ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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貫く正義 背かぬ悪意

「い、一緒に?」

驚きを隠せないかのように、1号の言ったことをオウム返しする

 

「ああ、その通りだ」

 

「で、でも…失敗したら取り返しが!」

 

「それはお前だけでも同じことだ、私はお前抜きであいつに勝てるとは思っていない」

 

「え?!」

 

「…良いからやるぞ、これが私たちの最後の任務になるかもしれないんだからな」

 

「1号…OK、ちなみに細かい作戦は?」

 

「お前なら合わせられるだろう」

 

「うわっ!めっちゃ信頼されてる!いいよ、合わせて見せるさ!」

 

「相変わらず騒がしいな、お前は」

 

こんな会話をしながら、リルドの方を向く

 

「作戦会議は終わったか」

 

「ああ、大体ね…」

 

「…………ここからは、私も本気で行く…覚悟しろよ」

 

「こっちだって本気さ!」

 

「はあああああああああ!」「うおおおおおおおおお!!」

力を込めて出力を上げる、1号は赤、2号は青い気に包まれている

 

「エネルギー消費量を引き上げてパワーアップを図るか…長くは持たんぞ?」

 

「上等!その隙に倒してやる!はああああ!」

2号がリルドに突撃して行く

 

「ぬっ…!!」ガンッ!

ぶつかる鈍い音が響くが

 

「うおおおおおおおお!」グググググ!

 

「ぐ…う…!」ズズズ…

少しずつリルドを押して行っている、やはり凄まじいパワーアップをしているようだ

 

「なるほどな…このパワー、確かに勝算はありそうだ…!」

 

「1号!!」

2号が叫ぶ

 

「っ!」バッ!

その声を聞いて上を見上げると

 

「食らえっ!はああああ!」

真上からガンマ1号が蹴り込んでくる

 

「ぐああっ!」

流石に吹き飛ばされてしまったリルド

 

「このまま行くぞ!」「了解!!」

2人は飛び回りながらリルドに銃撃を当てる

 

「ぐうう…(先程までとは比べ物にならない力…こんな戦法でも私にダメージは蓄積される…しかし、私にもまだ切り札はある!)」

するとリルドは片手にエネルギーを貯める

 

「っ!?(なんだ!何かエネルギーを貯めて…)」

 

「先に言っておこう」

 

「?」

 

「この俺を本気にさせたのは、まずいことだったとな…」

 

「なっ!?」

ガードの姿勢を取ろうとする2人

 

「デッドリー…フルメタルニードル!!」ジャジャジャジャ!!

リルドが気を貯めた腕を振るうと、無数の針のようなエネルギー弾が大量に発射される

 

「「ぐあああああ!?」」

2人には大きなダメージが入った

 

「デッドリーフルメタルニードル…まさか本当に使うことになるとはな…強かったと認めるぞ、ガンマ達」

 

「(やはり破壊は惜しいな、仕方ないが…)」

そう考えていると

 

ぐらっ…

 

「…」

音のする方に視線を向けると

 

「はあ…はあ…」「本当にスクラップになるかと思ったよ…」

 

「あくまでも、諦めないつもりか」

 

「勿論、何度も言ってるだろ?正義は悪には負けない!僕達はその正義を貫く!」

 

「そうか…ならば、私は…貴様らの言う「悪」には背かない…全力で倒す」

 

「…行くぞ二号!」「ああ、限界突破を超えた限界突破だ!!」

するとさらに出力を上げて、リルドに突っ込んでいく!!

 

「(私は、悪に背かない…だからこそ、全力を尽くすのだ…いくら後ろ指を刺される結果になろうと、な)」ドゥロン

 

「なっ!?」「あっ!!」

なんとリルドは、液状化して2人の突撃を回避した

 

「(ま、まさか…まさかあんな能力を隠し持っていたとは…!)」

1号は後悔を抱く、最後の賭けとも言える一撃だったからだ

 

「(くっ…これを外してしまった以上、方向転換中の隙を突かれてしまうの確定している…やってしまっ…)」

 

「1号!!僕を蹴り飛ばせ!!!」「?!」

1号の後悔の感情を吹き飛ばしてしまうように、2号の叫びが耳に入ってくる…思考より先に体は動いた

 

「ぬああああああ!」ドガッ!!

1号は力の限り2号を反対側に蹴り飛ばした、そのまま突撃て行く2号、逆に1号は蹴り飛ばした反動で急ブレーキがかかって即方向転換した

 

「なっ!?ぐおおおおおおおお!!!」

リルドも完全に予想していなかった事態、モロに喰らいってしまう

 

「うおおおおおおおおお!ぬあああああああああああああ!!」

限界ギリギリまで出力を振り絞る2号、このままでは体ごと崩壊してしまう可能性もある

 

「(それでも良い!だからありったけで倒すんだ!僕が!僕がやらなきゃ…)」

 

「はああああああああ!」

すると隣から1号も突撃してきた

 

「い、1号!」「お前の出した出力に合わせる!いけるぞ!!一気に決め切る!!」

 

「…うん!うん!!うおおおおおおお!」

「はあああああああああ!」

 

「「でりゃあああああああああ!!」」

 

「ぐああっ…ああああああ……!(ベビー様…ベビー様ぁ……)」

 

「ベビー様ーーーー!!!」

 

ズドカーーーーン………




次回「正義と悪と」
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