ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「ふう…なんとかあの悲惨な現場から少しは離れられたな…」
まったく…あの時の悟空のあれ、マジで爆弾じゃねえかよ…知られたら俺まで被害被るとか、マジで御免だぜ…
「ん…?あれは…あ!おーい!!」
「うおっ…今度はなんだよいったい…って、キャベ」
「どうも、ベビーさん!」
「お前もあの泥沼状態から逃げてきたのか?」
「あ、あはは…まあ、そんなところです」
「ありゃ地獄だったからな…逃げるが吉だぜ、マジで」
「…その、ベビーさん」
「ん?なんだよ」
「その…ありがとうございました、あの時…わざとだったんですよね、俺に酷いことを言ったりしたのは」
「え?いや…へへ…まあ…そんな感じ…?」
半分くらいは、憂さ晴らしだったんだけどな…まあ、キャベの超サイヤ人化のついでに、ちょ〜っとだけストレス発散しようとしただけだし…許されるよな?
「あなたのおかげで…はあっ!」ドゥオン!
「うおっ?!」
「この……この姿になれるようになりました」
「お、おお…もう自由になれるのか…あ…後それ、超サイヤ人って言うんだ」
「超サイヤ人…なるほど…」
「ああ、お前も修行すれば、悟空とかベジータみたいな姿にもなれると思うぞ?」
「そうですか…」
「ああ、頑張ってればいつか、な?」
「…その…」
「ん?」
「ベビーさんみたいな姿になるのも…できるんでしょうか…?」
「え?お、俺?俺みたいって…これか?」ドゥオン!
超サイヤ人(青髪)になるベビー
「それです」
「いや〜…ちょっとこれは…厳しいかも…」
「そ、そうですか…」
「うっ…」
お、落ち込んでやがる…でもなあ、流石にブロリーの変身はなあ…ケールは緑髪の方に離れたけど…この青髪だけマジで謎の変身だからな…
「ま、まあ元気出せよ!これより、ベジータ達みたいなブルーの方が強いしな!」
「そ、そう言えば!お前、俺の技を何個か真似てたよな!」
「はい…あの、戻ってくる気弾と…ギガンティッククラスターを…」
「すごいよな〜…一朝一夕でできるような代物じゃないはずなんだけどなあ…特にリベンジショットは」
「あ、ありがとうございます」
「…そう言えば、お前の宇宙には俺の故郷…惑星プラントも残ってんのかな」
「それは…どうでしょう、こちらの方の地球はもう壊滅してるようですし…」
「流石にツフル人は大丈夫だと思いたいんだけどな〜…頭いいし」
「まあでも、別にそっちにツフル人がいるとは限らねえか…」
「てかいいよなあ、第六宇宙のサイヤ人は気性が穏やかでさあ…」
「こっちのサイヤ人ときたらさあ…せっかく俺たちツフル人が、移住許可して、文明も取り入れさせてやったのにさあ…反乱ってなんだよ〜〜…あ〜あ、こっちのサイヤ人が全員キャベみたいだったらよかったのになあ…」
「でも、それだと俺が生まれないか…いやでも、生まれない方がいっかあ…俺なんて」
(おいコラ)
まあ、俺もといベビー様って、結局サイヤ人反乱の悲劇の塊ですからねえ…
「そうなるとどうなってたのかなあ、フリーザに星ごと消されない可能性もあるのかなあ」
「フリーザ?」
「ん?ああ、そうか…ええっとフリーザは…フロストみたいな見た目の悪いやつだ」
「フロストみたいな…」
「そう、マジでフロスト、あのツルツルしてる部分の色変えただけみたいなもん」
「あいつは悪いやつだぞ〜ほんと…まあ、今はもう死んでるんだけどな!」
「ええ…」
「ふああ…そろそろあの争いも終わったかな…戻るか、キャベ」
「え!あ、はい!」
「んじゃまあ…元気でな、お前みたいに真面目なら、すぐにブルーにでもなんでもなれるさ」
「あ…そ、その、ベビーさん!いえ、ベビー師匠!」
「ん?!?!」
師匠!?俺師匠!?いや、確かにベジータの活躍シーン全部持ってったけど、師匠呼びまで行くかね!?
「お、俺!こっちの宇宙で探してみます!惑星プラント!」
「!!」
「だからその…見つかったら、いつか一緒に行きましょう!」
「………はは…」
「いいぞ、じゃあ、またいつか会わないとな…お前とは」
「はい!!」
…いや〜やっぱりキャベはいいやつですねえ…
(…ふん)
ベビー様も少しは毒気抜かれました?
(やかましい)
本当、サイヤ人ってこと以外、あいつらとの共通点ないですよねえ
…で、それはそれとしてですね、ベビー様
(なんだよ)
今思い出したんですけど…ツフル人がいるのって…
第六宇宙じゃなくて…第二宇宙でした…
(……)
………
(お前一回キャベにしばかれろ)
キャベ、やっぱり師匠は俺じゃない方がいいと思うな…
「よお、まだやってるか?」
「あっ!ベビーお前!なんで悟空のこと止めなかったんだ!」
「えっ!?な、何故それを」
「悟空が言った」
「おいコラ!?」
「へ、へへ…」
「お前が止めればこうはならなかったのかもしれないんだぞ!?」
「え?あ、結局ヒットが仙豆食っちゃったんですね」
「そうだよ!!」
「まあ…しょうがないじゃないですかあ、俺じゃ逆立ちしても悟空に勝てないですもん」
「もー!頼りない奴らだな!!」
よお!俺カミン!とりあえず、悟空vsヒットを見守りますかねえ…
次回!「限界を越える奥の手!」