…どちらも存在するなんて」
「俺も最初見た時は驚いたが、まあ…ここまで無茶苦茶な世界線だ、何があってももう驚かん」
「ええと…つまりこっちのブロリー君にも寄生するの?」
「いいや…こいつは正面から叩き潰してやる、孫悟空やベジータの様にな」
「あくまでも寄生じゃなくて勝利が目的ってこと?」
「ああ、大体そんな感じだ」
「ふーん…なんか、意外とそういうところは頑固だよね」
「俺はあくまでもベビー様の悲願を達成するにが目的だが…ある程度選り好みしたいからな」
「とりあえずわかった、急いでスーパーベビー2になりたいんだね?」
「そうなるな」
「確かリベンジデスボールの気を吸収すればいいんだよね…それなら簡単だけど…どういう副作用が現れるかは想像がつかないからね、僕が側につかせてもらうよ」
「ああ…それでいい、助かるぜ」
こうして、準備が着々と進められて、とうとう変身の時が来た
「よし…行くぞ」
両手を上に上げるカミン、恐ろしい気がどんどん溜まっていく
「…」
覚悟は決まった…行くぞ!
エネルギーを吸収していく、すると
「ぐああああ!ううああああああ!」
苦しみ始めたカミン
「これが例の…!カミン君!しっかり!自分を保って!」
「うぎぐぎぎいいいい!」
苦しい!辛い!悲しい!負のエネルギーが!全てが頭に直接流し込まれるみたいな感覚だ!だが、これを乗り越えねえと…俺に明日はねえ!
「カミン君!!」
「うああああああ!」
サイヤ人を滅ぼす!そこに俺とベビー様の違いはない!だが、俺とベビー様は違うんだ!一つになるわけにはいかない!それに…
これに支配されるのは、もう沢山だ!!
「ぬあああああああ!!」
黒い気がベビーを中心に収縮し…
「…か、カミン君…?」
「…かああああっ!」
一気に放出して、ゆっくりと降りてくる…その姿はまさにスーパーベビー2である
「…カミン君…だよね?」
「…へへっ」
ピッと指を立てた、完全にカミンだ
「よかったーー!正気を保てたんだね!」
「ああ、正直やばかったけど…まあ、ある程度の覚悟と心意気さえあればいけるみたいだな」
「…それじゃあこれからどうする?」
「まずはこのバカみたいに体から溢れるエネルギーを制御しないとな」
「ほへ?」
「えーと…こうすればわかりやすいか」
片手からポンとエネルギー弾を出すと…超巨大なクレーターが出来上がった
「いやあ…ドーピングにドーピングを重ね続けたからだとはいえ、まさかここまでとはな」
よお、俺カミン!スーパーベビー2だ!どうだすごいだろ!
次回「BROLY!」