ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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科学の力で騙し尽くす

「しかしまあ…よく飛んだものだな」

遠くまで吹き飛んでいったガンマ2号を見ている

 

 

「ぐう…!ま、まさか僕が一撃で…!なんて力だ…!」

 

「おい!2号!大丈夫なのか?!応答してくれ!」

 

「ヘド博士…すいません、作戦失敗です…あの悪の首領ベビー…想定以上の実力です」

 

「だ、大丈夫だ!今回はたまたまに決まってる!お前は僕の最高傑作なんだ、自信を持て!」

 

「はい…」

 

「とりあえず一時帰還してこい!修理とか諸々を終わらせる!」

 

「了解…!」

ヘドの研究所に戻って行く2号だった

 

 

「さて…」

視線を下に落とすと、ネージを救出しているメガキャノン部隊達がいた

 

「ネージ、損傷は?」

 

「酷いものはありません…動けます…!」

貸してもらっている肩を振り払いながら言うが…

 

「ぐっ!」

崩れ落ちてしまった

 

「あ!や、やっぱり損傷が酷いじゃないかネージ!無理すんな!」

 

「しかし…ベビー様の前で、これ以上の醜態を晒すわけには…!」

 

「…はあ…」

ため息を吐きながら、崩れ落ちているネージを見下ろしている

 

「うっ…べ、ベビー様…」

 

「フュー、応急処置でもいいからこいつの様子を見てやれ、治せるならそれでいい」

 

「了解!カミン君は何しに行くの?」

 

「ああ言うヒーローはな、手のひらで転がしてやるんだ…フハハ…!」

そういいながらアジトへ向かって行った

 

「ふむ…カミン君も悪役がいたについてきたなぁ…」

 

「行ってしまわれた…」

飛んでいったカミンの背中を見つめているネージ、表情はないが、無念そうにしているのは伝わって来る

 

「…ネージ君、自分でどこの損傷が大きそうかはわかる?」

 

「あ…恐らくあいつの打撃を喰らった箇所が重点的に…全体的にも、ブラスターを受けた損傷がある」

 

「オッケー、多分それくらいなら治せるかな〜…」ポイッ

ボイボイカプセルの中から医療キット…ではなく、メンテナンス用の資材などを取り出した

 

「…申し訳ない、よろしく頼む……」

 

「あ〜、カミン君のことなら心配しなくていいと思うよ?」

 

「へ?」

 

「多分しっかり心配してくれてる、いつも通りのカミン君…まあ、どうやら少し大型の作戦を動かさないといけないから、緊張感を持ってもらう為にあんな感じになってるんじゃないかな?」

壊れた箇所などを補修しつつ話している

 

「そ、そうだったのか…」

 

「カミン君が君たちのこと見捨てたり失望したりなんて、ほぼないようなもんだし心配しないでいいよ〜」

 

「フュー…お前…」

 

「よし、こんなもんかな!」

 

その頃アジトでは

 

「お前ら、今帰ってきたぞ」

 

「おおベビー…ん?メガキャノン部隊達やフューは?」

 

「諸事情で今はネージの治療をしてる…それより、今学者ロボ達はどれくらい動ける?」

 

「今か?大体動けるが…」

 

「分かった…」

 

『学者ロボ達!聞こえるか!」

手元の機械をいじりながら、マイクに話しかける

 

『今俺たちが襲って寄生してきた街のデータを送った!その全ての町に「架空の犯罪者達」のデータを仕込んでくれ!早急に頼む!』

 

言い終わると、学者ロボ達は一斉に稼働を始めた

 

「よし、これで第一段階は終了だな」

 

「ど、どうしたんだいったい」

 

「ガンマ達が動き出した、あいつらをしっかりこちら側につかせる為にも、俺たちが「悪人でない証拠」が欲しいんだ」

 

「なるほど、学者ロボ達に架空の犯罪者達のデータを仕込ませることで、自分たちは善行のために行ったと言う証拠になるのか」

 

「ああ…ただこれだけじゃ弱いかもな…少しパソコン借りるぞ」

 

「ええとそうだな…今まで侵略してきた土地の奴らに向けて…」

 

『なんでもいいから、俺のおかげで平和になりました!みたいな映像データを送れ、本当になんでもいい、急げ』

 

「よし…ここまでやれば…いや、最後の一押しだ」

そう言うと悟空ブラックに瞬間移動させる

 

シュインッ!

 

「ふん、ふんふふー…」

 

「どうも、お久しぶりです銀河王様」

 

「うわあああ!?あ、ベビー君か!?」

正体に気がつく銀河王、こちらの姿の侵略もしているため覚えられていたようだ

 

「ええ、第六宇宙との戦い振りですね…長らく会いに来れず、しかも突然の訪問となってしまい…申し訳ございませんでした」

 

「いやいや!気にしないでくれ、君のような宇宙の恩人が会いにきてくれるだけで嬉しいんだよ!」

 

「そうでしたか…ですがすいません、今もまだ時間の余裕がなくて…写真だけよろしいでしょうか?」

 

「ああ、勿論だとも!他でもない君の頼みだしな!」

 

「ええ、助かります…」

そう言うと、銀河王と握手しながらのツーショット写真を用意したのだった

 

「では、またお会いしましょう…」

 

「ああ!是非ともまたきてくれ!!」

 

よし…これだけ証拠が揃ってるんだ、あいつらなら騙し切れるだろう…

 

 

「行ってしまったか…だが、彼も宇宙の英雄!仕方のないことだろう…」

 

「銀河王様!大変でございます!」

 

「お?いったいどうしたんだ」

 

「こ、こちらの映像を!!」

 

「映像…?なっ!こ、これは…!」

銀河王の見ている映像には、一般人を捕まえて寄生を繰り返すカミンの姿があったのだった




よお、俺カミン…どうだ、頭いいだろう?
次回!「衝突!レッドリボン軍!」
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