ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「どうなっているんだこれは!?」
動揺が全く隠せない銀河王
「よ、よくわかりませんが…恐らく、この謎の液体?を飲ませることで、人間を言いなりにしているのでは…?」
側近も動揺しつつ、状況的に考えられること言っている
「しかしそんな報告は、今まで一切上がってこなかったんだぞ!?」
「私もそこはおかしいと思いましたが…おい!連れてきてくれ!」
「はっ!」
後ろから銀河パトロール隊の1人が連れてこられた
「か、彼は…確か最初にベビー君の活躍を教えてくれた隊員か…?」
「ええ、その通りです」
「ぎ、銀河王様!なぜ私は拘束されているのですか!何も悪いことは…」
「おい、お前…ベビーに何かおかしなことをされなかったか?」
その隊員の話を遮って質問する
「おかしなことだなんて…!私はベビー様と出会って、活躍をこの目で確認したことはあるが…何かされたことなんてあるわけがない!」
「か、彼もこう言っているじゃないか!やはりさっきのは何かの…」
「銀河王様…気がつきませんか?こいつの言動……」
「へ?」
「な、何を言っているんだよ…」
「…なあ、お前…いつからベビーのことを「様」なんてつけて呼んでたんだ?」
「あっ!!」
銀河王も、何かに気が付いたかのような反応をする
「…………」
質問された隊員は、俯いて黙りこくってしまった
「おい!質問に答えてくれ!いったい何が…」
「うるせえんだよ!!」
いきなり声を荒げて怒り出す、拘束をもろともしていない
「?!」「やはり…」
「お前らさっきから聞いていれば、ベビー様に失礼なことばかり!ふざけたこと言ってんじゃねえ!あの人は宇宙の救世主なんだ!あの人についていけば宇宙は救われるんだ!この世の全人類はツフル人になり、この世は平和になるんだ!だからお前達は邪魔なんだ!ベビー様のおつくりになられる新たなる世界には…!」
「はああっ!」
暴れ出そうとした隊員を取り押さえた
「そ、そんな…どうしてこんなことに…」
「どう考えてもあいつの仕業でしょう…この所業が今まで表に出なかったのも、こうやって観測した隊員全てに寄生し、証拠を抹消、有利な情報だけを我々に流していたと思われます」
「彼は…彼は宇宙を救ってくれたんじゃなかったのか…?」
「残念ながら」
「し、しかし…だが……」
「銀河王様、ショックなお気持ちはお察ししますが…ご命令を」
「う……」
「銀河王様!このままでは、この宇宙全てが、あいつに掌握されてしまいますよ!」
「…分かった、できる限りの戦闘者を連れて向かってくれ…」
「了解いたしました…なんとしてでもベビーを捕らえて参ります」
「…はあ、面倒だな…なぜこんなことが必要なんだ?」
「仕方がないでしょう、あいつはこの時空で、あまりにも重要な位置にいてしまってるのよ…」
「さあ、覚悟なさいベビー…前に受けた借りを、たっぷり返してあげるわ……!」
一方その頃地球では
「ベビー…なんだか目まぐるしく動いていたな」
「ああ、色々準備しないとだったからな…でももう一区切りだ、それじゃあ次のフェーズだな…」
「次?」
「ああ、レッドリボン軍に乗り込む…まあ、まだ大ごとにする気はないがな」
「なるほどな」
「リルドを連れて行こう、メガキャノン部隊とフューは現地集合でいいとして…」
「ベビー、少しいいか?」
「ん?なんだよ」
「その作戦、私もついていきたい」
「…はぁ?ミュー?お前がぁ?」
「ああ…ネージを圧倒するほどの技術には興味がある…それに大規模な化学場ならば、データも多いはず…それが取り込めれば、さらなるパワーアップが見込めるぞ」
「なるほどな、まあならば悪くはない…か…だがメガキャノン部隊から離れるなよ?お前じゃ襲われた瞬間終わりだ」
「ああ、分かっているとも」
「よし…それじゃあ司令を送って…じゃあ行くか」
移動を開始、現地で全員合流した
「まさか君が戦場に来たがるなんてねー!意外だな〜」
「まあ、そうだろうな…しかし興味があるのが事実だ」
「まあだろうね、僕も結構気になってるし、一緒に色々データ抜いちゃおうか!」
「ああ、そうするとしよう…我々に目をつけたからには、相応の覚悟をしてもらわなければな…!」
「はいはい、いいから行くぞ…今回は衝突するが、その後一旦退却する…とあるやつと合流する必要があるからな」
「?なるほど…了解しました」
「よし、それでは…引っ掻き回すぞお前ら」
「おーい、異常あるか?」
「いえ!ありません!」
「まあそりゃそうだよなあ、ここを襲おうとする奴らなんているわけないしな〜」
「そうかそうか、ならばここで不意打ちを選んだ俺たちは正解だったわけだな?」
談笑している警備員達に話しかけるナット
「へ?」「は?」
「アームブラスト!」
片腕から強力なエネルギー波を放った
「ぐあああああ!?」
「う、嘘だろ?!き、緊急事態発生!謎の機械軍団が我々の領内に侵入!!」
「機械軍団?人聞が悪いな…我々はネオ・マシンミュータント…上司にもしっかり伝えておくんだな」
よお!俺カミン!レッドリボン軍で適度に暴れたら、その次は…
次回!「解放されるパワー」