ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
青白い気弾はどんどん膨張して強い光を放った…パワーボールであることには間違いない、しかしそれは巨大で光の量も段違いだった…だからこそ、カミンの体を変化させるに至った
「ああああああ…ぬあああああああああ!!」
身体中に毛が生え、顔が変化し…どんどん体が巨大化していく
「これは…!あ、あの時のサイヤ人がやっていた…!」
「大猿……!!」
「ぬううううああああああああ!」ズドン!!
体を思い切り伸ばして着地した、体表は黄金の、大型の猿のような化け物…満月にのみサイヤ人の変身する…大猿である
「まずい!大猿は理性を失って暴れ…」
「舐めるなピッコロ…」
「なっ!?」
大猿になったカミンから声が聞こえてきた
「こんなサイヤ人のふざけた力を制御できないなど、俺をみくびりすぎだ…!」
「ベビー……お前…」
「さぁて…セルマックス…」
「ぐううう!」
睨みつけてくるセルマックスを睨み返しつつ
「お前を分子…いや、原子一つ残らずバラバラに分解してやろう…そして」
「…地獄でミューに土下座でもするんだな」
「ぐおおおおおおお!」
大猿化したカミンに殴りかかるセルマックス
「ぬあああっ!」ガッ!
殴りかかってきた腕を受け止めて握りしめる
「ぬおおお!?」
「どうしたぁ…?そんな驚いた表情をして…!化け物のくせに、自分以上のパワーが…怖いのか!!」
そのままセルマックスを地面に叩きつけた
「がああっ!!」
「はああ!」
地面に倒れているセルマックスを殴りまくる
「ぬおおおおお!」
ダメージに叫ぶセルマックス
「はああああ!」
両腕でを叩きつけると、火柱が上がってセルマックスの身を焼いた
「す、凄いパワーだ…!」
「一人でセルマックスの野郎を圧倒してやがる…」
「ベビー様!!お願いします!ミュー様の、ミュー様の仇を取ってください!!」
「カミン君…!」
「ぐ…うう…ぐおおおお!」
また立ち上がるセルマックス、するとカミンは少し距離を取っていた
「ぐうう…?」
「…さあて……いくぜ
「はああ!」
今度は気弾を放ちながらセルマックスに近づいていく
「ぐう!ぐぎぎぎ…!」
攻撃をガードしているセルマックス
「ぬああああああああ!」
さらに気弾の連射速度を上げつつ近づく
「ぐ、ぐおおおお!」
ガードが少しずつ崩れてきた
「はああああ!」
そのまま吹き飛ばす
「ぐおおおお!」
「いくぞ…粉々に打ち砕いてやる…!!」
片手に緑色の気弾を貯める
「スーパー…ギガンティックミーティア!!!」
超高威力なギガンティックミーティア、それを大猿で放つ…威力は強大だった
「がっ!グアアアアアアア!ぬううう…うおおおおおおおお!」
なんとか抑え込もうとしていたようだが、とうとう片腕ごとやられた
「があああああああああ!!」
「辛いか?苦しいか?貴様はもっとそれを味わうんだよ…!」
「ぐ、ぐううううう!」
セルマックスの目つきはさっきまでとは打って変わっている、目の前の存在を、自分よりも上な存在だと認識して、憎み、恐れているのである
「ぶああああああああああああああ!!」
今度はタックルを喰らわせようとするが
「ぬあああああああ!」
口から出す火炎放射のような攻撃で吹き飛ばされた
「があああああああ!」
「ククッ…どうだ?俺にやられる気分は……うっ…!」
まずい…大猿化が解ける…!ブルマのブルーツ波装置よりかは格段に弱い、受け続けてもずっと変身すると言うわけにはいかないか…!
「…もう少し楽しもうかと思ったが、そうもいかないようだな…終わらせてやる…!」
浮かび上がって両手を上に上げるカミン
「ぐううう…!」
セルマックスも同じように、残った片腕を上げて宇宙の外まで届くような気弾を生成・濃縮した
「……すべての、サイヤ人を恨む俺の部下達よ…!パワーをよこせ…!!」
すると大量のエネルギーが集まってくる、いつもの状態なら保てないほどの圧倒的なエネルギー量も、今の状態なら耐え切ることができる
「…………」
セルマックスを見下すカミン、緑黒の恐ろしい気弾が見えるが、心はいたって冷静だった
「さあ、喜べ…俺の、この俺の腕で…貴様を地獄に叩き落としてやる!!」
「ぐあおおおおおおお!!」
「リベンジデスボール・ファイナル!!」
超大型となったリベンジデスボールを投げる、セルマックスも負けじと気弾を放つ…競り合っているように見える、しかしすぐに
「さあ…お別れだ!クズの機械がああアアアアア!!」
「お、おがっ、うううおおお…ぬおおおおおおおおおおお!!」
セルマックスの気弾を飲み込み、大きな爆発が巻き起こった
「…はあ…はあ…」
するとカミンの体が少しずつ縮んでいき、最終的には元のサイズに戻ってしまうのだった
よお、俺カミン…はあ…十分だ
次回「絆で穿て、最悪を!!」